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毎日更新!LuckyDuckyDiary

いらっしゃいませ。毎朝6時には更新します。さっくり読んでいってください。コメントくださった方はリンクさせてください、相互リンク歓迎、リンクがダメな方は連絡お願いします。

電車でGOだったら

車社会のアメリカだけれども、一応、電車もある。長距離のアムトラックのほか、大都市には地下鉄もある。

最近ちょっと、その地下鉄を利用する機会があった。

まず、止まる位置がはっきりしないので、みんなてんでんばらばらにホームで待って、近いドアから適当に乗る。それほど混んでなかったので、手すりにつかまって立つ。

 スピードが上がるたびに、ぐっ!と揺れる。前につんのめるような感じ。
 そして、止まるときが、キーーーーっ! がっくん!!!と止まる。どの駅でもそれ。

 うわーーーーっ(前のめり)っと、がっくん、と揺り戻しが来るので、おおっと!ってなるので、本気でこれはどこかをつかんで置かないと危ない感じ。事故でも何でもない、駅に停車する時にそれ??

 ええ、酔いました。学生時代に毎日電車で通学していたし、乗り換えも、地下鉄も、ぎゅうぎゅうすし詰めの電車も全部日本で経験済みだけど、ここまで揺れるのは初体験。なんじゃこれーーーーっあーーー!がっくん(おっとっと)。ってこの感じ、どこかで…と思い出した。

 電車でGOだ。それも私がプレイしたら最初は特にこういう感じだった。私は特殊コントローラ物が好きで、実はプレイステーションの電車でGOコントローラも持っていたのだけれども、こーれーが、難しい。ホームの停止線ピッタリに、なんてとてもじゃないけど止まりゃしない。
 電車というのは、制動をかけてから、止まるまで結構距離が要る…というのを頭で知ってはいても、滑らかにブレーキを掛けながら止まるのは、本当に難しかった。

 「あーーーっ通り過ぎちゃうー!ええい、ブレーキっ!」
…とやるともちろん、がっくん!ってなって、乗客は怒るし、評価は下がるし、危ない!というマークは出るし…たとえ停止線ぎりぎりで停止出来たとしても、ひどい評価が出るのだけれども、つまりこの、ぎゅーーーっがったんっ!という止まり方はそれだった。

 この「電車でGO」、アーケード版もあった。これを、電鉄会社に勤めている友達にやってもらうと、そりゃもう、すごい高得点が出るんだけど(会社に、シミュレータがあって、非常事態に備えて、いろいろと練習するらしい)、教えてもらいながらやっても、なかなかうまくいかない。「肩をたたいてもらってそのタイミングでブレーキをかけ始めて…」とか、やってみてもピッタリにはならない。ホームを通り過ぎる事故は減ったけれどその程度。

 何度も見せてもらったけど、結局ピッタリには一度も出来なかった。

 車の運転がうまいヘタを経験する人は日本でも結構いると思う。でも、電車の運転が下手だと、こうなるんだ…というのは、電鉄会社の教官でもない限り、あんまり経験する人はいないんじゃないかなあ。

 ちなみに、帰りの地下鉄は、そこまではひどくなかったので、なんとか酔わずに帰れた。やっぱり朝に乗った運転手さんは、特に下手だったのだと思う。

アメリカの給食

息子が通う小学校の給食は、メインが1つ、それから「ベジタブルが2つ」というのが一応のふれこみ。

お父さん、お母さんがランチタイムに学校に行って、一緒に食べるのは「いつでも」出来るらしい。

息子が、来てほしいというので、夫がチャレンジしてみた。

メニューは、「チキンナゲット」がメインだった。

 サイドディッシュは、コーンとフライドポテトだったそうだ。
えーーー。野菜ー?そうなるのか…ちなみに、息子によると、生のニンジンスティックが選べる時もあるそうだけどもさ。
 フライドポテトは、野菜なの?いや、まあそりゃ、八百屋さんにじゃがいも売ってるよ?売ってるけど…。

 ピザに塗ってある「トマトソース」を野菜1品目に数えるという冗談が(多分冗談だと思うけど)あるアメリカのこと、こういう分け方になっているのもしょうがないかとは思うけど、1週間に2回はピザが出る給食、野菜がポテトフライでは、太る子が出るわけだよねえ。息子には、飲み物は牛乳限定にしているけれど、甘いソーダ類も買えるみたいだし。日本の給食が、バランスとかを考えたりしているのを見ていると、アメリカで健康な食生活をする大人になるというのは、とてもハードルが高くなりそう。

 アメリカの、特に古い新聞雑誌広告の本をこないだ図書館で見たのだけれど、たばこや、化粧品のほか、便秘薬の広告がやたら多かったのがなぜかわかる気がする。

 こんな食生活していれば、そりゃまあ、出ないよねえ、うん…。確か、昔、私が通っていた小学校では、献立表に材料がかいてあった。食品群が3つに分けてあって、赤(魚、肉とか)緑(野菜類)それから黄色(米とか、パンとか)に分かれていて、確かじゃがいもは「黄色」だったはず…?
 すごーく昔の記憶だから定かじゃないけど、ジャガイモは「野菜」とは数えなかったと思う。多分、トウモロコシも「穀類」と分類しているのではなかったかなあ。

アメリカの食育というものはどーなってるんだろう、ね。


消しゴム

私が初めて渡米留学した1990年代後半、通ったアメリカの大学の売店にはピンクの「ゴム」の消しゴムしかなかった。

 日本で「ゴム」の消しゴムというと私と同年代の人は多分、半分が白のゴム、半分がグレーの砂消しゴムになったものを思い浮かべるのではないだろうか。つまり、あの消しゴムの、白いほうだけだと思ってもらえるといい。あれで、わら半紙のプリントをこするとかなりの確率で破れるのだが、「ペンでも消える」というのに魅力を覚えたクラスの男子が教科書の文字を一生懸命こすって消えたかどうだか、というのをやっていたのを思い出す。当時、小学校4年生、いや、5年生か…。男子だなあ。

当時昭和の女の子たちはみんな、かわいいプラスチック消しゴムを使っていた。金太郎飴のように、赤いハートが白い外側のゴムの中に埋まったのとか、切っても切ってもキティちゃんとか、プラスチック製のケースに入っていて、キャップがついたのとか、カバーの後ろにブラシが付いたのとか…。


 話は戻って、アメリカの消しゴム、特に20年前は本当に消えにくかった。ノートはボールペンで取って、間違ったところは線を引いて消すという方法が、スタンダードという状態だったのだけれど、私はノートをボールペンで取るのが何だかいやで、結局シャーペンと消しゴム。当時、探し回ってなんとか見つけたのが、ステッドラーのプラスチック消しゴム。これは日本のと同じようにちゃんと消えた。
 画材コーナーで、大きいのを買って、切ってカバーを付け直して愛用した。

 

今、小学生の親となって、アメリカに来て思ったのだけれど、プラスチック消しゴムが、すごく増えている。
 私も夫も警戒して、トンボMONOの消しゴムをたくさん持ってきていたのだけれど、あんまり必要なかったかも?
 この画像のキャップ消しゴムは、日本のアマゾンの画像を拝借。「鉛筆につける消しゴム」と検索したら、なんとこれが出る。この「Staples」というのは、こっちでオフィス用品を売っているお店の名前に、このロゴのものがあるから、多分そのオフィス用品店のストアブランドを輸入して売っているとみた。

 この消しゴム、小学校で「絶対持ってくるもの」のリストに入っていた。鉛筆の後ろにつける消しゴム、と。多分、落としたりしないから便利なんだろうね。これも、昔はピンクのゴムで出来たのばっかりで、学校の売店にあったのを試したら、案の定それほど消えなかったので2度と買わなかったけど、今、日本のレビューを見ても「よく消えます」って。材質が、プラスチックになったんだね!

 ちなみに、今回息子に持たせたキャップ型消しゴムは「Pentel」のだった。ぺんてるはアメリカにも進出していて、シャーペンとか、ボールペン、それからこの消しゴムなんかは買える。もしアメリカのを買って、消えなかったら…と思ったので、ぺんてるは、値段的にアメリカのものの倍したけれども、よく消えそう、と思ってそうした。(色は白しかなかったが、確かにとてもよく消えた)


 バレンタインだの、クリスマスだの、ちょっとしたプレゼントをもらってくるような日に鉛筆と消しゴムをもらうこともあったけれど、消しゴムはもう、プラスチックのばっかり。

 荷物を少しずつ整理しながら、「もうゴムのなんか見ないね」と夫としみじみした。こういうのってニュースにもなったりしないけど、この20年ぐらいで、入れ替わったんだねえ、そりゃ…消え方が違うもの。
 どの分野にも、「今まで使っていたものの方がいい」という人はいると思うけど、さすがに使い心地がここまで違うと、古いのを使い続ける人って、いなくなるんだろうな。消耗品だし。(ちなみに、一番上の画像のPink Pearlは、まだ買える。メーカーも危機感があったらしく、白い「white pearl」というのを発売していて、そっちはプラ消しゴムらしい)

 前まで、留学するんだけど、何を持っていったらいい?という質問には、学生さんなら、鉛筆を使うなら、鉛筆、それからプラスチック消しゴム、細いボールペンがいいなら、ボールペンと替え芯、シャーペンの芯、と答えていたが、今なら、消しゴムはいらないな。あと、ぺんてるの芯が買えるから、0.5以上の太さのものを使うなら、持って行かなくてもいいと思う。(0.3以下はアメリカには、ないので注意)
 時は経つ、時代が変わる…。見えないところ、小さいところ、ちょっとしたもの。
ちなみに、アメリカ文化博物館には、消しゴムが展示されていて、このピンクの消しゴムに、「I don't make misteaks」とか書いたのがあって、息子は大ウケだった。

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今日のどうぶつの森
1日にはぼんぼりがお店にあった。
2日はお店が改装でお休み。
3日に、行ったら、やっぱりぼんぼり。
 うわーん。おひなさま、買えなかったーーーーー。来年だな…。
お店はホームセンターになった。これ、グレースのファッションチェックをやらないとデパートにならないらしいんだけど、3カ月ぐらいたつのに、まだ一度もグレースを見かけていない。私はおしゃれじゃないからな…。グレースはうちの村を避けているのだ、多分。

昔は、他の人に来てもらって買い物をしてもらったらそれでデパートになったのに…。(だから2村あると、一人で出来たのに)

パンナコッタ

甘くて、やわらかくて、冷たくて・・・・そして技術のいらないデザートが食べたい。

この場合、日本だとコンビニへ走っていけばいい。チーズケーキ、シュークリーム、ロールケーキ…クリームとイチゴが入ったなんとか、とか、モンブランどうとか、とか、あんみつや、わらびもち、プリンなんかもう、何種類あることか、というぐらい手に入る。

自分で作らなくても、大丈夫。

だけど、アメリカだと、そういうものはあまり売られて…いや、いるんだよ、冷凍チーズケーキとかもある。でも、甘いんだな…。パフパフしたケーキに、やわらかそうなクリームが入ったお菓子も、箱入りで売っているけど、これがまた、甘い。マフィンも、カップケーキも、どれもこれも。

 アイスクリームは大概大丈夫で、ゼリーは味によってはいけるというのは今までもこのブログに書いた。

 ゼリーを作りながら、そういやあ、こういう感じのデザートで、ブラマンジェっつのがあったな…。イチゴでも添えたらおいしいかな…と思って検索したら、代わりに、「パンナコッタ」が出た。違いはなんじゃ、と思ったら、香りづけの違いは無視するとすれば、牛乳を固めたのが、ブラマンジェ、生クリームを固めたのがパンナコッタ…みたいだということがわかった。

 アメリカの乳製品は、日本に比べると安い。近所のスーパーの生クリームのパックはなんと、1パイント、つまり大体500mlで、1.5ドルぐらい。高いのは3ドルぐらいで結構乳脂肪分が多い。日本だと398円クラスで量は200mlぐらいだろうか。

 本格イタリアンの作り方は、「煮詰める」のだそうだが、レシピに乗っているのはゼラチンで固めるのばっかり。
 材料は牛乳250mlと、生クリーム250ml、砂糖50g、ゼラチン5g。
分量外の水でふやかしたゼラチンを、温めた砂糖入り牛乳にとかして、そこへ冷たいままの生クリームを入れて混ぜて冷やせばOK。大丈夫、もうゼリーは最近さんざん作ったから、これは失敗しない。

 技術が要らなくて、甘くて、冷たくて、濃厚で、おいしかった。
 アメリカの酸っぱすぎるイチゴに、くずしてのせたら、とてもいい感じだった。日本だと、生クリーム高いな、とか思って作らない感じがするから、日本帰るまでにもう一回作ろう。

 夫、息子にも好評だった。

室内ブリザード

私は、ほとんど雪の降らない場所で育った。転勤で初めて北海道で冬を過ごすことになったとき、風にあおられた雪が地面から吹き飛ばされて、空から雪が降っているのでもないのに、周りは真っ白、前も見えない…という「地吹雪」というものを初めて見た。

  冷たい風。白いけむりのように、吹き付けてくる冷気。

 ぱたん、とドアを閉めた。 だめだ…。寒い。

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 玄関ドアじゃない、これは冷凍庫のドア。でも、札幌にいた時を思い出した。

