岡村靖幸さんの曲
息子が大音量でリビングのスピーカーから流している音楽が、鼻につく。ボーカロイドの曲というのは、あんまり同じ曲を何度も流されるとちょっと疲れてくる気がする。それと、パロディだかなんだかのふざけた曲もだ。なんだよ、その歌詞!繰り返しが多すぎだから!ついでにちょっと下品だ、というものもある。本当にどこでそんなの拾ってくるんだよ…。
とはいえ、私がBGMチックなものをかけているとすぐ、息子が音楽を変更してしまう。私が気分よく聴けて、なおかつ息子が「こんな古いのダメだ」と思わないぐらいとなるとどれだろう。
息子の好みはイマイチはっきりしなくて、アカペラの男性4人ぐらいので歌うタイプのは意外といけるのはわかっているけれども、最近新しいのを手に入れていない。久しぶりにCDを保管しているファイルを開けてみた。
岡村靖幸さんのCDが数枚入っているのが目についた。あ、この人最近どうしてるんだろう?
最後にチェックしたのは多分、2003年から2005年ぐらいだと思う。
スマホの音楽サービスから、聞けるかな…と思って検索したら、Spotifyのサービスに多分全アルバム分、ある感じだ。(私の持っているCDは全部あった)ランダムでガンガン再生した。
歌はうまいし、曲は本人のオリジナル。まあ、この人が好きではない人に言わせると、歌詞が聞き取りにくいらしいが、それもまたよし…。気分良く家事をしていると息子が帰ってきた。
数曲聞いて、「おかーさん、この人誰」と聞かれた。自分がプレイリストに入れているアーティストじゃないのはわかったのだろう。これは岡村靖幸さんというアーティストで、おかーさんが中高生のころから好きで、最初買った時はカセットテープだったアルバムの1曲だ、と説明したらびっくりしていた。
正確に言うとその時流れていた曲は32年前の曲だった。
えー…。と絶句する息子。
もう2曲ぐらい聞いて、「歌がうまいなあ。こんな声どうやって出すの?」と。ファルセットは、出し方にコツがあるからねえ…。
この人の曲はカラオケで歌おうと思うとかなりの技巧がいるだろうなあ。友達でこういう歌を歌えそうな人となると、2、3人か。それも多分練習したい、と言われるだろう。まず私はチャレンジしようとすら思い浮かばない難易度。
別に私の手柄じゃあないんだけど、ふふふ。いいだろうー。かっこいいだろー!いいんだよ、ほんと。と自慢しておいた。
英語もうまいね…と息子が突っ込んでいた。まあね…。前に同じぐらいの頃に活躍していたアーティストの曲を聞かせたら、英語の発音がひどいのにびっくりしてたからな…。この人はちょっと例外的にすごいから。
ふたりでwikipediaを見たら、高校生の時からベースを弾くアルバイトをして、作った曲を持ち込みにして曲が売れ、コーラスで参加していたアーティストさんの収録でダンスを見初められてデビュー、みたいな経緯が書いてあった。
「おかーさん、この人は『主人公』だよ、小説の」
あー。確かに。音楽が好きで、高校を中退して自作の曲を売って、その曲がきっかけで歌って踊れるアーティストになってシングル出してデビュー。小説の主人公にそんなのがたしかにありそうだ。それに、当時はYouTubeなんかない。PVさえ稼げれば猫も杓子も曲が披露できるというような時代ではないからねえ。耳の肥えた専門家の審査を突破しないと歌手になんかなれなかったんだから、うまくて当然と言えば当然。すごい才能あるんだと思う。
息子は特にラップっぽくなってるのが好きっぽかった。なるほどねえ。それでも20年前とかだから…なんていうか、古びないよね。
知らないアルバムもあったし、しばらく聞こう。音楽の好みって遺伝するっていうけど、どうなんだろう。
とはいえ、私がBGMチックなものをかけているとすぐ、息子が音楽を変更してしまう。私が気分よく聴けて、なおかつ息子が「こんな古いのダメだ」と思わないぐらいとなるとどれだろう。
息子の好みはイマイチはっきりしなくて、アカペラの男性4人ぐらいので歌うタイプのは意外といけるのはわかっているけれども、最近新しいのを手に入れていない。久しぶりにCDを保管しているファイルを開けてみた。
岡村靖幸さんのCDが数枚入っているのが目についた。あ、この人最近どうしてるんだろう?
