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地震の話

元々、予約投稿しておく私のブログなので、地震のあった日に事を思い出して書く1月17日の日記や、3月11日の日記に地震の話がのることは少ない。

 これを書いているのが1月17日なので、遅ればせながらその時の話をしようと思う。
 私は近隣県で阪神大震災の朝を迎えた。つまり揺れはしたが、神戸ほどではなかった。
 被災者に友達はいたし、友達の友達に亡くなった人もいた、そういう地震。神戸市内や、隣の市に住んでいた人は九死に一生を得た状態だったし、身近で家の下敷きになって亡くなった人々を見たという友達もいた。

 何カ月も何カ月も「怖かったねえ」と話題になったし、近隣県と言えども家が建て直しになった人もかなりいたように思う。
 
 「俺はな…。あの日からずっと考えとるんや」と語る友達がいる。
 なぜあんなに簡単に突然人が死んでいき、そしてそれは自分ではなかったのだろうと考えているのだと。

 答えは出ていないらしかったが、そんな話をしたのが震災後10年ぐらいの時だったと記憶している。

 その人に今年の正月、久しぶりに会った。いまだに独り身の彼には、今でも考えているのかとは聞かなかったが、彼は鬱状態にあって通院しており、「去年は生き延びるだけで精一杯だった。今年の目標も生き延びること」だと言っていた。
 とても心配だ。

 あの地震が影響を与えなかっただろうかと思うと、やっぱり影響があったのだろうとしか思えない。
 そしてそれに対して何もできないことも。
 
 災害はいつやってくるのかもわからないし、人間の力で何が出来るわけもない。突然人が大量になくなって、それを目の当たりにした人は傷つく。
 どれだけたくさんの人が無念と思い、なくした近しい人を悼み、つらい思いをしているのだろう。

 毎年この日が来るたびに、答えがない問いを思い出してもやもやする。

 耐震基準があがり、家具は固定されるのが当たり前になり、防波堤は出来た。きっとそういうことすべてが災害で死ぬ人が減っていくことにつながっていくのだろう。

それでも、なぜ私ではなかったのかという問いにこの世で出せる答えはない。

 なくなっていった人を悼むほかにも、生き残った人にも共感が必要な気がする。
  ああ、もやもやするね、そして何にも出来ないね、と。生き残ったからいいじゃないか、ではない。
生き残ったからこそ、つらいこともある。そしてそれを「ぜいたく」だと言って責める人がある。

 だから、何も出来なかった人のひとりだったこと、そして生き残った側にいるのだということを毎年思い出してもやもやしておくことにしている。近くにいる人を、理不尽なまでに突然なくしてしまった人にしかわからないことがきっとある。
 直接かかわることがなかったから私の思い出し方というのはとても…周辺的なのだ。こんな言葉があるかどうかわからないけれども。
 
 それがきっと直接は関わらなかった人の「忘れない」ということなのだと私は信じている。なくなってしまった人のためにも、生き残った人のためにも。

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コメント

ありがとう

一字一句、その通りの想いです。わたしは海外にいて、慣れ親しんだ故郷の海岸が「無くなって」しまい、家族や同郷の人々が未曾有の災害に苦しんでいるのを見てオロオロとしていました。職場で寄付を募ったりはしましたが…。ショックは大きく、今でも引きずっています。でもそんなこと現場の人に申し訳なくて云えません。だから今日のエントリには救われる気がしました。

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montycatさんへ

もちろん当事者が一番つらいんでしょうけれども…。かといって周りで見ていた人のショックがないわけじゃないですからね。時間と共にショックは遠くに思えるようになっていくのを助けに、生きていくものなんだとわかってはいても、なかなか難しいところではあります。なかなか周辺部までは分かち合いが少ないですしね。忘れないことがきっと大事なのだ。と思ってこれを書きました。共感してくださる人があって、うれしかったです。

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    まこ

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