 「どうしたの?」 
 「寒い。ワッフル食べようと思ったのに、箱が開いてなかった」
 「着替えてきたらどう?、箱、あけておいてあげる。今日は寒いよ、本当に」

…というので着替えに行って、服を着こんだ。

 アメリカの冷蔵庫って、こう、なんていうのか昔風?開けたら、ブリザードーーーーっ。という感じ。ぶわっと白い冷気が吹き付ける。 新しい冷凍ワッフルの箱のふたをあけて、1枚朝ごはんに、と思ったのだけれど、一瞬でやる気がなくなった。

 こういう冷凍庫の冷蔵庫って、パワフルなのかもしれないけど…。
 
 ワッフルの箱は、あけて、中のビニール袋も口をあけてあった。トースターに1枚、かけておいてくれればいいのに、ってのは、ちょっと無理か。 
 夏はそんなこと、全然ないんだけど、外気温によって、この違い。そしてちょっとパワフルすぎるその送風機能。なぜ、そこまでドアが開いている時にパワフルに風が吹かないといけないのか…。中に吹雪が吹き荒れるのは、ドアが閉まってからでいいのにねえ。
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今日の手作りはこれ。
アマゾンで、ビーズを買ったら、おすすめのところに、こういう形のペンダントヘッドが出てきた。かわいかったので、もしかして手作りできないかなあ…と思っていたら、図書館で借りた本に、作り方が!!参考にして作ってみた。

このモチーフは「Tree of life」と言われるものみたいで、【アマゾンには、すごいバリエーションがあった】。針金がちょっと太かったので、それほど格好良く出来なかったけど、ビーズも針金も余ったから、もっと作って練習しようかな。直径は3センチぐらいだけど、アマゾンに売ってるのは4センチ半ってところ。大きい方が、作りやすいだろうけど、小さい方がかわいいか…。


スタートレック50周年

2016年は、SFテレビドラマ、スタートレックの放映開始50周年らしい。本屋さんで特集雑誌を何種類も見た。
この番組は、大変コアなファンがどっさりいる。テレビドラマとして始まったが、そのあと映画も何本も出ているし、シリーズもいくつも出ていて、アメリカのテレビでは再放送につぐ、再放送。エピソードの順番が前後するのがなんだけれど、90年代には、全てのシリーズがテレビで見られるぐらい、繰り返し、繰り返しかかっていた。

 私が住んでいた地域ではやらなかったが、日本でもこれをローカルで深夜で流していた地方があったらしく、日本にも一定数、ファンがいる。ちなみに、アニメもある。

 一番最初の、つまり50周年になったシリーズは、1966年放映。「宇宙、それは最後のフロンティア…」という出だしで、始まるこのドラマは、未来の宇宙時代を舞台にしているので、今の私たちから見れば、何のこともない、スペースオペラ…みたいに見えるのだけれど、実は1966年当時は、ものすごーーーく画期的だったらしい。

 まず、通信士として、黒人女性が採用されている。それまで、アメリカのドラマでは、黒人女性の役割というとまず、メイド。メイド役ではない上、5人かそこらしかいない、メインキャラクターだというのは、画期的…というか、ありえないことだった。つまり宇宙船の通信や、コンピュータを扱う技術職として描かれている「女性」で、なおかつ「Colored」というのは、驚きの配役だった。

 NASAの訓練に応募する黒人が出た…というのはこの役の影響だというぐらいで、当時はそんなものに応募「できると思っていた黒人」も、「できると思っていた女性」もいなかったのが、アメリカ社会だった。そういう仕事は白人男性のもの…という風潮がまだまだ、強かった。ちなみに、当時の人権運動家だったマーティン・ルーサー・キングの息子さんも、スタートレックの黒人女性通信士ウフラの大ファンだったらしく、それほど最初は売れなかったこのシリーズから、抜けて、いいオファーのあった舞台の仕事に移ろうとしたのを、アメリカの将来のために、黒人の子供たちのために残ってくれ、と説得したという話が残っている。

日本で知られている人でいうと、ウーピー・ゴールドバーグも、このドラマをみて、「ドラマに、メイドじゃない黒人女性が!!」とびっくりして、そして影響を受けた、とインタビューに答えていたのを昔テレビで見たことがある。
 エピソードの中には、カーク船長が、ウフラの頬にキスする場面とかもある。60年代、70年代のテレビでは、インターレイシャル、つまり人種の違うカップルのキスシーンというのは、「しないもの」とされていたらしい。唇と唇ではなかったが、それでも、テレビ局には抗議がガンガン来たという話だった。

 黒人で、女性…のウフラのほかにも、スールー(日本ではカトウだったらしい)も、東洋人(俳優さんは日系)。これも、「庭師ではない東洋人」の役はとても珍しかったらしい。つまり、当時のアメリカでは、白人男性が主人公、ヒロイン白人女性、庭師は東洋人、メイドが黒人女性、運転手は黒人男性という配役が当たり前。それを覆して、そして異星人までプラスして、未来は、人種差別のない世界なのだ…ということを見せたのは、とても素晴らしいことだった。

 SF設定のスペースオペラ、最初の方は視聴率が上がらず、シーズン3ぐらいで取りやめ?となったが、熱心なファンレターによって、次のシーズンもやることになった…とか、最初の方はもうぎりぎりだったが、結局、人気が出て、今も再放送がかかるんだもの、何が人気が出るかわからないものだと思う。

 見方を変えれば、ほかの星に異星人がいるのなら、ただ、皮膚の色が違うことだけで、それほど違いが出るものなのか?というのが、その世界観。毎日、皮膚の色で差別される暮らしをしていれば、それがどんなに助けになることか…。未来、そしてグローバル…は地球上ではない。この広い、まだ発見されていない大きな宇宙すべてが、「世界」であり、地球で暮らしている自分たちが皮膚の色でお互いを差別しあっているのなんて、ばかばかしいことだ…と思えるきっかけになるとしたら、やはり、このドラマは、時代を変える力があった。

 「皮膚の色ではなく、どんな人間であるかということによって、評価されることを」
これだけのこと。これだけのことが、どんなに難しいか…。それが60年代、70年代。能力があっても、皮膚の色が違うだけで、つける職業が違った時代。

 そして、女性であるということだけで、能力があっても、選ばれないということも。

 今…。トランプが当選して、白人至上主義的発言が、あちこちで聞かれるようになった。仕事が満足にないのは、移民のせい。そして、優遇されている黒人のせい。それさえなければ、「俺たち」はいい生活ができる。そう本気で思っている人がいる。女性初の大統領が出てくれば、ガラスの天井が、なくなるのではないか…。男女賃金格差が、減るのではないかという望みをもって、ヒラリーを応援していた人たちのがっかりは、この、スタートレックが押し広げてきた、平等への道を、せばめられたところにある。

まだ、理想実現には程遠いが、スタートレック放映当時の違和感はなくなっているはず。人種間の結婚も、当時よりは多くなっているし、非白人の大統領も実現した。
  性別や、皮膚の色や、出身がどこか…というようなことは、「地球出身である」でひとくくりにされる世界を、誰かが夢見た。それが、スタートレック。50周年、おめでとう。(いや、今年は51周年か)
 

カムフラージュ+ケーキ

アメリカにいる期間も、もう少し…。ということで、アメリカにいないと食べられないものって何かあるかなあ。と私はスーパーの棚を眺めて歩いた。多分、これは日本だと食べない。と確信した第一号はこれ。

 カムフラージュ柄のケーキが焼けるインスタントケーキの素。つまりどうやって作るかというと、ケーキの素をまず作って、いくつかにわけてから色素を投入、ケーキ型に適当に詰めてから焼くとこうなる(はず)。水だけいれたら出来るインスタントケーキの素は各種あるけど、これは確かに、なんていうか、色が。(画像はアマゾンからの借り物)

 色素を入れないケーキというものは、卵が入っているレシピが多いから、薄い黄色に焼けるのが多分普通だと思う。ココアの粉を入れたら、茶色に。小麦粉が、種類によっては薄茶色いのもあるし、トウモロコシの粉には黄色いのもあるから、そういう色に焼けるのもある。卵の黄身がはいっていなければ、白く焼けるのも、ありだと思うけれど…。

 日本で、ココア以外の違う色のをみたことあるとしたら、抹茶が入った薄緑、それからイチゴ味というふれこみで、色素を入れたピンクの、それからかぼちゃ入りの黄色っぽいのと、紫イモの入った薄い紫色。

どっちにしても、色が薄いが、アメリカのは、まずこんな感じ。そして、派手といえば、こんな色もあった。

この画像もアマゾンからの借り物。うーわー。なんていうか、これ、おもちゃじゃないのか、と思うよね。有名なお菓子メーカーのケーキミックスには、薄黄色のケーキ生地に、色付きのチョコチップが…という製品があるのは知っていたけれど(案外かわいい見かけ。味はどうなんだろう)、今回しげしげとケーキミックス売り場を見るまで、こんな派手なのがあるとは知らなかった。

 黄色いの、白いの、それから「レッドベルベットケーキ」という赤いの、「デビルズフードケーキ」という黒いのがあるのは知ってたんだけど。Tie-dyeというのは、ヒッピー御用達というか、夏の子供キャンプの工作というか、絞り染めのことで、Tシャツはよく聞くけど、こういう派手で原色で、「虹色」みたいな出来になることが多いからこの名前なんだろうな。

 確かに、日本じゃ売ってるとしたら相当大きい外国食料品店だろうけど、なんていうかこれは「出落ち万歳、ネタ系」の枠で出すものであって、パーティのおやつに、お祝いの席に出すものじゃない感じがする。

 うん、食べない。アメリカでも、日本人はわざわざ作って食べない…と思う。昔、「森村桂」さんというお菓子やお料理の本を書いている作家さんがいて、その人がアメリカの黄色いケーキミックスがおいしいと書いていた。お菓子作りの描写がとてもおいしそうな作家さんとして覚えているのだけれど、独特の味で、たまに時々、食べたくなるのだと。そうか…いつか、アメリカ(とか外国)に行ったら、一度は作ってみたいなあ、なんて思ったものだけれど(80年代に)、アメリカで生活したらもうね…どんな味だかすごく想像がつく。だって、スーパーのベーカリーのケーキは全部その味なんだから。つまり、留学生の集まりとかで食べるケーキは、買ってきたケーキ=その味で、なんていうか…大味で、ざっくり甘く、スパイスとか、果物とかの味じゃなくて、砂糖と粉の味というか…。

 昔は…。めずらしい味が面白かったのかもしれないなあ、と思うけど、70年代ならともかく(その作家さんは、そのぐらいの時に、学生さんだったのだと思う)ヨーロッパで修業した人がお手本という製菓学校へ行った人が作ったケーキを食べなれた日本人には、今はあんまり好まれない味じゃないかと思う。

 見せたら、確かに「えーーーっ」と言われて、ウケそうだと思うけど、どうぞ、と出したらみんなが残しそうな、そんな、ケーキミックス。買いませんでした。やっぱり、カムフラージュ柄ケーキは、男の子用なのかねえ。で、レインボーが女の子用とか?(水色とかピンク、ラズベリー色とかも、あるにはあった)



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今日のどうぶつの森

南の島へ釣りに行くと、「ミノカサゴ」が釣れる。これは、英語版だと、Zebraturkeyfishという名前で、「一体、(あなたは)何者?」というセリフを出す。Zebra=シマウマ Turkey=七面鳥 Fish=魚 とこういう組み合わせになっているからみたい。

ネットで調べてみると、普通にミノカサゴみたいな魚がいて、それがTurkeyfish、別名Lionfish。色合いがもっと地味だった。で、ちょっと色合いが派手なのがミノカサゴ=zebraturkeyfishということらしい。 ライオンだの、シマウマだの…。

Turkeyは、「トルコの」という意味もあるので、名前が付いたときは七面鳥つながりではなくて、トルコの、だったのかもしれない。

アメリカン・サイズ

アメリカのものは、何でもサイズが大きい。映画にいって、ポップコーンを買ったら、2人でむしゃむしゃ食べても余る。小さめのバケツ…ぐらいあるんじゃあ…となる。映画に行くときは、朝ごはん食べないで行って、ポップコーンをどんどん食べて、ソーダを飲む。健康に悪そうだがまあ、そこは…。

 ポップコーンは紙袋に入っていたので、食べ終わって捨ててしまったけれど、ソーダのコップは、プラだったので持って帰ってきた。思ったより、ずっと大きかったからだ。普段は、Sサイズを1人ずつに買うことが多い。私と、息子はソーダ、夫はコーヒーがいいというのでそうなる。

 でも、今回は夫が「ここのコーヒー、前飲んだらすごく薄かったから、俺もソーダ飲もうかな」と言い出した。2人で半分こしようか、そっちの方が安いからね(SとLの値段差は倍はしないぐらい)。というわけで、滅多に頼まない、Lサイズを注文。

 Sサイズは紙コップだけれど、Lサイズはプラスチック。ちょっと薄手とはいえ、一応プラなのに、ソーダの重さに負けて、コップがたわむ。片手で私がつかむのは無理…というサイズ。
 写真は、比較に350mlのコーラの缶を並べて撮ってみた。重い。そして、ぎりぎりまではいっていて、歩くとフタにちゃぷちゃぷ当たるぐらい。両手でコップをそうっと持って、たわんだコップからふたが取れないように運ぶ。

