多分最終のイチゴ
母の胃にがんが見つかった、と聞いてびっくり。
とはいえ、サイズが小さいので内視鏡で切り取ったらOKぐらいのものだということもわかって、久しぶりに両親に会いにいった。
最後に会ったのは2月の末で、3月からはこのコロナ騒ぎでは私も「行こうか」とも言えず、両親も「来て」とも言えず…という状態だったのだが、さすがに手術だ入院だ、となると来てほしくなったらしい。
病院は基本お見舞いはしないことになっており、入院手続きの時に「今日は書類を書いて、検温してください」とのこと。
書類を書いておでこに非接触式体温計で体温を測ってもらい、時間と日付を書いたステッカーを胸に貼ってスタート。
手術当日は付き添いにOKが出る、ということと、あとは「何かあったら呼ぶ」ぐらいのスタンス、「基本は感染防止のため、来ないでください」という感じだった。
胃カメラと大差ない手順なので、初めてのことにちょっとパニック気味の母ではあったが、スルーしつつ手続き。
病院もあんまり人数を入れないように調整しているのか、それほどいっぱいではなかった。
プラス、母が入るはずだったところに急に来た人がいたらしくて、部屋が「病院の都合で個室に」なるという幸運さ。
ラジオもヘッドホンなしで聞けるし、テレビはカードなしで見られるし、トイレバス完備。これでもうちょっと家具がデラックスだったらホテルのような。
…とまあ、無事手術は終わって帰ってくるとき、親の手術と入院があって、実家によったときに、父が「持って帰れ」と袋をくれた。
私が前回来た時に置いて帰ったエコバッグだったので、ありがとう、と受け取って自分のリュックに入れて持って帰ってきた。
中を見ると、プラスチック容器に入っていたのは何とイチゴ!父の菜園でとれたものなのだろう。
まだとれるんだ?
甘いのと酸っぱいのが混在していたが、何も気にしないで持って帰ってきた割には固いイチゴで傷んでおらず、とてもおいしかった。
多分、その日の朝に採ったのに違いない。
息子も大喜び。いいイチゴだった。
ちょっと食べたら、とっても気が済んだ感じ。もう来年まで待てる。
畑をやっていると、季節感がはっきりわかるんだろうなあ。
*********
この日、父が病院から帰る時、この近くに定食屋さんが新しくできたという話をした。
入ってみたいというので、一緒に昼食をとることに。
あれだ、「大戸屋」とか、「やよい軒」とか、「さくら水産」とかああいう系統のお店らしい。
こんな田舎にそんなものが出来るのは確かに珍しいが、幹線道路沿いに出来たのだとか。
遠い…。
父の「近い」をなめていた。そうだった、農村で生まれ育った彼は4キロ=一里は「近く」という人だったのを忘れていた。
病院から2キロぐらいは離れていた。
大体病院の送迎バスの時間がまばらだったので、駅から病院まであるいただけで1キロ半はあった。自宅から駅までで大体1キロあるから、すでに2キロ半歩いて、その上昼ご飯食べるのに2キロ歩くのはきつい。
食堂で「安くて多い…っていうか多すぎだ」と苦笑しながらご飯を食べて、その食堂からの最寄りの駅までがどう軽く見積もっても、3キロ前後。いや、歩いたけど(途中に実家がある)。
駅前で足がだるいな…と思いながら軽く買い物をして、家まで帰ってからスマホを見たら、15000歩近くになっていて、歩いた距離が9キロになっていた。
踏み台昇降を毎日やって、毎日3キロぐらいずつだけれど歩いておいてよかった。
やってなかったら9キロは歩けなかった気がする。
とはいえ、サイズが小さいので内視鏡で切り取ったらOKぐらいのものだということもわかって、久しぶりに両親に会いにいった。
最後に会ったのは2月の末で、3月からはこのコロナ騒ぎでは私も「行こうか」とも言えず、両親も「来て」とも言えず…という状態だったのだが、さすがに手術だ入院だ、となると来てほしくなったらしい。
病院は基本お見舞いはしないことになっており、入院手続きの時に「今日は書類を書いて、検温してください」とのこと。
書類を書いておでこに非接触式体温計で体温を測ってもらい、時間と日付を書いたステッカーを胸に貼ってスタート。
手術当日は付き添いにOKが出る、ということと、あとは「何かあったら呼ぶ」ぐらいのスタンス、「基本は感染防止のため、来ないでください」という感じだった。
胃カメラと大差ない手順なので、初めてのことにちょっとパニック気味の母ではあったが、スルーしつつ手続き。
病院もあんまり人数を入れないように調整しているのか、それほどいっぱいではなかった。
プラス、母が入るはずだったところに急に来た人がいたらしくて、部屋が「病院の都合で個室に」なるという幸運さ。
ラジオもヘッドホンなしで聞けるし、テレビはカードなしで見られるし、トイレバス完備。これでもうちょっと家具がデラックスだったらホテルのような。
…とまあ、無事手術は終わって帰ってくるとき、親の手術と入院があって、実家によったときに、父が「持って帰れ」と袋をくれた。
私が前回来た時に置いて帰ったエコバッグだったので、ありがとう、と受け取って自分のリュックに入れて持って帰ってきた。
中を見ると、プラスチック容器に入っていたのは何とイチゴ!父の菜園でとれたものなのだろう。
まだとれるんだ?
