アメリカの卵
アメリカの卵は、生で食べないことになっている。
アメリカでは、生で卵を食べる習慣がない。火を通してから食べると、危険はないのだが、10万個に3つぐらいの割合でだったかな?サルモネラ菌がくっついているものがあるらしい。
サルモネラ菌は、熱で死ぬので、加熱さえすれば大丈夫だから、当たり前のアメリカ人が食べる分には、問題なし。
このサルモネラ菌は日本の卵にもついていることがあるのだけど、日本では卵は殺菌してからパック詰めする。この殺菌作業がされているために、日本の卵は、生のままTKG、つまり卵かけご飯にしてしまってOKだということ。
まあ、10万個に3つだなんて、宝くじみたいなもので、当たらないといえば当たらないだろう、という気持はするものの、食中毒になるのもうれしくないし、これで裁判になったらまずいから、生で食べるな、という注意があるのがアメリカ…というわけで、私はアメリカにいる時は普通に買った卵を生では食べなかった。
アメリカ人にも、怖がりな人はいるらしく、殺菌処理したものも売っている。「pasteurized」(パスチャライズドと発音)というのが、キーワード。
牛乳とかの殺菌方法とおなじで、「パスツール」と日本語では表記されるフランス人のルイ・パスツールさんが考案した殺菌法で処理した卵で、大抵卵に「P」という文字がスタンプされている。
この卵は、高いし、それにちょっと高級な食料を売っている食料品店にしかないことが多い。
これで、元気が出ないときに卵かけごはんを食べると、なんとも幸せな気分に…。しょうゆと、たまごと、白いごはんだけなのにねえ…とため息をついたものだった。
アメリカ人が、生で卵を食べるのは、大概が「エッグノッグ」というクリスマスの飲み物を作る時。日本では「ミルクセーキ」と呼ばれているけど、卵と、牛乳と砂糖の甘い飲み物。それか、クッキーの素を作って、それを焼かないうちに食べる!とか。
このcookie batterを食べるというのは、好きな人が時々いるみたいで、アイスクリームみたいに、それを売る店が(殺菌済みの卵を使っている)ニューヨークに出来て、それが毎日満員だ、みたいな話をネットで読んだことがある。
所変われば…。日本人で、クッキーやケーキを作る時、焼く前の種を食べるのが大好き!とか聞かない気がする。
でも、子供用雑誌で、クッキーの作り方とか、ケーキの作り方が書いてある時、注意書きとして種を生で食べるのは危険ですからやめましょう、と毎回書いてあるのを見れば、やっぱりそういう習慣がアメリカにはあるんだろうなあ。
ちなみに、ボクシングの映画の「ロッキー」だっけ?あれで生卵を飲むところが出てくるけど、あれは、「うわぁ、あんなことまでするんだ」系のことらしい。
赤毛のアンのシリーズでは、飼い猫が「鳥小屋に忍び込んで、生の卵を食べてしまう」というのは、ものすごく悪いことみたいにかかれていたりもするので、アメリカカナダ、つまりヨーロッパ発文化圏では、生はあんまり…ってことなんだろうね。
大体アメリカで、生で食べても、「うわぁ」と言われないものは、牡蠣ぐらいだと思う。
pasteurizedの卵なら例えばうっかり半生でも、食べちゃっても大丈夫ですよ、ということらしい。for your peace of mind、つまり、「あなたの心の平安のために」と書かれていたのには笑っちゃったけど。
間違いやすいのが、pasture raised とか、pastured eggsと書いてある卵。これは、日本語でいうと、「平飼い」の卵というだけで、殺菌はされていないので注意。
メモを発見したので、もしかしてアメリカにこれから、住むかも…という人がいたら、わかると面白い情報かもしれないので、ブログでシェアでした。
アメリカでは、生で卵を食べる習慣がない。火を通してから食べると、危険はないのだが、10万個に3つぐらいの割合でだったかな?サルモネラ菌がくっついているものがあるらしい。