 映画館の座席のひじ掛けに、ドリンクホルダーがついている。いつもは、Sサイズだからすぱっとはまるのだけれど、Lサイズとなると、下の方がちょこっと入るだけ、それもぎりぎり。大丈夫かこれ…。微妙に倒れそうな雰囲気が…。

 映画を見ながら、ぐびぐび飲みまくって、ポップコーンをばーりばーり食べた。トイレに行きたくなるかどうかが心配になるぐらい、たくさんあった。夫も私も、お互い譲りもせず遠慮もせず飲んだのに、余る。氷なしで、と頼んでおいてよかった。これ氷入ってたら、すごく薄くなりそう。

 息子が、「Lサイズはリフィル無料って書いてあったよ」というので、帰りにリフィルまでしてもらった。(欲張り&貧乏性)

 家に帰って、一体どのぐらい入っているんだろう、と思って計量カップで計ったら、上の線のところまでで1.5リットル。ぎりぎりまで入れたら、1.6リットルから1.7リットル近く入った。多いわけだよ…。砂糖、入ってないのにしておいてよかった。さすがに飲みきれなかったので冷蔵庫に入れておいて、次の日2人で飲んだ。清涼飲料水って今は、2リットルのペットボトルが多いけど、昔は1.5リットルっていうのが多かったよね。あれ1本分より多いぐらいあったんだもの、私が片手で持てないのも無理ないし、たわむよねえ…。

 アメリカンサイズ、半端ない。今度から2人で飲むときでも、Mでいいね…となった。Mは、多分1リットル近くある=32オンスじゃないかと思う。Sだって16オンス、つまり大体500mlあると思う。ソーダのふたには、「32/44ounce」とかいてあったけど…44オンスってことは、大体500mlのビン2本と、350mlの缶ぐらい…のはず。えー。それにしちゃ多かった。1.5リットルよりは絶対多かったもんね…。

 日本の飲み物だと、Sは8オンス(240ml)、Mが12オンス(350ml)、Lが16オンス(500ml)ぐらいじゃなかったかなあ。
…アメリカ人の3割が肥満、というのには多分、理由があるな、と思うのはこんな時だ。


ベリーゼリー

甘いもの、例えば日本で、コンビニで売っているようなデザート類が、アメリカにないわけではないのだけれど、どれも、大概私には甘すぎる。手作りおやつの域に入る、「○○の素」で作るバニラや、チョコレートのプディング、フランと呼ばれるカスタードプリンっぽいデザート、それから、冷蔵で売っているフランと、ライスプディング、ゼリーに謎のカラーのクリームがかかった「パフェ」という名のカップ入りデザート。

 フランとインスタントプディングの粉の素は昔試して玉砕(どっちも、甘すぎだった。フランはスペイン語のメーカー名だったのでちょっと期待したけど、それもだめだった)。今回カップ入り「パフェ」は初めて見たが、まあ…見かけからしてマシなら、フルーツ味のゼリーにヨーグルト味のクリーム、ましじゃないなら、クリーム部分は激甘…と想像もつくし、カップが10個ぐらいセットになっていたので、チャレンジ断念。

 Jell-Oの箱に、こんな出し方もいいですね、という提案が書いてある。それにはグリークヨーグルトをかける、と書いてあった。うむ…。昔こういう、ゼリーとヨーグルトとフルーツが入った、ヨーグルトパフェなんてのを食べさせる喫茶店が学校のそばにあったなあ…。なんて思い出したりして。おいしいデザートが食べたいなあ…。と思った。甘くて、柔らかくて、冷たいものがいい。
でも、アイスクリームよりは冷たくないのがいい。アイスクリームだったら、ハーゲンダッツに決まりだ。あれは日本で食べるのとおんなじ味だから。

 アメリカで、安くておいしいもの、それは果物。特に、ブルーベリーとか、ラズベリーとか、ブラックベリーは日本ではとっても高いのだけれど、季節のカリフォルニア、フロリダとかの南の方、または今みたいな冬でも南米からの輸入のものは、安い。もうなにも入れないJell-Oは、何回も作ったので今回は果物入りがいいな…と思った。

 イチゴも、ブルーベリーも、日本で売っているパックの倍以上入るかな…というようなのが、どっちも3ドルぐらい。アメリカのイチゴはとてもすっぱいのが特徴(ついでに固い)で、多分長距離を運んでも傷まない種類ということなんだろうけど、巨大なやつは食べにくいので、包丁で4つに割る。ブルーベリーは洗ってそのまま。

 Jell-Oの、simply goodのイチゴ味を作成して、ヨーグルトの空き容器にベリー入りゼリーを作った。
真っ赤なゼリー液に、イチゴとブルーベリー。おお、なんかちょっとおいしそう?カップが、もっとかっこうよければ、日本の町のケーキ屋さんのショーウィンドーに控えめにおいてあってもいいような感じに出来た。

 「たべていーい?」ときかれたから、いいよ、といったよ?言ったけど、なにも3つも一度に食べなくても…(息子)。
おいしかったらしい。確かに、おいしかった。 
 原価、かかってるものねえ…。グリークヨーグルトも、ちょっとのせたら、パフェっぽいかな?生クリームよりは、ヨーグルトの方がいいような気がする。…とか思っているうちに、食べつくされそうなので、自分の分は確保。

 しょーがないな。もう一回作るか…。ゼリーは、イチゴ味じゃなくてラズベリー味でもいいかもしれない。
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今日の手作り

見ただけで作り方がわかるよね…。「chain mail」というものを作る本を図書館で見て作成。

この本には、輪を組み合わせて、面を作っていく仕組みが書いてあるのだけれども、どこが上になって、開いた輪をどこから通すのか…が結構難しい。なるほど、こうやって幅をつけていって、鎧として服の下につけられる…とかいうようなものが出来るんだなあ…と感心しながらしばらく本を眺めたけど、実際、ブレスレットやネックレス程度のものを作るのも、ビーズがらせん状になるはずのものとかは、じーっと見てもなかなか…5センチぐらいやってみて、「ああ?ここだけ、変?」と何回か失敗して、とりあえずらせんはあきらめた。

 一番簡単だったのが、これ。これは単純明快、誰にでもわかるわっ。という写真と組み方だった。輪に大小があるだけ。
水族館のお土産売り場で380円だった、と言ったら、たいていの人が信じそうなブレスレットと、こっちは500円だった、と言ったら、確かに、と思えそうなネックレスだと思う。いいの…自分で作ったってのがいいんだから。


ルートビア

ルートビアという飲み物は、アメリカではポピュラーだけれど、日本ではあんまり飲まない。
アメリカでは、コーラや、スプライト、ジンジャーエール、ファンタ…みたいな感じに炭酸飲料が並んでいるところには結構入っているのだけれども…。

 これが普通に飲めるのは、日本だと多分、沖縄だけ。アメリカ人がたくさんいるところにはあるから、多分他の都道府県でも米軍基地内では買える。これに、味が近いのは、「ドクターペッパー」。中部圏より東には、自販機に入っていることがある。関西より西ではあんまり見ない。これが普通に飲める日本人は、沖縄出身者が多いはず。子供のころに飲みなれてしまえば、大丈夫みたいで、うちの息子はこのアメリカ滞在でこれを平気で飲めるようになってしまった。

Root Beerという名前の割に、ビールとは全く関係がない味で、ノンアルコール。

 

子供のころ、ルートビアの名前だけは、知っていた。Peanuts、つまりスヌーピーのコミックスで、スヌーピーが「退役軍人のふり」をするとき、これで乾杯、というのが出てくる。だから私はこれをずっとアルコール飲料だと思っていた。
 確か最初に見たのは、ソニプラだったかな?それとも、外国の食料品を売っている店だったか。そこで缶入りルートビアを発見。これは…と持って帰って飲んだ。


 これは、こういう味のものなのか?と缶を二度見したような味で、サロンパスみたいな味、というのが一番わかりやすいだろうか。薬っぽい味で、どこをどう見ても、おいしいとはいえず、がんばって2、3口飲んでみたものの、全部は飲みきれなかった。
 今でも、アメリカでは人気がある。ピザ屋さんや、ファーストフードのドリンクバーにあるし、味も、今も昔も、そのまんまだ。

 この前、十代のころは飲めなかったけど、今はどうだろう、と思って、試しにおかわり自由のドリンクバーに入っていたのを飲んでみたけど、やっぱりだめだった。アメリカにはだいぶ慣れたはずなんだけど、「我慢して飲める」ぐらい?それなら、隣にある、コーラでも飲んだ方がいいよね。
 スヌーピーが飲んでるのは、すごくおいしそうだったんだけどなあ。
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今日の手作りはこれ。
革ひもを結んでつくるアクセサリの本を見て作成。
ブレスレットの方は、なかなかうまく出来たと思う。でも、ペンダントヘッドの方はイマイチ。ブレスレットは1種類の結び方をひたすらすればいいだけだったので、簡単だったけれど、ペンダントは、ああでもない、こうでもないといじっているうちに、紐のコーティングがはげた。一気に作ってごちゃごちゃやらない方がよさげ。あと、1本しか紐を買わなかったからな…。ペンダントヘッドは本では白い紐を使って作られていたからそっちのほうがいいかもしれない。


「モアナと伝説の海」を見に行った

去年の11月に公開された映画、【Moana】を見に行った。封切りの時は見に行かなかったけれど、近くの映画館でやっていた。

 ネタバレしないで、レビューを書くのは難しいな、と思ったのでストーリーは割愛。でも、環太平洋文化圏の人たちを描いた映画だった。

 ハワイとか、フィジー、それからニュージーランドあたりに、船を操り、長距離を移住した人達が、その文化圏に属するらしいのだけれど、こういう人たちは、白人の文化、つまりヨーロッパ文化からは「未開人」みたいな感じに扱われて、あんまりいい描き方をされてこなかった。ニュージーランドや、オーストラリアとかの「アボリジニ」とか、アメリカ大陸の「ネイティブアメリカン(インディアン)」とか…。

 たとえば、1953年のディズニー映画、ピーターパンでは、ネイティブアメリカン、つまりインディアンというのは、かなりおバカっぽく、カリカチュアされていて、切れぎれの英単語を並べて話す感じに表現されているので、アメリカでは上映されない。新しいバージョンのピーターパンを作ったのは、そのせいだったりする。新版のピーターパンでは、ぐっとマシになっている。

 今回の「Moana」では、主人公の部族はかなり、格好良くかかれていた。独自の文化を持ち、自然を尊び、足りることを知り、そして冒険心に富み、新天地を開拓し…希望と、勇気を持って広がっていく文化…というような感じに仕上がっていて、こういう映画を、ディズニーが作るようになったんだなあ…と感心。

 最後のクレジットにも、フィジーや、ハワイの人を、アドバイザーに入れているということが書いてあったし、文化的に正しくなるように、いろいろと考えたみたいだった。動作や、踊りなんかも、多分見る人が見て、へんてこにならないように作ってあるんだろうな。時に、日本文化とかを取り入れたものも見るけど、「ないわ」というのも見るので、そういう努力をしたのはすごくいいな…なんて思いながら見てきた。

一応、この映画が公開される頃に、記事も読んだ。映画は正しかったのだが、映画のコスチュームとして、刺青の入った茶色い上半身に、腰みの…というハロウィンの衣装が、その文化圏の人からは、批判されていた。刺青というものは自分を表すものとして身に着けるので、映画の中身(それも、伝説とはいえ、その文化圏では半神とされる)人の入れ墨を全く関係ない人が身にまとう、というのはどうかと思う、という話だった。なるほどね…。
 

 そしてCGも、ここまで来たんだな…という感じ。なめらかで、テクスチャがすごくきれいで、うわあ…。と眺めた。自然の美しさ、光の表現の明るさ、暗さ、水の中の世界…。

 いつか、南の島に遊びに行こうねえ…。と言いながら帰ってきた。

ついでに、宣伝で、「美女と野獣」のディズニー映画の実写版のトレーラーも見た。ティーカップの男の子や、ろうそく立てのバトラーさん、なるほど、実写版だとこうなるのか…と感心してみてきた。ガストンも、確かに実写版だとこうにしかならんわなあ…という感じで、ちょっと公開されたら見に行こうかな、と思わせる感じ。城の中とかもすごくそれっぽく、アニメ映画で見た後でも違和感なく見られそう。

 今調べに行ったら、「Moana」の日本の公開日は3月17日で、題名は「モアナと伝説の海」らしい。
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今日の手作りはこれ。
今日はちょっと新しいことに挑戦。スーパーに行ったとき、針金があったので購入。24番の針金は、0.5mmで、曲げやすく、ビーズ用のTピンとか、9ピンと同じぐらいの太さ…ということで、ビーズを針金でつなげるというのを初歩向けのアクセサリ本を見ながら作成。

 これ、最初、うまく出来たわーと思ったら、ビーズの両端の輪が閉じているのに気が付いた。これ、どこにもつけられないじゃないのーーーー。次につなげようとおもったら、ぐるぐると輪の根元を巻く前に、次のビーズにつなげないといけないんだということに気が付いていなかった。なるほど、やってみないとわからないんだな、こういうことはさー。とか思いながら、いくつかやってみた。

