早く帰りたいな。
もうちょっとだけの間なんだけど、早く帰りたいな…って思う。
さいきんSNSでシェアされてくる話が、怖いのが多くなっている気がする。
まあ…トランプが嫌いな人が多いので、特にそういう「トランプを大統領にしたら、こんなひどいことが起こっている」というのをシェアする人が多いだけというのもきっとあるんだろうけど。
ユダヤ人のコミュニティセンターが爆弾をしかけるという脅しがあってセンターが使えなくなったとか、シナゴーグも退避することになったとか、インドから来た人がレストランで突然国へ帰れ、と銃で撃たれたとか(一人死亡、一人けが)、春節で中国からアメリカの親戚の家に遊びに来た中国人が、そのアパートの駐車場で車に乗っているところを撃ち殺されたとか。ただ、そこにいただけ程度のことで、喧嘩したとか、中国人が銃を持っていたとかじゃ、全然ないんだよね…。
特に、中国人の話は正直他人事ではない。アメリカ人は、中国人韓国人、日本人の区別なんかつけちゃくれないからだ。
私も…私の夫も、街を歩いている時、レストランで食事をしている時に、そういう頭のおかしいアメリカ人に撃たれることがあるかもしれない。私は、精神障害を持っていると人たちを差別してはいけないということは、常識としては知っているが、全く関係のない人を突然、銃で撃つ人を、他にどう呼べと、と思う。
頭がおかしい…。絶対おかしい。皮膚の色が違うだけで、相手を殺していいと思う人がいる。
インドから来た人は、アメリカで高等教育を受けた人も多い。もちろん、不法移民なんかじゃない。ちゃんと合法的な移民で、税金を納め、何年も平和に暮らしている人達。ユダヤ人だってそう。永住権を持ち、何代にもわたってアメリカにいる人も多い。
「アメリカは、白人の国だ」…というポスターがあちこちで発見されている。こういうのをゲリラ的に貼る人がいる。これは、「犯罪」になるので、見つけ次第はがされるし、貼ったのを見つかったら警察に捕まるんだけど、やっぱりこういうことを本気で信じている人がいる。
最近のジョークに、
1960年代、高卒資格:5人の家族を養える給料がもらえる仕事に就ける、よかったね。
1960年代、大卒:どっさりかせげる。ほかの人に押しのけられず、一生やっていける、やったね!
現在、大卒資格2つ、大学院卒業、仕事の経験あり:しばらく、スーパーでバイト。仕事掛け持ち、ぎりぎり、そして、年寄りが書いた、「今の世代は怠け者だ」と書かれたSNS投稿を目にすることになる。
…なんていうのがあったぐらいだから、確かにいい給料を払う仕事というのは減っているのだと思う。
物の価格は相対的に下がると同時に、経費削減が進み、賃金削減も進んでいるんだよね、きっと。
昔は「白人男性」だというだけで、いい仕事が手に入った時代もあったんだろう。
でも、今はそんな時代じゃない。いい給料取ろうと思ったら、高卒どころか大卒、手に職をつけるか、特殊技能を習得するか…ともかく、機械が出来ないことを出来なきゃ稼げない時代になった。
60年代はよかったなあ、そのころと変わったことといえば…。ということで、黒人は搾取労働されていたとか、給料が低くてもどうしようもなかったとか、そういうこともあるから、じゃあ、そのころに戻れば、俺らはいい生活が出来るんじゃないの?というのがこういう白人至上主義者の主張なわけで、もっとすごい人になると、黒人なんか、給料なしの奴隷で十分、南北戦争で南部が勝っていればよかったのに、とこう来るんだよね。
頭がいい人、教育を受けた人はこの理論に穴が開いていることを知っている。このグローバル時代に、何の寝言か…と思っている人たち。
でも、無教養な人は、こういう理論に、飛びつくんだよなあ…。
トランプは、こういう無教養な人たちを利用したんだなあ、と思う。
見てると、疲れる。そして、やっぱり怖いと思う。
マイノリティとして、戦う…というほど、アメリカに義理があるわけじゃなし…。
だから、ほんと、早く帰りたいな…と思う。
マジョリティでいることというのは、やっぱり楽。
