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トランプのこと

 アメリカに住んでしばらくたって、話題はやっぱり、大統領選挙。
 イスラム教の人を追い出せ、国内に入れるな。というのがトランプの論調だけれど、私はどうも、「それもなあ」と思うのだ。もちろん、テロ…自爆テロとか、乱射とか、爆弾とか、ハイジャックとかが、いいとは絶対に思わない。あれはイスラム教の神様も、よくないと言いそうな気がするなあ。死んでから天国で(地獄かもしれないけど)叱られそうではないのかねえ、と思うのだけど。不特定多数の人を殺すことについては、タブーになっている宗教は多いからねえ。

 大体、イスラム教徒という人を全部ひとまとめにしてるのが、ちょっとなあ、と思う。何千万人、何億人も信者がいるようなものなんだからして、テロ行為、犯罪行為に走る人だって、混ざっていてもしょうがないと思う。1000人しかいない宗教なら、1人、銃を人混みで乱射して「自分の主張が正しい」ということをわからせようとしたなら、その宗教の教祖は、「ちゃんと信者を見てないといけないよ」と言われそうだ。でも、何億人もいたら、ねえ。「全員、見ておくのは無理」で、ついでに「過激派グループが、ひどいことをした」からといって、「全員、やなやつ」扱いになったら、「普通の信者たち」は思いっきり、とばっちりだ。

 これが、宗教色の薄い私たち日本人にピンとこないなら、「日本人」を例にあげるとわかりやすいだろうか。ローマの遺跡に観光にいって、文化遺産に、落書きをした日本人がいた。ハートマークの中に、名前が書いてあるような。

ゆうき&あおい☆2016.7.25

↑こういうやつをだ。


 「日本人って、こういうことするから、困るんだよなあ…。日本人は、もう遺跡観光は禁止にしよう。入り口でパスポートチェックね」
…と言われたとしたら、ほとんどの人は「えーーーー?」と思うだろう。日本人がそんな人ばっかりだと思わないでほしい、「ちゃんとした」日本人もたくさんいる、そんなバカ、何人もいないってば!…と言いたくなるだろう。

 きっと、そういうことを言いたい「ちゃんとした」イスラム教徒が、どっさり、いると思う。

 何を信じていようと、人数がたくさんいれば、理由は何であれ、破壊行動、犯罪行為をする人はいる。過激な思想にかぶれる人もいるし、若ければ、影響される信者もたくさん出る。年の若い個体は、たいてい馬鹿なものだ…と、中年になった今は、(若かったときの自分を含めて)思う。経験が少なく、自己万能感が強く、または力の強いものに追随するのは、若い時には当たり前なものだ。過激な思想、正論、そして選民思想にひっかかる要素は誰にでもある。
 そして…どの国にも、一定数、馬鹿はいる。人類は、バリエーションのある生き物だ。そういう仕組みで増えてきたのだから、しょうがない。そうするとやっぱり、「何にも考えずに戦わせておくのにいいタイプ」とか、「わかりやすいことを信じさせておくと、グループのためにしゃにむに働く」タイプとか「声が大きくて、リーダーのサポートをさせるのにいいタイプ」とかが、いるわけだ。それを「バカ」と呼ぶかどうかは別としても。

 まあ、一般的には、「リーダーに付き従う(意見を割れさせない)ことが、グループ全体の生き残りに有利」とか、「強いリーダーについておくと、生存確率が上がる」と判断するのは、割と本能的な動きなのではないかと思うけれども、それが、「正しいと思うことを、行動に移すこと」という若者特有のまっすぐさと、結びついたとき…。若者たちは「元気のありあまったただのバカがいっぱい」ではなくなり、「力を持った集団」になり…。それを利用する大人の思惑に、乗せられてしまう。

 カリスマティックなリーダーの下、正しいと思えることを「選ばれた私たちが」「ほかの意見を聞かないで」突っ走った時…。テロ行為になるのだと思う。意見にバリエーションを認めない、テロ集団、過激派。そういう風に呼ばれるようになる。


 このバリエーションを排斥する考え方という点で、イスラム教の人を国から追い出せ、入れるな、というアメリカ人は、ちょっと過激派に似ている。カリスマのある、強いリーダーに、ついていく、「やつら」を排除すれば、自分たちだけなら、ずっとうまくいくのだから、と。

 アメリカは、自由と平等のの国。
 アメリカでは、誰でも成功の可能性がある。

この理想には、「多様性」を認めるところから、始まっている。
そう思いたい人は多い。アメリカで生まれれば、誰でもアメリカ人。言論の自由、思想の自由、そして宗教の自由。
人種、言語、性別、年齢関係なく、すべての人が平等に「機会に恵まれる」国。

 誰もが成功するとは言っていない。でも、「アメリカの理想」は、「機会の平等」。人種、性別、思想、宗教によって、差別されないことを大切に思ってきたアメリカで、その理想を自ら捨てるような、「イスラム教排斥」。それでいいのか?と思う。
 
 そりゃね…。宗教によって、迫害された人たちが海を渡って逃げてきて作ってきたのがアメリカなんだから、憲法作るときに「キリスト教内の宗派違い」しか想定してなかったのかもしれないけどさ?イスラム教がだめなら、じゃあ、モルモン教は?仏教は?ヒンズー教は?誰か犯罪者を出したら、その時点で全員追放?ないわ…ってなるよね。キリスト教でも、いろいろ教派はあるんだからさ…その教派の人が、銃を乱射したら、どうなるわけ…? ということになってくる。「絶対ない」とは言い切れない。人間が生きている以上、脳みそに故障が起きないとは言えないからだ…というか、ロボットでもそれはあるだろうな…精神病というのは、誰にでも起きる。脳腫瘍だって、何千人かにひとりは、かかる。その時、人間は異常な行動に出る。「誰にでも、異常な行動に出る可能性は、ある」。…としたら。「私たち」は大丈夫、とは誰にも言えないということだ。

 何かに影響された個人と、その人と同じ属性を1つでも持っている人を、全員、同じに見ちゃいけない。
なぜ、いけないのか…というと、つまり「自分もまきこまれたとき、困るから」。

 女だから。アジア人だから。キリスト教徒だから。日本人だから。私なら、人数が多い順にこうだろうか。「ゲーマーだから」も、この中のどこかに入るだろうけど、
  「やっぱりあなたって、「    」だから、こうよね」…とは、みんな言われたくないものだと思う。

トランプ…。過激だよな…。勝つのかなあ。勝ったら、アメリカは大変だと思う。まだ現状維持のほうが、ましだと思うけどねえ。

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