早いなあ。
各種習い事、イベント、旅行、外食に至るまでほとんどなかったのだからしょうがない。私の一週間は習い事によってリズムがあったのだけれど、それが全滅した3月。
時々あったランチやお茶会。ひと月に1回ぐらいはしてたし、手芸好きのお友達と集まったりとかもしていたものね。
年に1回ぐらいはしていた遠くへの旅行も、全部…。まあ旅行が大好きなわけでもないと公言しているのだから、なくても何でもないような気もするけど、嫌いなのは旅行に付随する後始末と、体の疲れだけであって、別に新しいものを見たり、きれいな景色に喜んだり、おいしい食べ物を食べ歩くのが嫌いという訳ではないから…
パンダの赤ちゃんが生まれたっていうし、見に行きたいなあ。
9月、10月、11月で読んだ本が150冊ぐらい。読書記録をつけて、児童書含めて毎日読むようにしたらこのぐらいはいくか…。
読んだ本が増えていくぐらいの楽しみはあってもいいよね。
そして本を読んでいたら出来ないのがゲーム。ポケモンがずっと放りっぱなしだ。エクスパンションパックまで買ったというのに。年賀状もそろそろ仕上げにかからないといけないし、12月も気分的には忙しいかな。
しかしどうして12月となると全部済まさなきゃいけない気になるんだろう。たとえば、10月と11月、5月と6月のように、連続した2か月のはずなんだよ、12月と1月だって、ねえ?
アドベントカレンダーのチョコを摘まみながら、そう思った。
制服着用
全員がリビングにいるときはともかく、私一人の時にリビングの床暖房をいれるのはちょっと電気代的に厳しいし、もったいない。靴下と上履きを装着して、ライトダウンを着れば居心地よくいられるのだから、そっちの方が安上がり。
あったかくなる電気マットがあればあったかすぎるぐらいだ(電気代は床暖よりうんと安い)。うちではこのユニクロのライトダウンのVネックが「制服」と呼ばれているのは、つまり中学や高校の制服と同じように毎日着るから。下は長そでだし、襟がついているダウンベストと違って素肌にあたる部分がほぼないので、洗濯に気を遣わなくていいのがいい。寒い季節の間中一度も洗濯せず着て、最後にクリーニングして片付けておく。
これを採用するまでは綿入れの半天を着ていたのだけれども、このライトダウンは何がいいって、軽いのと、袖が邪魔になりづらいのがいい。北海道だったら微妙だったかもしれないけれども、今私が住んでいる本州の町では十分これで一番寒い時期が乗り越えられる。
本当に、いい服だと思う。ユニクロの回し者みたいだけれども、この形のダウンはユニクロのこれが出てくるまであんまり見たことがなかった気がする。襟が高いものが多いのだよね…。外に行くときのことを考えれば多分襟が高いほうがいいのだろうけれども、マフラーとかネックウォーマーで補えばいいわけで、重ね着にはこっちの形の方が便利。
廃版にならない限り、3年に一度ぐらい買い替えて、愛用しよう。
「制服、出したの?」
「うん、もう時期だから」
おしゃれしてほしいとは言わないのが、うちの夫のいいところだ。そうだね…でも女性としては毎日これでは…と思う人もいるんだろうなあ。そのあたり、実用一辺倒の私にはなかなか出来ないことだけれど。
部屋で着る防寒着も、おしゃれな人は何種類か用意して、着まわすのかなあ。
しばらく考えてみたけれど、自分には無理だな、という結論が出た。外に着ていくコートなんか割と、ハンで押したように同じだから。こういうことに気を遣うのが好きじゃないんだよね。
中高が制服だったというのは、いいアイディアだったんだな…と思う。
久しぶりに一枚
こないだ病院の待ち時間が長かったときに、iphoneの中身をみたら、iphoneの音楽を入れ替えていなかったらしくて、ほとんど入っていない状態。つまりそのぐらいiphoneの音楽ファイルを聞かない生活をしていたというわけだ。
家のCDをまた読み込まないとなあ。面倒。
岡村靖幸さんは最近聞いたし、彼のにしようか、それとも前から好きだったスターダスト・レビューのにしようか、と迷ったのだけれど、スターダストレビューのCDにしておいた。
高校生ぐらいの頃から好きなのだけれど、いや、中学生で、ラジオで聞いてからだったのかもしれない。
ともかく、そのぐらいから聞き続けていて、今ネットで新しいCDの情報を調べたら、彼らは還暦越えになっているのだとか!
