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毎日更新!LuckyDuckyDiary

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ポケモンGOの話題


アメリカでは、最近…というか、時々、黒人男性が、警官に撃ち殺されるという事件が起きる。それがまた、非武装、つまり銃を持っていない人だったりする。一回は、撃たれたのが12歳の男の子で、銃はおもちゃだった…という痛ましい事件も起きた。12歳って、いくら大きくたって、知れてる、昼間の公園で。白人でない私たちは、子供に、「誰かに手に持ってるものを置け、とか手を上にあげろ」と言われたら、ふざけてるのでもなんでもない。その場で笑ったり、「なぜ?」とか聞かずに、ともかく持っているものは落としなさい」と教えることになった。12歳。なんてことだろう…。

黒人の犯罪率は、高い…と「みんなが思っている」。同じ犯罪を犯しても、黒人男性のほうが罪が重くなるが、白人なら、「精神に異常があった」と判断されて、保釈されたり、執行猶予がついたりすることが多い…というデータもある。たとえば、同じ15歳の子供だったら、黒人なら少年院、白人なら、カウンセリング…みたいになったりする。報道に使われる言葉の種類も、たとえば、学校とかで、大勢を撃ち殺す…みたいな大規模事件が起きたとき、白人ならshootingつまり「銃撃事件」と言われるが、黒人ならkillingとか、 massacre(大量殺人とか大量虐殺)と表現されるというような偏向がある、と指摘されることもある。つまり、「犯罪者が有色人種のときは、悪いイメージ先行で報道されがち」ということだ。

実際問題、確かにアメリカは銃を持っている人が多い。先手必勝で撃たれたら、確かに、危ない。だから、アメリカの警官は、日本の警官と違ってすぐ、発砲する。銃を持っていると危ないので、身体検査されるときも、かなり乱暴だし、「警官の正当な暴力」で死んでしまう人が出るわけだ。羽交い絞めにされて、背骨が折れて、亡くなるといったような。
あとで、武装どころか、ただ…そのあたりに「いただけ」で犯罪歴も何もなかった人だったりする。
で、その警官は、というと、「まったくおとがめなし」。起訴すらされない。

これは、自分が多数派である、白人であるならともかく、少数派の黒人、アジア人な場合、かなり怖いことだ。

もちろん、銃を持っていて、警官に声をかけられるなり、姿が見えるなりしたときに、実際「撃とう」としたならば、それはもう、撃たれて死ぬのはフェアなことだ。警官だって、命は惜しいだろう。「後攻」のほうが、ずっと死ぬ率が高いのが、銃での撃ち合いだ、ということになっている。多分、そういう現場で、死んだ警官もいるだろうし、殺された犯人もいるだろう。その場合は、気の毒なのは、どんな人種であろうと警官のほうであり、犯人が自業自得だということは、みんながわかっている。

だけれども、非武装の善意の住民を…丸腰の市民を、銃を持った警官が恐怖にかられて、または思い込みをもって、撃ち殺すことは…。善意の市民が、安心して暮らせる環境とは程遠い。ただ、夜遅くに、外に出ていただけで。ちょっと、身なりが悪かっただけで。または、人相が悪かっただけ?いや…顔なんて、どうすればいいっていうのさ。貧乏で、身なりが悪いということなんて、どこでだって起こるだろう…。12歳?15歳?20代、30代、何歳でも。犯罪歴がまったくなくてもだ。

そして、撃ち殺されるのは、毎回、白人じゃない人たち。女性の場合には、こういう被害は男性より少なめではある。
非白人で、男性だ…ということはこの国では、危ないことなのだ。
そして、白人の中にも、「そういう種類の警官を置いておくことは、実際よくない」と思う人たちがいる。無辜の市民が殺されてしまうことに、恐怖を覚える人たちも、人種を超えて存在する。だから、最近は、そういうBlack life mattersという市民運動がある。
つまり「黒人なんか、殺されたってしょうがないじゃないか、あいつら犯罪者が多いんだから。そんなの、俺達には関係ない」といって、知らんふりをする(Black life Does not matter黒人の命なんか、関係ない)。そういうのはやめよう、黒人の命は、大切だ、私たちにも、関係があることなのだ…という運動で、特に最近、ハイペースで警官に殺される事件が相次いでいるために、盛り上がりを見せている。SNSも、ブログも、ツイッターも、その話題がすごーく多い。

で、もう一つの話題が昨日から始まった、Pokemon GO。これは、スマホのアプリで、てくてく歩いていると、アプリの中に、その場の景色が取り込まれ、その画面の中に、ポケモンが現れて、捕まえることが出来る!というアプリで、地図の上の公共の建物とか、公園とか、記念碑とか…といったようなものがあるところに、特にポケモンセンターがあったり、珍しいポケモンが出たりするというので、みんなスマホを持って、あっちこっちウロウロしては、写真を投稿している。近場だともちろん、自分の家の中でも、庭でも出たりする。ちなみに、家の横の大きい公園に、ポケモンセンターがあるっぽい。

