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世界史小辞典

この本を手に入れたのは、高校の時。
 
 授業中に「もっと詳しいことが知りたい人は、本も買えるから申し出るように」と言われて、「世界史辞典」の紹介があったので、職員室まで話を聞きに行った時のこと。

 どんな本だか見たかったのがまず一番で、見せてもらった世界史辞典は、それほど厚みがないもので、社会の資料集、という感じだった。うーん、それほどでもないや、という顔になった私に、「こっちはどうだ」と出してもらったのが、この世界史小辞典だった。

 これは「小辞典」とかいう割にぐっと字が細かく中身も細かい感じがして、「先生、これ読ませて」と頼んだら、「おう、いいぞ」と貸してもらえた。「やっぱりなあ、お前はこういうの好きそうだと思ったよ」と先生が笑っていたのを覚えている。
 この辞書は歴史の資料集としては、あんまり高校の授業には出番がない感じのもので、関連項目が一気に出てくる…のではなく、単に五十音順に用語が載っているタイプ、つまり国語辞典には単語が見出しになっているように、王朝や国名、都市名、人物名や、各国の制度、法律などが見出しになっているというタイプの本で、雑学ネタをがっつり詰め込んだといった感じの構成。

 知識として読むのに向いていた。当時は知らないことを読むのが面白くてしょうがなかった頃なので(今にして思うと、全く、本当に全く役には立たなかったが)、夢中になって読んだ。読んでも読んでもまだある厚さ(辞典だからね、紙は薄くてページ数が多かった)、知らないことばっかりが書いてあり、なおかつ情報として正しさはさすがの折り紙付き。
 少なくとも古くからある出版社は「出所がはっきりしない」ような情報は辞書に載せない。もしも、専門家からクレームがついたら、そのあたりは精査されるから、初版のものはともかく、重版のものはあんまり疑いを持たず読めるのがいい。「どの程度正しいか」は一番あいまいでも「所説あり、専門家の中でもこの説を支持している人が多い」ぐらい。つまり私にとっては「全然疑わず読んでOK」レベルだということだ。
 当時は「ウィキペディア」も「インターネット」もなかった。百科事典というのは紙の本であり、知りたい情報というのは本を探して得るもので、こういう風に同じ分野のことばかりがどっさりみっちり詰まった本というのは、存在を知らなければそこまで、というものでもあった。歴史マニアともいえる高校の歴史好きの社会の先生がおすすめする、「この1冊」なのだろうな、と思って読んだ。

 それに加えて本を読むのが好きで、カバンが重いのにうんざりしていた私にとって、丸1日読んでもまだ読める本は貴重だった。1冊だけでものすごく長持ちだし、中身を理解しようと思うと自然と速度が落ちる。
 夢中になって読み終えて、「だめだ、全然頭に入ってない、もう一回読みたい」と思って、先生に取り寄せてもらって買った。1500円だったか、1800円だったか、当時の私が使える金額の中ではちょっと高い買い物だった。

 夏休みの息子の社会の資料集を見たとき、「そういやあ、あの辞典どうしたっけ?」と思ったのだが、多分一人暮らしから、結婚、渡米したときに散逸したのだと思う。実家にはなかったし、今の持ち物にも残っていなかった。

 しょうがないのでネットで調べたら、今の版はもちろんあった。そしてこの写真の私が持っていたのとまったく同じ旧版が、箱はないものの送料込みで中古が350円ぐらいで売っていた。魔がさしたというか、なんというか。つい買ってしまった。
 字が細かいのがちょっと難だったけれど、いやあ、中身全然覚えてないわー。

 しかし高校生の時の私、よくぞこんなの数回通読出来たな!若気の至り?力任せというか、暇だったというか…。
 今読んでみると意外と中国のことがたくさん入っている感じで、しばらく読んだら、三国志演義とか読もうかな、とか、そういや、途中で放り出したイギリスの王朝ものがあったような…とかいろいろ頭に浮かぶものがあった。

 こういうのをまた発掘するのもいいな。
 日本史も、中国史も、世界史もその気になって読んだら面白いもんねえ。本もまだ読んでないのがたくさんあるし!
 息子に「読む?」と聞いたら速攻で断られた。
 


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コメント

中高生のころって興味あるものにのめり込むってありますね。
そしてなぜか記憶に残っている。
つい数分前のことでさえ思い浮かばないのに50年、60年前のことが鮮明に現れる。
脳の不思議(^^♪
ちなみに中国から西域への紀行ものが大好きでした。

ミドリノマッキーさんへ

いいですねえ、紀行本、特に海外旅行がほとんどなかった頃のものは面白いです。
 どんな本なんでしょう。
ちなみに「チベット旅行記」だったら読んだことがあります。

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    まこ

    Author:まこ
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    ゲーマーで、本好きで、クラフト好きです。

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