あまがえる
実家の母から、画像が送られてきた。それがこれ。
庭のアジサイの葉の上のアマガエル。
これはたぶん、私が子どもだった頃に、庭にいたカエルのひ孫のそのまた孫、とかであろう。
昭和の時代、天気予報というのは当たらないことも結構あった。
今は、1時間単位どころか、15分単位で、今いる地点で雨が降るか?というようなことも正確にわかるから、洗濯物が濡れる危険はすごく減ったが、私が子どもだった頃は、雨を正確に予想できるなんていうのはかなり難しいこととされていた。
「匂いで」雨が降りそうなときはわかる、というような話を聞いたこともあるが、うちではもっぱら、にわか雨や夕立の予報はアマガエル頼み。
アマガエルは雨が降る前になると鳴く。
これが、かなりの精度。アマガエルが鳴いたのを聞いたらすぐ、洗濯物を取り入れれば大体間に合った。
そんなわけで、うちの庭ではアマガエルは大事にされていた。冬に植木鉢の間から出てきたらそっと戻されていたし、アマガエルを食べようとする蛇は追い払われていた。
バケツの中や、天水桶(バケツだったけど)や、消火用水の中でうっかり泳いでいるアマガエルを庭にリリースしたことも何回もある。
なつかしいな…。
今は割と都会に住んでいるのでアマガエルはたぶん河原とかまでいかないといないけど、しっとりした葉っぱの上にちんまりと乗っているカエルの、あのひんやりした手触りが一瞬、よみがえった。
コメント
さとちんさんへ
トノサマガエルもそういえばいたような…。
昔、ぱっと手づかみにできたんですよね、アマガエル。
今はできる気がしないです。
こんにちわ!
カエルでも、大きいカエルだと、ちょっと気持ち悪いですが。
天気予報の役目もしてるんですね。
きっと天気に敏感で、雨が降ることを前もって、わかるんでしょうね。
カエルの習性でしょうかね。
CLIMB AGAINさんへ
皮膚呼吸とかしてますからね、アマガエル。
もしアマガエルに生まれ変わることがあったら
まこさんのご実家の庭で卵からかえりたいわ〜。