そんなわけで、夜に公園を歩いていて、黒人のティーン二人連れが歩いているのを見て、「しまった、ギャングか…襲われるかも」と思ったら、「そこに、イワークがいたよ」と声をかけられて、「おおおお、ポケモントレーナー…俺はついさっき、そこでイーブイを取ったよ!」「おお、ありがとう!」というようなやり取りをした、というようなツイッターが、流れていたのをさっき読んだ。

めずらしいポケモンが出るスポットや、公共施設で、人種がばらばらのグループが記念撮影したのとかも、SNSに投稿されていた。みんな、ニコニコ笑って、うれしそうで、楽しそうで。ポケモン、取った!いたよ!、「街を制覇しよう!みんなでレッドチームに!」なんて、勧誘していたりする。

子供も、大人も、人種関係なく、スマホ持っていたら遊べる。いいな…と思う。みんなが、「そこに、ピッピがいたよ!」とか、「何種類とった?」とか、声をかけあえれば、楽しいだろうと思う。治安の悪いアメリカで、子供だけで、走っていくわけにはいかないけれども、その場で、ちょっと顔を見合わせて、「ポケモン、とった?」 …いいな、と思う。相手が犯罪者じゃないか、襲われるんじゃないか、相手が、そういう疑いを持った、人種差別主義者じゃないか…そんなことを思わなくていいから。みんな、ポケモントレーナー。

みんな、明るい話題に飢えているな、と思う。テロも、人種差別も、絡まない話題に。

私が任天堂のファンなのは、こういうものを出してくるから。ポケモン交換、すれ違い通信、そして、ポケモンGO。人と人とが、軽く、つながって、共感が流れるソフト。古いのだと、ポケモンカードGBの、カードポン。お互いのゲームボーイの赤外線通信を向かい合わせて、一緒にボタンを押すと、お互いにカードが一枚ずつもらえる(双方、まったく損をしない)というもので、カードでポンをしませんか?と持っている人を見かけたら、声を掛け合うものだった。

GBAのときも、イベントとかで持っている人をみかけたら、声を掛け合って、交換…たとえ、つまらないポケモンでもトレーナーIDはたくさんあったほうが、ゲーム内のくじが当たる確率が上がる、というので、やる人が多かった。DSになってからも、それからXYぐらいからは、ネットで置いておいたポケモンが交換されるという仕組みも出来て、何語だこれ…というような名前のトレーナーIDのポケモンが来るようになった。世界に散らばる、ポケモントレーナー。フランスのポケモン、イギリスのポケモン、アメリカのポケモン!きっと、私が卵からかえしたヒノアラシは、フランスのトレーナーのところにいるんだな…と思ったら何となくうれしかったものだ。

すれ違い通信はも、ふと、あ…この人、日本人じゃないな…と思ったら、「ポルトガル」の人だったりして。毎日すれ違う誰かがいたり、別に知り合いに実際なろうなんて思わないけど、私と同じようなゲーム好きが、毎日私のキャラで幽霊倒してるかもな…なんて思うのは面白いことだった。

そして、ポケモンGO。あの人も、この人も、ポケモントレーナー。ゲーム機でなくて、スマホってとこがいい。スマホなら、ゲーム機よりたくさんの人が持ち歩くから。もちろん、任天堂には、ゲーム機で遊ぶゲームをやめてもらったら困るけれども、アメリカにおいて、ゲームはやっぱり「子供」か「オタク」のもの、というイメージが強い。日本みたいに、カジュアルゲーマー層が少ない。
だからこそ、アメリカでは意味があるのだと思う。「みんな」が。お父さん、お母さん、おじいちゃん、おばあちゃん、お兄ちゃん、お姉ちゃん、そして、ボクとワタシが遊べて、街を行く人が、公園を歩く人が、みんなニコニコ出来て。

白人男性、共和党派、先祖はイギリス移民だった。銃を持つのに賛成で、学校はアイビーリーグ、アファーマティブアクションには不賛成。
黒人男性、民主党派、先祖はアフリカからの奴隷で、南北戦争で自由民として戦った。学校は地域のカレッジどまり、子供は出来れば、もっといい学校へいかせたい。

…というような人が、自分が属すると考えるものに、「ポケモントレーナー」という肩書がちょっぴり入って、「明日の出張では、新しいポケモンが、取れるかな」と、マップを検索することになったら…面白いと思う。その二人は、今までなら、すれ違っても、目すらあわなかったはずだ。

でも…。歴史的建造物があるその街の、建物の前の広場を、昼休みにポケモンが出ないか、歩いているときなら…?
何かが、変わらないか。ただの夢かもしれない、希望的すぎるかもしれない。でもなんでも、ちょっとしたことから、かわっていくものなのだ。

いつか…。ワシントンのアメリカ歴史博物館に、POKEMON GOの展示が出来ても、私は驚かない。

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