ドキッとする引きこもりの定義
3月の半ばぐらいだっただろうか。引きこもりの人数が増えているという話が新聞に載っていた。
学校に行かず、仕事もせず、家族以外と話をしていない、部屋から、または家から全然でない人たちを「引きこもり」というのだが、今回の統計ですごく増えたのは、この引きこもりの人数に、「家事手伝い」という名目で家にいて外にでない人も数えるようにしたり、家から出ない人のほかに、「コンビニ(ぐらい)なら、買い物にいく」という人とか、「自分の趣味関連だったら、外出出来る」という人まで、数えることにしたかららしい。
私が趣味関連で家から出たのは、多分、2ヶ月ぐらい前の手芸好きの集まりだったはずだ。電車に乗って買い物に…もあまりいっていない。
この2週間ぐらいは、確かに家族としか話していないと思うし、買い物以外家から出てない…かもしれない。
もしかしてかなりこれ、今回の引きこもりの定義に近いのではないだろうか。まあ、さすがに家事「手伝い」ではなく、掃除洗濯料理を全部引き受けており、ほとんど毎日スーパーに買い物に行く人を引きこもりとは呼ばないとは思うが、それでも引きこもりの定義を読んだときにちょっとドキッとするぐらいには、外に出ていないよねえ、私。
専業主婦に買い物以外の外に行く用事がないのは、割と当たり前だとは思うけど、脱ひきこもりをしたいとすれば、足りないのは何だろう。
散歩か、誰かとお茶を飲むか、ランチぐらい…?いや、散歩はちょっと違うかも?足りないのは、誰かほかの人との交流だ。
子供が幼稚園でお迎え必須だった頃は結構同じ幼稚園のお母さんたちの間でランチ会をやったけれども、最近は全然だ。
お仕事をしている人も結構多い。フルタイムではなくても、休みが不定期な人が多いので、すぐ誘える人は限られてくる。
専業主婦をしているママ友さんに連絡してみた。新学期もそろそろ落ち着いたし、どこかでお茶か、ランチしない?と。手芸をする人なので話は楽しいし、子供も同じ年齢でインドア男子、割と共感度が高くなりやすい人だ。
彼女は「今日でもいい?」と、なんだか予定はあっという間に決定。
さっそく喫茶店でお茶を飲んで、サンドイッチを食べながら話をした。彼女は、「最近全然外に出ていないのよ、これはやっぱり気分を変えて外出しないと、と思ったから、誘ってくれてよかったわ」とよろこんでくれた。
うんうん。私もそうなんだよ、そう思って声かけたんだあ…。
主婦は自分で使える金額が少ない。家計の状況も自分でわかっているし、自分一人しか楽しめない、家族にメリットがないことにお金を使うのにためらうところがあるからだ。この500円あったら、夕飯の材料が…。いやそれとも、果物だってバナナじゃないものを子供に出せるよね、いや、それとも小鉢にちょっとマグロの切り落としでも出してあげたら、パパ喜ぶよね、とかそういうことが脳裏によぎっちゃうので、ケーキとコーヒーで800円とか、ランチで1000円とかがなかなか、ぱっと使えない。
もちろんうちの夫は「そのぐらい、もちろん出していいよ、行っておいで」と言ってくれるのだけれども…。
久しぶりに外でお茶を飲み、いろいろな話をした。
今日あったママ友も、専業主婦なだけあって、本当に共通点が多かった。冬の間に寒くて家に引っ込んでいたら、気が付いたらずいぶん家族以外の誰ともほとんど交流がないこと、彼女も新聞で読んだ引きこもりの定義を読んでドキッとしたことも。
こっちから声をかけないと待ってるとこないものね、とお互い苦笑した。
きっとこういう人は、静かで気が付きづらいけれども、いっぱいいるんだよね…。
毎日家事して、一週間に1回か2回、車でまとめ買いの買い物をしていたら、買い物する日以外は「あれ?私今日家から出たっけ」となるし、銀行、役所関連、学校関連の用事はともかくも、自分が「趣味で行くところ」なんてある?ないよねえ…?とふたりでうなずきあう。
主婦というのは家の中だけで仕事がほとんど完結するため、大勢でやらないといけないような、例えばバレーボールとか、サッカーとか、オーケストラとかコーラスとか…みたいな趣味がなければ家で一人で過ごすことになりやすいんだよね。
いうなれば、「在宅勤務」なわけだからさ。
「ひきこもり」の定義には、多分在宅で仕事をして生計を立てていて、家からそういえばほとんど出ないや…という人は多分含まれていないと思うんだけどね。どうなんだろう。
学校に行かず、仕事もせず、家族以外と話をしていない、部屋から、または家から全然でない人たちを「引きこもり」というのだが、今回の統計ですごく増えたのは、この引きこもりの人数に、「家事手伝い」という名目で家にいて外にでない人も数えるようにしたり、家から出ない人のほかに、「コンビニ(ぐらい)なら、買い物にいく」という人とか、「自分の趣味関連だったら、外出出来る」という人まで、数えることにしたかららしい。
私が趣味関連で家から出たのは、多分、2ヶ月ぐらい前の手芸好きの集まりだったはずだ。電車に乗って買い物に…もあまりいっていない。
この2週間ぐらいは、確かに家族としか話していないと思うし、買い物以外家から出てない…かもしれない。
もしかしてかなりこれ、今回の引きこもりの定義に近いのではないだろうか。まあ、さすがに家事「手伝い」ではなく、掃除洗濯料理を全部引き受けており、ほとんど毎日スーパーに買い物に行く人を引きこもりとは呼ばないとは思うが、それでも引きこもりの定義を読んだときにちょっとドキッとするぐらいには、外に出ていないよねえ、私。