サルモネラ菌は、熱で死ぬので、加熱さえすれば大丈夫だから、当たり前のアメリカ人が食べる分には、問題なし。
このサルモネラ菌は日本の卵にもついていることがあるのだけど、日本では卵は殺菌してからパック詰めする。この殺菌作業がされているために、日本の卵は、生のままTKG、つまり卵かけご飯にしてしまってOKだということ。
まあ、10万個に3つだなんて、宝くじみたいなもので、当たらないといえば当たらないだろう、という気持はするものの、食中毒になるのもうれしくないし、これで裁判になったらまずいから、生で食べるな、という注意があるのがアメリカ…というわけで、私はアメリカにいる時は普通に買った卵を生では食べなかった。
アメリカ人にも、怖がりな人はいるらしく、殺菌処理したものも売っている。「pasteurized」(パスチャライズドと発音)というのが、キーワード。
牛乳とかの殺菌方法とおなじで、「パスツール」と日本語では表記されるフランス人のルイ・パスツールさんが考案した殺菌法で処理した卵で、大抵卵に「P」という文字がスタンプされている。
この卵は、高いし、それにちょっと高級な食料を売っている食料品店にしかないことが多い。
これで、元気が出ないときに卵かけごはんを食べると、なんとも幸せな気分に…。しょうゆと、たまごと、白いごはんだけなのにねえ…とため息をついたものだった。
アメリカ人が、生で卵を食べるのは、大概が「エッグノッグ」というクリスマスの飲み物を作る時。日本では「ミルクセーキ」と呼ばれているけど、卵と、牛乳と砂糖の甘い飲み物。それか、クッキーの素を作って、それを焼かないうちに食べる!とか。
このcookie batterを食べるというのは、好きな人が時々いるみたいで、アイスクリームみたいに、それを売る店が(殺菌済みの卵を使っている)ニューヨークに出来て、それが毎日満員だ、みたいな話をネットで読んだことがある。
所変われば…。日本人で、クッキーやケーキを作る時、焼く前の種を食べるのが大好き!とか聞かない気がする。
でも、子供用雑誌で、クッキーの作り方とか、ケーキの作り方が書いてある時、注意書きとして種を生で食べるのは危険ですからやめましょう、と毎回書いてあるのを見れば、やっぱりそういう習慣がアメリカにはあるんだろうなあ。
ちなみに、ボクシングの映画の「ロッキー」だっけ?あれで生卵を飲むところが出てくるけど、あれは、「うわぁ、あんなことまでするんだ」系のことらしい。
赤毛のアンのシリーズでは、飼い猫が「鳥小屋に忍び込んで、生の卵を食べてしまう」というのは、ものすごく悪いことみたいにかかれていたりもするので、アメリカカナダ、つまりヨーロッパ発文化圏では、生はあんまり…ってことなんだろうね。
大体アメリカで、生で食べても、「うわぁ」と言われないものは、牡蠣ぐらいだと思う。
pasteurizedの卵なら例えばうっかり半生でも、食べちゃっても大丈夫ですよ、ということらしい。for your peace of mind、つまり、「あなたの心の平安のために」と書かれていたのには笑っちゃったけど。
間違いやすいのが、pasture raised とか、pastured eggsと書いてある卵。これは、日本語でいうと、「平飼い」の卵というだけで、殺菌はされていないので注意。
メモを発見したので、もしかしてアメリカにこれから、住むかも…という人がいたら、わかると面白い情報かもしれないので、ブログでシェアでした。
コメント
yukikoさんへ
多分ですが、生卵のサルモネラ菌で当たる人は、少ないけどあるんだと思います。
後、生の小麦粉は消化が悪いんでしたっけ…。つまり、卵が正体不明になるまで混ざっていれば、大丈夫なのかもしれないですね。
後、生の小麦粉は消化が悪いんでしたっけ…。つまり、卵が正体不明になるまで混ざっていれば、大丈夫なのかもしれないですね。
ところ変われば・・・って感じですよね。
生卵を食べるのと同じ気がしますよね。