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LuckyDuckyDiary

本の補修をする

 古い文庫本を買い直すと気になったので、本の補修のことを書いた本を読んだ。
 中学生の頃は本はいつかお金が稼げるようになったら、買い直せばいい。そう思っていた。なんとなく名作の訳というのはそのままだろうと思っていたわけだ。
 ところが、中年極める年になってくると各種名作本が改訳になって、どんどん古いのがなくなっているではないか。そりゃそうだ、私が中学生の頃だって昭和30年代の訳は古いというので改訳版が出ていたのだ、今だって出て当然だろうと今ならわかる。

 こだわらずに今の訳を読むか、ぐだぐだ言わずに原文を読めばいいと言ってしまえばそこまでだが、この場合「ノスタルジックバリュー」、つまり「懐かし補正」があるため、当時の訳が読みたかったりするんだな…。というわけで古い文庫本が市場に出ているのを読むことになるわけだ。

 ほかにも、絶版になった文庫本で、気に入っているがライトノベルとかでどうも再販は無理そうなものとか、レーベルごともうないのよ、というものだとかもあるのでそれも。

 文庫本の表紙を取ってしまって、改めて見返しなどを貼りつけて、厚手の板紙を布などでくるんで表紙を作成して合体させるというのは意外と手間がかかる。それと文庫本ならではの軽くて気楽な感じがしなくなるのが惜しくて、悩んでいた時にこれを読んだ。
 この本では、たとえば一番上にかけてあるカバー(正式名称は「ジャケット」らしい)がまだあるが、破れているとか、本の入っている箱が傷んでいるなら…とか、例えば裏から紙を貼るとか、補強するとか…というような修理のことがたくさん書いてあった。
 
 これは当時の私の悪い癖なのだけれど、本のカバーがぴらぴらするのが嫌いで、売っているときのジャケットは叩き捨てていることが多かったとか(ブックカバーはがっちりとはめて、動かないようにしてあった)、しおりの紐(これの正式名称は「スピン」らしい)も何となく邪魔で、引っこ抜いていたとか、つまり当時の本が手元にあったら、相当ひどい状態になっているだろうと思う。そういう本でも流通していたらこうやって直せ、ということなんだねということがわかった。

 不思議なことに、今はそれほどジャケットは捨てたいと思わない。そしてスピンがある本は割と好きだ。まあ、あの紐はもうちょっとしっかりして、先がボサボサにならないのがいいとは思うけれども。大人になる過程で好みが変わるというのはあるんだな。

 古い文庫本のカバーの後ろに、薄めたボンドを刷毛で塗って、紙を貼りなおすと、なるほど、背表紙のてっぺんの破れたあたりがしっかりして、気にならなくなる。そして文庫本の気軽さはそのままだ。
 こういう直し方もいい。

 折れたページの隅を直して、この間刷ったしおりを挟んで。そう…折れたページというのはそのままにしておかず、きれいにのばしておけばそのうちちょっとはマシになる。

 やまと糊なんて、前に使ったのはいつだろう、ほんと。
 あんまり強すぎる糊じゃないほうがいいらしいので、木工用ボンドか、特に中のページにはでんぷん糊がいいらしい。

 ヤマト糊の、青いパッケージに黄色のふたが、懐かしい。私が小学生の頃には、容器の横に糊用のへらが装着出来るようになっているタイプのがいいということになっていたが、今はフタの裏につくようになっていた。これのフタが固くて、ちゃんとパチンと閉められないことがあったなんて、信じられない(3、4歳?)。斜めになって、ちゃんと閉じていないと糊が固まってしまうんだよね。
 近所には「フエキのり」という黄色いパッケージのもあった。これも見たことあるなあ…。
 そして、黄色い犬の顔に赤い帽子の「どうぶつのり」が。これに、ピンクで青の帽子だったかな?ウサギちゃんも昔いたんだよね。当時の生協で扱っていて、ゾウ、うさぎ、イヌの3つセットだったのだけれど、姉とウサギをとりあってじゃんけんして、まけてこのイヌを使った覚えがある。詰め替え用の糊を足してもらっていた。

 当時は、後ろのところに四角い穴をあけると「ちょきんばこにもなります」って書いてあって、それがやりたくて仕方がなかった。もちろん「のり」として使っている間はそんなことをするわけにはいかないから、果たせずして大人になったけれども。
 そして現行のどうぶつのりの後ろにも、その貯金箱用きりとり部分がわかるようになっていた。

どうぶつ糊にするかな!そして今度こそ、貯金箱にしてみようか…。そうだ、子ども用の工作本に、この糊のケースの貯金箱の口と、底をぬいて、上からつるす紐を通して、底にはハンガーをぶらさげて袋を周りに縫い付け、「パジャマいれ」にするというのがあった。

 昔はパジャマを毎日洗濯しなかったんだよ!!特に涼しいシーズンは。
 そして脱いだパジャマはそういう袋にいれて、ベッドわきにつるしておきましょう、というそういう道具だった。
 今は洗濯機の容量が上がったから、パジャマも毎日洗濯だけど。
 そんなことを思いながら、ホームセンターを後にした。

 ちょっとした手作業が心を明るくしてくれる気がする。
 ボロボロの本でも直せる。そう考えると、オークションや、古本屋や、メルカリの本もどんとこい。
 しばらく工作ブームの予定。

 

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    まこ

    Author:まこ
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