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毎日更新!LuckyDuckyDiary

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猫じゃらし

今日のあたりまえポエム↓

市役所の前には、花壇が整えられている。
いつもきれいなので写真を撮らせてもらったりしている。
 実家の庭に昔あった植物をのぞけば、それほど知っている植物があるわけでもないので、何が生えていても、栽培するようなものではない雑草が生えていてもわからないといえばわからないのだが、一本だけ、猫じゃらしをみかけた。

 確か、本名は「エノコログサ」というのだっけ。きれいな花が生えている花壇の横でなんとなく違和感があったので気づいた。
 この草は、懐かしい。これはどこに生えていても、摘んでも文句を言われない草だということは割と小さいころ覚えた。
 ちょっと頭のほうが重いので、この草を手に持って、ぷらんぷらんと揺れる感じを楽しみながら歩くのだ。

 この穂の部分だけをちぎって、茎にくっついていた方を上にしてこぶしの中に握り、軽く握ったり離したりすると毛虫のように手の中から這い出す…なんていう遊びもあった。昔の子供はとーっても暇だったのだ。
男子だと、ちょっと茶色っぽくなったようなこの草の穂を、「毛虫だーっ」と女の子にぶつける…というようなこともしていた。
 大体の女子は毛虫は嫌いなので、きゃあきゃあ逃げ回る子が多かった。それに、たまに毛虫じゃなくても、本物の虫を混ぜるというような嫌なトリックを使う男子もいたので、本物じゃないじゃないか…と高をくくったままにはしておけない遊びだった。

 これは「猫じゃらし」とよばれているだけあって、ネコと遊ぶのに使う人もいた。今はこの形のおもちゃが売られているけれども、昔は本物を持って行って遊んだ。
 多分…猫との最初の思い出はこれだと思う。

 多分、猫と私が遊ぶ…のではなく、猫が私と遊んでくれたとしか表現できないぐらい、幼いころに、私はふさふさした、とても大きな猫じゃらしをもって、猫のところへ行った。どこの猫だかも覚えていない。でも、大きくて、どーんとした猫で、小さな私は、「この猫は、大人なのだ」と思っていたと思う。

 猫は、しょーがないな…遊んでやるか…という感じで、ちょいちょいと猫じゃらしに構って、そのあと興が乗ったのか、かなり本格的な目をして、狙いを定めて、びしっ!と猫じゃらしをとらえた。
私はとてもそれが怖かったのだ。

 猫じゃらしを放り出して涙ぐんだ私を見て、その猫は、ちょっと困っていた。
真相はどうだったのか、今となっては謎だが、私は多分、そのあと涙を拭いて、帰ったのだろう。

 猫じゃらしの姿は変わらず…。懐かしい昔なじみに声をかけられたような気がした。
 

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コメント

こんばんは
どんなおとぎ話よりも心に残りますよ。
素晴らしい世界。

unagiさんへ

こういうことは思い出したときに書いておかないと、どんどん零れ落ちていく気がします。
きっと10年ぐらいたってからみなおしたら面白いんだろうなあと。

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    まこ

    Author:まこ
    どこをクリックしても一銭にもならない、ただの主婦の日記帳です。
    ゲーマーで、本好きで、クラフト好きです。

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