 大き目のガラスビーズの表面に、ぐるぐるした模様を針金で描いたビーズとかあるけど、ああいうのが高いのはなぜかわかった。技術がいるんだ…。これはなかなか、そういうところにたどり着くには練習が要りそうな感じ。
 あと、本によると、ワイヤーも、柔らかいもの、硬いもの、それからその中間とかがあるらしく、それぞれ使い勝手が違うみたい。今日買ってきたのは一番安い、ごく当たり前のだったのだけどそれは、「硬いもの」らしい。
日本にある、先の細いプライヤーが恋しいわ…。こっちで買った安いプライヤー、ギシギシいうし、かみ合わせが悪いし…。
でも、新しいことをやるのは、いいな、と思った。


レモン味は、だめだった。

Jell-Oの、味をいろいろと試してみた。チェリー味より、ラズベリーのほうが、評判が良かった。イチゴ味、オレンジ味は瞬く間に消えてしまう。

レモン味は、作ったとき、頭にLysolのパッケージが浮かんだ。レモンの匂いの洗剤。
ぬうううう。これは…と思ったが、息子は、結構味がきついものでも平気だったりするので出した。

結果、不評。「これは、なんかだめ」だそう。夫は「これは『あかんやつや』という感じ」だと。確かに、食べてみたら、こう…。

というわけで、全員これはギブ。レモン味はだめだな。同じ黄色いのならこっちはどう?と息子はパイナップル味を選択。これもためそうね。
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今日の手作り。
私が、こういうものを作っていると、息子がやりたい、という。私がなけなしの小遣いで買ったビーズをほしい、というし、私に作ってくれる、というのだけれど、私もそのビーズ使いたかったのにーー。となるので、夫に頼んで、スーパーで箱入りのグラスビーズセットを買ってきてもらった(これは家計から)。「500g」入っているというもので、重さで売るの?というぐらい安かった(8ドル)のだけれど、このビーズセットが曲者!なんと、同じビーズが1つも入っていない。この場合は「2つ」入っていないと表現する方が正しいだろうか。

 イヤリングにしようと思ったら、同じのが2つ、いるよね?ネックレスだって、ブレスレットだって、割と規則的にビーズが並んでいるデザインは多いというのに、これどうしようかね?というぐらい「全部違うビーズ」だった。

 途方に暮れていたら、息子が、「色別にわければ、いいんじゃない?」とビーズをぶちまけてから、床の上で分別し始めた。なるほど…。というわけで、これは「黒っぽいの」という山にあったビーズで作った。全部黒っぽく見えたのに、こうして見てみると光の加減で紺っぽい色とか、茶色っぽいのも混ざってるなあ。


マニアを見た。

残念、写真撮らなかった…。と思いながら書く。

今日、家族で本屋へ出かけた。本屋にはコーヒーショップがあり、息子がマンガ(ワンピースとか、ドラゴンボールとか、英語版とはいえ)を読めて、私はクラフト本を中見検索じゃなくて見られるので、雨の日にはお気に入りのお出かけ先だ。

 ついでに言うとポケスポットもあって、ボールも集められる。それにしても、写真撮ってこなかったのは残念だった…。


 本屋の前に車を止めると、隣の車が、真っ黄色。そしてどこかで見たな…という車だった。
私は、車音痴というのか、あんまり車種には興味がない方で、「大きい」とか「小さめ」とかはなんとなくわかっても、それ以上のことがわからないことが多い。どこかでみた、なんて気が付くほどとなると、「友達が乗っていたことがあり、何度も乗せてもらったことがある」とかでない限りは…。

 と思ったら、ナンバープレートが「BMBLB1」ばんぶるびー…あ!トランスフォーマー!!
まっ黄色の、バンブルビーだ!(車の名前は知らないけど、息子が小さいとき、バンブルビーは持っていた)

すっごーい、本物だー…というか、私はトランスフォーマーの車になったときのバージョンが本当の車としてあるとは知らなかったよ。そしてこのナンバー。絶対、絶対マニアだ。トランスフォーマーが大好きなんだねえ。…なんか、この車高そうよ?スポーツカーっぽいしね?でも、わかるなあ…お金あるなら、やってみたいことだろうな、と思う。
さすがに、ロボットには変形しなさそうだったけど。

 …じゃあ、あれよ、あの赤青のやつ。オプティマスプライム。あれはもっとこう、トラックだか、トレーラーだかみたいな形になったと思うんだけど、あれも、あるってこと?すごそうだな…。

あああ、写真撮ってくるんだった、本当に!
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今日の手作りはこれ。
安いビーズだけど、ちょっとかわいいかな…。夏にこんな感じのをするのもいいかな。安っぽくていいんだ…。旅行とか行ったとき、絶対落としたり、忘れたりするからねえ…。


服が傷む

アメリカでは、洗濯物を外に干すという習慣があんまりない。少なくとも、昔はあったみたいだけれど、今、本当にどこを車で走っても、「風にはためく洗濯物」を見たことがない。多分乾燥機の普及が早かったのと、共働き家庭が多いことのコンボ技で、そうなったのだと思う。

 あと、カジュアルな服を着る人が多いのは、どっちが先なんだろう。乾燥機にぐるぐるかけてしまってもOKな服を選んだ結果、カジュアルが多いのか、カジュアルな服を着ているから、全部乾燥機にかけるのか。

 どっちにしろ、手入れが少なくてもいい服を、手間を省いて着る…のがアメリカということでよさそうだ。服についている洗濯の注意も、大体日本より1段階か2段階、カジュアルな方へ向いている。傷んだらまた買おう、という感じ。材質はポリエステルがとても多いし、コットン100%があんまりないのは、やっぱり乾燥機を使うからだろうなあ(化繊混紡の方が早いからね)。

 で…。アメリカに住んでもう10カ月、服がそろそろ、まずくなってきた。特にパジャマとか部屋着。毎日着て洗濯する系のものが、すごく傷んで、腰のゴムが入っている、履き口のてっぺんのところが、やぶれてきた。これ、ぐるっと一周やぶれたら、ゴムがパンツに「入っている」状態ではなくなるよね?という感じ。

 Tシャツの傷み具合も、今は中に着ているから見えないからいいけど…という感じになっている。最初は補修していたのだけれど、もう、3月までもてばいいよね、とあきらめがつくぐらい、毎日ほころびが発見される下着、なんて笑ってしまう。こっちでは買わないからそうなるんだけど。大体、年代が古い順に痛みがひどいのはさすがというべき?大体大人は体が育つわけではないので長持ちするのだけれど、そういえば、これは古いな?というものがやっぱり傷みがはげしい。

 子供服は、安いのが傷むね…。高い服をおさがりで回してもらったのは、全然ほころびないのは、さすが…といった感じ。
洗濯するときの注意のタグに「乾燥機にかけないでください」というマークがついたものはよく見るけど、かけちゃっても平気じゃないか…とたかをくくっていたけれど、やっぱり毎日かけると、傷んでくるんだな…と再確認。

 まあ、裏をかえせば、着られる期間が短くなってもいいなら、かけてもOKということか。どっちにしろ、アメリカで外に服を干すのはあんまり実際的ではないので(場所がないから)、部屋着は日本に帰ったら、新しく買うんだー。というわけで、微妙な感じになった部屋着、「消費」して帰る。

 アメリカに長期滞在する人は、こっちで調達するか、「傷んでも惜しくない服」を持ってくるのをおすすめ。物干しコーナーを作る手間もあるし、寮だと、そういうのが禁止のこともあるから(盗難とかの事故を防ぐため)。日本の家屋と違って、「かもい」とかがないので、ロープを張る場所すらない部屋ばかりだものね、うちは…。干すときはクローゼットのドアを開けはなってそこに干してるぐらいだから。
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今日の手作りはこれ。80センチあるネックレス。全部違うビーズしかないというビーズセットだったので、目立つ形のを真ん中にして、なるべく似たビーズを左右対称に配置して作成。一応、ネックレスにはなったけど、あんまりかわいくない…作り直すかなあ。



 

オートミール

物語で、主人公が朝ごはんに食べるのが、オートミール。「オート麦のおかゆ」と書かれている本もあったが、どうも同じものらしい…ということはわかっていた。これが嫌いな主人公が案外多い。「いつもこればっかり」とか、「多すぎて食べられない」というような記述が多く、砂糖とクリームを入れるのは上等で、糖蜜をかけるのは普通。脱脂乳、つまりスキムミルクだと、これを出す人はケチ…というか節約家というようなことになっていて、牛乳が多分デフォルト。

 …というところまではわかっていたのだが、日本では「おかゆ」というと現代ではほとんどの場合、米。オート麦というのが、馬に食べさせるような穀物であるということはそういう文脈でよく出るから知ってはいても(たぶん小麦より、落ちる?)オート麦そのものは、見たことすらなかった。

 大人になってから、「オートミール」という箱を発見、独り暮らしをしたとき、食べてみた。日本のオートミールの箱に書いてある調理法は、味をあまりつけず、うっすらとした塩味に作るもので、バリエーションとしてダシで煮るもの、それから「離乳食」として、ミルクで煮たてるというのがあったので、離乳食??と思ったが、朝ごはんのバリエーションとして、コーンフレークのようなシリアルを愛用していたので、冬寒いときに食べるのにオートミールも作ったという感じだろうか。牛乳で煮て、砂糖をかけたり、はちみつをいれたりしては、物語に出ていたのは、きっとこんなのだ…。と思いながら食べた。

 別に、まずくはないと思ったし、生クリームの泡立ててないやつと、メープルシュガーという激しくお金のかかる組み合わせで試したときは、これは確かに、おいしいかも…と思った。

 渡米後、オートミールにはかなりいろいろな種類があることを知った。日本で食べていたやつは、「インスタント」と言われる種類で、もっと煮えにくい、粒が切れてない、薄くないものがあるということ、それからインスタントはインスタントでも、一食分ずつにわけた、パケット入りがあること、それからパケット入りにはフレーバー付きがあることも。

 スパイス+シナモンとか、メープルシュガー、アップルシナモンの3種類が箱に入っているのとか、クリームブルーベリー、クリームピーチ、クリームバナナ、クリームストロベリーの4種類の箱入りとか、どれも牛乳か、お湯か、お水か、のどれかで作れるようになっていた。鍋か、電子レンジ使用。1990年代にアメリカで食べたときは、子供用と思しき、オートミールの袋に、ソニックゲームのTIPSとかが書いてあったものだった。なんで、セガ?と思ったけど、他の機種はなかった…というか甘すぎて1箱食べきったところでその箱はもう買わなかった。

 大人用のものどれも、まあそれなりの味だった。10年ぐらいたってから2度目の渡米をしたときは、紙袋っぽいオートミール1食分のパケットに線が描いてあって、まず、袋の端を手で破って、ボウルに乾いたオートミールをいれ、その空き袋を使って牛乳を計れるようになっていた。前まで計量カップを使っていたのにな、と思ってびっくり。

 そして、それから何年かたって、今回の渡米。今日、私は初めて「Less sugar」と書いてある箱をみた。いつも買っていたのと同じメーカーのもので、味の組み合わせも、メープルシュガー、スパイス、アップル…と同じだった。糖分が低いだけ。大体ちょっと甘めなので(食べられないほどではない)牛乳を多めにかけて対処していたのだけれど、これは、確かに、甘みが薄かった。
 それから、前まで、あまり見かけなかったと思う、フレーバーなしで1食分の袋入りになっているものも発見。自分で味をつけましょう、ってことだねこれは。

 このあいだのJell-Oの時もそう思ったけど、違う国から来る人も、それからほかの国のものを食べたことがある人も増えて、アメリカで当たり前だった甘さを、好まない人も増えてきたのかもしれないと思う。

 日本でも、輸入食料品店には、この小袋入り味付きオートミールがあった。ふと、食べたくなる。でも、高い。アメリカだと半額以下か?というような値段で買えるので、こっちでもうしばらくいらないや、というぐらい食べて帰ろう。

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今日の手作りはこれ。金具がないので、手で適当に最後を鎖編みにして輪にして結んで、反対側のビーズにひっかけて留めるという簡易バージョン。金具が結構するんだよね…。【自力で金具部分各種を作る本】というのも図書館で発見したのだけれど、針金をハンマーでつぶすのが多くて、ハンマーと、金属の塊みたいなやつを買わないとできないということであきらめた。

日本帰ったらやろうかしら…。
留め具部分とか、ピアスフックとかが高いんだよねえ。

アメリカの本が豪快だな、と思うのは、必要な道具のところに、何気なく「手持ちのガスバーナー」とか書いてあるところ。いや、そんなもの持ってる人、少ないから!

