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労働を平等に?

うちは結局、共働きにはしなかった。結婚してしばらくアメリカで暮らして、帰ってきたとき、私の再就職の話もなかったわけではないのだけれども、「平等とは」「続けられる働き方とは」というようなことを話し合って、こういう形に落ち着いた。

 夫は、家事が、死ぬほど苦手。大学生になって家を出たときは「まかないつき下宿」に住んでいたぐらい料理が出来ず、掃除は歴代の彼女がしていたらしい。かろうじてコインランドリーと、クリーニングのどちらかを使うか…という見分けは可能で、スーツをコインランドリーにかけたことはなかったらしいが、普段着るようなものでも、ネットにいれたり、乾燥の温度を調整する…というようなことはまったく気にしていなかった。義母と同居したことはあるが、あれだけ器用で、何でもできて、まめなお義母さんなのに、どうしてこうなった…という感じだった。(あ、そうか、何でも出来たからこうなったのかも)

 彼は当時、アメリカでの仕事が終わってしまって、私の再就職と同時に、彼も求職中だった。彼は、「俺、稼ぐから。仕事なら掛け持ちも出来るし、二人が暮らせるだけいける。でも、家事はつらい」と言った。帰って、ごはんを作る…のはまず難しいし、食べた後の皿洗って、掃除して、洗濯をすると思うと、絶対いやになる。かといって、私が働きに行って帰ってきて、家事を全部やる…というのが不公平なのはわかる。だから、家にいて、家事をやって、ごはん作って待ってくれたら、その方が、俺にとっては絶対いいのだ、とまあ、こういう話だった。

 二人分の生活に、困らないだけ稼いでくるから。だから、家にいて、家事をやって…。と言われて、私は考えた。
 私は仕事が好きではない。私の職種は、「事務の人」。書類書いたり、電話取ったり、スケジュール管理したり、あとは備品や、消耗品の管理をしたり、出張費や交通費を使ったとき清算をやったり、果ては中小企業だったので、給料計算とかもやっていた。そういう、どこの会社でもいるような雑用係。まあ、女性の仕事としては私が学校を卒業して就職した頃だと「ありがち」な部類で、慣れてしまえば難しくはない。

 その仕事が大好きか?と聞かれると、「別に」としか答えようがなかった。私は結婚前も働いていたが、それは自分の生活を支えるためであって、毎日元気に働いてはいたし、今日もがんばろう、と出かけて、今日も無事終わった、よかったなあ。というのはあっても、それ以上の感慨はなく、無事生活が回っていくことに、安心と安定はあっても、目的意識とか、向上心とかがあったわけでもなく、やりがいとか、仕事に愛を感じるとか、そういうことは全くなかった。

 家に、いるのでもいい?…という夫の願いを、受け入れない理由もなかった。独身時代は外で気を使って、朝から夜まで働き、決算期にはサービス残業、手取り18万ぐらい?でも、正社員でそれで、再就職は「契約社員」のオファーが多かったから、金額は落ちるだろうという予想はついた。フルタイムで、福利厚生あって、10万円以上あれば、共働きなら、今の時点で問題ないだろうけど、派遣で、正社員と同じ仕事なのに給料が少なくて、福利厚生もあまりなく、挙句帰って全家事を彼のためにする体力、残るかな…。と思ったとき…。無理かも、と思った。子供を作るつもりはあったので、産休育休のことも考えると、正社員としての就職は確かに難しかった。私に「それでも雇いましょう」と言われるほどの特殊技能はなかった。

 ありていに言えば、私にとっては、家事の方が楽に決まっていた。彼には、やることすら考えたくもない労働ですごく大変でも、私にとっては「軽作業」の域を出ない。
「どうしても、俺が稼ぐ分で足りないとなったら、その時は「働いてください」と頼むから」
…というので、「ほんっとーーーにそれでいいのね?」と念を押して、この計画になった。

 まあ、そのあとすぐ妊娠が発覚して、話はもう、どっちにしろ私が働く話にはならなかったのだけれども、夫としては、「家事するぐらいだったら、仕事掛け持ちの方がまし」というのは、本当のようだった。彼は求職をしながら、アルバイトをいくつか掛け持ちして、手取りで20万とか25万円とか稼いでくれ、半年の間に見事、ちゃんとフルタイムの仕事を見つけてきてくれた。