そらそうだ!私がこの年齢になっていることはだ。そりゃ、そうなるわね!
いや、そうなんだけど、当たり前なんだけど。でも、ああいう人たちって、あんまり年を取らない気がする。
最新のアルバムというのがこれだった。
CDを注文してから、ネットの動画を検索して見てみたんだけど、ボーカルの根本要さんの声が全然かわらない。
数年前からのをいろいろ見たけれど、本当に変わらない。多分あんまり加工されていないと思われる、ラジオとかでその場で歌っているのとかを聞いても、還暦???なのか?みたいな声。
最近の録音技術はすごいっていうけど、でも、そういう問題ではなさそうだ。
まあそれをいえば岡村靖幸さんだって相当だと思う。こういう人たちがいるから、自分の年齢がこうなっているのがわかりにくくなるのかもしれない。
20歳の頃は、60歳なんて、すっごーーーくお年寄りだと思っていた。でもこのCDの曲を聴く限りでは、全然。
こういう人たちがいるから、元気を出して頑張れるんだな、と思う。
どんどん年齢が増えるときに、やっぱりちょっとした不安というものがあると思う。子どもだった時は新しいことを覚えたり、自分が出来ることが増えたりして、不安はなかった。学生をして、恋愛、仕事、結婚、子育て…とやってくる間は忙しかったのでだから何!という感じに不安を覚えている暇はなかったともいう。
ちょっと時間が空くようになったいまが、多分、これからどうしようかな…というあたりで、私はこの目の前に、まだ見たことがない道が続いているのを見てちょっと不安になっている。
その時、すでにその道を通って行った人が活躍しているのを見ると、きっとこの道も通って行けば大丈夫なんだなって思えて、いい感じがするんだな、きっと。
そういう気分の時に聞くのにちょうどいいCDだった。
ちなみに、商店街のBGMの有線で、「が・が・ぎ・ぐ・ゲゲゲの鬼太郎~♪」という曲は、前に確かに聞いたことがあった。あれ?声が要さん?とふと思ってそのままになっていた。ゲゲゲの鬼太郎の映画でも出来たのかしらと思っていたら、このCDだったのか。ネットでこれを書きながら調べたら、アニメのエンディングらしい。なるほど。
やっぱり要さんだったのか…。声にものすごく特徴があるもんね。一応はファンなんだからきき分けられるのに不思議はないけど、ライブなんて、いや、もう行ってもいいのか…。まあコロナがあるから、すぐはやめるにしても。
ライフスタイルをまた、変える時期が来ているんだね、きっと。今までは「変えざるをえない」変化が大きかったけれど、これからは自分である程度整えていかないと、手持ち無沙汰になりそう。
久しぶりの新しいCDで12曲。楽しかった。
私、名作きらいなんじゃない?
