焦げた味
息子の学校がちゃんと始まったことでもあるし、ちょっと二人きりの時間もとろうか、というわけで、夫と二人でランチを食べに行くことになった。
「毎回同じ店なのもねえ」というわけで行ったことがない店にいくことに。
「イタリアンで最近できた店に心当たりがある」という夫に案内してもらって、ちょっとおしゃれな感じのレストランに。
自粛もすっかりなくなって、お店は中年女性でいっぱいだった。みんなそろそろランチ会再開なんだね、という感じ。
パスタランチと、ピザランチがある。パスタはオイルパスタ、トマトパスタ、クリームパスタから1つ、ピザも4種のチーズピザ、ホワイトソースのピザ、トマトソースのピザから1つ選ぶ形式、イタリアンレストランにはよくある形式だ。前菜プレート付き、ソフトドリンク込みで1200円、デザートはランチメニューを取った人は300円。
久しぶりだから、デザートも取ったら?というおすすめにしたがい、夫はパスタを、私はピザを取って半分こ決定。デザートは最近よく聞くようになった「バスクチーズケーキ」にした。
前菜プレートは「ほら、格好つけたレストランとそうでないレストランの差はこれだよね、レンゲに一口分入っているおかずがついてるとこがさあ」と言ったら旦那があやうくサラダをふきだすところだった。
典型的に格好つけてるレストランだ。コンソメスープがデミタスカップに入ってたけど、うーん。このコンソメは多分元は粉だな。
サラダはレタスのコマ切れでドレッシングは割とおいしかった。ドレッシングはお店で作ってるかも。
パスタは普通。割とおいしいが、この界隈で800円から1000円出せばどこのお店でも食べられる程度。
ピザは多分、窯で焼いてる感じで、かなりおいしかった。
「ピザとパスタなら、ピザがおすすめだねえ」ということで意見の一致を見た。
コーヒーは夫に言わせると「こういうレストランで飲むコーヒーの平均値」で、紅茶は「いつものティーバッグよりは上等の味がする」ぐらい。
バスクチーズケーキ。
三角に切られたそのとんがったところを切って、口に入れた。
えーっと…これってこういう焼き加減じゃないとだめだったわけ?
と突っ込んだ。焦げてる感じが…。
たとえば、カステラのてっぺんなんかかなり焦げ茶色だと思うけれど、実際あれを食べて「焦げている」とは思わないだろう。
割と香ばしいし、よく焼けているという評価はあっても、「焦げててだめだ」とはならない。
でも、今回のチーズケーキは絶対「こんがり」とか「ちょっと焼きすぎたかも」じゃなかった。焦げてて失敗の味。
苦くて、じゃりじゃりというか、炭化してぽろぽろ崩れてくる感じ。
ケーキのとがった部分というのはホールケーキの中心部だから、一番焦げないところだというのに…。
食べ進んでいく=周辺に向かって食べると、余計分かった。
てっきりこう、「そういう色になるように細工して焼いた」のかと思って、一口目は気にせず食べたけど、改めてみると確かにこれは焦げている。
一番外側なんか、真っ黒。フォークではがして食べることにした。
ケーキの底にあたる部分もかなり焦げ気味だったが、なんとか底だけなら、上のほうがおいしいので一緒に食べるのもあり程度だったけれど、外側の側面も一緒に、となると絶対無理。
このお店でケーキも焼いているのはわかった。
これは他のお店で焼いているケーキを納入してもらったのではないと思う。多分お菓子専門のお店で焼かれたとしたら、これは「失敗」と判断されて、納入不可ということになりそうだ。
バスクチーズケーキは常温で提供されていた。帰り際にカウンターに配りやすいようにお皿に乗った状態で並んでいるのを見たが、どれも側面が似たような焦げ具合。
絶対「やっちまった」感じのケーキだった。
潔く、デザートはジェラートだけにしたほうがよかったんじゃないかなあ、少なくともケーキがこういう仕上がりになった日はさ…。
焦げたところをどけて食べたバスクチーズケーキがおいしかったから余計に残念な感じがした。
それかもう、丸く抜いちゃうとか、焦げたところを最初からそぎ取るとか、そういう細工をしておくべきだったよね、これ。
お金を払って食べたケーキでここまで焦げたのをはじめて食べたよ。
まあさ?炭火焼肉とかね?そういう感じのものだと、お金を払ってこのぐらい焦げた味がするものも口に入れたことがある気がする。でもそれはこう…ちょっと違うよねえ。
基本的な味はOKだったけど、デザートが焦げてるかどうかなんて、出てくるまでわからないよね。
まあ今度ここに来るときは先にバスクチーズケーキがカウンターに並んでいるのがわかったから、そこを横目でちらっと見れば、焦げているかどうかわかるんだし、頼まなきゃいいだけなんだけど…。
やっぱり印象がよくない。これで近隣のイタリアンより300円安いとかそういうのでなきゃ、同じ値段出すほかのレストランのがいいね…という結論で帰ってきた。ピザが同じぐらいおいしいレストランが今日行ったお店の近くにある。
あとバスクチーズケーキに限って言えば、味が安定しているコンビニの240円ぐらいのバスクチーズケーキのほうに軍配が上がる。
仕事をする人の側から見たら、たかがケーキがちょっと焦げていたぐらいで…なんだろうけど、意外とリピーターを確保するのは難しいことなのかもしれない。
「毎回同じ店なのもねえ」というわけで行ったことがない店にいくことに。
「イタリアンで最近できた店に心当たりがある」という夫に案内してもらって、ちょっとおしゃれな感じのレストランに。
