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就職氷河期のあと

就職氷河期で、あんまりいい就職が出来ず、派遣などの非正規労働につき、そのまま転職を繰り返したり、派遣のままだったりして労働環境が悪いとか、低賃金だとか……という感じになっている世代がある。

 その人たちのことが新聞記事になったり、ニュースになったりするたびに、ちょっと「うっ」となる。
私もロスジェネ世代だからだ。実のところ、男性にまでその問題が波及する前に、女性の氷河期は始まっていた感じもする。バブルは終わっていたし、正直何の特技もない状態で「なんとなく」就職活動をした私はかなり就職活動に苦労した。

 ちょっとした資格ぐらいならあったが、かなりたくさんの人が取るようなものだったので差別化がはかれるほどでもなく、容姿端麗でもなく、成績はまあ、悪くはなかったが大学院だとか、そういう話が出るほどでもなく。資料請求しても送ってこないところがあるぐらいの短大で、当時は「寿退社」と言われる結婚したら退社するんでしょう程度の、使い捨てというよりは「男性社員の嫁候補プール」ぐらいの扱いで、愛嬌もなく化粧っ気もなくでは当然のごとく不採用連発だった。

 正直、あんまりにも不採用になるのでなんだかもうイヤになってしまったのもある。3次面接、4次面接、重役面接……。そのあたりまでいってから落っこちると余計メンタルに来るというか、もう何が原因なのかわかるわけもなく、ただただ、不採用。
 内定をくれたのは中小企業ばかりで、もうそれでいいや……と就職を決めてから、卒業時に他の人の華々しい就職先リストをみて、「あ、しまった、やっぱりもうちょっと粘っとくべきだったか?」と思ったっけ。

 数年勤めて、年収250万円ぐらいかなあ。280万ぐらいあったのか、繁忙期には残業ありで、サービス残業になることも年間数回。隔週週休2日で、いかにも補助業務の事務という感じの仕事だったけれど、一人暮らしを維持して、趣味を楽しみ、それなりに暮らしていた。貧乏だったか、と言われると「YES」としか言いようがない生活ではあったが、たまの旅行や、趣味の通信講座もやっていたことを思えば、「とても困るほど」ではなかったと言えよう。

 あのまま仕事をまじめにやって、一人で暮らしていたら……。
 多分給料は上がらなかったと思う。割と人がやめることが多かったのはまあ、中小企業あるあるだし、倒産合併リストラもあったかもしれない。その時、「間違いなく会社に残してもらえるほど」腕利きだったかと言われると全然だ。
 
 今ニュースで特集されるような「ロスジェネ」「就職氷河期」などの40代一人暮らしからの貧困問題などをみると、「他人事じゃない」気がする。
 結婚した人が、「妻と子供」を養えるぐらい稼いでくれる人だったから良かったものの、結婚しなかったらかなりの率で貧困問題に直面しただろう。私の給料は高くなかったし、私の能力も言いたくはないが低かった。つまり「ごく当たり前の事務職」として勤めるには問題がなかったが、社内でも専門の資格がいるような業務にはつけなかった。

 当時の私にとってそういう問題に直面するのを避けるために結婚したともいえる。結婚後も仕事を続けたいのならそうしてもいいよ、とは言われたが、私は仕事がとーーーってもやめたかったのだ。何の理由もなく女子高生のいじめみたいなことをしてくる人がいたし、やりがいがあるというよりは「数字が読めれば誰でもできるかもしれない」という類の仕事だったから、結婚して仕事を辞めることが出来るのならラッキー、としか思わなかった。

 今なら寿退社を進めるのは違法、ぐらいのいきおいだから、さすがにそういうのは減っているだろうけれども、当時としては「織り込み済み」で、独身女性で残るほうが「売れ残りでしょうがなく」みたいな陰口をたたかれたものだ。今考えたら、お仕事がかなり出来る人…だったのはまあ、年季があったからというのもあるだろうけれども、ずいぶんな言われようだった。
 