そりゃアメリカのやつは安いけど…。ホームセンターに並んでるけど…。型に詰めて作るアイスクリームのデザートを紹介する家庭用料理番組で型を手持ちのガスバーナーであぶりながら、「こういうのも1つあると重宝しますから」とか言ってたけど…。

 でも!日本ではやっぱり、ガスバーナーを用意する人は少ないと思うよ…。


歴史雑誌

歴史ものを読むのが好き。小学生のころから読み始めた歴史マンガとか、学習雑誌の付録とか、高校生ぐらいのころは歴史辞典まで読み漁ったものだ。今もムック本とか、大好きだ、全く歴史考証を無視した歴史小説も大好きだ。

 アメリカの歴史雑誌はかなり、細分化されていると思う。子供用の【Dig!】という雑誌、つまりこれは歴史サイトを発掘に行って見つかったことが書いてある雑誌。これ以外に、文化人類学に特化した【Faces】と、歴史的事実や人物に特化した【Cobblestone】がある。子供向けだけでもこの細分化具合。ちなみに、子供用と言えども、14歳ぐらいまでが対象なので、なかなかに馬鹿にできない語彙の多さ、かなり面白いので図書館で愛読。

 大人用の歴史の細分化もずいぶんなもので、50年代のアメリカ生活にスポットを当てた雑誌があったり(ただしこれはものすごく広告が多かった)、もちろん、有名なNational Geographicのヒストリーマガジンとか、キリスト教に特化した「Christian History」とか、西部の開拓時代だけに特化した「Western History」とか、Dig!の大人版と言える考古学に特化したArcheologyという雑誌とか、そして、「南北戦争」にだけ特化した「Civil War times」とか…。大体が、月刊誌、または2カ月に1度のbi-monthlyで、銃の歴史だけに限ったのや、「イギリスの」歴史だけに注力したのも見たな、ともかく、なにもここまで…というぐらい細分化されて並んでいる。

 絶対の絶対に、一生知らなくてもいいことが書いてあるんだけど、南北戦争のころに使われていた水筒の解説とか、マルタ島で見つかった粘土の像の解説とか、土器の鍋の中でチーズを作ろうとして失敗して、鍋ごと捨てられたのが発見されたとか…面白いんだ、これが。

 昨日図書館で読んだArcheologyは、沖縄で3万年以上前の貝で出来た釣り針が発見された、というのがのっていた。大陸に住み着くより、島に住む方がずっと難易度が高いのだそうで(食べ物が手に入りづらいから)、そんなに古くから人が住み着いていたとは思われていなかったのだけれど、この発見で、一万年レベルで、定住の記録が古くなったとか。キラキラした母貝の反射がまだ残っていて、きっとこれをルアーのように使って、魚を釣ったんだろうな…なんて写真を見ていると、楽しくなる。

 1万年昔にも、料理に失敗する人が(そして鍋ごと捨てる人が)いたんだな、とか、一生懸命釣り針を作って、魚を釣って暮らしていた人がいたのだとか、そういう人間の暮らしを見るのが、私は好きなんだなと思う。

 王様とか、将軍とかの名前が残るような人ではなく、銀のブレスレットを大事にしていたり、皮のズボンをはいて、サンダルを履いて狩りをしていたような、「普通の人」の生活。
 これって、ちょっとブログを読むのが好きなのと似ているよね。日常を暮らしている人の記録、思い、食べ物、生活。

 図書館でいっぱい読んで帰ろう。居住地が日本だと、雑誌とか、購読させてくれないのが多いんだよね…。
薄くて、ちょっと珍しいことが乗っている歴史雑誌。これは多分日本に帰ったら、恋しくなると思う。

 本はあるんだけど、ちょっとした時間にちょっとだけ、読む…というのがなかなか。また面白そうなムックを日本でも探そう。
ちなみに、私が好きなのは【こういう判型のとか】もっと狭い範囲の【こういう一度見たら、終わりだけど】みたいなのも大好き。軽く読めるのがいいよね。

 もちろん、本も読むのだけれど、こういうの、編纂する人はすごいと思う。

Jell-O、アメリカンデザート

Jell-Oというのは、ジェロ、と発音、商品名なのだけれど、これは、アメリカではゼリーの代名詞といってもいいぐらい。簡単に出来て、なおかつちょっと、簡単すぎるというか、画一的な味というか、「まあ、誰もが大好きじゃないけど」とか、「そんなのしか出ない」系のデザートというか…ケーキや、アイスクリームに比べてちょっとつまらないデザートという感じだろうか。

 日本でいうと、昔、ファミレスのサラダバーに山盛りにしてあった、赤や緑のゼリー、ああいう感じ。
私は、実はあれは嫌いではない、というか日本のやつは、食べられる味だと思うし、大皿に山盛り食べようというほどではないものの、割とおいしいと思う。ハウス食品から出ているゼリーエースも、子供と作るのは面白いし、さっぱりしていて、実はオレンジ味は好き。子供のころはあれのメロン味が大好きだった。

 日本のゼリーの素は、それほど濃くない色がついているけれど、アメリカのはもう、宝石のようなきらびやかさ。熱いお湯で粉をとかしてから、水を足しなおして出来る量が500mlぐらいあるという、結構な大盛りなのだが、実は私はこれを初渡米の時試してみたことがあった。

 それがね…おいしくないんだ…。まず、甘すぎる。そして、「合成香料」の味がすごくする。もちろん、日本のものだってそういう香料を使っているのであろう、ということはわかる。わかるけれども、アメリカのはかなり「濃い」。子供に食べさせたいとは思わないな…という味というか、駄菓子…いや、日本でばら売りになっているカップゼリーはもうちょっとおいしい…のは多分、甘すぎじゃないからか。

 どっちにしろ、渡米して甘いデザートが食べられなかった私は、いろいろなものを片っ端から試したのだが、もちろんこれも落第、まあ、「アメリカっぽい味体験」として、というぐらいで、もう食べないものに分類されていた。

 それ以来アメリカでゼリーが食べたいというリクエストは、味のないゼラチンを購入して100%ジュースを固めるという方向だったのだけれど、この間ちょっと高いものを売っている食料品やさんに行ったとき、子供が、面白いJell-Oパックを発見した。

 No artificial flavors, dyes or preservativesと書いてあって、Simply Goodという商品名だった。会社はJell-Oを作っているところと同じ。イチゴとオレンジがあったが、息子がイチゴを選択。正直私はあんまり期待していなかったのだが、まあ…普通のJell-Oは、買ってやらなかったし、アメリカっぽい味体験でいいか…。というわけで購入。

 お湯を沸かして作成、冷蔵庫で固めてから、全員でわけた。

ふむ…。アメリカのにしては、おいしい。ていうか、素直に「いける」味だ。イチゴのジャムの安いのにこういうのあったかな、というぐらい?ファミレスのサラダバーにあったら違和感ない味だ。

 夫も、「あ、これはいけるね」と1カップ、食べてしまった。めずらしい。
 私も自分の割り当て分、完食。これはいい。こういう、冷たくて柔らかいデザートが、はずれが多いアメリカで、この簡単さでこれが食べられるなら文句ない。オレンジ味も買う!

 今、ネットで調べたら、ミックスベリーと、パイナップルオレンジ、オレンジ、ストロベリーがあるみたい。これは期待できるかも。バニラプディングと、チョコレートプディングもあったが、これはちょっと、様子見か。甘そうだもんね。

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と書いてから、記事を保存しておいた。そのあと、スーパーに行ったとき、この間見た映画のゼリー型がついたJell-Oのセットを息子が発見、ほしい、というので、「えー…」といいながら、安売りだったし購入したら、なんと、普通のJell-Oが入っていた。Strawberry味と、Berry blue味。この「Berry Blue」というネーミングが。絶対どこにも、ブルーベリーなんか入ってないのね。真っ青。
とりあえず、無駄にするのもなんだし、アメリカ味、食べさせるか…ということで作成。

 赤い、イチゴ味の方をちょっと味見してみたら、SimplyGoodのほうが、そりゃおいしいけど、あ?食べられる?という味だった。
20年前は、一口でギブだったのに。私がアメリカンな味になれた(か、鈍くなった)のか、20年の歳月が経つうち、開発されて味がおいしくなったのかどっちだろうねえ…と言いながら食べた。ちなみに、「これは大丈夫だな」と夫も言うぐらいの味。

 ふむ…。これはやっぱり、各種試すべきか?砂糖が入ってないダイエットバージョンとかもあったり、ピニャコラーダとか、マルガリータとか、一体何が起きたの?という味もあるらしい。

アップルサイダー

気が付いたら、もうどこにも、売ってない。アップルサイダー、おいしかったのになあ。サイダーとかいいながら、タダのリンゴジュースといえばそこまでなんだけど、繊維質そのまま、ただ砕いただけです、みたいな味わいがおいしかったのに。

 夫は「クリスマスまでなんじゃないかなあ」なんて言っていたけど、本当にそうなのかも。念のため、普段は回らないスーパーまで行ってみたけど結果同じ。

 ちぇ…。リンゴジュースでも飲むかな…。冬じゅう、寒い間は飲めるものだと思っていたので、とっても残念だ。

ちなみにクリスマス前後には、「エッグノグ」という飲み物も出る。これは、日本でいう「ミルクセーキ」で、牛乳に卵と砂糖を入れた飲み物。白身は、泡立ててから上にふんわり乗せるというのが手作りレシピには載っているけど、牛乳パックに入れて売られているものはどうなっているのだろう。

 生卵を食べる習慣が(サルモネラ菌が危ないから)ないアメリカなので、わざわざ殺菌済みの卵を買ってきて作る人は少ないだろうし、これは間違いなくクリスマス限定。昔はそんなこと考えずに作ったんだろうけどね…大草原の小さな家にも出てきたし、(大草原の小さな家の料理本にもレシピがあった)日本では、白身を入れずに作るレシピが多かったので、メレンゲにしてから混ぜればいいのかーー。ってなって一度作ったけど(腕が疲れた)。プリンの味だよね、これは。

 アメリカでパック入りは、甘すぎるのがわかっているので買わなかった。

 なんか、おいしい飲み物がないかなあ。お酒はそれほど飲まない(飲むと、後片付けがいやになるから)。

アメリカは、宗教上の理由でアルコールを飲まない人もいるので、そういう飲み物もあるかどうか、今度探してみよう。

アメリカの風邪薬

風邪をひいた。
日本からちょっとだけ、持ってきた風邪薬は、3つずつ飲むもので、瓶の中身を全部持ってきたのだけれど、本当にちょっとしか残っていなかったので、2回分ぐらいしかなかった。1回分飲んで、じゃあ、もういいや、アメリカのを買うか…ということで、ちょっと症状が和らいでいる間に買いにいった。

 渡米回数も、滞在期間も長いので、試したことももちろんあるのが、これ。(左の写真)これは、ヴィックス社の。タイレノール、ダイメタップブランドもあるのだけれど、最初の渡米の時、適当に買って試したらよく効いたので、この1種類しか試していない。

隣にある50円玉のサイズを見てもわかるように、アメリカの薬は、まず、錠剤とか、カプセルがとても大きい。これは「ソフトジェルカプセル」なので、まだましだけれど、もっと固い錠剤でも、このサイズのものが多く、「糖衣錠」とか「フィルムコート」なんてない(その代わり、日本より薬の単価は安いのが多い)ので、ごつごつして、のどにとても引っかかる感じがする。

 初渡米で日本から来たばっかりの時は薬を半分に割るという道具を買って、バチーンと割っていた。が、固いものを二つに割ると勢いで飛び散るのでばらばら?みたいなやつを拾い集めて飲むのがいやになって、無理やり飲み込むようにして、慣れた…というのが本当のところ。大丈夫…アメリカ人は全員、これを飲んでるんだから…とね。

 で、これは「co-pack」と言われるタイプ、オレンジの方が昼用、緑の方が夜用。オレンジの方は眠くならない、緑のはすごく眠くなる…というもので、これは半額ぐらいのジェネリックでも同じ、色は業界でそろえてあるみたい。(間違えて飲む人があったら困るからだろうね)。本当は2つずつ飲むらしいのだけれど、身長180センチ、135キロのアメリカ人にでも効くように作ってあるのがアメリカの薬、150センチ台の私が飲むなら、半分でOKだ。このほかに効き目を強力にした「severe」(シビア、つまり症状がひどい時に飲むものらしい)というタイプもあるが、買ったことはない。

 ちなみに、これを2つ一度に飲んだことがある夫によると、「これ、2個飲んだら、仕事に行っても平気だ」と笑っていたから、相当効き目はあるとみたね…。私も、今1つ飲んでちょっと経ったところだから、こんな文章ブログで打ってるわけで。(そういうことすると、長引くから寝なさい、と夫には叱られた)夜用と、昼用が別のシートになってるのかと思ったら、同じシートに乗っているのが面白かったので写真撮って、ブログにしよう、と思ったんだもん…。

 日本で、妊婦さんが風邪ひいたら「これなら飲んでも大丈夫ですから」とくれる「アセトアミノフェン」が主な成分で、dextromethorphan…というのは調べたところ咳止めで、doxylamine succinate(睡眠補助)というのが緑の方に、phenylephrine HCL(鼻づまり除去)というのがオレンジの方に入っていた。

 昼用オレンジ、夜用グリーンの2本セットの液体版もあったけど、多分こっちのほうが長持ちするだろうと思ったのでこっちにした。
子供用の風邪薬は、日本からもってきたのがあるんだけどなー。

 あったかいスープが飲みたい…と思っても、結局自分で作らないとない、というところがなあ…しょうがないので、非常用だったスープの缶を開けてあっためて、チーズクラッカーと一緒に食べてあったかくなったところで、これを5分ぐらいで書いたので、子供が学校から帰ってくるまで、寝ます。

 あと、夜は、緑の方を飲んで寝る。 アメリカに長期滞在の時には、飲みなれた風邪薬、おなかの薬、痛み止めぐらいはもってきたほうがいいなあ…と思ったのでした。ちなみに生理痛用のイブプロフェンは、日本のようにカフェインとか配合してない、なんでもない錠剤は、かなり安い。フィルムコートも、糖衣錠もないけど。

