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のうきん。

トランプが、大統領になったら、どーなるか…まあ、私は選挙権がないから、眺めてるだけだけれども。見ていると、やっぱりトランプの支持層には、白人男性が多いな、と思う。それと、勢いだけで、あんまり物を考えていない気がする。

 まず、トランプが言う、「メキシコとの間に壁を作ります」という話。その壁を作るのに、一体いくらいるか。予算はどこから出すのか。そして、メンテナンスはどうするのか。まず、そのプランについて、全く言及がない。多分作るとしたら、「万里の長城」とまでは行かないと思うけれど、かなり大がかりだと思う。で、そんなもの、作るのに賛成じゃない人もたくさんいると思う。国家予算をどっさりつかって、そして、メキシコからの不法移民が減るか、どうか。

 人間やけになったら、なんでもやってしまうものであって、高圧線がはってあろうと、銃を持った警備員が守っていようと、捨てるものは何もない…という人間は、例えば北朝鮮の国境線のように、越えてしまう人が出る。どんなものにも、対価はある。それさえ払えば、ひどい方法だろうがなんだろうが、ともかく国境を越えさせてくれるというビジネスも出てくる。途中で死のうが、なんだろうがだ。それでも、捨てるものがなく、夢を見る人間というのはやはり、いる。子供を連れて、国境を越えようとする人を、警備員が撃つのか?大人は撃っていいのか。子供は、赤ん坊は。そして、赤ん坊は撃たないとするなら、それを盾にする人はどうするか。きっと、国境を越えるための安全策として、赤ちゃんを売り飛ばす人が、値段が十分に高ければ…出てしまう。これは、想像したら、ぞっとすることではないだろうか。「子供が死ぬ」ことについては、人類全員…国籍、人種関係なく、「うわ…いや…」と感じると思う。

 すでに今でも、荷物だと偽ってコンテナに乗せた人間を輸送する「違法入国サービス」で死んでしまう人が出ている現状、国境で繰り広げられる光景がもっと血なまぐさく、そして非人道的になっていくのは、想像できる。みんな…自分が属する国が、そういう非人道的なことをするのを、知りたいだろうか。

 全員大歓迎とはいかないのは、わかる。でも、いつ来るか、何人来るか、どんな人が来るかわからない場所に、その壁を…巨大な壁を作る工事を人を雇ってやるその給料と、それを作った後、警察力、または軍事力を割くだけの税金がかかる。人道的かどうか、というのは感情もからむから、議論は紛糾しがちだが、壁を作る費用、それを守る人間を訓練し、派遣し、威嚇目的のためにしろ、配置しておくことが、どのぐらい「効率的」だろう…と考えたとき。自分が毎日働いて、そして国に出した税金を使うその用途として、それでいいか…と聞かれたら、「私の払った分の税金は、違うことに使ってください」と言いたくなるのではないだろうか。

 「壁を作る」というのが、物理的な壁のことではなくて、法律を厳しくして、入りづらくする…というような話だとしたら、これ以上どうしろと?という感じだと思う。移民にだけ、税金を高くするとか?入国制限をするとか?そうすると、「合法移民」が減って、違法な移民が増えるだけ。そういう人たちは、政府の助けを受けることが出来ないので、貧困ライン以下に落ちるような、例えば失職、病気、けが、事故、望まない妊娠、配偶者との死別 etc.が起きたとき、打つ手がなくなり、貧困からグレーゾーンへ、そして薬物取引や、売春や、運び屋や、ギャングへの参加…といったようなところへ踏み込むことになるか、そこまではいかなくても、次世代への教育資金が足りなくなり、結局貧困層から脱出できない。子供も、高校へも行っていなくて、仕事がない。みたいな連鎖になりやすい…というのが、「たったいま」の問題…ってことは、規制を厳しくしたら、余計地下にもぐって、問題は大きくなるだけじゃないのか…?それ、本当に実現しちゃっていいの?大体、国内の「生まれたときから(それも、3代とか4代にわたって)アメリカン」という人たちの貧困問題すら、解決してないのに、外国からの移民より、そっちが先では…メキシコとの間に壁を作るというのは、「あいつらのせいだ!」と指をさして叫んでおけば、そっちに気を取られるとか思ってるんじゃ…というのが、反トランプ派というわけだ。

