洗濯物を判別するマシン
家事の中でも、洗濯は「楽」という人は結構いる。「洗濯なんか、洗濯機がするのだ」というわけだ。
まあ、たらいと洗濯板をもってきてな?という時代からすれば、汚れを落として脱水する部分までは確かに、「洗濯機がする」のだけれども…。まあ、ものすごく電気代がかかるし、かけられないものも多いが、乾燥するとしたら、乾燥まで洗濯機がするんだよね。
でも、日本では大概の家では外に干す。もともと、服が乾燥機にはかけるな、ということになっているものがとても多いから。
ちなみに、アメリカでは干す場所自体がなかったので、乾燥機不可のものも、かけちゃったことは結構あるが、着られなくなったものは、なかった。もちろん、服がのびちゃったりしたのもあるし、傷むのは早いが、多分そんなことは気にしないのがアメリカ風なのだと思う。
ウールなんかだと、多分すごく縮むと思う(さすがに、毛糸のものは手洗いにして、家の中に干していた)けど、そういう服はあんまりアメリカのスーパーには、ない。多分お金がある人は、そういうものをもっと高い店で買って、クリーニングに出すんだろうなあ。
話は戻って。
つまり、干すところまで洗濯機がやるにしても、どーーーしてもそこからは人力の作業になる。
家族のそれぞれに振り分けて、たんすにしまうなり、クローゼットにかけるなり、戸棚にいれるなり…といった分けて整理する動きがいる。
これを自動化する…という話は、あんまり聞いたことがなかったのだけれども、最近【ランドロイド】という、全自動衣服折り畳みロボットというのが開発されたらしい。
センサーを使って、服の形を読み込んで、どうやってたたむか…ということを解析して、たたんで分けてくれるそうなのだけれども、お値段は、185万円、パナソニック製だそう。
…185万円。
たとえば、洗濯物をたたんで分けるのを、息子に頼んで1回100円(破格のお手伝い賃だ)渡すとして、1000回(3年)で10万円。30年で100万円…と考えると、まあそんなものなのかなあ。60年で200万円分…
確かに洗濯物をたたむのは面倒だ。わかるんだけど…でもこれ、家族全員の服を全部、一カ所にまとめておかないとだめってことだよね。このマシンといっしょに。そうでなければ、「たたんであるものを片付ける」という手間がある。
片づけるのが面倒の2割ぐらいを占める気がするからなあ。となると、このマシンと、家中の洗濯可能な服とかタオルとかを置ける部屋がいる。そういうことのためだけに一部屋、というのはこのマシンを置く隠れコストということなんだろうな。
そして、いろいろ調べるとわかったのは、このランドロイドちゃん、1枚の洗濯物をたたむのに5分から12分、かかるんだって…。
遅っ!!
センサーで、あっちこっちから眺めて、「あーー。これは多分、おとーさんのズボンだ―」…とわかるまでに3分ぐらいかかる感じか…。
横で見てたらイラっときて、全部自分でやっちゃいそうだ。
夫に、この話をしたら、うちのランドロイドちゃんは、もっと早いねえ、と笑っていた。
そりゃ、私がやったら、全部たたんでも数分だからねえっ。
これはあれだ、多分だけど、夫婦二人とも、超絶激務で、夜に帰ってきたらご飯食べるか、食べないかぐらいで、もうお風呂だけ入って寝たい。という人向けだな。
そういう激務だと、給料二人分あったら、この185万円を「家事の手間を省くコスト」として出せるのだと思う。
多分、このランドロイドがよく売れたら、もっといろんな機能が付いたのが開発されて、例えば、服のほうにタグを縫い付けて、パソコンで形とか、たたみ方とか、所有者とかを登録しておくと、もっと判別してたたんで整頓するのが早くなるとか、そういうバージョンも出てきそう。
でもさすがに、185万だして、1枚に5分から10分では、家に誰かがいて、家事が出来る…という家庭で使うには値段とメリットのバランスが悪いというべきだろう。
でも、この分野の機械を出そうと思った人が、すごいと思う。
洗濯機を最初に出した人がいたように…。80年とか経ったら、畳んで整理するのは機械でやるのが普通になっているのかもしれないね。
