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異文化とクリスマス

このシーズン、増えてくるのが「クリスマス会」。幼稚園だとか、保育園、児童館、サークル、習い事……。いろいろなところで子供のクリスマス会をやる。息子をキリスト教系の幼稚園にいれるまで、身の回りで見るクリスマスというのはつまり、冬のデートテーマぐらいのノリだった。
 クリスマスにはケーキやチキン、お正月には初詣、お墓は仏教というあれで、子どもならサンタクロースとプレゼント的な宗教の絡まないクリスマス。

 一応宗教がらみの方も知識としては知っていたが、熱心なキリスト教徒が宗教弾圧から逃げて作った歴史があって、宗教が割と熱心に信じられている国であるアメリカにいたときも、むやみやたらとイルミネーションが飾られ、赤と緑のグッズがあふれる大規模お祭り……といった風体だったので、あんまり敬虔な気持ちにはならなかった。

 息子をキリスト教系の幼稚園に(近所だったから)入れたときは、ちょっと雰囲気がちがった。
 習ってくる歌が私が子供のころとはちがった。「あわてんぼうのサンタクロース」とか、「赤鼻のトナカイ」とか「藁の中の七面鳥」ではないわけだ。

 例としてそのうちの1曲を出そう。
 「むかし、ゆだやのひとびとは」<いきなり歌い出しがこれ。
 ええー?遠すぎだから!「ゆだや」という語彙は多分幼稚園児にはない。

 その歌は著作権の関係上全文は載せないが、クリスマスの起源を歌うもので、2番の歌詞は神様に約束された救い主とされるイエスキリストがやってくるまでに、「なんびゃくねんも まちました」(原文ママ)と歌うのだった。
 なんちゅう気の長い歌詞だ……と内心でつっこんだ。

 そして、なるほど、ユダヤの人はつまり何百年もしきたりを保ち、苦難に耐えて待って、おまけに約束されたはずの救世主は違う宗教を打ち立てちゃったということは、ユダヤ教の人たちはイエス・キリストと呼ばれる人が来た時に、袂を分かつことになって、約2000年後がいま、ということかー。と、変に感慨深くなったのだった。子どもの歌にすると何百年もの伝統も、望みもこういう軽さになるものなんだねえ。

 何百年を2行で終わらせる2番の歌詞があまりにも印象的で、実はこの歌の結末の歌詞が思い出せない。多分「救い主イエスキリストが生まれた」ところまで歌うからこの時期の歌ということになっているのだろうけれど。
 
 なるほどわけもわからないうちにこういう歌を歌わせるとなると、伝統的日本文化とはそりゃ、違う知識もとりいれることになるわねえ、と感心したのだった。
 
 クリスマスの歌のほかにも、時々気づいたことはあって、たとえば3歳の息子としりとりをすると、語彙が違う。
 大体しりとりというのは、子どもの語彙の中で行われるもので、語彙が多ければ多いほど勝ちやすいが、いつも出てくるパターンというものもある。たとえば私がこどもだったころなら、「ゴリラ、ラッパ、パンツ」の3つはよくくっついて出てきたものだ。

 「パンツ」というのがイヤな女の子は多かったので、ゴリラ、ラッパときて、「パラソル」と逸らすのはパンツよけの常套手段であった。ちなみに「パン」は即効負けなので語彙としてはみんなが知っていたが、「避けたつもりが実は自爆」パターンとして知られていた。ラリルレロとか、「ズ」が難しいのはよく知られていて、クラスの秀才君は「るりかけす」だとか「るりたては」だとか、図鑑でしか見たことがない生き物を語彙に入れていたし、私は「厨子」だとか「図工」「ずわいがに」「ずいき」だのと、「ず」の語彙を増やした覚えがある。

 話は戻って、息子(4歳前後)とのしりとりで、「いえすきりすと」というのが「い」の語彙に入っていたのを最初聞いたときは、一瞬詰まって止まったぐらいびっくりした。
 その後の語彙に「まりあさま」も「ま」に入っていて、それもうわあ、と思ったが、これは同じ幼稚園のママ友さんに聞くと「あるある」だったのが面白かった。ちなみに、「いえすきりすと」と「いえすさま」の両方あった。そのあとも「こひつじ」と「ひつじかい」も語彙にあった(この時は年中だったと思う)し、「ろば」と「やどや」、「うまや」も多分クリスマスの劇の影響だろう。

