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なぜ制服を着るのか

新聞の投稿欄で、4歳の娘さんをお持ちのお母さんが、「なぜ制服を着なきゃいけないのか」と娘さんに聞かれて答えに窮した、本当に制服に必要性はあるんでしょうか、という投稿をしているのを読んだ。

 これは実のところ、お子さんが4才ならば、大体こっちの答えの方が悩まなくていい。
 「幼稚園を作ると決めたとき、お揃いの服を着せたらいいかな、と思った人がいたのよ、きっと」
 
うそではない。誰かが、制服を決めようと思ってルールを制定したのだ。ちなみに、大人の場合は制服を着る意義のほうを考えてしまうのでたとえば個性がどうのとか、経済的事情がどうのとか、服装による自己表現のなんたるかであるとか、または学校の生徒を見分けられて、不良行為が減るとか?というようなことが頭に思い浮かぶが、小さい子の場合は「なぜ」と質問の形をとっていても、考えていることがもっと単純であることが多い。どちらかといえば、「制服って、なに?」という定義を求めることの方が多いのではないだろうか。

 こういう質問に「制服がいいのか悪いのか」みたいなことをからめてしまうと、答えに窮するのは当たり前のことだ。なんせ相手は幼児。自分の主義主張はないわけではないが、かなり単純で、善悪の判断もまだ、白でなければ黒?ぐらいで、グレーがあって、それにも段階があって、人の見方によってはいろいろあって…などという複雑なものはまだ、理解が難しい。

 この投稿欄の制服の話の場合は制服がある幼稚園に通うお子さんの話で、この「なぜ制服を着なきゃいけないの?」という質問が出ることになったのかというと、多分、こんな感じ。
 4歳のお子さんというのは、自分が着ていきたい服があったら、そう言える年齢だ。お友達に、大好きなプリキュアのトレーナーや、かわいいスカートが見せたかったりすると、制服なんて地味なお洋服は魅力的に見えないものだ。「今日はこのスカートがはきたい」というだろう。
 姪なんか、靴下がレースじゃないと幼稚園に行きたくないとか、お花柄のティアードスカートが絶対いいとか、ダダをこねていたことあったものだ。洗濯しないといけないのに、同じ服を着たがるので、義母が大急ぎで同じようなスカートを作成する羽目になっていたが、つまり「好みがうるさい」お年頃だ。

 こっちじゃないとだめよ、と制服をお母さんが出したとき、「えー?どうして制服じゃあだめなの?」とこう来るに決まっている。そこで、(えーーっと、決まってるから、って言っちゃっていいの?)と投稿欄のお母さんは思ったのではないだろうか。
 自分で、自分のしたいことを決めましょうという教育は昨今、当たり前のものだし、選択肢がある時には選ばせる練習をしておかないと、自分のしたいことが分からなくなって、将来進路を決めるとき困りますよ、とかね、そういうことを子育て中の人に向けたアドバイスに出す人はある。だから、お母さんは迷うのだ。
 
 この投稿欄のお母さん、多分お子さん一人目だと思う。
 子どもと一緒に、「そんなこと」に付き合い、制服を納得して着てくれる答えがないだろうか、と悩んでいるからだ。
 これが、子どもが2、3人いる、出勤直前のお母さんだったら、そんな余裕はない。
 「はいはい、そう決まってるからよ!着ないと出かけられないから、急いでちょうだい!」で終了だ。

  制服がないならないで、好みがうるさいお年頃のこと、時間がかかるのは制服がなくても同じだ。
 今年からお子さんが中学校へ行った娘さんがあるお友達は、「朝が楽よ!家の中のものが朝に散らからなくなった」と言っていた。つまり、あれでもない、これでもないとクローゼットや引き出しをあさり、服を着てから靴下の色だの、小物の雰囲気だのをあわせ…などというおしゃれさんだったのが、「着るのは制服一択!下着は白かベージュで、靴下は学校の規定の、髪留め禁止、黒いゴムだけ!」になった結果、朝の支度が短縮されたと。

 つまり、制服を着なくてはいけないのか、という主義主張の問題は、制服を着ない場合は、「どうしてこの服がダメなの?」という質問に(たとえば、おもちゃとして売っている、ディズニーのお姫様ドレスとか、プリキュアのなりきりパジャマとかそういうのも着たがるものなのだ、小さい女子は。)変わるだけ。結局どんな意見があろうとも、制服ならそのうち子供は慣れてしまうし、朝の支度は短縮され、さっさと出ていけるようになるので、重宝されているだけじゃないのかなあと思う。

 うちの子は真摯に話をすればいつでも、わかってくれましたよ、なんていうステキな当たりパターンを引いた方々もあるだろうが、大抵の場合はあれは「いつでも」じゃあ、ない。それどころかなんでもイヤのいちゃもんつけ放題か!というパターンだってあるわけで。

 服装で個性を表現する。意見を尊重されることで自己評価が上がる。こんなことを言うと、それっぽい気がするんだけど、でも服装よりも、内面で個性を表現することもできるし、社会のルールをある程度飲み込み、周りとの軋轢を少なくする練習をするのだって、必要なことだと思う。

 マンツーマンではない学校制度に適応出来る子どもになるのは、この社会で生きていく以上、大切なことだ。昔のように家に学者がやってきて、ご進講していた時代ならともかくも。
 制服は、親が「ないほうがいい」と思えば、制服のない幼稚園にいれるほかないだろうけれども、まだまだ制服のある学校は多いからね…。進路が「制服ごとき」で狭まることを考えると、私は「どっちでも」でいいと思う。

 あんなもの、慣れるから。制服を中高で6年は着たが、別に着たからといって体に悪いという話もない。家にいるときに好きな格好をすればいいのだから。
 今日の話はつまり、4歳と服の議論なんかしてもはじまらないってこと。
 4歳は、自分の着たいものが今、着たいのだし、ダメと言われれば、なぜダメなのか、その意見は覆らないのか、とせっつくだろう。親に時間と忍耐強さがあれば、納得するかやってみればいいけれど、答えは親がその意義を考えて意見を決めたとしてもそれが4歳の頭で理解できるかどうかは、微妙なところだ。

 制服を着るのなら、幼稚園に行かない、というときに気にしなくてはいけないのは、そんな理由を付けてまで、行きたくない理由があるのか、ということのほうであって、ただ服の話だけなのだったら、家に帰ってから、その服を着たい理由が満足するようにしてあげるほうが手間が省ける。「今は、こっちを着てね、家に帰ったら、その時はそれを着ようね」とか、誰かに見せたいのなら、幼稚園が終わってから一緒に遊ぶとか、そういうこと。

 穴が開いてしまった靴下の、足首のレース部分だけ取ってゴムを縫い付けて、「レースのない靴下はイヤ」というときのためのレース取り付け部品を作っていた、あの頃を思い出して、私は、こういうおしゃべりをして、「本当に、女の子ってオシャレすぎなのも困るわあ」なんて言い合える相手が、投稿した人にあるといいのにな、と思ったのだった。

 

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    まこ

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