「モアナと伝説の海」を見に行った
ネタバレしないで、レビューを書くのは難しいな、と思ったのでストーリーは割愛。でも、環太平洋文化圏の人たちを描いた映画だった。
ハワイとか、フィジー、それからニュージーランドあたりに、船を操り、長距離を移住した人達が、その文化圏に属するらしいのだけれど、こういう人たちは、白人の文化、つまりヨーロッパ文化からは「未開人」みたいな感じに扱われて、あんまりいい描き方をされてこなかった。ニュージーランドや、オーストラリアとかの「アボリジニ」とか、アメリカ大陸の「ネイティブアメリカン(インディアン)」とか…。
たとえば、1953年のディズニー映画、ピーターパンでは、ネイティブアメリカン、つまりインディアンというのは、かなりおバカっぽく、カリカチュアされていて、切れぎれの英単語を並べて話す感じに表現されているので、アメリカでは上映されない。新しいバージョンのピーターパンを作ったのは、そのせいだったりする。新版のピーターパンでは、ぐっとマシになっている。
今回の「Moana」では、主人公の部族はかなり、格好良くかかれていた。独自の文化を持ち、自然を尊び、足りることを知り、そして冒険心に富み、新天地を開拓し…希望と、勇気を持って広がっていく文化…というような感じに仕上がっていて、こういう映画を、ディズニーが作るようになったんだなあ…と感心。
最後のクレジットにも、フィジーや、ハワイの人を、アドバイザーに入れているということが書いてあったし、文化的に正しくなるように、いろいろと考えたみたいだった。動作や、踊りなんかも、多分見る人が見て、へんてこにならないように作ってあるんだろうな。時に、日本文化とかを取り入れたものも見るけど、「ないわ」というのも見るので、そういう努力をしたのはすごくいいな…なんて思いながら見てきた。
そしてCGも、ここまで来たんだな…という感じ。なめらかで、テクスチャがすごくきれいで、うわあ…。と眺めた。自然の美しさ、光の表現の明るさ、暗さ、水の中の世界…。
いつか、南の島に遊びに行こうねえ…。と言いながら帰ってきた。
ついでに、宣伝で、「美女と野獣」のディズニー映画の実写版のトレーラーも見た。ティーカップの男の子や、ろうそく立てのバトラーさん、なるほど、実写版だとこうなるのか…と感心してみてきた。ガストンも、確かに実写版だとこうにしかならんわなあ…という感じで、ちょっと公開されたら見に行こうかな、と思わせる感じ。城の中とかもすごくそれっぽく、アニメ映画で見た後でも違和感なく見られそう。
今調べに行ったら、「Moana」の日本の公開日は3月17日で、題名は「モアナと伝説の海」らしい。
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今日の手作りはこれ。
今日はちょっと新しいことに挑戦。スーパーに行ったとき、針金があったので購入。24番の針金は、0.5mmで、曲げやすく、ビーズ用のTピンとか、9ピンと同じぐらいの太さ…ということで、ビーズを針金でつなげるというのを初歩向けのアクセサリ本を見ながら作成。
これ、最初、うまく出来たわーと思ったら、ビーズの両端の輪が閉じているのに気が付いた。これ、どこにもつけられないじゃないのーーーー。次につなげようとおもったら、ぐるぐると輪の根元を巻く前に、次のビーズにつなげないといけないんだということに気が付いていなかった。なるほど、やってみないとわからないんだな、こういうことはさー。とか思いながら、いくつかやってみた。
大き目のガラスビーズの表面に、ぐるぐるした模様を針金で描いたビーズとかあるけど、ああいうのが高いのはなぜかわかった。技術がいるんだ…。これはなかなか、そういうところにたどり着くには練習が要りそうな感じ。
あと、本によると、ワイヤーも、柔らかいもの、硬いもの、それからその中間とかがあるらしく、それぞれ使い勝手が違うみたい。今日買ってきたのは一番安い、ごく当たり前のだったのだけどそれは、「硬いもの」らしい。
日本にある、先の細いプライヤーが恋しいわ…。こっちで買った安いプライヤー、ギシギシいうし、かみ合わせが悪いし…。
でも、新しいことをやるのは、いいな、と思った。