自粛もすっかりなくなって、お店は中年女性でいっぱいだった。みんなそろそろランチ会再開なんだね、という感じ。
パスタランチと、ピザランチがある。パスタはオイルパスタ、トマトパスタ、クリームパスタから1つ、ピザも4種のチーズピザ、ホワイトソースのピザ、トマトソースのピザから1つ選ぶ形式、イタリアンレストランにはよくある形式だ。前菜プレート付き、ソフトドリンク込みで1200円、デザートはランチメニューを取った人は300円。
久しぶりだから、デザートも取ったら?というおすすめにしたがい、夫はパスタを、私はピザを取って半分こ決定。デザートは最近よく聞くようになった「バスクチーズケーキ」にした。
前菜プレートは「ほら、格好つけたレストランとそうでないレストランの差はこれだよね、レンゲに一口分入っているおかずがついてるとこがさあ」と言ったら旦那があやうくサラダをふきだすところだった。
典型的に格好つけてるレストランだ。コンソメスープがデミタスカップに入ってたけど、うーん。このコンソメは多分元は粉だな。
サラダはレタスのコマ切れでドレッシングは割とおいしかった。ドレッシングはお店で作ってるかも。
パスタは普通。割とおいしいが、この界隈で800円から1000円出せばどこのお店でも食べられる程度。
ピザは多分、窯で焼いてる感じで、かなりおいしかった。
「ピザとパスタなら、ピザがおすすめだねえ」ということで意見の一致を見た。
コーヒーは夫に言わせると「こういうレストランで飲むコーヒーの平均値」で、紅茶は「いつものティーバッグよりは上等の味がする」ぐらい。
バスクチーズケーキ。
三角に切られたそのとんがったところを切って、口に入れた。
えーっと…これってこういう焼き加減じゃないとだめだったわけ?
と突っ込んだ。焦げてる感じが…。
たとえば、カステラのてっぺんなんかかなり焦げ茶色だと思うけれど、実際あれを食べて「焦げている」とは思わないだろう。
割と香ばしいし、よく焼けているという評価はあっても、「焦げててだめだ」とはならない。
でも、今回のチーズケーキは絶対「こんがり」とか「ちょっと焼きすぎたかも」じゃなかった。焦げてて失敗の味。
苦くて、じゃりじゃりというか、炭化してぽろぽろ崩れてくる感じ。
ケーキのとがった部分というのはホールケーキの中心部だから、一番焦げないところだというのに…。
食べ進んでいく=周辺に向かって食べると、余計分かった。
てっきりこう、「そういう色になるように細工して焼いた」のかと思って、一口目は気にせず食べたけど、改めてみると確かにこれは焦げている。
一番外側なんか、真っ黒。フォークではがして食べることにした。
ケーキの底にあたる部分もかなり焦げ気味だったが、なんとか底だけなら、上のほうがおいしいので一緒に食べるのもあり程度だったけれど、外側の側面も一緒に、となると絶対無理。
このお店でケーキも焼いているのはわかった。
これは他のお店で焼いているケーキを納入してもらったのではないと思う。多分お菓子専門のお店で焼かれたとしたら、これは「失敗」と判断されて、納入不可ということになりそうだ。
バスクチーズケーキは常温で提供されていた。帰り際にカウンターに配りやすいようにお皿に乗った状態で並んでいるのを見たが、どれも側面が似たような焦げ具合。
絶対「やっちまった」感じのケーキだった。
潔く、デザートはジェラートだけにしたほうがよかったんじゃないかなあ、少なくともケーキがこういう仕上がりになった日はさ…。
焦げたところをどけて食べたバスクチーズケーキがおいしかったから余計に残念な感じがした。
それかもう、丸く抜いちゃうとか、焦げたところを最初からそぎ取るとか、そういう細工をしておくべきだったよね、これ。
お金を払って食べたケーキでここまで焦げたのをはじめて食べたよ。
まあさ?炭火焼肉とかね?そういう感じのものだと、お金を払ってこのぐらい焦げた味がするものも口に入れたことがある気がする。でもそれはこう…ちょっと違うよねえ。
基本的な味はOKだったけど、デザートが焦げてるかどうかなんて、出てくるまでわからないよね。
まあ今度ここに来るときは先にバスクチーズケーキがカウンターに並んでいるのがわかったから、そこを横目でちらっと見れば、焦げているかどうかわかるんだし、頼まなきゃいいだけなんだけど…。
やっぱり印象がよくない。これで近隣のイタリアンより300円安いとかそういうのでなきゃ、同じ値段出すほかのレストランのがいいね…という結論で帰ってきた。ピザが同じぐらいおいしいレストランが今日行ったお店の近くにある。
あとバスクチーズケーキに限って言えば、味が安定しているコンビニの240円ぐらいのバスクチーズケーキのほうに軍配が上がる。
仕事をする人の側から見たら、たかがケーキがちょっと焦げていたぐらいで…なんだろうけど、意外とリピーターを確保するのは難しいことなのかもしれない。
コメント
レツゴーさんへ
キャラメリゼ…にしてはこう、砂糖がとけてこげた、あの感じじゃなかったですけどね。焦げているのは粉系統の感じでしたから。それと、天面だけでなく、側面もでしたから。
フォンダンショコラの生がいや、わかるきがします。
小さい頃はたこ焼きがそういう感じにだめでした。今は平気なんですけどね。
フォンダンショコラの生がいや、わかるきがします。
小さい頃はたこ焼きがそういう感じにだめでした。今は平気なんですけどね。
2度と行かない店と認識できたので良かったですね。
私、フォンダンショコラの、とろーりが苦手です。チョコレートケーキは好きやけど、生焼けにしか思えなくて。