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毎日更新!LuckyDuckyDiary

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幻の小公女

私が子どもだった頃集めた名作の文庫本の中にあった、「小公子」と「秘密の花園」は旺文社文庫だった。
 他のレーベルのものが気に入らなかったので県庁所在地の街の、県下でも一番広いというような触れ込みの本屋さんであれこれ見比べて、値段と相談して決めた本だった。

 小公女は家の近所のリサイクルショップのワンコイン100円コーナー出身の角川文庫だったのだが、その訳に文句はなかったので、その大型書店では選んでこなかった。

 私の持っていた小公子と秘密の花園の裏表紙の内側にある「旺文社文庫収録 バーネットの作品」は「619-1 秘密の花園」と「619-3 小公子」の2冊だけだったから、ふうん、ってなもので、その2冊は手元に現物があったから参考にするほどでもない、スルーだった。

ここまでが前置き。
今日はその本とばったり…大変偶然に出会ってしまった話。

 私は「秘密の花園」と「小公子」の古本をネットで注文していた。両方割と出た本なのだろう、別に高くもなく、500円以下で手に入る本だった。表紙を付け替えたりして、遊ぶのもいいなとか、きれいなカバーをかけるのもいいなあとか、そういうことを考えていた。届いた「小公子」の包みを見てみたら、なんと中身に入っていたのが、旺文社文庫、岡上鈴江さん訳の(これは小公子、秘密の花園もそう)619-2、「小公女」ではありませんか!

えー。あったんだ?初めて見た…。ぱらぱらっと見てみると、うーん、微妙。すでに川端康成訳に慣れている私には違和感がある。
でもこれ…。ネットにもあまり情報が出てこない、珍しい本のような気がする。

 小公女はこの版じゃなくていい。それに、小公子はこのままにしておくと来ないじゃないか…。というわけでアマゾンに連絡を取り、本が違っていた、と書いて送ると、あっという間に返金。
 まあ、そこまではいい。でも、出品者に連絡を取って数日たっても連絡がこない。もう返金したからいいだろうと思われているんだろうか。この本どうするのよ。

 読まない本なんか、あってもしょうがない。これが、私の方の都合でいらないというなら送料はこっち持ちで送り返すことになっているらしいのだが、この不都合は相手方のものだ。商品間違いなんだもの。

 しかし連絡がない。返金したらもう好きに始末しろってことなのか…しかしそれもネコババみたいで気持ち悪いじゃないか…。
 叩き捨てるにはちょっとなあ。この本が、この訳が懐かしい人がいるかもしれない。私だって小公子を、秘密の花園を読むならこの人の訳がいい、と思っているわけだし。そう思うと捨てられない。 


 

 連絡を待ちくたびれて、表紙の写真まで撮っちゃったよ(それでもってブログにあげるわけだけど)。
 とか思っているうちに待っているのが面倒になってきたので、ネットで返送先を検索して、送り返しちゃうことに決めた。多分送り返さなくてもいいんだろう。あっちも多分送料をお店で持ったら赤字…ぐらいの値段とみた。
でも私の気分の問題なんだし、まあ、いいや。

 料金は定型外で250円。ま、ブログの記事にはなったし、見慣れない訳の版をさらっと読めたしいいことにしておこう。
 プチプチの封筒に入って、本は帰っていく。

 どこかに、この本をかわいがってくれる人がいますように。
 小公子は、違う古本屋さんに注文した。

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コメント

小公子と小公女、似てるけど全然違いますよね。
たまに中古のCDなんかで、ジャケットは合ってるけど、中身が全然違うとかあるらしいですけど。

こないだ、手に入れた篠崎書林の、アンの青春、喜んでたら、蔵書印らしき、へんてこスタンプが押してあったんです。これは返品か?!と思ったけど、もうないしなぁ~と手元に持っておくことにしました。
もし、古本屋さんでちゃんとしたのを、みつけられたら、処分しようかと・・・ブックオフはスタンプ押してあっても大丈夫な商品なのかなぁ・・・残念。

レツゴーさんへ

古い本はもう、誰かが大事にしていた本しかないのが実情ですからね。スタンプぐらいはもうしょうがないかと。人のスタンプの上から蔵書票貼っちゃえ!まあ、小口に押してあったらどうしようもないですが。
 きっと大事にされていた本なんですよ。それでもまだ、読めるだけまし、手に入るだけまし、ということで。

本自体は、けっこうキレイなんですよ、最後の何も書いてない白い所にスタンプされています。
大事にされていたと思えばいいのか。発想の転換ですね。

上から、可愛いシールか、蔵書票を作って貼ろう!と思ったら、楽しくなってきました♪ありがとうございます!

レツゴーさんへ

せっかくパソコンだってあるんですもの、蔵書票はかわいいのがいいですよね。市販のものもありますが、もう今はない出版社の本となると再販の望みは限りなく低いですから、古本だからこその楽しみも、あるのかもと思っています。

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    まこ

    Author:まこ
    どこをクリックしても一銭にもならない、ただの主婦の日記帳です。
    ゲーマーで、本好きで、クラフト好きです。

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