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LuckyDuckyDiary

高慢と偏見

高慢と偏見、ずいぶん昔に読み始めて挫折していたのを、ついに読了。最近文通している人の愛読書だという話で、その話題になったので、これを機会にちゃんと読もう…と思って、図書館で借りてきて読んだ。

 俗物な母親と、おっとり長女、しっかりものの次女、きゃぴきゃぴの五女、五女の影ともいうべき四女。そして事なかれ主義のお父さんがいい味出していて、面白かった。なんていうか、連続ドラマになりそうな本。大して大事件が起こるでもないのだが、それをこういうドラマにして、ついでに5人のうち、3人が関係者と結婚するという、当時家からあまり出なかった、そして兄弟姉妹が多かった時代に、家に一冊あれば、さぞかしみんなに人気があって、いつかこんな話がうちにも…と思った娘さんたちも多かっただろうなあ、という本だった。

 前段落で三女について、私が書かなかったのに気づいた人があっただろうか。
 三女は、ものすごく目立たないんだよね…。なんていうかもう最初から勝負にも乗れていない。理由は見かけが悪いから。もうそれだけで二軍以下の扱い。これはなかなかにつらい感じだった。そういう時代だったとはいえ、三女に自分の身をなぞらえた人もいたかと思うと、悲しくなるような扱いだった。

 そして女の子「でも」自分の意見や仕事があるのが当然という育てられ方をした現代の時代の女性には共感できるのは多分、次女のエリザベスだけだと思う。女性は不動産を持てない時代で、財産は親がよこす相続財産のみ。自分にその相続財産がいくらという値札が付いている。それ以上のものが手に入れたければ、結婚相手にその値札が高い人か、財産が相続できる嗣子を選ぶ(か選んでもらう)しかないというのが、もうね…。

 せちがらいなあ。と思いながら読んだ。

 図書館で借りた名作全集の中の1冊だったのだけれど、興ざめだったのが、前に読んだ人がここは誤訳だと思ったところに鉛筆でそれを書き込んでいたところ。図書館の本に落書きをするな!!
 意味が通らないほどの誤訳じゃない。おめでたいことの時は「おすそ分け」ではなく「お福分け」という言い方をする人があるのは知っているけれど、わざわざプロの翻訳家の訳を直すほどのこと?自分の本でもないのに、それも図書館の本に。
「図書館の本は大事にしましょう」のほうが基本だと思う。間違えているのはどっちなんだか、ほんとに。
 本当に直したいなら、自分で本を買って、好きなだけ書き込めばいいのだ。図書館の本にやってはいけない。

 幸い、インクで書き込みを入れるほど非常識ではなかったとみえ、鉛筆の書き込みだったので、消しておいた。

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コメント

グッジョブ!

さとちんさんへ

そういや、きっかけはさとちんさんのブログの映画の記事だったんですよね。
ほんと、図書館の本に落書きをするのはだめですよ、いくら違和感があろうと。

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    まこ

    Author:まこ
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