最後にチェックしたのは多分、2003年から2005年ぐらいだと思う。
スマホの音楽サービスから、聞けるかな…と思って検索したら、Spotifyのサービスに多分全アルバム分、ある感じだ。(私の持っているCDは全部あった)ランダムでガンガン再生した。
歌はうまいし、曲は本人のオリジナル。まあ、この人が好きではない人に言わせると、歌詞が聞き取りにくいらしいが、それもまたよし…。気分良く家事をしていると息子が帰ってきた。
数曲聞いて、「おかーさん、この人誰」と聞かれた。自分がプレイリストに入れているアーティストじゃないのはわかったのだろう。これは岡村靖幸さんというアーティストで、おかーさんが中高生のころから好きで、最初買った時はカセットテープだったアルバムの1曲だ、と説明したらびっくりしていた。
正確に言うとその時流れていた曲は32年前の曲だった。
えー…。と絶句する息子。
もう2曲ぐらい聞いて、「歌がうまいなあ。こんな声どうやって出すの?」と。ファルセットは、出し方にコツがあるからねえ…。
この人の曲はカラオケで歌おうと思うとかなりの技巧がいるだろうなあ。友達でこういう歌を歌えそうな人となると、2、3人か。それも多分練習したい、と言われるだろう。まず私はチャレンジしようとすら思い浮かばない難易度。
別に私の手柄じゃあないんだけど、ふふふ。いいだろうー。かっこいいだろー!いいんだよ、ほんと。と自慢しておいた。
英語もうまいね…と息子が突っ込んでいた。まあね…。前に同じぐらいの頃に活躍していたアーティストの曲を聞かせたら、英語の発音がひどいのにびっくりしてたからな…。この人はちょっと例外的にすごいから。
ふたりでwikipediaを見たら、高校生の時からベースを弾くアルバイトをして、作った曲を持ち込みにして曲が売れ、コーラスで参加していたアーティストさんの収録でダンスを見初められてデビュー、みたいな経緯が書いてあった。
「おかーさん、この人は『主人公』だよ、小説の」
あー。確かに。音楽が好きで、高校を中退して自作の曲を売って、その曲がきっかけで歌って踊れるアーティストになってシングル出してデビュー。小説の主人公にそんなのがたしかにありそうだ。それに、当時はYouTubeなんかない。PVさえ稼げれば猫も杓子も曲が披露できるというような時代ではないからねえ。耳の肥えた専門家の審査を突破しないと歌手になんかなれなかったんだから、うまくて当然と言えば当然。すごい才能あるんだと思う。
息子は特にラップっぽくなってるのが好きっぽかった。なるほどねえ。それでも20年前とかだから…なんていうか、古びないよね。
知らないアルバムもあったし、しばらく聞こう。音楽の好みって遺伝するっていうけど、どうなんだろう。
コメント
レツゴーさんへ
和音の好みは遺伝するという話があったような。なのでジャズっぽい和音が好きか嫌いかが出るとかなんとかというのはどこかで見たことがありますね。
まだ、お母さんのおなかの中にいた頃に、よく聴いてた音楽とか、お子さんが好きになったりするのかしら?クラッシックが胎教に良いとかきくけど、お母さんの好きな音楽がロックなら、クラッシックは苦手なら、かえって悪いような気がするのですが。
友達んちは、夫も友達も、ヘヴィなロックが夫婦揃って好きやけど、子供(成人)は、ポップな音楽が好きらしいので、音楽の好みは遺伝するとは限らないのかなぁ~