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本の選び方(中年編)

私は、SFとかファンタジー小説が好きだ。ビデオになったのとかでいえば、「星界の紋章」みたいなスペースオペラ系とか、ハリーポッターとか、指輪物語のようなファンタジー小説も好きだ。でも、それと全く違う分野も、結構すきなのがある。

日本人で、女性に、とっても受けがいいのが、「赤毛のアン」シリーズ。全巻何度かにわたって訳されているし、カナダのプリンスエドワード島のガイドや、赤毛のアンのクラフト本や、料理本、紀行文、エッセイ…なんかが入れ代わり立ち代わり出版されている。1980年代の古いのから、最新の今年のまで、関連本の多さといったら…。もちろん、ミーハーだとは思う…けれどもやっぱり私も好きだ。
ものすごく大きくて分厚いクラフト本も持っているし(大きくて高すぎて、捨てられない)料理本や、紀行本や…。そういうのだってさんざん読んだ。

これを書いたモンゴメリは、特にいい作家だと思うけど、つまりこういう「女の子がだんだん大人になっていく様子」を書いた小説というのが、赤毛のアンほど有名じゃなくとも、かなりたくさんある。有名どころだと、小公女セーラ、若草物語、ポリアンナ(このあたりは名作劇場アニメになった)つまり、ジャンル名としては「少女小説」になるんだろうか。女の子向きのビルドゥングス・ロマン。
男の子用は、アクションもの、事件が起きてそれを解決する系の冒険ものになりやすいのに対して、女の子向けは、その子の生活を書いたものが多い。学校や、家での出来事、恋愛、結婚、子育て。

結婚でゴールイン、物語が終わってしまうものも多い。恋愛に焦点を絞って、年齢層をちょっと上に想定したのが、「ロマンス本」で、そっちになると、結婚後の生活は、あんまり書かれないものが多い。ウェディングドレスで、終了。

こういうのを読むと、何となくそのころの空気を体験したような気分になって、自分が日本で送っていたのではない子供時代に生きているような気分になる。そして、そのころの年齢の自分の気分が、私を包んでいる気分がして。

だけれども、これが、年齢とともに、「いつも」はアピールしなくなってくる。たまには、いいのだけれども、自分の経験が積もりすぎてきたといってもいいだろう。 大人になってからの年月も、長くなったなあ…。


ここで、日本の新潮文庫の赤毛のアンでいう「アンの友達」「アンをめぐる人々」あたりが、ちょうどよくなってくる。いろいろな人を観察して書いたんだろうな…というようなものや、近所の人、知り合い、友達に起こる、いろいろな事件…新聞に載るようなものでなく、「ご近所の噂」になるようなことをつづったもの。

こういうものが、なんとなく、いい。実際に、ママ友さんや、近所の人や、知り合いや…なんていうところでされる噂話は、あんまり好きではない。自分がまきこまれると面倒だし、お金だの、社会的地位や、仕事や、どうしてもお付き合いしなければならない事情などが絡んでくると、大変つかれる。でも…。自分は、まきこまれないのであれば?

登場人物が、繰り返し、繰り返し出てくると、性格というものもわかってくる。口うるさいけれど、お世話焼きで、実は知ってみればいい人だった…とか、そんなものに縁がない顔をしてくらしているのに、ロマンチストだったとか。そういう人普通の人たちが住んでいる村の話。

ミス・リードという作者が書いた本がこれ系統で、イギリスの片田舎の19世紀の教室が2つしかない学校を教えている独身(そしてもうわかくない)女性が、書いた…という設定になっているのが、シリーズになっている。村は2つあって、フェアエーカーというのとスラッシュグリーンで、2つの別シリーズ。どれも、小さな村の生活と事件を扱ったもので、これがまた、イギリスぽく、古き良き時代っぽく、そしてのんびりしている。読んでいると、イギリスの田舎の村で、休暇中…という気分になれる。

もちろん、キンドルには全冊入っていて、ついでにこの作者の自伝まで買ってしまうという状態に。

ウィットに富み、文章が美しく、そして主人公の年齢が、中年で、「ちょうどいい」わけだ。
まだ、老齢には遠く、十分元気で、明るくて、そして「文学的にちょっとセンチメンタル」なんだけど、そこはほかの人には、あんまりばらしていなくて、彼女の文章の中だけにあって。 その「自分の中で」起きていることが文章になっているのがいい。

私がこの本をどっさり買ったので、アマゾンが時々、こういうのは、どーよ?と出すリストのほかに、私はアマゾンのレビューも時々読む。このシリーズと「こっち」が、愛読書です、というレビューに出てきたのが、【Mitford series】だった。
うーーーむ。聞いたこともないわ。

リンクを踏んで、探しに行ったら、なんと、本編だけで9冊もあってで、そして、1冊目が安くなっていない…ということは、割と人気本ということだ。「結構古い」か、「あんまり人気ない」「はじまったばっかり」という本は、たいてい1冊目はディスカウント。タダ、というものもあるぐらいで、まず1冊読んで面白ければ残りを買ってね、というやつだ。

これは1冊残らず、定価販売か…とおもったら、5冊ずつになったお得パックが…とおもったら、たったの10パーセントオフだった。すくなっ。3割4割割引になるのもあるのにーーー。

…でも、つまりこれは、期待が持てる。面白そう…ということで、最初はサンプルダウンロード。女性教師ではなくて、こっちは男性牧師が主人公だった。中年、独身、そして甘いもの…特にパイに目がない。

いけそうだ。セッティングはアメリカの小さな町で、確かに、ありそうな感じ。大変牧歌的で、ガーデンクラブと、病院のボランティア会があるようなところで、日曜日にファーマーズマーケットで野菜が売られていて、パーキングメーターがあるほどは都会じゃない町。

アメリカにいたら、車でどこかに遊びに行くときに通り過ぎるようなところだなあ…。という町が舞台で、ちょっといい感じ。時代的には、「ちょっと前」だ。ケータイがあんまり出てこないぐらいには。

めざせ、10冊読破。語彙は平易で、軽く読める感じなのもいい。中年の読書は、知識習得でなく、気分。
作者はJan Karon(女性)。シリーズ名はMitford Years というらしい。
レモネードでも作って、アメリカのオールディーズをラジオで聞きながら、長い午後を過ごすときによさそうな本だった。

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    まこ

    Author:まこ
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