 そして、おなかの中の赤ちゃんに、「お父さんは、稼ぐよ」と言ってくれた。
その約束は、今も変わらない。彼は私と、子供の生活する分をちゃんと稼いでくれ、なおかつ私が作る食事にお礼を言ってくれて、夕飯の片づけが終わったら、「今日も、皿洗ってくれてありがとう」と言ってくれる。

 世間的に見たら、夫だけが労力が大きいみたいに見えるだろうけれど、彼は今でも、「こっちの方がいい」と言ってくれる。
問題は、今はもう私は若くはないので、「お金足りないから、一緒に働いてくれない?」と言われたとき、就職先に困ること。
 キャリアというのは、稼いでくる金額とはまた別に積んでおく価値があると思う。ブランクが長すぎで雇ってもらえない現状を認識すると確かにそう思う。つまり、今、夫が倒れたりすると、突然ハードモードになるってこと。他のプランが出せないのが、問題。つまり共働きには「代替プランが出せる」というメリットがある。
 私はそれが出来ないから、頑張って、節約に励んでいるわけだけど(笑)。

 でも…。共働きで、仕事も家事も半分ずつだったら、ここまで仲良くやってこれていないかもしれないな、とも思う。
お互い、「自分が出来ないことを相手がやってくれていて、すばらしいな」と思ってやってこれたというのは、うれしいことだと思う。

 平等にやっていけるか…。これが、もし、夫の給料が3人で節約してもやっていけるほどなかったら、話はもっと違ってきていたのだと思う。まあ…そんなに給料が低い仕事…というのは、フルタイムじゃないかもしれないけど。

 結婚した当時にアメリカで暮らした頃は貧乏で、二人でたった一部屋で住んでいた。キッチンは、「キチネット」とかいうもので、つまり部屋に流し台と、調理コーナーがくっついているだけ、部屋のほとんどがベッドに占有され、彼の仕事はテーブルで。ごはんの時には全部どけて食べ、私は家にいるときには、ベッドの上にしか居場所がない、そんな部屋。デートは本屋や図書館や公園で、250円ぐらいの「お茶」が、デートの贅沢だった。服は破れるまで着た。ケータイはもうみんなが持っている時代だったが、私も彼も、ケータイは持っていなかった。それでも、幸せだった。図書館の本で十分だったし、二人で話す時間は今と同じに楽しかった。

 …でも、多分…。あのままだと子供は持てなかったかもしれないけど、案外それで、暮らせてしまったかもしれないという気がする。 

だとしたら、うちはやっぱり、家事は私、仕事は夫…というスタイルに落ち着いたんだろうなあ。

 今は、ずいぶん贅沢が出来るようになったなあ…。当時を思い出すと確かにそうだ。買い物をしながら、「アスパラガス高いな」とか思っても買ってしまうし、本当は必要がないお菓子とかも買うし、こないだ子供が愛読している本の新刊が出たときも、迷いもしないで買ったものね、1200円ぐらいしたけど。こないだ、家族で出かけて、おやつに買ってもらったミルクシェイク、私と子供の二人分でも、8ドルだった…。スターバックスの傘の下で飲む1ドル半の紅茶と、99セントの薄いコーヒーが、滅多にない「特別なデート」だったときのことを考えたら、ね。

 私も言おう。「いつも、お仕事ありがとう」って。絶対、彼は笑ってくれる。「いつも、おいしいごはんをありがとうね」って。

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コメント

良いご夫婦ですね♡
お互いに感謝の言葉をかけ合えるなんて素敵です。

私も事情があって4年前に仕事を辞めました。
今、もう一度復職しろと言われたら、 「ムリ〜!」 と言います。
あの頃と同程度には出来ない・・・
視力、記憶力、体力etc. すべてに衰えを感じる今日この頃。
もし続けていたら・・・どうこなしていたんだろう? と思います。

さとちんさんへ

仕事は多分、続けていたら、毎日のことだから出来るんではないですかね…。まあ、「大体毎日同じ」であることが条件ですが。

でも、正直今の状況になれたら、今仕事してくれ、と言われたら…困るでしょうね。長生きしてねーっ。って感じです。

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    まこ

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