私なんか実は英文科卒業なわけだしね?シェイクスピアの物語なんか「大体こんな話」なんてことは分かっていて当たり前みたいな?たとえばロミオとジュリエットとか、リア王とか、オセロとかね。
実はリア王読んだのは7歳の時の一回だけだったりするんだな…。もう、「おはなし」のレベルなわけで、大体こんな話ね!というのを低学年向けの本にしてあるという…。それ以外読んでないの。そんなものを低学年向けにしようと思った人もすごいと思うけど。
「ああ無常」なんかも多分そういう本で読んでそれっきりだったりする。モンテクリスト伯なんか「がんくつおう」ひらがなだったよ、題名。
本を毎日読むというのを最近やって、やっぱり死ぬまでにこういう名作っぽいものをもうちょっと読んだ方がいいんじゃあないかとちょっと思っちゃったので、図書館の全集本を、こう…借りてきたら、読むのが大変。面白くないんだな…。
じゃあ、せめてもうちょっと抄訳の版でもと思って、12歳ぐらい向けと思われる「レ・ミゼラブル」と「アンナ・カレーニナ」を借りてきたんだけど、ずーーっと積読で、もうあと2日で貸し出し期限がきれるっちうの(2週間)。
本好きだとずっと思ってきたけど、実は私は名作が嫌いなんじゃないだろうか。
名作というからには、誰かがいいと思ったんだろうし、だからこそ残ってきたんだろうしね?それが嫌いってのも、なんか…。
「戦争と平和」は高校生ぐらいの時読んだ。長かった。授業中にずーーっと読んだ。あれは「長持ちする」というだけで読んだんだよね。「赤と黒」とか「罪と罰」も一読したはずだけど、今全然中身が浮かんでこない。いっそ読んでないと言え、というぐらい。
本を読んでいる状態が好きだっただけなのかな。水に入るのが好きでも、泳ぐのは好きじゃないとか、そういう感じ?
はあ。この感じはあれだ、課題をさんざん後回しにしてさぼって、先生に呼ばれて個別指導くらって、なんとも取り組みにくい。そういう課題を目の前にしているときの感じだ。大学に入ってからは案外真面目に頑張ったけれど、高校の時は確かにこうなったことがあったような…。
せっかくの名作なんだしねえ。とりかかっとくか…。
読んで、どう思ったかは、読めたら追記します。
もう、最強
今日よんだのはこれ。【ワニの町に来たスパイ】。これはそんなに期待して読んだ本じゃなかったんだけど、アメリカ南部に住んだことがあったら、爆笑だった。
ミステリーはあんまり守備範囲にいれていなかったのは、数が多すぎて、もっと好きなジャンルを読んでいる暇がなくなるから。
でもこれは、謎を解いて、というよりは、どんなことが起きるのかを見るのが楽しいタイプで、軽く楽しく読めた。
アメリカにこういう、おばちゃん、おばあさんがいるよね、というのと、小道具だの、登場するものだのが想像つくだけに、大笑いしながら読んだ。
あまりに笑いながら読んでいるので、息子に、何それ、とのぞき込まれたぐらい。ただ、中学生男子にはあんまりおもしろさがわからないかもしれない。
英語版もあるようだから、ちょっと試そうかな。言い回しだのジョークだのが、英語の方が面白いかもしれない。
お友達とお茶
子どもが幼稚園の時にご一緒だったお母さんで、手芸好きのママ友さんだ。
本当は5,6人のグループで、年に、数回は集まって手芸の集いをやっていたのだけれど、そういう話は今年は全部中止になっているからねえ。
ランチや、お茶も時々やっていたけど、それも軒並みなくなっているので、会えるのはうれしい。
もちろんオッケー!というわけで、コーヒーとケーキがそれなりぐらいにはおいしく、広くてソーシャルディスタンスに問題がなさそうなお店をチョイス。ゆっくりできるお店でおしゃべりということになった。