 日本なら、葛根湯なんだけどなー。あと、龍角散とか。あの「効きそうな匂い」がちょっと恋しい。

空気の乾燥

日本は、湿度が高い…というけれど、本当にそうなんだろうなあ…と思う。
ロシアに子供のころ住んでいたという米原万理さんという作家さんが、ロシアも、寒くて空気が乾燥するのだけれども、そこでクリームなんか塗らなかったら、それで慣れてきて、結局何もつけないで大丈夫だった、みたいな話を書いていたのを読んだことがあった。(この人のエッセイはお気に入りで、繰り返して読む本に入っている)

 人間、住んでいる場所に何とか順応するという話で、私もそれを見習って、あんまり日本と変わらない生活をしていたのだけれど、夜中に唇がひび割れて、血の味がして目が覚めた。

 ううむ…日本でこういうふうになることってあんまりないんだけどな…。おりしも気温はひどく下がって、のどが痛い。

 次の日に、ドラッグストアでワセリンでも、と思って見に行ったら、ココアの匂いのワセリンが売られていた。バニラ味(味とはいわないか)もあった。ココアバター入りの方を唇に塗ったら、甘くていい匂いがして、つい唇をなめそうになる。
 スティック状じゃなくて、小さめの入れ物にはいっていて、ふたをぱかっとあけて、手で塗る方式のものが多い。
香りのついたワセリンは、結構ポピュラーなようで、「クリームブリュレ」の香り、なんていうのがあった。どれにしろ甘い匂いがするのが人気があるみたいだ。

 のども痛いしな…と思って、ハーブ入りのキャンディを買って帰った。日本で売ってるやつと同じような、甘くてちょっと苦いような、「スイスハーブキャンディ」なんていって売っているものだった。あと、ホールズもあった。

 …なんとなく、だるいし、風邪かな…オレンジジュースを飲んで、子供が学校から帰ってくるまでうとうとして過ごした。
 鼻も詰まってるし…と思っていたら、夫が、「これ、日本から持ってきたけど、使う?」と、メンソレータムを持ってきてくれた。
あー。このにおい、実は好き。これを、鼻が詰まったとき、鼻の下に塗るのが好き。すーすーして、鼻が通ることがあるから。これはおばあちゃんちに絶対あった。いつでもあった。そしておばあちゃんが、あかぎれとか、しもやけとか、きりきずとか…に塗るの。もうなんでもこれ?というぐらい愛用されていた。

 夫はこれを、唇に塗ったり、手を紙で切ったりしたときに塗っているらしい。つまり…すーすーするワセリン扱いだな(笑)。
なんだか、懐かしい匂いで気持ちがなごんだ。

 この、「メンソレータム」のふたをバッジにするのが流行ったことがあったなー。と思いだした。メンソレータムのマークの女の子がキャラクターグッズになって売られていたことがあった。薬屋さんでこのメンソレータムを買い、ふたの横のところをカッターで切って、ふたの裏側にサイズ通りに切った厚紙に安全ピンをくっつけたのを貼って、ふたの側面をその紙をはさむように折り込んだら、缶バッジjみたいになる…という、つまりメンソレータム本体はどうするのよ…な工作だった。

 ちなみに、私は運よく、古いメンソレータムが家にあったので、新しいメンソレータムの缶に、古いふたをして、新しい方のふたを使って作ったっけ。

 …これ、なくなったら作ったら、ウケないかな(笑)。メンソレータム柄、ペンダントとか。いらないか。
 

クリームその後

1日前の日記を書いてから、食料品店へ出かけた。ワインとか、チーズとかの種類がたくさんあったり、シーフードもあったり、肉も量り売りがあったりする、全体的に値段が高い店で、あんまりいかない店なのだけれど、「瓶詰のクロテッドクリームがあるとすれば、多分あそこだね」ということで、出かけた。

 この店になければ、あきらめて、生クリーム泡立てよう…。と思って、出かけたら、見事発見。ビンをじーっと眺めると、開封しなければ、5カ月もつもので、ふたをあけたら冷蔵庫に保存して5日以内に食べきりましょう、ということだった。なるほど…これなら、多分、食べきれる。小さめのジャムのビンぐらいのサイズ。

 まず、冷凍のワッフルを焼いて、ちょっとのせてみた。 ふむ…。糖分がないので、レストランでパンについて出てくる、柔らかくホイップされたバター、あれの塩味なしだ。

 ビンの外側には、ブルーベリーや、ラズベリーに絡んだクリームの写真が。なるほど…ベリー類か。

…ってことは、甘くて、クリーム味で、ベリーにかけて食べると、きっとおいしいぞ…という感じがした。
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ブルーベリーをスーパーで買う。ブルーベリー、ラズベリーが、いつでも買えるのは、アメリカだとおもう。
まず、瓶入りのクリームを、スプーンでお皿にとって、はちみつをかける。そこにベリーをいれて、からめながら食べてみた。

…うわー。めちゃくちゃおいしい…。日本のケーキ屋さんでケーキが食べたかった…という望みが、満足するぐらいおいしかった。
ハチミツ、クリーム、ブルーベリーミックス。簡単だし、瓶から出してくるだけで、この味なら、ねえ。

ハチミツ、バナナ、ナッツの組み合わせより、健康に悪そうだけど、味は、とてもよかった。これ、イチゴでやったらおいしいかなと思ったけど、アメリカのイチゴって、すごくすっぱいんだよね…。ラズベリーの方がいいか。

 …これで、帰国まで乗り切ろう。ちぇ、もっと早く見つけておけばよかった。

クリームが食べたい

ケーキが、食べたいな…。おいしい、甘いものが食べたい。

アメリカの甘いもの、特にケーキのカテゴリに入るものは、たいてい甘すぎ。かなり甘いものが平気な小学生の息子も、学校のパーティで出たカップケーキの砂糖衣=フロスティングを一口食べて、「あれはだめだった、はがしてたべた」と言っていたぐらいだから、日本の甘さに慣れたら、なかなかにつらいものが多い。

 アメリカの甘いもので、大丈夫なのは、アイスクリーム系。シェイク、アイスクリーム、シャーベット、フローズンヨーグルト、ジェラート、このあたりは大体、食べられる味をしている。ハーゲンダッツのなんかは日本と同じで、私は今まで甘いものが食べたくなったら、ハーゲンダッツのアイスクリームを食べていた。

 …でもね…。寒いんだよね、もう…。アイスクリームという気分じゃない。

家に材料があるのは…。カスタードクリームならいけるか…と思って、牛乳、卵、砂糖と、小麦粉はなかったけど、コーンスターチがあったから、作ってみた。うん…。裏ごしてないけど、まあ食べられる味。リンゴをフライパンで炒めて、カスタードクリームとミックスして出したら、息子は、大喜びで食べてるし、私も、それなりにおいしいとは、思った。 

 おいしいけど、これはこう、質実剛健な味ではある。家庭で作った、手作りで、よく言えば素朴、悪く言えばあり合わせ、なんていうかファンシーさに欠ける。

 でもなあ…。ケーキが食べたいな…。私の技術力では、これ以上のものは、かなり無理がある。ふわふわのスポンジケーキというのは、相当の腕前がいるのだ。ムースだの、パイだの、タルトだのも同じこと。

日本で私が住む、微妙な大きさの町にも、おいしいケーキ屋さんはある。
生クリームが絶妙な加減で混ざっているカスタードクリームをたっぷりいれた、シュークリーム。
甘酸っぱいイチゴと、本物の生クリームを、そうっと混ぜながら味わう、飛び切りのショートケーキ。
チョコレートと、カスタードのムースが段々の地層みたいになったケーキ。
ラズベリー味のゼリーの上に、ブラックベリーと、カシスと、ラズベリーと、ブルーベリーが乗ったタルト。
レアチーズケーキと、ベイクドチーズケーキが2層になっていて、上に生クリームをちょっとだけ飾ったチーズケーキ。

 電車に乗っていく、大きな町の、英国風、ティールーム。ケーキサーバーの上のケーキを選ばせてもらって…。あったかい紅茶と、スコーンと、クリームと、イチゴの砂糖煮…は、なんていうんだ、あれ、プリザーブ?
 
 うわーん…。食べたい…と思って、その話をしたら、夫が、「スターバックスの、スコーンじゃ、だめ?」だって。
ダメに決まってるでしょうーーーーーっ。…あ。でも、スコーンは、確かにああいう食べ心地…?…ってことは、違いは何かというと、多分、クリームだ。ふむ…。

 アメリカの、「クリーム」は泡立てた状態で冷凍で売っているのが一番、ポピュラーなんだけど、あれはなんていうか、甘くて柔らかいけれど、絶海の岩だらけの孤島で演習中に、投げ落とされるレーション缶の粉乳(植物性)が、唯一の乳製品…というストーリーが頭に浮かぶぐらい、牛から遠い味なんだよね…。

 本物の生クリームはあるんだけど、うちに泡だて器はない。あれを、腕の力だけで泡立てるの、面倒だなあ…。
大体、アメリカは、もともとイギリスから来た人がとっても多いはずなんだし、英国風のお茶の伝統は、どこへ行った…と思ったらそうだよね、ボストン茶会事件の時に、伝統なんかぶっつぶして、コーヒーに鞍替えし、イギリスと袂をわかつことになったんだもん、残ってないのか。

 いや、それにしたって、あのクリーム、アメリカにあっても変じゃないよね…。なんつったっけね、スコーンに乗せて食べるやつ。ネットで「scone cream」で検索したら、あのクリームは「clotted cream」というらしい。確かに、バーネットの【秘密の花園】では、この単語が出ていた。

 この本は、イギリスの地方の、自然の描写が美しく、クリームや、ジャガイモや、ハムがとてもおいしそうに見えてくる本だった。また読もうかな。

 いや、その話はともかく、このスコーンに乗せるクリームは、瓶詰で売っているらしい。
近所の、ちょっと高いものを売っている食料品やさんを、見に行くことに決定。泡立てクリームではなくて、のせて食べるなら、手間はないもんね。
大体、自分が面倒がるのがいけないということを棚に上げてるだけといえばだけなんだけど…。クリーム。余ったら、ポタージュにでもいれとけばいいか…。砂糖、はいってないみたいだし。食料品の高いやつを売っている店に連れて行ってもらおう。

謎の「こんぶちゃ」

アメリカのスーパーで、冷蔵のジュースを売っているコーナーには、1.8リットルや、3.6リットルの大型ファミリー向け商品のほかに、一人分用のビンに入ったものも売っている。普通のオレンジジュースとかは、少な目で、コーヒー飲料(普及はこの10年ぐらいのものなので、種類が少ない)とか、スムージーとか、ちょっと珍しいものが多い。

 そこに「Kombucha」と書いた飲料があった。こんぶちゃ…?

昆布茶といえば、日本では粉のものしかみたことがない。缶入りで付属のスプーンで湯呑に入れてお湯を注いで飲む。梅昆布茶なんていうのもあって、あっさりさっぱり、お茶は飲みたくない、甘い飲み物はいや、かといってスープほどおなかがふくれないものがいいという時に、飲んでいる。スティック入りは会社勤めをしていた時重宝したし、キュウリとかの浅漬けの味付けに昆布茶を入れる…というようなのもあった気がする。

 しかし、チルドの昆布茶?そして、何この値段。250mlで、4ドル越え。…高いにしろ、ほどがあるだろう…。それともなにか、これは粉末ではない、お湯に昆布いれたやつだとか…?(それはダシではないの?)茶色っぽいのが、瓶の色なのか、それとも中身の液体の色なのか…昆布茶って、大体そういう色だっけ??

 家に帰ってから、「Kombucha」とアルファベットで検索をかけてみた。さすが…ウィキペディアに記述があった。
長い話を煎じ詰めると、つまりこれは、日本語では「紅茶キノコ」というものらしい。

 …紅茶、キノコ…。なんか、すごーーーく前に、流行ってなかったか、これ。名前だけは知ってる。うちの祖母が、体にいいと聞いてきて、試したことがあったはずだ。私はかなり、年齢が小さかった。

 あやしげな健康法の一種だったはずだ。毒にもならんが、薬にもならん、というような、時々出てくるはやりものの一種で、なにかの藻だとか、酵素だとか、流行っては消えていく…。

 ちなみに、紅茶キノコというのもネットで調べてみた。東モンゴル原産、キノコというのは俗称で、キノコではないらしいが、培養できる菌のコロニーらしい。その塊が、形がキノコっぽいので、キノコ呼ばわりなんだって。
 どこにも、健康ブームというのはあるものだけれど、生きた化石を見た感じがした。

 紅茶キノコ…。名前がどこで、昆布茶と混ざってしまったのかは、謎。なので、皆さん、アメリカで「Kombucha」というビンを見たときは、へー、アメリカにも昆布茶があるんだー。なんて思ってはいけませんよ。別物ですからね!