まあ、たらいと洗濯板をもってきてな?という時代からすれば、汚れを落として脱水する部分までは確かに、「洗濯機がする」のだけれども…。まあ、ものすごく電気代がかかるし、かけられないものも多いが、乾燥するとしたら、乾燥まで洗濯機がするんだよね。
でも、日本では大概の家では外に干す。もともと、服が乾燥機にはかけるな、ということになっているものがとても多いから。
ちなみに、アメリカでは干す場所自体がなかったので、乾燥機不可のものも、かけちゃったことは結構あるが、着られなくなったものは、なかった。もちろん、服がのびちゃったりしたのもあるし、傷むのは早いが、多分そんなことは気にしないのがアメリカ風なのだと思う。
ウールなんかだと、多分すごく縮むと思う(さすがに、毛糸のものは手洗いにして、家の中に干していた)けど、そういう服はあんまりアメリカのスーパーには、ない。多分お金がある人は、そういうものをもっと高い店で買って、クリーニングに出すんだろうなあ。
話は戻って。
つまり、干すところまで洗濯機がやるにしても、どーーーしてもそこからは人力の作業になる。
家族のそれぞれに振り分けて、たんすにしまうなり、クローゼットにかけるなり、戸棚にいれるなり…といった分けて整理する動きがいる。
これを自動化する…という話は、あんまり聞いたことがなかったのだけれども、最近【ランドロイド】という、全自動衣服折り畳みロボットというのが開発されたらしい。
センサーを使って、服の形を読み込んで、どうやってたたむか…ということを解析して、たたんで分けてくれるそうなのだけれども、お値段は、185万円、パナソニック製だそう。
…185万円。
たとえば、洗濯物をたたんで分けるのを、息子に頼んで1回100円(破格のお手伝い賃だ)渡すとして、1000回(3年)で10万円。30年で100万円…と考えると、まあそんなものなのかなあ。60年で200万円分…
確かに洗濯物をたたむのは面倒だ。わかるんだけど…でもこれ、家族全員の服を全部、一カ所にまとめておかないとだめってことだよね。このマシンといっしょに。そうでなければ、「たたんであるものを片付ける」という手間がある。
片づけるのが面倒の2割ぐらいを占める気がするからなあ。となると、このマシンと、家中の洗濯可能な服とかタオルとかを置ける部屋がいる。そういうことのためだけに一部屋、というのはこのマシンを置く隠れコストということなんだろうな。
そして、いろいろ調べるとわかったのは、このランドロイドちゃん、1枚の洗濯物をたたむのに5分から12分、かかるんだって…。
遅っ!!
センサーで、あっちこっちから眺めて、「あーー。これは多分、おとーさんのズボンだ―」…とわかるまでに3分ぐらいかかる感じか…。
横で見てたらイラっときて、全部自分でやっちゃいそうだ。
夫に、この話をしたら、うちのランドロイドちゃんは、もっと早いねえ、と笑っていた。
そりゃ、私がやったら、全部たたんでも数分だからねえっ。
これはあれだ、多分だけど、夫婦二人とも、超絶激務で、夜に帰ってきたらご飯食べるか、食べないかぐらいで、もうお風呂だけ入って寝たい。という人向けだな。
そういう激務だと、給料二人分あったら、この185万円を「家事の手間を省くコスト」として出せるのだと思う。
多分、このランドロイドがよく売れたら、もっといろんな機能が付いたのが開発されて、例えば、服のほうにタグを縫い付けて、パソコンで形とか、たたみ方とか、所有者とかを登録しておくと、もっと判別してたたんで整頓するのが早くなるとか、そういうバージョンも出てきそう。
でもさすがに、185万だして、1枚に5分から10分では、家に誰かがいて、家事が出来る…という家庭で使うには値段とメリットのバランスが悪いというべきだろう。
でも、この分野の機械を出そうと思った人が、すごいと思う。
洗濯機を最初に出した人がいたように…。80年とか経ったら、畳んで整理するのは機械でやるのが普通になっているのかもしれないね。
コメント
鬼瓦権蔵さんへ
まあ、本当に人間がやらなくて済むことが増えるのなら、障害があったり、ケガで動けない人が頭脳労働やってお金稼いで、一人暮らしという選択肢が増えるかもしれませんね。
洗濯物を畳むのにスゲー時間掛かっているけど、何年先か分からんが、人間がやる事は非常に少なくなるんだろうね。
似たようなので料理をするやつもTVでやってたよ。