甘いのと酸っぱいのが混在していたが、何も気にしないで持って帰ってきた割には固いイチゴで傷んでおらず、とてもおいしかった。
多分、その日の朝に採ったのに違いない。
息子も大喜び。いいイチゴだった。
ちょっと食べたら、とっても気が済んだ感じ。もう来年まで待てる。
畑をやっていると、季節感がはっきりわかるんだろうなあ。
*********
この日、父が病院から帰る時、この近くに定食屋さんが新しくできたという話をした。
入ってみたいというので、一緒に昼食をとることに。
あれだ、「大戸屋」とか、「やよい軒」とか、「さくら水産」とかああいう系統のお店らしい。
こんな田舎にそんなものが出来るのは確かに珍しいが、幹線道路沿いに出来たのだとか。
遠い…。
父の「近い」をなめていた。そうだった、農村で生まれ育った彼は4キロ=一里は「近く」という人だったのを忘れていた。
病院から2キロぐらいは離れていた。
大体病院の送迎バスの時間がまばらだったので、駅から病院まであるいただけで1キロ半はあった。自宅から駅までで大体1キロあるから、すでに2キロ半歩いて、その上昼ご飯食べるのに2キロ歩くのはきつい。
食堂で「安くて多い…っていうか多すぎだ」と苦笑しながらご飯を食べて、その食堂からの最寄りの駅までがどう軽く見積もっても、3キロ前後。いや、歩いたけど(途中に実家がある)。
駅前で足がだるいな…と思いながら軽く買い物をして、家まで帰ってからスマホを見たら、15000歩近くになっていて、歩いた距離が9キロになっていた。
踏み台昇降を毎日やって、毎日3キロぐらいずつだけれど歩いておいてよかった。
やってなかったら9キロは歩けなかった気がする。
コメント
レツゴーさんへ
距離感というのが、ちょっと違いますよね。
家の広さに対する感覚も。父の実家なんか、旅館の離れみたいな大きさなんですけれども、そこだと「普通」の大きさですからね、きっとそういうところに住み慣れると、都会のマンションは「単身向け…?」と思われそうです。
家の広さに対する感覚も。父の実家なんか、旅館の離れみたいな大きさなんですけれども、そこだと「普通」の大きさですからね、きっとそういうところに住み慣れると、都会のマンションは「単身向け…?」と思われそうです。
こんにちわ!
お母様の胃がんの手術。
内視鏡で取り除いたとのことで、そんなに大したことなくてよかったですね。
田舎の「近く」というのは、距離感があるんですよね。
よく北海道の人の距離感は、「ちょっと先」が10キロあったりしますからね。
定食屋さんでは、何を召し上がったのでしょうか。
内視鏡で取り除いたとのことで、そんなに大したことなくてよかったですね。
田舎の「近く」というのは、距離感があるんですよね。
よく北海道の人の距離感は、「ちょっと先」が10キロあったりしますからね。
定食屋さんでは、何を召し上がったのでしょうか。
CLIMB AGAINさんへ
あー、北海道の写真で、イオンまであと「110キロ」なんていう表示看板があるのをみたことがあります。
都会だといいところ、数百メートルですものね、そういう看板。
北海道はかなり広いので、そうならざるを得ないのかも。
都会だといいところ、数百メートルですものね、そういう看板。
北海道はかなり広いので、そうならざるを得ないのかも。
でも、内視鏡でとりきれたら、体に負担がなくて、幸いですね。
田舎の人の、すぐそことか近くは、車で5分とかそういう感覚なので、歩くと相当遠いんですよね~祖父母が故郷ではない田舎に住んでいた田舎は、そんな感じでした^^;