ブログ存続の危機(偽)
コロナで家にずーっといることになって、もう1年と3か月ぐらいになる。家から出ない、書くことが思いつかないで、気が付いたらストックをしておかなくなり、その日の分を夜書いたり、前の日の分を次の日かいたりという状態に…というと、とてもそれっぽいが、ここは正直に言ってしまおう。
その理由は、オンラインゲームにある。
同じ形をした世界がたくさん用意されているゲームで、昔、それこそ20年以上前に遊んでいたゲームを復活させたとき、元居た場所へ戻ったのだけれど、新しいところへ移住した。それも数か所。
最近出会った人が、何か所かで遊んでいるからというのが大きいが、つまり元居たところでは、スキルがたくさんあるのだけれど、新しくいったところでは新規まき直し。アイテムなし、スキルなし。
それを一生懸命稼ぐだけならまあ、暇な作業だね、で終わったのだけれど、最近知り合った人が、私がこの15年の空白を埋めるという話ではなく、「死ぬのが怖くて狩りに行っていない」という状況を聞き、無理矢理連れ出してくれるようになったのだ。
それもプレイヤー同士の殺し合いがあるところへ…。
そこでしか手に入らないものがあるからなのだけれども、とんでもなく怖い。
襲われると手が震える。この襲ってくるプレイヤーは、私と同じような人間なのだ。各種ゲームに入っているAIで動く敵ではない。
逃げ回る私に、戦えよ、チキン野郎、と罵る人もいるし(野郎じゃないからさー。嫌いなんだよ、戦うの!)、そりゃもう見事なコンボで瞬殺同然。
私をかばって、死んだらいけないから、襲われたらさっさと見捨ててくれと頼んであるのもあって、友達は返り討ちにしてたりするから、意外と持ち物は取り戻せたりするけれども、それでも、新しい場所でも早くスキルを稼いで、とかもっとお金を貯めて、経験を積みたい、とかね。そういうことを考えるとつい必死になっている。
15年のブランクは大きい…。装備がもう全然違う。モンスターがドロップするアイテムも違う。
そして、実際涙がにじむほど怖い、手が震えるゲームを私は他には知らない。
戦う力が全然ないんだよね…。面白いのは、同じように復帰した、私のお友達は、一緒に連れて行ってもらって、同じように殺されそうになったのだけれど、全速力で逃げることを優先して、「一応離脱したけど、大丈夫?」なんて通信がきたこと。
なるほど、昔の記憶しかなくても、道を覚えていてちゃんと走れる場合は、遁走出来るんだな…。
家をきれいに飾ったり、アイテムを作るほう、つまり生産職が主だった私には出来ない芸当だということだ。
プレイヤーとの対人戦が得意な人からは、笑われながらダンジョンを何も倒さずに駆け抜ける練習をしている。
その人としては、戦って叩き伏せてナンボ、ということらしいが、私ぐらい弱ければ、逃げかえれば勝ち判定でいい。
楽しいかと言われれば「かなり」と答えるだろう。
オンラインゲームは、一緒に遊ぶ人がいるかどうかが遊べるかどうかをわける。
私をこういう怖いところへ連れていく人は、必死でまつわりつくモンスター(AI)を倒しながら、動けなくなっている私を見てげらげら笑って、片手間でプレイヤーと一騎打ちをしながら、「いやあ、こんなに楽しいのは久しぶりだ」と喜んでいた。
私をネタに、嘘っぱちを教えてからかったり、もっと怖いところがね、あるんですよ、と私が絶句するのをみてふきだしたり。
ちょっとひどいとは思うが、楽しい思いが出来ているのなら、いいことだ。
その理由は、オンラインゲームにある。
同じ形をした世界がたくさん用意されているゲームで、昔、それこそ20年以上前に遊んでいたゲームを復活させたとき、元居た場所へ戻ったのだけれど、新しいところへ移住した。それも数か所。
最近出会った人が、何か所かで遊んでいるからというのが大きいが、つまり元居たところでは、スキルがたくさんあるのだけれど、新しくいったところでは新規まき直し。アイテムなし、スキルなし。
それを一生懸命稼ぐだけならまあ、暇な作業だね、で終わったのだけれど、最近知り合った人が、私がこの15年の空白を埋めるという話ではなく、「死ぬのが怖くて狩りに行っていない」という状況を聞き、無理矢理連れ出してくれるようになったのだ。
それもプレイヤー同士の殺し合いがあるところへ…。
そこでしか手に入らないものがあるからなのだけれども、とんでもなく怖い。
襲われると手が震える。この襲ってくるプレイヤーは、私と同じような人間なのだ。各種ゲームに入っているAIで動く敵ではない。
逃げ回る私に、戦えよ、チキン野郎、と罵る人もいるし(野郎じゃないからさー。嫌いなんだよ、戦うの!)、そりゃもう見事なコンボで瞬殺同然。
私をかばって、死んだらいけないから、襲われたらさっさと見捨ててくれと頼んであるのもあって、友達は返り討ちにしてたりするから、意外と持ち物は取り戻せたりするけれども、それでも、新しい場所でも早くスキルを稼いで、とかもっとお金を貯めて、経験を積みたい、とかね。そういうことを考えるとつい必死になっている。
15年のブランクは大きい…。装備がもう全然違う。モンスターがドロップするアイテムも違う。
そして、実際涙がにじむほど怖い、手が震えるゲームを私は他には知らない。
戦う力が全然ないんだよね…。面白いのは、同じように復帰した、私のお友達は、一緒に連れて行ってもらって、同じように殺されそうになったのだけれど、全速力で逃げることを優先して、「一応離脱したけど、大丈夫?」なんて通信がきたこと。
なるほど、昔の記憶しかなくても、道を覚えていてちゃんと走れる場合は、遁走出来るんだな…。
家をきれいに飾ったり、アイテムを作るほう、つまり生産職が主だった私には出来ない芸当だということだ。
プレイヤーとの対人戦が得意な人からは、笑われながらダンジョンを何も倒さずに駆け抜ける練習をしている。
その人としては、戦って叩き伏せてナンボ、ということらしいが、私ぐらい弱ければ、逃げかえれば勝ち判定でいい。
楽しいかと言われれば「かなり」と答えるだろう。
オンラインゲームは、一緒に遊ぶ人がいるかどうかが遊べるかどうかをわける。
私をこういう怖いところへ連れていく人は、必死でまつわりつくモンスター(AI)を倒しながら、動けなくなっている私を見てげらげら笑って、片手間でプレイヤーと一騎打ちをしながら、「いやあ、こんなに楽しいのは久しぶりだ」と喜んでいた。
私をネタに、嘘っぱちを教えてからかったり、もっと怖いところがね、あるんですよ、と私が絶句するのをみてふきだしたり。
ちょっとひどいとは思うが、楽しい思いが出来ているのなら、いいことだ。