 近隣の小学校でも、うんと年が上の先生と、かなり若い20代の先生が多くて、30代、40代の先生が少ない。つまり就職氷河期とか、ロスジェネの人たちの時に採用を絞ったからそうなっているわけで。ちょうど中間管理職にあたる40代の人が少ないと会社で言われている、と友達も言っていた。そりゃそうだろうよ…。つまり20年前に採用しなかったのなら今いなくて当然。

 なあにを今更…と思う。そのあたりの年代の成婚率とか、子どもが生まれる数とかも減っていると新聞の特集記事にあったけど、そりゃねえ。子どもを育てるのに結構な金額がかかることを思えば、非正規労働で子持ちとか、考えただけでも厳しそうだと思われても無理ないだろう。

 その世代限定で公務員募集をしたという話も読んだけれど、ほんと……。そういう道はあってもいいと思う。特に短期間のトレーニングで何とかなる仕事というのは、案外ある。向き不向きはともかく、給料がほしい、生活には必要。そう固く決心して1年ぐらいかけて習熟度をあげれば、何とかやっていける、そういう仕事。

 私は…。もし結婚しなかったらちゃんとあのまま仕事をし続けられただろうか。
 そういう世代の人たちに職がないのは自己責任だから、というような意見を読むとき、いつもその疑問がわく。

 なあんとなくだけれど、無理だったような気がするんだよなあ。
 資格でも取っただろうか。それとも家賃タダを目指して実家に帰って派遣とか?

 私はそういう問題に直面する前に逃げたんだよね、結婚という手段を使って。
 戦っている同期を見捨てて逃げたような、そんな気分になることがある。

 逃げられてよかったのか、それとも自分で立ち向かっていない分、経験が積めず弱いままで人間的にいろいろなことが足りないというべきか。

 男性だったら、きっともっと大変だったのか…なんて思うと、女性は優遇されていると罵詈讒謗に及ぶ人がいるのもなんとなくわかる。引退する年代の人の給料って高いのに、その分の給料を払わなくてよくなった分って、どのあたりに消えてるんだろうね?
 今は、誰がいっぱいお金を持っているんだろう。社会主義をやれとは言わないけれども、薄く全体に広げるようにしてくれてもいいのになあ。

 ……なんてこんなことを書いたのは、整理整頓の最中に昔の年金手帳が出てきたから。
 結局、私は新卒の時就職して寿退社、再就職なしになってしまった。この手帳に書いてある日付の頃は、まだまだ働く機会はあるだろうと思っていたなあ。

 結婚せず働いていたら。結婚しても共働きだったら。10年前に再就職をしていたら。
 全部「たら」で、本当にはならなかったけど、そうなったら、どうしてたかなあ。

 この間、一番下のお子さんが小学校に入ったのを機に、専門技能があるので再就職したママ友が言っていた。
 「家にずっといると、働きたいなあ、って思うけれど、働きに行くと、専業主婦っていいわあって思うの!ないものねだりなんだよね、結局」って。

 案外、そういうものなのかもしれない。

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コメント

私は、高卒で高望みではないですが、ずっとやりたい仕事があり、ピンポイントで就活して、一社のみを受けました。そんな時代でした。楽しかったのですが家庭の事情で辞め、残業のない女性でも続けやすいと見た今の仕事を選び、結局ずーっと現在に至ります。主人が自営で転勤がなかったのが助かりましたけど。専業主婦の経験がなく、でも羨ましいとは思いません。どの道も大変、むしろ、自分の給料はお洒落と食べ歩きのお小遣い的なパートの人にはどうだかと思うことあります。

たんぽぽ・ママさんへ

ママ友さんは、「子供と関わる時間が減る」のが残念だといっていました。そういう意味では専業主婦は子供と関わる時間が長いですからね。
特にまだ今、お子さんが小学校低学年なので。
 時間とお金と、仕事のやりがい、どれもなかなかバランスを取って、というのは難しい人も多いです。たんぽぽ・ママさんは、その点後悔がないというのは素晴らしいことだと思います。

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    まこ

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