謎のきらびやかさん

買い物に出かけた。ちょっと遠くの、かなり大きめのスーパーで、品ぞろえはイオンのような、「まず大体何でも買える」店。夫がそこのポケモンスポットで、アイテムを取ってからいくというので、私は車に向かって歩いていた。

前から歩いてきた人が、やけにこう…。お上品というのか、アナクロというのかオールドファッションというのか…こんな格好している人を、見たのは、イギリスの王室のニュース以来か、というような、左の、画像の映画のメアリーポピンズのような、つばの広い帽子、それからヴェール、それから、手袋、毛糸のなんかじゃない、布の手袋。そして、にっこり笑って、私に挨拶してくれた。何、この人、女優?あまりにも、にこやかに微笑まれてしまったので、一瞬、知り合いか、と思ったけど…そんなわけないわな。私に、外出時にヴェールと手袋が「必要」な階級の知り合いは、いない。
 センスのいい、上品なドレス、まるでそこだけ、映画から抜け出てきたような、この華やかさよ…そして笑顔のきらびやかさ。


後から、夫が追い付いてきた。「今の美人さん、みた?」と聞いたら、「うん…ちょっとびっくりしたね」と夫も、ちょっとあっけにとられたようだった。そのあと話したところによると、私はその笑顔と、軽く手を振ってくれたのに、気を取られて、細かいところが見えていなかったのだが、夫がいうには、彼女は片手に、食べかけのバナナを持っていたのだとか。皮を途中までむいたもので、もちろん夫にもニコニコ笑いかけてくれたので、すごーーーく、違和感があったそう。

バナナ・・・?
アメリカの、それほど人口が多くない町の、Walmartに、ヴェールと手袋、ドレスのお客さんが現れるのも珍しいのに、片手にバナナ・・・・。

謎は深まるばかりだった。

なんとか「フリー」とは。

フリー、つまり単語でいうとFREEという言葉は、「ただ」という意味がある。Free Mealとくれば、それはただで食べられる食事のこと。Free rideといえば、タダで乗れること。Buy one get one freeと書いてあったら、「1つ買ったら、もう1つ、タダでくれる」ということ。

 なんとか、と物の名前が書いてあって、そのあとにfor freeとかいてあったら、「無料で受け取れます(あげます)」ということ。ただし!「会員登録をしたらタダですよ」とか、「この商品を買った人だけ、タダですよ」とか、「期間限定で、そのあとは有料ですよ」とかまあ、そういうことが隠れていることがあるので、気を付けなくてはならない。(日本と同じで、そういうことは、小さい文字にしろ、ちゃんと書類に書いておかなくてはならないと決まっている)。

 もう1つ、Freeという言葉で使われるのが、商品のパッケージに印刷してあるもの。
 90年代に、やたらよく見かけたのは、「Fat Free」だった。日本語でいうと、「脂肪分ゼロ」にあたる。ヨーグルトとかで、見たことある人は多いだろうと思う。

 sugar freeとくると、甘味料が入っているものが多い。toxic freeこれは、子供向け文房具なんかによく見る「無害」という意味。たべちゃったり、なめちゃったりしても、無害ですよ、という糊のパッケージなんかがその例。

食品で、Fat Free!とパッケージに書いてあるものがすごくたくさんあった。2000年ぐらいにアメリカに行ったときは、まだまだそれが多かった。でも、見ていると、「みかんの缶詰」とかにも印刷してある。そりゃそうだろうよ…。ミカンの缶詰が脂でこってり、なんて誰が思う?砂糖のパッケージにFat freeと印刷してあるのを見たときは失笑ものだった。そりゃ、そうだろう…。消費者を馬鹿にしてないか、これ。

 豆の塩ゆでの缶詰とか。パスタ(乾麺)とか…って、大体、そんなに脂肪分含まれてなくて当然じゃないの?
…と思っていた。

 今年、アメリカに来て分かったのは、Fat freeというのは、影を潜めていた。ヨーグルトみたいな、「普通は脂肪分ありだけど、これに限っては、入っていない」というタイプのものには、もちろんそういうのは書いてあったけれど、まあ、これは当然といえば当然だものね。

 その代りに、書いてあるのが「Gluten free」。ええ、缶詰とか。ツナ缶とか、肉とか?ちょっと、見ているとびっくりするような数のグルテンフリー。私は、一応グルテンというのは、麦の中に入っているタンパク質である、という、一般的な知識はあった。
 これの、粘る力で、パンの膨らみ方が変わってくるというようなことも家庭科で習ったぞ?強力粉と言われるものは、このグルテンが多くて、薄力粉は少ない。そういうようなこと。

 で、だ。なんで、「ツナ缶」に、グルテンが入っている可能性がある」わけ?添加物とか?
パンにグルテンが入っているのは、わかる。だって、麦が入っているんだもんね?小麦、ライムギ、大麦…はパンにつかうのか?それと、パスタにも、多分どっさり入っている。あれは小麦粉を使って作るんだものね。そういうのを、どうにかしてグルテンフリーにしているというのは、現代の科学力と、工場の技術と…まあ、やろうと思えばできるのか、すごいねえ、とは思うけど。

ピクルスのビンに、グルテンフリーったってねえ。野菜に、タンパク質ってそんなにたくさん入っているのがあるの?キュウリだよ?
肉のパックに書いてあっても、いや…そりゃ、動物の肉に小麦のタンパク質と同じものが入っているとしたら、それはどんなハイブリッドか、地面に植えて育つ牛…ってSFだね、うん。宇宙基地が出来て食料は培養蛋白、という話なら、SFには、あるね…。

 牛乳を飲んだら、おなかがこわれる「乳糖不耐性」の人がいるように、グルテン食べたら症状が出る人も、いるとはきくけど、正直そんなにたくさんいると聞いたことない。基本、グルテンフリー食料を必要とする人はうーんと少ない。そういう人のために表示しておくことは親切かもしれないけど、大概の人は、ピクルスにグルテンが入ってないことは、わかるんじゃないかね…と思う。

 流行りなんだろうねえ、このグルテンフリーっての。穀物をたくさん使った食品になら、わからんでもない。でもそれ以外のパッケージに書いてあると、どことなく、買う人が「こんなので釣られるだろう」と思われている気がするんだなあ。馬鹿にするなよ、と思ってしまう。

10年たったら、今度は、何フリーが流行ってるんだろうね。また20年ぐらいたったら、アメリカに行ったら面白いかも。

クリスマスの生誕シーン

 アメリカだからなのか、キリスト教だからなのか、このシーズンになると、イエス様が生まれた馬小屋のシーンを再現するデコレーションを売っている。イエス様は、身重のマリア様が、宿も取れずに、馬小屋で宿泊するときに生まれたという話があるので、牛、羊、山羊、馬…などの動物たちと、マリア様、ヨセフ様、それから赤ちゃんのイエス様と訪ねてきた三人の博士とおつげの天使という組み合わせになっている。

木製、ガラス製、陶器のなどがあって、ガラスで全部が透明で、精巧にできていて、なおかつライトで下から照らされているのなんか、ライトが青かったりすると微妙に不気味な感じになったりする。

 小さいのは、クリスマスオーナメントもあるし、カードや、アドベントカレンダーになったもの、壁に貼る絵になったのもあったり、モビールみたいに天井からつるすものもみたことがある。

今日、SNSでシェアされていたのがこれ。題名が「A nativity scene without Jews, Arabs, Africans or refugees」つまり、「ユダヤ人、アラブ人、アフリカ人、または難民がいない、生誕シーン」。

 マリア様、ヨセフ様が、イエス様が、「難民」かつ「ユダヤ人」、それから三人の博士が、アラブ人とアフリカ人(一人は、間違いなく黒人)というようなことになっていたはずなので、それを抜いたら、動物しか残らない…ということだろうな。

 アメリカ人には、キリスト教の人がとても多い。トランプ陣営を応援していた人には特に熱心なクリスチャンが多い。それも原理主義の人が多いということになっていたりする。聖書を言葉通り、信じる人がけっこういるということだ。その人たちにとって、「イエス様」というのはとても重要な、自分の価値判断基準になっている。たとえば、「WWJD」という文字を刻んだブレスレットなんかが売られていて、これは「What would Jesus Do」

という文章の略ということになっていて、「イエス様なら、どうするだろう」と問いかける文章。自分が今行動するとき、「きっとイエス様ならこうだ」と(まあ、つまりいい行動の規範として)思い出しましょうということなんだろう、そういうブレスレットが実際、普通の雑貨屋さんで売られているような、そんな国が、ここ、アメリカ。

 移民排斥、アラブ系を「イスラム教徒」として排斥しようとし、なおかつ、アフリカンアメリカンは、「黒人」として差別の対象…という国でもある。熱心なクリスチャンであることと、マイノリティ排斥の両方だが、その通りにすると、こうなるんだけど、どうよ?ということなんだろうね。




 肌の色や、暮らしている場所や、信じているものが違っても、みんな同じ人間である。

こういう考え方を持つことは、なかなかに難しいこと。「私たち」「彼ら」という分けかたをしてしまうことが、そもそも現代社会になじまない…というか、ねえ?一応「生誕シーン」が起きたのは2000年ぐらいは前、ということになっているんだから、そのぐらいでも、人種と宗教は混ざっていることを考えると、やっぱり、「誰でも、どんな人でも、コミ」という考え方は、選び取っていかなくてはならないのだと思う。

 面白いのは、大体、もともとユダヤ人家庭に、あの時代に生まれたイエス様が、白人なわけないんだよね。白人という人種は、北の方…ノルウェーとか、デンマークとか、ああいう場所の人たちがルーツなんだから。中東の人っぽい顔をしていたはず、またはもうちょっとアジア寄りにしろ、どっちにしろ有色人種だったはずだ。

 でも、アメリカでは、この議論をだすと、すごく動揺する人が出る。「えええっ!!!そんなわけないよ!!」となる人が出る。白人至上主義…とまではいかなくても、「誰よりも素晴らしい人である(はずの)教祖様(だよね?)である、イエス様が、まさか白人じゃないわけないよね?…という…。

 悪魔が黒、天使が白であらわされるのは、白人が善であり、黒人が悪であるということを表していると本気で信じている人がいるのがアメリカ。この熱心な宗教さ加減と、メラニンの量以外の「人種間の質の差」があると思っている人が(つまり、個人差程度の差ではなくて、種類として)いる。

 どの人種にも、素晴らしい人はいる。そして、最低な人もいる。ほとんどは平凡な人だ。でもそれは、どの人種においても同じことであって、たとえば緑色の人間と、青色の人間がいたとして、緑人の最高の人と、青人の最低の人を比べたら、そりゃ、緑人の方が優秀に見えるだろうさ…というだけのことなのだと私は思っているので、本気で個人差でなく、人種の差を信じている人を見ると、だあっ。ってなる。

 宗教って、どこか、そういう傾きを人に持たせるところがあるのはわかっているけれど、あまりにも、差別的なことを宗教がそんなことを言っていないのに、自分で解釈して自分に都合がいいようにしている人を見ると、怖いな、と思う。

 今日のこの、1コマは、そういうことをちょっと、考えさせるものだった。

大麦若葉

牧場の見学に行った。息子の小学校から、案内が来ていたので、見に行ったのだけれど、すごく景色のいいところだった。

トラクターにけん引された、荷車には、束ねた干し草のブロックが座席としておかれていて、乗せてもらってスタート。牧場には、アルパカが飼われているのが、売り。

…といっても、豚や、牛、馬、ロバ、ヤギ、ニワトリなどもいるのだけれども。

まず、ヤギ。「ミニヤギ」で、これは「単にかわいいから」飼ってあるのだそうで、もともと、ペットとして売り出されていたミニヤギが、どうにも飼育しきれなくなった人が持ち込んだらしい。これは牧場見学に来た人に、餌を配って、食べさせる体験をさせてくれる。ひろびろとした草地に、ヤギが登って遊べるような場所まで用意してあって、4匹の大人になっても子ヤギサイズのヤギが遊んでいて、幸せそうね…という環境だった。

ロバ。これもまた「ミニロバ」で、子供は乗れるけれど大人は乗れません、というサイズ。ロバのパン屋さんのロバ…と思った、本当に、おもちゃのような…かわいい目をしていて、まつ毛が長く、これも、餌をやるのが主なアトラクション。ペットとして需要があるそうだ。

馬。フルサイズの本物。これも、餌をやらせてくれる。これも、ペット用(乗るのに)需要があるそうだ。エサ用のペレットには「リンゴ入り」の馬スナックだと袋に書いてあって、そんなものを見たのははじめてで、へーーーーっってなった。息子は、「かまれることがあるから、注意して」と言われたとたん、こわいからやめる、と私に餌を押し付けたので、私が手のひらにそうっと乗せて、やってみた。がぶぶっってなるけど、大丈夫だった。
 ちなみに一緒に見学していた女の子、かまれちゃって血が出てた。あとで消毒してもらってたけど。
ミニロバをみたあと、馬を見ると、大きいのにびっくり。

 ブタ。これは、小さい種類だといわれていた。日本でいう、黒豚みたいなものだろうか。これも、浅い水たまりや、砂場、それから草地がひろがっているところで遊んでいる豚さんたちで、大変幸せそうだった。一匹だけ、サイズが違う子が混ざっていたのだけれど、説明によると、そのぶたちゃんは、ペット用ミニブタです、と言われて売られていたのだけれど、実はそうではなかったので、大変大きくなってもてあまされ、飼い主は庭にシリアルを撒いてテキトーに食べさせるという方法で飼っていたのだけれど、アメリカのシリアルは大変糖分が多いので、どんどん太ってしまい、目が埋没、息も出来ないぐらいに顔の肉が盛り上がってきたので、動物虐待だ、と近所の人に通報され、牧場で保護してもらえないか、とやってきたらしい。今では健康な食事をして動けるようになり、子豚のお守り役をしているのだとか。

