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毎日更新!LuckyDuckyDiary

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火吹き山の魔法使い

私が12歳かな…13歳?ぐらいだったころに、面白そうだと思って買ったのが「火吹き山の魔法使い」。確か現代教養文庫からの出版で、近所の文具店兼本屋で売っていた。

 小さい田舎町の本がかなり少ない本屋だったのに、なぜあったのかは謎。翻訳物のファンタジーとか、SFが好きだった私は背表紙の題名からその本を抜いてパラパラと見て、これは面白そう!と思ってお年玉でこの本を買った。

 この本は「ゲームブック」というもので、当時アメリカではやっていたらしいテーブルトークロールプレイングゲームを一人で楽しめるようにしたもの、と言えばいいだろうか。
 たとえば、ドアがある。ドアノブを回すなら【4】へ。ノックをするなら【16】へ。ドアには触れず、家の周りをまわって調べるなら【30】へ。などと選択肢が書いてあって、そのページを探して進んでいく本だった。

 最初にキャラクターがどのぐらいのヒットポイントがあるかとか、マジックポイントがあるかとかそういうこともサイコロを振って作っておくようになっていて、上の例でいうと、【4】のページを見ると、ドアノブには罠が仕掛けてあって、毒矢が飛んできた。ダイスを振ってダメージを判定。とか、【16】では、誰かが出てきて案内してくれる、【27】へ。とか、【30】には、窓が開いていて入ることが出来そうだ。入るなら【20】、入らないのなら【24】へ、とか書いてあるので、そのまま進んでいって、冒険がどのように進むのかを読んで楽しむことになっている。自分のHPとかMPがいくつか…というようなことは、自分で手元にメモっておく。マッピングをする人もあるようだけれど、最初に読んだときはつながり方があんまりわからなかったので、罠の前振りだけ書いておいたりとか、何番は入ると罠、とか、白いタイルは踏まないほうがいい、とかそういうコツも書いて進む。

 …のだが、これが案外判定がシビアで、すぐ死ぬ。罠にかかる、落とし穴に落ちる、だまされる…。
 「冒険は終わってしまった」みたいな結末にすぐ着いてしまったり、ダメージ判定で体力が足りずに終了になったりで、かなり時間を食った。
 一応ファミコンとかスーファミとかのRPGはもうあったと思うが、まだまだRPGの認知度は低く、私にとっては、これが初めてのロールプレイングゲームだったといえるだろう。
 
 ちなみに学校でこの本を貸したら、あちこちで回し読みだのまた貸しだのになったらしく、ページが背表紙から取れるぐらいになってから戻ってきた。大人気で、しばらく流行して、確か「バルサスの城塞」だったかな、次に出たのもお金を貯めて買った。3冊ぐらいは出たと思う。そのあと違う出版社のも借りて読んだけれど、なかなか「あがり」にならない火吹き山の魔法使いがあったからなのか、たくさん素早く流行しているうちに出したいと思ったからなのか、これほど雰囲気がないものが多く、さっさとクリア出来てしまうのが多くて、物足りないような、うれしいような…。紙がざらざらして、表紙がすぐ折れるような本で、単行本サイズのを何種類か借りた。マリオとかのキャラものとか、ホラーストーリーっぽいのもあったと思う。

 「火吹き山の魔法使い」は「死に覚える」ゲームといってよく、あー。この番号に行ったら死ぬな。とか、確かこのパターンはまずかったはず…みたいなことを暗記して、なんとか解いたが、結局キャラクターも最初に作ったのとは違う割り振りにして、死ににくいキャラクターを作成したり、今考えるとかなり暇だったとしか言いようがない。

 それが、Nintendo Switchで発売されて、夏のセールで安くなっていた。
 日本のショップでは1180円だったが、これが北米版のショップで2ドル97セント。何、その格差。
 ピンボール系のゲームは日本のショップには出てこないことも多いので、北米版のショップにもチャージ(アメリカのアマゾンで、電子版のプリペイドカードを買って番号を入力する。アメリカのアマゾンは日本のクレカを受け付けるのでこれがわかりやすい)してあったので、つい、ゲット。

 やってみたらかなり懐かしかったけど、あんまり記憶が定かではなかったので、やっぱりあっという間に死亡。
 ですよねー。そうなるよねー。
 1200円だとちょっとなあ、だけど350円なら、まあ一日楽しめればそれで。
 
 懐かしいなあ…。雰囲気のある絵だし、令和の今、中学生高校生にウケるゲームかと言われると多分だめだけれども、テーブルトークの雰囲気を味わうのは楽しいのでゆったり遊ぶのにいいかな…多分これは、「当時読んだ」人向けじゃないかなあ。アメリカでは70年代から80年代にティーンだった人向け、日本ではそこから大体10年ぐらいあとにずれているぐらいの世代が、TRPG世代なので、そのぐらい?

 サイコロ2つが手に入らなくて、チビた鉛筆で作成したのを転がして、チラシの裏にメモを書きながら読んだ、懐かしい本。
 あの頃は一日が長かった。楽しみは「小さくてもたくさん」あるほうがいいな、と思っていたけれど、それは今も。
 一人で、家で、楽しめることをたくさん見つけて取っておこう。コロナ対策用だ。


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コメント

ゲームブック!
本で ゲームを楽しめるなんて
面白そうですね(*^-^*)💓

まこさんが書かれてるように
絵が雰囲気あって
惹きつけられてしまいました。

みけさんへ

まあ、ゲームブックをゲームにしたら一周回って元通り?と思わんでもないですが、オリジナルはテーブルトークのボードゲームみたいなものだと思えば、これもまた、プレイしやすくしてあるのだと思います。
 ちなみにゲームブックは、今でも買えるようです。アマゾンに「幻想迷宮ゲームブック」というシリーズがありました。ちょっと面白そうで、unlimitedにある分は読もうかと思っています。

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    まこ

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