2人で顔を合わせて、久しぶりに甘いものなんか注文して、じゃあ、話題はどうしよっか、という話で、まず同意したのは、子どものことはやめようか、ということだった。だってさ…。愚痴になるしね…。テスト勉強しないとか、プリントなくしてくるとか、割とここのお子さんとうちの息子は共通点があって、共感はいいのだが、気持ちが上がるほど楽しいかと言われると、そうでもない。
ここで若ければ、「コイバナ」とかがあるのだというので、じゃあ、今やってもいいんじゃないか、と提案した。
お互い子どもが幼稚園の時に、なんとなく知り合っただけなのだから、これはたとえば、どうやって今の配偶者と知り合ったかという話は面白いんでは?と思ったのだ。
結論。すっごく面白かった。
女子大で、近隣の大学の男子が、サークルの勧誘にやってきてそのサークルで知り合い、お付き合いした話だった。
なんかこう、コミックス化、テレビドラマか、っていう感じ。だって、初めてお付き合いした人と結婚したんだっていうのだもの。
わあ、いいな、私フラれたからそれ出来なかった(笑)と突っ込みながら、いろいろな話を聞く。なんたってもう二十数年前のことなのだ、誰が何を聞いていてもまず、問題ない。そのころの近隣の大学の学生たちの評判とか、サークルで伝わっていた怖い話とか、噂話とか、どんどん聞いた。
私の方の話をきかせてほしいというので、私が初めて付き合った人がどんな人だったか、どんなふうにフラれたか、という話とか、私が行った大学にいろいろ伝わっていた噂話を披露して帰ってきた。
ここ20年は思い出していないような話で、改めて出そうとすると出るものだねえ、とふたりでお茶を飲みながら楽しんだ。
かわいい大学生だった彼女が見える気がする。自分で言うのもなんだけどさ、当時はかわいかったんだよ私だって!20歳だものねえ。
こういうこと、思い出しておくのは、案外いいね、というので同意した。
毎日掃除や洗濯や、ご飯のことしか考えてないんだもの、ちょっと違うことぐらい考えてもいい。
今の配偶者が、結婚した人が、という話なので、別に誰に聞かれても気まずくないし。
なんだか、気分が明るくなるね、と笑って、4時ぐらいに切り上げた。
やっぱり、人と会うのはいいね。誰の迷惑にもならない、特にも損にもならないような話をして。
おいしいもの食べて、お茶飲んで。罪にならない楽しみというものは、誰にでもあっていいよね。
これでまた、しばらくがんばれそうだ。
チョコレートのアドベントカレンダー
息子が2歳のクリスマスぐらいから始めたアドベントカレンダー。
何年かはレゴや、プレイモビルだったこともあったが、最近はずっとチョコ。
これを開けるようになると、ああ、年末…という感じになる。
去年までは絶対楽しみにしていたのに、今年は食べていない日が多い。
まあ、次の日に私が食べちゃうので問題ないけど、そうかあ。そろそろ卒業なのかもしれないね、アドベントカレンダーは。
にっこり笑って、ちいさいチョコレートを「これみてまま」という感じに見せていた2歳の頃。息子がチョコレートなんていうものを食べられるのはこの時だけだった。
3歳ぐらいの時はプレイモビルのお人形はそのあとも愛された。
レゴのスターウォーズのだった時は、サンタの服のヨーダにふきだしたっけ。
なつかしいな。うん、私はまだ、アドベントカレンダーが好きだけどさ。
そうそう、こないだアマゾンで、化粧品が入ったアドベントカレンダーを見た。
いっこずつ缶ビールが出てくるのも(笑)。
きっとどこかに、私みたいにアドベントカレンダーが好きな人がいるのに違いない。
まだ、たべる?
