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毎日更新!LuckyDuckyDiary

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淡々と、または朗々と

図書館では、朗読のCDとか、テープの貸し出しもある。
指輪物語はめちゃくちゃ長編だが、これの朗読音声があったのをアメリカの図書館で借りたことがある。

男性の声で、朗読されるそれを聞いていた。
うんうん…。こうなって…こうなるんだよね…。
愛読しているだけあって、場面がどこか、ということもちゃんとわかる。
朗読というのも、案外いいな…と思った。

トールキンの作った、指輪物語の世界には、エルフという種族がいる。人間よりも、姿かたちが美しく、もちろん声も美しく、詩を作り、歌を歌っても大変美声…ということになっている。

なにか、というと歌うんだな、この種族が。歌で悲しみを、喜びを表現するし、夜キャンプとなればまず歌う。焚火の周りで歌うキャンプソング…という感じではなく、切々、または朗々と歌い上げるその歌声が夜空に…
…といったような感じ。古い時代の物語や、美しかった先祖たちへの賛歌や…まあ、詩的なわけよ。

その「エルフが歌う」場面になったとたん、朗読のおじさんが、裏声になり、女性の声ぐらいの高さで、変なリズムを付けて、エルフ語を朗誦し始めた。

ちょ、やーめーてー。雰囲気台無し…。
おっさんが裏声で歌っているようにしか(それもヘタ)聞こえない。

メロディじゃないの、掛け声、それも変に抑揚がついていて、音楽的でもない。

これなら、淡々と朗読してくれたほうがましだってば…(エルフ語の発音は、作者が設定している)

ひぃいい、と思っているうちに、それほど長くなかった歌部分は終わって、また朗読に入った。
そのまま聞き続けた。

しばらくたって、エルフがどっさり住んでいるところへ着いて…

ああやっぱり…やっぱりおっさんが裏声で…。

その違和感に耐えられなくて、結局朗読は聞くのをやめてしまった。

淡々と朗読される中、自分の頭の中で比類なき美しさを想像することはできても、全く美しくないものを変な抑揚で聞かされながら、美しさを想像するのは、難しかった。
せめて、じゃましないで…という気分。

それ以来しばらく、指輪物語のエルフ語の部分を読むたびにおっさんの裏声で再生されてしまうというイヤな効果が残った(-"-)。

私は、ラジオドラマは好きだ。多分、「臨場感あふれる」とか「感情を込めたセリフ」とかも、ラジオドラマなら、喜んで聞いたと思う。音楽劇とかでも。でも…。朗読のおじさんが歌がうまかったら、それでよかったのかなあ…。そうでもない気がする。
ドラマが聞きたければ、そういうCDを選ぶだろう。

読書の代わりとして、ストーリーを頭の中に思い浮かべて楽しむというのなら、やっぱり、邪魔にならない朗読スタイルがいいなあ。

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コメント

>それ以来しばらく、指輪物語のエルフ語の部分を読むたびにおっさんの裏声で再生されてしまうというイヤな効果が残った(-"-)。

それは大変お気の毒でござった~。
アタシは、趣味で朗読をやっているんだけど、気を付けるわ。雰囲気台無し、は、聞いてくださる方に申し訳ないもんね。

きたあかりさんへ

多分、読んでいる人はプロだと思いますが、(視覚障害者用じゃなくて、ちゃんと販売されているものでしたから)実はうまかったのかもしれませんし、歌うように読んだ方がいいと判断されたのでしょうけれど…多分好みの問題も大きいと思います。
…とか書いていたら、脳裏によみがえりました(笑)。インパクトは、ありましたよ、うん。

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    まこ

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