古いゲームボーイソフトを復活させる
これ…どうしようか。多分、私がゲームボーイソフトを遊ばない原因は、画面の大きさ。最近スイッチを買ってわかった。ちょこちょこっと遊ぶときには画面は小さくていい。でも、じっくり遊ぶときには、画面は大きいほうがいい。老眼ってさーあ!!!まあ、しょうがない。コレクションは20代の頃からしていたのだ。そのころと体の状態が変わってきているのは確かで、コレクションもそれにあわせていくしかないだろう。
…というわけで、リビングにこの前つないだゲームキューブにゲームボーイプレイヤースタートアップディスクをいれて、立ち上げてみた。多分今はこれが一番大画面で遊べる。2万円ぐらいだせば、ソフトを読み込んで、カートリッジは保存しておいて、大画面のHDMI接続で遊べる互換機もあるらしいけれども、ゲームボーイプレイヤーは家にあったからね。
アップスキャンコンバータを介してではあるけれども、ちゃんと家の42インチで遊べる。(遅延はパズルゲーム程度ならわからないぐらい)。使っているモニタは縦横の比が16:10なのだけれども、モニタの設定で「自動」にしておくと、入力される映像のタイプによって16:9に直してくれる。
そのあと、ゲームキューブ側のほうが左右に黒い帯を出して、4:3に合わせてくれるので、ゲームボーイ画面はちゃんと正方形に映る。
うーん…。電池が切れてるのが多い。あとは、多分だけど、10年ぐらい前に、ネットの記事を見て電池を力づくで引っぺがして、テープで電池を張り付けたようなのが結構出てきた。まだ動くけど、これ、もうちょっとなんとかならないかな。
電池がなくても遊べるもの、たとえば「カービィのピンボール」とか、「ヨッシーのクッキー」とかはいい。「四川省」とか、「ソルダム」とかも電池が入っていないカートリッジだった。
私が持っているものの中では案外レアなのが、「モンスターメーカーI」「モンスターメーカーII」「ONI」のIからV全部…とかそのあたりで、このあたりが電池切れ。
ネットを調べてみると、この前参考にしたのと同じようなやりかたの、金具だけ残して電池を力づくで取り外して、新しい電池を挟んでテープで留めるほかにも、電池の取り換えがしやすいように、【電池ソケットを付けて、その代わりに小さめの電池が入るようにする、という改造をしているブログ】が…。
うわあ、おもしろそーうーーー!!
そう…わたしは【ピンボールコントローラ自作】とかをやっているうちに、はんだ付けが最近出来るようになったのだ。これも、なんとなく出来そうな気がする!!
まあ…ソフトが使えなくなったら、もうあきらめてしまえばいいだけの話なのだ。電池を力づくで引っぺがして、基盤のパターンが微妙になった時点で、すでに売れる状態ではないもので、自分で使えればいいだけのコレクションになっているのだから。
ONIシリーズは名作だと思う。モンスターメーカーも流行った当時は好きだった人は好きなキャラものゲーだったし、私は楽しんだけど…だめになったら、もうあきらめがつく。【CR1220用の電池ソケット】と、ボタン電池を購入して、やってみることに。
商品がつくまでの間に、ゲームボーイのカートリッジを開けて、古い電池をはがすことにした。
はんだを吸い取る時に使う道具、「はんだ吸い取り線」というのがいる。これは近所のホームセンターでゲット。
換気扇をかけて、匂いよけにマスクまでして、はんだごてで、はんだ部分に吸い取り線をあてて、はんだごてを当てたら吸い取られるはず…だったんだけど、吸い取り線がはんだ部分にくっつく。
うーん、うまくいかないぞ?
これもネットで検索。
多分、温度が足りない?こういう作業をするときは、普段より熱量が出るはんだごてで溶かすのが常道らしい。
うちにははんだごては1つしかないからなあ…。もしかして、と思って温度を上げて、先が細いこてなのだけれど、ちょっと倒すように持って、接触する面積を増やしたらうまく溶けて吸い取れるようになった。
注意点は、ゲームボーイのカートリッジをあけたら、プラスチックの外側と、基盤部分はわけて、作業すること。
カートリッジの半分に、基盤がのっているままで作業したら、プラ部分がはんだごてと接触してちょっと溶けた。
カービィのピンボールはハイスコア保存のため、電池が入っている。こういう、「どっちでもいいもの」とか、「バーチャルコンソールで持っているからいいや」というものから作業を始めた。10個ぐらいやったら、コツがつかめてきて、電池の金具を取り外すのはうまくなったと思う。
電池と、ソケットが到着したら、今度は電池取り付けだね。ちょっと楽しみ。
ゲームをやるより、こういう作業が楽しい感じがする。
やったことないことで、役に立ちそうなことをやる…というのがうれしいんだな、これは。
本当は最初は、ずっと置いておいた古いゲームを遊んでレポートとか書こうと思っていたのに、全然違う方向へ着地して終わった。
まあ、これも一種のレトロゲーの楽しみ方ってことで。