銃がない社会というのは、やっぱり安全だと思う。
さいきんSNSでシェアされてくる話が、怖いのが多くなっている気がする。
まあ…トランプが嫌いな人が多いので、特にそういう「トランプを大統領にしたら、こんなひどいことが起こっている」というのをシェアする人が多いだけというのもきっとあるんだろうけど。
ユダヤ人のコミュニティセンターが爆弾をしかけるという脅しがあってセンターが使えなくなったとか、シナゴーグも退避することになったとか、インドから来た人がレストランで突然国へ帰れ、と銃で撃たれたとか(一人死亡、一人けが)、春節で中国からアメリカの親戚の家に遊びに来た中国人が、そのアパートの駐車場で車に乗っているところを撃ち殺されたとか。ただ、そこにいただけ程度のことで、喧嘩したとか、中国人が銃を持っていたとかじゃ、全然ないんだよね…。
特に、中国人の話は正直他人事ではない。アメリカ人は、中国人韓国人、日本人の区別なんかつけちゃくれないからだ。
私も…私の夫も、街を歩いている時、レストランで食事をしている時に、そういう頭のおかしいアメリカ人に撃たれることがあるかもしれない。私は、精神障害を持っていると人たちを差別してはいけないということは、常識としては知っているが、全く関係のない人を突然、銃で撃つ人を、他にどう呼べと、と思う。
頭がおかしい…。絶対おかしい。皮膚の色が違うだけで、相手を殺していいと思う人がいる。
インドから来た人は、アメリカで高等教育を受けた人も多い。もちろん、不法移民なんかじゃない。ちゃんと合法的な移民で、税金を納め、何年も平和に暮らしている人達。ユダヤ人だってそう。永住権を持ち、何代にもわたってアメリカにいる人も多い。
「アメリカは、白人の国だ」…というポスターがあちこちで発見されている。こういうのをゲリラ的に貼る人がいる。これは、「犯罪」になるので、見つけ次第はがされるし、貼ったのを見つかったら警察に捕まるんだけど、やっぱりこういうことを本気で信じている人がいる。
最近のジョークに、
1960年代、高卒資格:5人の家族を養える給料がもらえる仕事に就ける、よかったね。
1960年代、大卒:どっさりかせげる。ほかの人に押しのけられず、一生やっていける、やったね!
現在、大卒資格2つ、大学院卒業、仕事の経験あり:しばらく、スーパーでバイト。仕事掛け持ち、ぎりぎり、そして、年寄りが書いた、「今の世代は怠け者だ」と書かれたSNS投稿を目にすることになる。
…なんていうのがあったぐらいだから、確かにいい給料を払う仕事というのは減っているのだと思う。
物の価格は相対的に下がると同時に、経費削減が進み、賃金削減も進んでいるんだよね、きっと。
昔は「白人男性」だというだけで、いい仕事が手に入った時代もあったんだろう。
でも、今はそんな時代じゃない。いい給料取ろうと思ったら、高卒どころか大卒、手に職をつけるか、特殊技能を習得するか…ともかく、機械が出来ないことを出来なきゃ稼げない時代になった。
60年代はよかったなあ、そのころと変わったことといえば…。ということで、黒人は搾取労働されていたとか、給料が低くてもどうしようもなかったとか、そういうこともあるから、じゃあ、そのころに戻れば、俺らはいい生活が出来るんじゃないの?というのがこういう白人至上主義者の主張なわけで、もっとすごい人になると、黒人なんか、給料なしの奴隷で十分、南北戦争で南部が勝っていればよかったのに、とこう来るんだよね。
頭がいい人、教育を受けた人はこの理論に穴が開いていることを知っている。このグローバル時代に、何の寝言か…と思っている人たち。
でも、無教養な人は、こういう理論に、飛びつくんだよなあ…。
トランプは、こういう無教養な人たちを利用したんだなあ、と思う。
見てると、疲れる。そして、やっぱり怖いと思う。
マイノリティとして、戦う…というほど、アメリカに義理があるわけじゃなし…。
だから、ほんと、早く帰りたいな…と思う。
マジョリティでいることというのは、やっぱり楽。
銃がない社会というのは、やっぱり安全だと思う。