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クリスマスの生誕シーン

 アメリカだからなのか、キリスト教だからなのか、このシーズンになると、イエス様が生まれた馬小屋のシーンを再現するデコレーションを売っている。イエス様は、身重のマリア様が、宿も取れずに、馬小屋で宿泊するときに生まれたという話があるので、牛、羊、山羊、馬…などの動物たちと、マリア様、ヨセフ様、それから赤ちゃんのイエス様と訪ねてきた三人の博士とおつげの天使という組み合わせになっている。

木製、ガラス製、陶器のなどがあって、ガラスで全部が透明で、精巧にできていて、なおかつライトで下から照らされているのなんか、ライトが青かったりすると微妙に不気味な感じになったりする。

 小さいのは、クリスマスオーナメントもあるし、カードや、アドベントカレンダーになったもの、壁に貼る絵になったのもあったり、モビールみたいに天井からつるすものもみたことがある。

今日、SNSでシェアされていたのがこれ。題名が「A nativity scene without Jews, Arabs, Africans or refugees」つまり、「ユダヤ人、アラブ人、アフリカ人、または難民がいない、生誕シーン」。

 マリア様、ヨセフ様が、イエス様が、「難民」かつ「ユダヤ人」、それから三人の博士が、アラブ人とアフリカ人(一人は、間違いなく黒人)というようなことになっていたはずなので、それを抜いたら、動物しか残らない…ということだろうな。

 アメリカ人には、キリスト教の人がとても多い。トランプ陣営を応援していた人には特に熱心なクリスチャンが多い。それも原理主義の人が多いということになっていたりする。聖書を言葉通り、信じる人がけっこういるということだ。その人たちにとって、「イエス様」というのはとても重要な、自分の価値判断基準になっている。たとえば、「WWJD」という文字を刻んだブレスレットなんかが売られていて、これは「What would Jesus Do」

という文章の略ということになっていて、「イエス様なら、どうするだろう」と問いかける文章。自分が今行動するとき、「きっとイエス様ならこうだ」と(まあ、つまりいい行動の規範として)思い出しましょうということなんだろう、そういうブレスレットが実際、普通の雑貨屋さんで売られているような、そんな国が、ここ、アメリカ。

 移民排斥、アラブ系を「イスラム教徒」として排斥しようとし、なおかつ、アフリカンアメリカンは、「黒人」として差別の対象…という国でもある。熱心なクリスチャンであることと、マイノリティ排斥の両方だが、その通りにすると、こうなるんだけど、どうよ?ということなんだろうね。




 肌の色や、暮らしている場所や、信じているものが違っても、みんな同じ人間である。

こういう考え方を持つことは、なかなかに難しいこと。「私たち」「彼ら」という分けかたをしてしまうことが、そもそも現代社会になじまない…というか、ねえ?一応「生誕シーン」が起きたのは2000年ぐらいは前、ということになっているんだから、そのぐらいでも、人種と宗教は混ざっていることを考えると、やっぱり、「誰でも、どんな人でも、コミ」という考え方は、選び取っていかなくてはならないのだと思う。

 面白いのは、大体、もともとユダヤ人家庭に、あの時代に生まれたイエス様が、白人なわけないんだよね。白人という人種は、北の方…ノルウェーとか、デンマークとか、ああいう場所の人たちがルーツなんだから。中東の人っぽい顔をしていたはず、またはもうちょっとアジア寄りにしろ、どっちにしろ有色人種だったはずだ。

 でも、アメリカでは、この議論をだすと、すごく動揺する人が出る。「えええっ!!!そんなわけないよ!!」となる人が出る。白人至上主義…とまではいかなくても、「誰よりも素晴らしい人である(はずの)教祖様(だよね?)である、イエス様が、まさか白人じゃないわけないよね?…という…。

 悪魔が黒、天使が白であらわされるのは、白人が善であり、黒人が悪であるということを表していると本気で信じている人がいるのがアメリカ。この熱心な宗教さ加減と、メラニンの量以外の「人種間の質の差」があると思っている人が(つまり、個人差程度の差ではなくて、種類として)いる。

 どの人種にも、素晴らしい人はいる。そして、最低な人もいる。ほとんどは平凡な人だ。でもそれは、どの人種においても同じことであって、たとえば緑色の人間と、青色の人間がいたとして、緑人の最高の人と、青人の最低の人を比べたら、そりゃ、緑人の方が優秀に見えるだろうさ…というだけのことなのだと私は思っているので、本気で個人差でなく、人種の差を信じている人を見ると、だあっ。ってなる。

 宗教って、どこか、そういう傾きを人に持たせるところがあるのはわかっているけれど、あまりにも、差別的なことを宗教がそんなことを言っていないのに、自分で解釈して自分に都合がいいようにしている人を見ると、怖いな、と思う。

 今日のこの、1コマは、そういうことをちょっと、考えさせるものだった。

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    まこ

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