息子よ…。君がおととい、食べきっただろう?寒いのにーー。
私としては、寒くなってから買い物に行くときには、それほどアイスクリームが食べたくはならない。
息子の場合は、アイスは季節感のない「オールシーズン」らしい。
学校のテストが終わって早めに帰ってきた日に、じゃあ、昼ごはんと一緒に買っておいで、とお金を渡したら、雪見大福を買ってきた。
あったかい部屋でアイスクリームがおいしいのはわかる。だがしかしたった今はまだほとんど暖房をいれていない。床暖なしで、厚着をしてちょっと悪あがきかと思うそういう時期だ。
本当に寒くなってしまったら、電気マットに、床暖に、とこう来るわけだけれど。
しかし男子中学生というのは基礎代謝が高そうだよね。私がユニクロライトダウン着て、長いパンツ履いて、靴下と上履きを履いているのにだよ、Tシャツ、長そでのとはいえ一枚で、裸足だよ、えー。せめて普通の靴下ぐらい履いてよ、見てるのが寒いよそれ。
なるほどなあ、アイスクリームが冷たくても、別に大丈夫なんだね。
パジャマに半袖のTシャツを着ようとしたときは、さすがに止めた。
文章を書く
今回は、私がスマホに貯めている写真の解説を書いた。
息子4歳、初めてのキッザニア、とか。写真を見ていると、思い出すことがあったらそれも足す。
パイロットの恰好した写真、高いけど買ったとか、おまわりさんの服を着て、参加したら、他の子がみんな息子より30センチぐらい高い小学生ばっかりで、ひとりだけすごく背が低かったとか、お寿司屋さんで、幼稚園のクラスメイトと並んで作ったなんてことを思い出して書く。
科学博物館で、いくつかお気に入りの展示があって、そこにくぎ付けだったとか、帰りに前でころんで、けっこうな範囲に薄いけど擦り傷が出来たとか、ソフトクリームぶちまけたとか(笑)。
記憶力が悪くなっているのに気が付いている。それもあって、こういうメモも書こうと思ったのだよね。
ぱたぱたかたかたとキーボードを打って、ここ数日書いていたら、なんと!ブログのストックがなくなってしまったのでした。これはまずい。
文章を書くのってゲームで言うMPみたいなものかもしれない。一定の文章を書くと消費され、自然回復するまでにしばらくかかって、このMPが戻るまでは文章書く気にならない、とかそういう感じ。
いつもちょっとしたことを見つけてブログを書くのに、写真の解説を書いている間は、全然そういうことが思い浮かばなかったので多分、そうなっているのだと思う。
冬休みになってしまった
動画、ゲーム、動画。もう、満喫しているのはわかるのだけれど、その面白くもないのに笑い声をかぶせて、無理矢理笑っているような動画はやめてほしい。
そうだ、と思って、どうせアマゾンプライムに入っているのならということで、ナンセンスものが好きな息子に「ハイスクール・奇面組」とかをお勧めしてみた。
ゲラゲラ笑って大ウケ。
時代的に、これは、今はダメかな…と思うのがないでもないが、イマイチ面白くもない動画で笑い声だけ3倍マシみたいなのを見ているよりずっといい。
今は、ここまでデフォルメキャラと、普通のキャラが出てくるのは珍しいかな。
これが好きな友達がいたな、とか、これを読んだのが公民館だったとか、変なことまで思い出す。
しかし、冬休みも長い。どうやってこの、息子の動画の面白くないのを避けるかと言うのは、冬休みの課題になりそう。
ドリフターズ見よう、志村けんさん見よう、と次は誘ってみる。
アニメのお約束
「おかーさん、主人公って絶対髪の毛の色が上からこう、変わってるよね、光がずっと当たってるみたいな」