 ニワトリ。卵を産んだら、坂になっているところをころがって、鶏小屋の端に集まるようになっていて、外から卵が集められるようになっているのだけれども、そこの外のふたを、アライグマが上手にあけて、卵を取ってしまうのが、一番の悩みだとか。きつね、蛇、いたち…あらゆるものが、このヒヨコを食べようとする、地球上のおおよそすべてのものは、チキンが好きなんだから、と牧場主さんは笑っていたけれども、野生動物が入らないように、地下には何メートルもの深さに金属板がうめられて、地下からの侵入を防ぎ、屋根から、フクロウなどの鳥が絶対は入れないように隙間をふさぎ…。ヒヨコが、大きくなる前の、半分ニワトリになったのがたくさんいる小屋が、一番厳重に警戒されていた。

 蛇が、フェンスに引っかかって、電流で何度もショックを受けて、バッチバッチ火花が散っているのに、蛇は卵を9つも飲み込んでいたので、フェンスの網をくぐることが出来ず、そのまま死んだ話とか、きつねが、夜になると現れて、足跡がいっぱい残る話とかが、興味深かった。

 今日のブログの題名の、「大麦若葉」。飼料を、なるべく使わず、やっていきたいと思っている牧場主さんの意向もあって、牧場では、大麦の種を水耕栽培していた。9日で十分そだって、青々とした、高さ20cmぐらいの若葉になる。タネと、根の部分も、ニワトリが食べてしまうので、全く問題ない、というときの牧場主さんは、大変得意げだった。豚も、牛も、ヤギも、馬も、この若葉が大好きなのだそう。干し草や、穀類なんかも、食べているのだけれども、フレッシュなものは、また特別らしい。

 水耕栽培場には、植えたばっかりのものから、9日目のものまでが、ずらっと並んでいた。これって、日本で青汁作るやつよね、と思いついた。なるほど…作るのに、手間と値段がかからず、早く育つんだなあ…青汁メーカーも採算がとれるわけだよ…なんて。

 そして、今日のメインだった、アルパカを見に行った。かわいい…。触らせてくれるのだけれど、みっしりなのにモフモフ。カールした毛が、大変暖かい感じで、ああ…アルパカが高いのって、理由あるよね…。と思った(ちょっと現実的すぎ)。生まれたばっかりの子は、遠くから眺めるだけだったけど。ちなみに、近くによって、アルパカが危険を感じると、唾をはきかけられるそうだ。

 さわらせてもらったアルパカたちは、穏やかなのを選んで、牧場の係りの人が、ついていてくれるためにそういうことはあんまりないらしいけど。色は、白(というか、クリーム色)から、真っ黒まで、牧場主さんに言わせると14種類あるそう。クリーム色で、背中だけ、茶色くなった、エクレアみたいな柄の子とか、茶色とクリーム色のぶちとか、黒と、茶色が混ざったのとか、かなりいろいろなパターンの子がいた。真っ黒とか、茶色だけとかの子もいたのだけれど、牧場主さんによれば、どの色が出てくるかという可能性はまったく彼にはわからないのだとか。黒と、黒で掛け合わて、真っ白な子が生まれることもあるし、白と、茶色を組み合わせて黒がうまれることもあるし、混色系は言うに及ばず…というわけで、今のところ、決まった色を生み出すのには成功していないそうだ。

 アルパカは、どうも群れで暮らす習性があるらしい。群れのリーダーとして、なぜか「ラマ」が飼われていた。ラマは、なんと「番ラマ」として買ってきたものらしく、そういうふうに訓練したものだといっていた。怪しいものがいたら、近くに寄って、甲高い声で鳴き、それでも下がらないと、後ろ足で立って前足で攻撃、爪も鋭く、野犬や、きつねどころか、人間も死ねるらしい。

 …そんなふうに訓練「する」というのも初めて聞いたし、そういう訓練された牧場用番ラマ、などというものを売って生計を立てているひとがいるというのも、なんていうか初耳だった。すごい。

 牧場の、生みたて卵を1ダース、買って帰ってきた。おいしい卵だった。殻が、茶色の、白の、それから薄い水色の卵だった。
水色の卵…みたことなーい。どんなニワトリがこれを産むのか、聞けばよかったなあ。

アメリカのオレンジ、またはみかん

皆さんのおうちには、もう、ミカンの箱はあるだろうか。
冬になるとこたつにミカン。箱ごとのミカンを買ってきたとき、田舎の家では箱をひっくり返して、固いミカンから詰めなおす…というようなことをやったものだった。

 祖母の家の納戸は火の気がなく、大変寒かったが、そこにミカン箱があって、いつでもたべていいことになっていた。ミカンにマッチ棒を刺して、輪ゴムを飛ばして引っ掛ける遊びとか、ミカンを5つとか6つとか積み上げる遊びとか、皮がタコの形になるようにむくとか…。コタツから出ない子供たちは、そんなことをしている時代だった。皮を上半分残して、そこから白い筋を使ってミカンをぶら下げる、という難易度の高いむき方を見せてくれたおじさんとか(草鞋、と呼ばれていた。多分つるして売っている草鞋売り場に見立てたのだろう)、ミカンの汁でやる、「あぶりだし」とか(時々、紙が燃えて大騒ぎになったり)。

90年代アメリカにいたときは、「マンダリンオレンジ」とか「クリスマスオレンジ」とか呼ばれた、ミカンっぽい味のオレンジはあった。あったが、これがもう、種が多いのなんのって。「時々入ってる」とかじゃないの。もれなく、どの房にもまんべんなくたくさん入っているといっていい頻度。

 お行儀悪く縁側でスイカを食べるときの感じ、もぐもぐもぐ。と口に入れて、種と実をよりわけ、実をのみこんだあとで、「べべべべ」と種を出す、あの食べ方になってしまうようなミカン。味は確かにミカンだったが、あまりの食べにくさに、一度きりにした覚えがある。

 今回、そんなことをすっかり忘れた夫が、「なんとなくかってきた」オレンジ。まーたあれか…と思ったけれども、味が、みかんよりも、「オレンジ」の方に近い。ヘタのところがちょっと盛り上がっていて、ミカンぐらいのサイズのオレンジ。形は、ミカンや、柿のように、直径より高さが低い形ではなくて、真ん丸に近い?でもどことなく、ミカンぽさがうかがえるような…。ハイブリッドだな…とわかるものだった。

 そして、特筆すべきは、タネが全然ない!それとネーブルオレンジとかと違って、手でむきやすい。これは便利な…。

 家族全員に大好評。あっという間になくなって、もう1袋、買って来たら、今度の袋はちょっと違った。同じようなオレンジ風のものもあったのだけれど、「どーーーみてもみかん」というのが混ざっている。形も、日本のミカンと同じ。味も間違いなくミカン。ううむ…
【公式サイト】によると、いろんな農家のものを、集めて混ぜて入れているらしい。なるほど…。品種まで違っても、大体大きくひとくくりに「マンダリンオレンジ」のカテゴリに入ることにしてしまって、売っているのだろう。

 ミカンみたいな形をしているのと、オレンジみたいな形をしているのがあって、ヘタのところがちょこんと盛り上がっているのと盛り上がっていないのがあって、ネーブルみたいなおへそが小さいけどあるものまで、バリエーションいろいろ。味も、オレンジにしか思えない、というものから、絶対ミカンまで、バラバラだ。

 こういう、ばらつきを「あるもの」として売ってしまうのがアメリカだと思う。同じ店で買ってきても、入荷時期により、味がバラバラ(笑)。面白い。種はどれにもなかったから、多分この15年ぐらいの間に、そういう技術が日本から伝わったか、品種が改良されたか…。

 中の袋も、あまり口に残らないのがいい。果肉の色はかなり薄いので(オレンジというより、黄色寄り)すっぱいのかと思うのだけど、普通のオレンジぐらいには、甘いし、これはいい。オレンジより皮もやわらかいし(オレンジ風のものは、ミカン風のより皮が固いけど)十分手でむける。

 アメリカに滞在している時は、冬はいつもミカンが恋しくなったものだけれど、今年はこれでばっちりだ。

オレンジジュースのバリエーション

アメリカにいて、日本よりおいしいものってある?と聞かれたとき、それほど思いうかぶものがあるわけではないけれど、1つだけ。それは「オレンジジュース」。もちろんこれには「メーカーによる」し「値段による」が、平均値が確かに高いと思う。


 もちろん、日本でホテルなどへ行き、そこで「フレッシュオレンジジュース」などを注文して、ジュース1杯に1000円とか払えば、それはとてもおいしいオレンジジュースが飲める。値段なり、間違いなしだ。


 アメリカでも、そういう感じに、生、しぼりたて!で出してくれるやつは、大変おいしい。大体日本の半額ぐらいだと思う。まあでも、さすがにそれは比べるもなにも…。


 でも、スーパーに売ってるやつは、確かに、メーカーによって違う。1.8リットルぐらい4ドルぐらいするジュースで、分離したみたいに見えるのがあって、それは、もうびっくりするぐらいおいしかった。最初、分離しているのをみて、悪くなっているんじゃないか…と思ったけどそれは杞憂だった。【ナタリーズオレンジジュース】これは、正直かなり高い。高いが、味の方も相当よくて、フレッシュジュースに迫るおいしさ。これを飲んでしまうと、最安値の1.8リットル1ドルぐらいの、濃縮還元を、おいしくない水でやったみたいなやつを飲むとがっかりする。


 あと、日本でも売ってる「トロピカーナ」も、割とおいしいし、普通のスーパーに売っているブランドも、確かに「値段のわりに」おいしい。大体日本の半額ぐらい?今家で飲んでいるのは「Simply Orange」というやつだけど、これが、「パルプなし」「パルプあり」「パルプ多め」があって、要は、果肉がそのままになってるか、はいってないか。搾りかすというなかれ、その濃さがおいしい。「多め」になると、パルプが上の方にういてきて、瓶の口にぎっしりつまってジュースが出ないぐらい。もしょもしょと噛みしめることになって、これはこれで…。


 いろいろと混ぜたものもあって、例えば「パイナップルとオレンジ」、「イチゴ、キウイ、オレンジ」とか、「マンゴー、オレンジ」とか…。どれも結局、オレンジが勝っている味で、バリエーションとして好きだったが、なんとなく、手を出していなかったのが「バナナ、オレンジ」。バナナってすごくわかりやすい味だし、味もなんとなく想像がつくし、わざわざ買って試すほどでも…と思ってたのだけれど、夫婦二人だった頃と違って、最近は息子もジュースを選ぶから、「ねーこれ買おうよ」というので買ってみた。


見た目は、オレンジジュースの色。
 どっかでこれ…飲んだ。絶対、これと似たの飲んだ。昔…。絶対、最近じゃない。という味。


 目をつぶってもう一口。


 子供のころ…。そうだ、ペコちゃんのプリンのコップに入っていた。おばあちゃんちだ。分けて飲んだ。缶入り。


 もう一口。


 わかった。「ネクター」だ。不二家の缶入りで、「もも」のではないネクターにこんな味のがあった。多分、オレンジネクターってのがあった。それか、ミックスネクターってのがあった。ちょっと、とろりとしているところも、似ている気がする。


 懐かしいな。ちなみに、今ネットで検索かけたら、今あるのはピーチネクターだけ、らしい。面白かったのでこれ、また飲もう。

アメリカのウェットティッシュ

 日本だと100円でも買える、ウェットティッシュ。それの、「消毒つき」バージョンはこっちでもかなりポピュラー。一番有名なブランドはLysolで、洗剤にはこれと同じ名前のものがたくさんある。学校の備品にも「できれば寄付してください」というリストに入っている。


 日本でいうと「手ピカジェル」という名前で売っている、手にちょっと付けてすりこんで、乾いたら手の消毒が出来るという、あれはものすごくポピュラーで、実はアメリカでは15年前にはもうあったと思う。あれはどうも、洗い流さない感じがいやで、試しに99セントで売っていた小さいやつを試してみたけれど、すぐ使わなくなった。それなら、トイレに行って手を洗った方がなんとなくいい感じがしたので、ハンカチを持ち歩くことにしたわけで。


 そのころは持ち運び用ウェットティッシュはアメリカでは見かけなかったから、国によって、何が気になるのかは違うんだな…と思った覚えがある。
 最近、ウェットティッシュが「学校に置いておく備品」になったぐらい…ということは、やっぱりこれがポピュラーになったってことだよね。


 アメリカではこれは「ウェットティッシュ」とは呼ばない。これは「wipe」と呼ぶ。飛行機の中で出てくる紙のおしぼり、あれも「wipe」という。赤ちゃんのおしりふきもwipe。ウェットティッシュ、というと「?」という反応になるので注意。


 で、このワイプ、消毒液がしみ込んだものは「disinfectant wipe」というのだけど、これが「びっしょびしょ」。もう、手で握ってしぼったら、ぽたぽた水が垂れるぐらい、びしょびしょ。筒型の、一枚ずつ引っ張り出せるようになっている容器に入っているのだけど、もう、出したとき、ぽたっぽたっとなるぐらい濡れている。


 使いづらい…。まあ、本気で消毒しようと思ったら、このぐらい濡れてないとダメなのかもしれないけど。この前、ふたがうっかり開けっ放しになったけれど、その時はみ出ていた分は、だいぶ乾いて、ちょうどいい湿り具合だった。本気で消毒が必要…というときはあまりないので、しばらく開けたまま放置にしてから、使おうかなあ。

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    まこ

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