ピンボールコントローラ自作暫定完成
アマゾンの段ボール箱と、粘着テープと、針金とコーラ缶のトップ部分と、シリアルの箱を切り抜いた厚紙と、アルミホイルと…そして、電子おもちゃキット、メイキーメイキーで作成した、ピンボールコントローラ。見よ、この勇姿(笑)。
赤いUSBの線は、パソコンにつなげるところ。それから、丸いスイッチと、正面の中央ナッジ用のパッドは、まず、針金を「P」の形に曲げて、そのあと首の輪になった部分を90度倒して、頭の部分をアルミホイルでくるんだものと、丸く切った厚紙をアルミホイルでくるんだパーツをテープでくっつけて、針金を段ボール箱に刺して、内側でメイキーメイキーとつなげてある。
いや…まあね?釘とか、ねじとか、ボルトとナットとか、金属の画びょうとかね?そういうものが家にあればそれでよかったのよ。つまり、段ボールに刺して、奥から引っ張っても抜けず、外側部分にタッチできればいいわけだから。でも家にはどれもなかったんだな、これが…。日本だったら、釘なり、ボルトなり、小袋一つなら100円程度で、私がひとりで買いにいけるのに。ちなみに、手元には、ビーズ細工に使おうと思って、先月買った針金があった。図書館の本で、ワイヤーワークを見たので、やってみたくなって買ったのだけれど、やってみたら、どうにもこうにも硬くて、私が持っているミニサイズプライヤーではきれいに曲がらない。ネットで調べてみたら「ジュエリー用」の針金というものは、種類が違って、もっとやわらかいのだ…ということがわかったので、残りは放置になっていた。
いやー、なんでもとっとくものだね。ちゃんと役立った。
ちなみに、メイキーメイキーについていた、ワニ口クリップ(ミノムシクリップとも呼ぶらしい)は、便利だったが7本っきりしかついていなかったし、端子の形によっては、「じゃんぱーぴん」という(名前は夫が教えてくれた。聞いたことない言葉だった)ものしか使えないというので、付属のジャンパーケーブルを使ったのだけれど、これが…うまく入らなくて、ついでに引っこ抜ける。ちょっと動かしただけで、ぱら…、ってなる。ぬううっ!ってなりながらがんばった。夫が、ケーブル見に行く?といって、車を出してくれたのだけれど、なんとびっくり、20本セット19ドル99セント…ないわーーーー!そんな値段出すなら、このインチキなケーブルで頑張る!というわけで、これが出来上がった。
結局、使ったスイッチは同時に押せる6つ(メイキーのメイン部分)に「左右矢印、7,9,0、スペース」を充てて、フリッパー左右、ナッジ左右中央、プランジャーに。
メイキーの左右に小さく配置してあるスイッチに、「ESC、TAB、エンター、バックスペース」を割り当てて、中断、カメラ変更、ゲームによっては、もう2つぐらい、スイッチがあったほうがいい、または思ったキーの割り当てがない時用に。どれか、使えるだろう…ということで。
夫が、私がメイキーメイキーのことをいろいろ調べて、そういうキットの話をするので、面白そうだと思って、メイキーの元であるarduinoについて、調べたらしい。「小さいパソコン」として動作するのが面白そうだ…ということで、彼はなんと、似たようなキットを買ってしまった。それも、ボードだけじゃなくて、いろいろついた「セット」。 「すごく簡単に、ブラウズぐらいならできるパソコンができちゃった」のだそうで、ライナックスパソコンとして遊べたらしい。「簡単すぎ。これがこんな値段だってとこがねえ」と喜んでいた。
何がいいかっていうと、その夫が買ったその、セットには、素敵なジャンパーピンケーブルが一束、同梱だったこと!!これ、5本ぐらいちょーだいーーーとねだって、もらって配線しなおしたら、「すごく気を付けて、入れないと入らない上にすぐ抜ける」だったのが、「スパッと入って、ぴたっと止まる」んだなこれが…ピンの下に、黒いプラスチックが巻いてあって、入れたり抜いたりするのがすごく簡単。
道具って、大事なんだね…。ていうか日本のアマゾンでは【ほしいケーブルが60本で300円】とか!!うううう。いいなあ…日本に帰ったら、素敵な部品買って、木箱かなんか作って、入れなおすんだー。ボタンも部品屋さんで買って作りたいなあ。…いっそ、テーブルに作り付けにしてしまうとかどうだろう。リビングのテーブルが、ピンボール台に!…夫が嫌がりそうだけど。でも木製ということを考えれば、穴をこう…ちなみに、手持ちの電動ドリル用の穴あけ刃は安いのは千円ぐらいからあった。うううむ。あ、でも、幅が広すぎて手が届かないかも。だから、真剣に考えることじゃないってば。
ちなみに、ゲームはとても快適に動いた。段ボールとアルミホイルでも、やっぱりキーボードで遊ぶのとは全然違う。やっぱりピンボールのフリッパーのスイッチは、横向きについてるのがいい。タッチスイッチじゃないのを、ここの2つだけ、買おうかな…と今、アマゾンを見て悩んでいる。