あー、まあ大体そうね。それはアニメのお約束。たとえばライバルの髪の毛が緑か、赤が多いとか、赤い髪の毛のキャラは大抵自信にあふれたキャラが多いとか、女の子の紙の毛は薄茶色、栗色、ピンク、黄色、が多いとか、そういうようなこと。
「多分主人公だから、スポットライトが当たってるんだよ」
…とコメントしておいた。微妙に嘘っぱち。
リビングの大画面でしか見せていないものだから、結局私も一緒に見るか、少なくとも目撃することになる。
明るい茶色の髪の女子と、黒髪の男子で、あれ?キリトとアスナ?と思ったら全然違うアニメだった。
絵柄には最近のはやりというものがあるから全体的に似るんだよね。息子に、「おかーさんまたソードアートオンラインがみたくなったから、次はそれにして」とリクエストしておいた。
動画を見続けるなら、同じ部屋にいる私にも楽しめるもののほうがいい。正直ずっと見続けられるとちょっとイライラするのもある。一応、宿題とか勉強とかのスケジュールもあるからねえ。
お母さんがアニメに耐性のあるオタクでよかったね!本当にもう。
パネトーネ
箱ごと冷蔵庫に保管していたのを、あたためる手間を省いて、割ってちぎって口へ運んだから、冷たい。
ふっと記憶がよみがえた。
寒い、全然温かくない部屋で、そういえば食べた。
ひとり暮らしをしていた、私の部屋へ泊りに来た友達と、部屋がまだ温まっていないような早朝に、友達が持ってきてくれたパネトーネを、ちぎって分けて食べたのだっけ。
室温が相当低い時期で、多分12月だったのだろう、口にいれたパネトーネはひんやりして、ちょうどこういう味だった。
ふたりとも、温めるのもお茶も入れるのも、しなくて、ただ、眠くて。その前の日にうんとおしゃべりをして、寝不足でね。
20代の前半で、もう何年も思い出していない、懐かしい冬の朝。
そのあと、ティーバッグの紅茶ぐらいは、入れたかもだけれど、楽しかったな。そしてとても若かった。今も年賀状だけは交換していて、お互い息子が一人ずついて、中学生だの、高校生だの。
あの部屋のメインの暖房器具はこたつだった。自分の分と、遊びに来る人用の半天があったりして。石油ストーブもあった。友達が来るときは付けたけれど、自分一人の時は節約して付けなくって、厚着して、電気毛布を足のところに敷いて寝ていた。
懐かしいな。パネトーネは小さかったので、夫と二人で分けたら、あっという間になくなった。
大笑いの電池切れ
家に帰ってくると、息子は動画視聴に余念がない。やれやれ、ほんと見すぎだよね!
「洗濯物、入れておいて」
彼の「お手伝い」は都合これだけ。普段学校に行っている時は帰ってくるのが遅いからね。
「わかったー7時になったらやる」
この「すぐやらない課」とでも言いたい彼の悪い癖だ。自分で決めた時間なのに、それを過ぎることも多いので、ちょっとイライラする時がある。
でも今日は私も夕飯の準備を急がないと。と思ったけど、意外にまだ時間あるかも?よかった、と思いながら調理。
もうちょいで出来上がる、と言う時に「おかーさん、時計が止まってる!」と。
夫と私が見ると、確かにまだ6時台。えーーっとさっきもこんな時間だったような、じゃないよ、本当だ、秒針が動いていない!
息子は7時になったら、動画を見るのをやめようと思っていたのだけれど、「まだ大丈夫だな」「まだ大丈夫だな」と何回か時計に目をやってから、「あれ???」と気づいたらしい。アニメ1つ、見終わったよね、と。
腕時計を確認したら7時20分。
全員で大笑いした。よかったねえ、気が付いて!!
「まだまだ早いし、ちょっとゆっくりして」とか思ってたら8時とかだったかもよ!