 まあ、いろいろなことを差し置いて、壁が出来たとして、それが機能して入ってくる人が減ったとしたら…。
実のところ、今、移民が…それも、貧しい移民が担っている仕事は多い。「アメリカ人ならつかないような職業」に「この仕事がなくなったら大変だから文句が言えない」ために、びっくりするほど安い賃金で、雇われている人たちが、たくさんいる。または「違法移民だから、通報されないため」に文句をいわず、最低賃金以下で働いている人たちも。レストランで、お皿を洗うとか、深夜のファーストフードとか、清掃業、それも夜中に回るやつとか。給料が安くて、時間が長い、または深夜にわたり、体がつらい仕事。全員がホワイトカラーで、9時5時、平均以上の給料をもらえる…わけはない。「平均」というのからして、半分は平均以上、半分は平均以下…というのが、「平均」の意味だということを、忘れてはいけない。間違いなく平均以下の給与、不規則な勤務、深夜勤務、またはパートタイムで保証がない勤務体系で、肉体労働。アメリカには、「どんな職業でも、尊い。馬鹿にしてはいけないよ、誰かが、これをやってくれなかったらみんなが困るんだから」という教育は、ない。給料の安い仕事を馬鹿にする風潮があるし、「(そういう馬鹿にされているような)仕事に就くぐらいなら、職がいまなくても、探すほうがまし」という考え方の人も結構いる。だから貧しい移民がいなくなったらみんな、絶対困る。

 肉体労働、裏方の仕事、「安い商品を提供するため、給料があんまり出せない」仕事に就く人が、すごーく足りなくなるはずだ。
夜中に、ファーストフードへ飛び込んでも、ハンバーガーが出てくるのは、「当たり前」ではない。24時間スーパーなんて、昔はなかった。セブンイレブンが出来た当時はすごかったのは、朝の7時に開いている店なんてほとんどなかったからだし、11時には、開いているのはナイトクラブだけ、そんな時代にアメリカ人は、戻れるだろうか(日本人も。無理無理)。

「アメリカに仕事を取り戻す」と、トランプは言うのだけれども、アメリカ人を、みんなが「このぐらいだろう」と思う給料で雇って、ものを作ったら、その商品は、値段に給料コストが跳ね返って、ものすごく高くなること、間違いなしだ。だから、製造はみんな、給料が安い外国に回してるんだから…。その、給料分の、商品への値段を、国民が喜んで全員、出すだろうか。「しょーがないな、メイド・イン・アメリカだから、誇りに思って買い支えよう」…といって財布を出せるのは、やっぱりお金持ちの人たちだけになると思う。
 庶民は、やっぱり、安いものがいいと思ってしまうのだから。

「強いアメリカを」という響きはかっこいい。確かにかっこいい。そのカッコよさに、「おお、そうだよな、強いのいいよな」と乗ってしまう人は、結構いると思う。それがトランプの人気のかなりの部分を占めると思う。不法移民を追い出せ、外国をのさばらせるな、アメリカがナンバーワンだ、俺たちは俺たちだけでやっていける。トランプの言う、強いアメリカは、こういうトーン。もし、そうなったならば、「安い商品や、サービスは手に入らない。俺たちの給料は、高くないといけないから」…ということは、どうなっているのか。「それは、俺たちは、やらない。俺たちじゃない誰かがやればいい」。この場合、「俺たちじゃない誰か」は、白人男性ではなく、女性と…高校生みたいな「バイトの子たち」、それから、マイノリティである、黒人たち。

 だから、トランプの支持者たちと、女性&マイノリティ=ヒラリー支持層の間の溝は、深い。トランプが言っている「強くてかっこいい」ことを実現するのには、何を対価としなくてはならないのか。それがわかっている知識層と、トランプ支持者の間の溝も、深い。

 トランプの支持者が、主張するのを聞いていると、「脳みそ筋肉」という言葉が、頭に浮かんでくるのだった。

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