 なるほどなあ……異文化だねえ、と感心。クリスマス会のメインの出し物はつまり「降誕劇」で、この劇のマリア様とヨセフ様は大役であり、特にかしこい女子がやる「マリアさま」はともかくも、落ち着きのないお子さんが多い中で「年長さん男子のだれかが必ずやらなくてはいけない」ヨセフ様はセリフ暗記が大変で、男子のお母さんたちにとって「当たりたくない」役だった。

 「ひつじかい」は、脇役なので割と楽かとおもいきや、衣装が革などを使った本格派で、意外とクリーニングを引き受けてくれるところが少なく伏兵だとか(ちなみに幼稚園に一番近いクリーニング屋さんは慣れていてやってくれるという情報もあった)、年少さんの役目である「ひつじたち」は楽な役だが、夜という設定の暗い舞台でじっとしている時間が長いため、本当に眠ってしまう子があるとか、そのころの話題も今となっては懐かしい。

 ちなみに息子は降誕劇では「やどやさん」をやった。衣装はコットンのエプロンと三角巾で、家で洗濯出来たし、セリフも短く、出番も短かった。白くて長いひらひら衣装がかわいい「まきばの天使たち」はものすごく人気があったが、男子用の衣装もあって、男の子が混ざっていたのもかわいかったっけ。

 宗教に入れるかどうかは別問題として、異文化体験として興味深いし、降誕劇のストーリーだとか、ノアの箱舟、アダムとイブとへびの話ぐらいは知っていていいだろうから、とこの時期特に実感したものだった。今、どのぐらいその影響が残っているかというと「全く残っていないぐらい」だとは思う。靴を揃えるとか、服をきれいに畳むというような教育もする幼稚園だったが、そっちの影響も残念なことに全然残っていない。

 ちなみに小学校1年生の時には、エプロンをきれいに畳んだり、立った時に机の下に椅子をいれるというような習慣は残っていた。あと、前に出て話をしている人に、「入学おめでとうございます」と入学式にあいさつをされたとき、「ありがとうございます!」とお礼をいうのも、息子の幼稚園出身者の特徴だと言われていたので(私は黙って聞くんじゃないんだ!と思って大変びっくりした)1年生の時は流石に影響は残るものと思っていいが、小学校の6年間のうちに、そういうのは周りの影響もあって平均化していって、多分3年生あたりになったところでなくなってしまう感じなので、どの幼稚園にいれようか悩んでいる人は「心配しなくていい」と言いたい。

 
 「クリスマスおめでとうございます」という挨拶も珍しいと思ったなあ……。クリスマスの行事がちょっと懐かしい。
 お祭り騒ぎが好きなわけではないが、と書きかけて思った。いや、うるさいのは嫌いだけど、案外お祝いっぽい雰囲気は嫌いじゃないのかも。
 教祖様の誕生日のお祝いと字にしてしまうと、新興宗教、カルトのとかが頭に浮かんでしまって怪しさ満載な気がするが、2000年も経てば、その怪しさは多分、乾いて飛びさってしまうものなのだろう。
 クリスマスには、何かおいしいものを食べて、おめでたい雰囲気に乗ろうか。

 すでに家には、チョコレート入りのアドベントカレンダーがあって、息子が毎朝チョコを食べている。
 口ずさむクリスマスソングも楽し気だ。楽しそうなら、まあそれが一番か……。

 今年は、私はクリスマスのプレゼントに何をもらおうか、と思ってから思い出した。まだ今年の誕生日プレゼントが保留だ!
 (誕生日は春だけど)合わせて豪華にしてもらうか!大変即物的なクリスマスだ。
 
 

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日曜学校に通っていた、うちの息子たちも、学校の授業で「一番あってみたい人」というアンケートに「イエスさま」「神さま」と書いていました。懇談でそれをもらってびっくり。ほかの子はたいていスポーツ選手やアイドルでした。「私が赤ちゃんの時に死んだお母さん」という子もいてしんみり。

たんぽぽ・ママ さんへ

日曜学校で教える神様って、いろんな奇跡をおこしたりしますからねえ。
見たいと思いますよ、子どもなら。
 そして亡くなった親御さんに会いたいお子さんの話は泣けます。

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