専業主婦に買い物以外の外に行く用事がないのは、割と当たり前だとは思うけど、脱ひきこもりをしたいとすれば、足りないのは何だろう。
散歩か、誰かとお茶を飲むか、ランチぐらい…?いや、散歩はちょっと違うかも?足りないのは、誰かほかの人との交流だ。
子供が幼稚園でお迎え必須だった頃は結構同じ幼稚園のお母さんたちの間でランチ会をやったけれども、最近は全然だ。
お仕事をしている人も結構多い。フルタイムではなくても、休みが不定期な人が多いので、すぐ誘える人は限られてくる。
専業主婦をしているママ友さんに連絡してみた。新学期もそろそろ落ち着いたし、どこかでお茶か、ランチしない?と。手芸をする人なので話は楽しいし、子供も同じ年齢でインドア男子、割と共感度が高くなりやすい人だ。
彼女は「今日でもいい?」と、なんだか予定はあっという間に決定。
さっそく喫茶店でお茶を飲んで、サンドイッチを食べながら話をした。彼女は、「最近全然外に出ていないのよ、これはやっぱり気分を変えて外出しないと、と思ったから、誘ってくれてよかったわ」とよろこんでくれた。
うんうん。私もそうなんだよ、そう思って声かけたんだあ…。
主婦は自分で使える金額が少ない。家計の状況も自分でわかっているし、自分一人しか楽しめない、家族にメリットがないことにお金を使うのにためらうところがあるからだ。この500円あったら、夕飯の材料が…。いやそれとも、果物だってバナナじゃないものを子供に出せるよね、いや、それとも小鉢にちょっとマグロの切り落としでも出してあげたら、パパ喜ぶよね、とかそういうことが脳裏によぎっちゃうので、ケーキとコーヒーで800円とか、ランチで1000円とかがなかなか、ぱっと使えない。
もちろんうちの夫は「そのぐらい、もちろん出していいよ、行っておいで」と言ってくれるのだけれども…。
久しぶりに外でお茶を飲み、いろいろな話をした。
今日あったママ友も、専業主婦なだけあって、本当に共通点が多かった。冬の間に寒くて家に引っ込んでいたら、気が付いたらずいぶん家族以外の誰ともほとんど交流がないこと、彼女も新聞で読んだ引きこもりの定義を読んでドキッとしたことも。
こっちから声をかけないと待ってるとこないものね、とお互い苦笑した。
きっとこういう人は、静かで気が付きづらいけれども、いっぱいいるんだよね…。
毎日家事して、一週間に1回か2回、車でまとめ買いの買い物をしていたら、買い物する日以外は「あれ?私今日家から出たっけ」となるし、銀行、役所関連、学校関連の用事はともかくも、自分が「趣味で行くところ」なんてある?ないよねえ…?とふたりでうなずきあう。
主婦というのは家の中だけで仕事がほとんど完結するため、大勢でやらないといけないような、例えばバレーボールとか、サッカーとか、オーケストラとかコーラスとか…みたいな趣味がなければ家で一人で過ごすことになりやすいんだよね。
いうなれば、「在宅勤務」なわけだからさ。
「ひきこもり」の定義には、多分在宅で仕事をして生計を立てていて、家からそういえばほとんど出ないや…という人は多分含まれていないと思うんだけどね。どうなんだろう。
コメント
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こんにちは
引きこもりにも種類があるからねぇ。
考え方や行動パターンで種類は増えそうだねぇ。
考え方や行動パターンで種類は増えそうだねぇ。
wancoさんへ
「ひきこもり」の逆は「でたっきり」かあ…。家に帰りたくないのもつらいですね、くつろぐ場所がなさそうで。
出かけることが少ないから、服も少ない…とかになっていそうな気がしたので、ちょっと服を買ってみたりして。もうちょっと家から出たほうがよさそうな気はするんですよね、本当に。
こういう時に気楽に誘える人がもっとあればいいのにと思います。
出かけることが少ないから、服も少ない…とかになっていそうな気がしたので、ちょっと服を買ってみたりして。もうちょっと家から出たほうがよさそうな気はするんですよね、本当に。
こういう時に気楽に誘える人がもっとあればいいのにと思います。
よしおさんへ
まあ、本当に部屋からも出ないというのは、家の人の協力がないと飢え死にしかねませんから深刻でしょうけど、コンビニにいけるぐらいなら、次はお金ですよね。程度もいくつかにわけて分類したらわかりやすいかもしれません。
このままではいかん!と思うなら、でかけるも善しで、イヤなら無理してまで、でかける必要はないかな。と思います。
その定義によると、私は完全にひきこもりですね(笑)
ま、スーパーや図書館、買い物、散歩くらいは行きますけど、たま~に友達と会う。けれど。
ひきこもりと、真逆で家にほとんど居ないで、いろんな趣味があって、人と会って、かつ家の事もやって、フルで動いてる人でも、実は『家に帰りたくない』だけなんじゃないの?ということが多くて、ひきこもりならぬ、『でたっきり』もあるな~と。
家庭でいろいろ問題があって・・・
姉の友達で、『帰りたくない!』と言ってる人、知ってます。
それでも、帰らないといけないし、ご飯も作らないといけないし、帰るんですけど・・・