ちなみに、時計は電池切れだった。電池を入れ替えてかけなおして、夕飯。
いやあ、笑えた。
熟練の技
本日の治療は、二度目。かたどりをして作った詰め物を、はめて固定する日だった。
はめこんで調整して、噛み合わせの調整をして終わりだったのだが、はめて、けずって、はめ直して…と何度かやるうち、はずれなくなった。
大分苦労して、すみません、とがんばっているのだが、ひっかからない、とれないはずれない。
頑張ってください、と応援していたのだけれどらちが明かない。なんだか私も変な笑いが出てくる始末。
あんまり力をかけて、ガンガンやると痛みが走るので、それほど過激なことも出来ないみたい。
ずいぶん長い間トライしていたが、「最終兵器、院長を呼びます」と歯科衛生士のお姉さんはヘルプを頼んでいた。
しばらくたってやってきた院長先生は、はい、ちょっとすいません、と来たかと思うと、三回ぐらいカチカチやって、ぱらっと外してしまった。
おおーー。つい、「さすがですね」と言ったら、「これでご飯食べてますんで」と先生が笑っていた。
先生が削りなおしてくれて、はめて、調整して。
ちゃんと終わった。
しかしやっぱり、長年の熟練と言うのはどの仕事にもあるんだねえ。すごかった。
考える速度で打つ
この作業を受け持っていた彼女の息子君は今年受験なのだ。もうぎりぎりだし、正念場だしお勉強中だしで、頼みづらいと。
その場でパソコンが借りられるというので、ワードも入っていたし、そんな凝ったレイアウトでとかそういう話でもなかったので、A4二枚だったから、すぐ、完成した。
10分以下だよね、うん。とてもびっくりされた。
だって、私こういう仕事してたんだもの、というともう一回びっくりされた。
まあさ、今は専業主婦なわけだけど、手書きのものを打って出すとか、送るものにこう、ワープロで添え状書くとか、書類書くとかさ、そういうのって事務員さんがやるのよ、そういう仕事だったの、と言ったら、おお!ってなってた。
もちろん、こんなブログも書いているわけだし、考えながら打つぐらいのことは出来るし、スマホ世代よりはキーボードよりなので、このぐらいはね。
そう…。別に特技がない専業主婦の私の、隠れた特技ともいえよう…。
ここはこうする?とかこっちのカッコはこうする?とか横向いて聞きながら打っていたのがとても印象的だったそう。よそ見しながらキーボードをたたくのって出来るのか、みたいな話だったので、横を向きながら弾けるピアニストがいる以上、横を向きながら打てるタイピストもいると思うよ、とつい、つっこんだ。
ちょっと楽しかった。たまには、自分にも得意なことがあるんだという気分に浸りたいものなのよ、うん。
ダイエットとオリジナル
「おかーさんに、サンドイッチと、コーク買ってきて?ダイエットね、オリジナルダメよ?」と言っておいたのに、自分のオレンジーナとサンドイッチはちゃっかり正解のくせに、買ってきたコーラがオリジナル。
だから、わざわざ確認したのにー。
見分け付く?と聞いたときは「大丈夫、大丈夫」と言っていたけど、全然大丈夫じゃないじゃないの。
「息子、よく見てこれ。フタが赤いペットボトルはオリジナル。ダイエットは黒いの」
まったくもう…。
普段全然気にしてないから、そのあたりテキトウに見て買ってきたらしい。
サンドイッチと麦茶になってしまった。
まあでも、こだわりというのは人によって違うからなあ。しょうがないのかも。
缶入りのダイエットコーラ、11月に切れてから買ってないけど、もう買っておくのもいいかな。そうしよう。
芯なしのトイレットペーパーで失敗
これは細い芯を入れて使わなくてはならない、トイレットペーパーホルダーから、心棒が外れるタイプ用だ。
あっちゃ…。間違えた。
しょうがないから、内側から手つっこんで、うちのトイレットペーパーホルダー(心棒が取れないタイプ)にはまるぐらいまで、紙を減らしてみた。
そうすると何が起きたか。
トイレットペーパーを使う時に、端っこをひっぱって、くるくる回して使う。
その回す動きで、内側の方の紙の端が、ぎっちぎちに心棒に巻き付いてしまう。
ほどけないし、回らないし…というのでにっちもさっちも…しょうがないので引っこ抜くと、心棒部分に紙が巻き付いて残って、それを引きちぎって取るのが面倒だったらない。
ええ、自分のせいなんですけどね、うん。
しょうがない…というわけで厚紙を持ってきて筒を作り、内側にはめて使ってみたら、うまくいった。
芯なしロールの中心からある程度まで抜いて、紙で作った筒をいれて使う。やれやれ、馬鹿らしいっていうか、間抜けというか、さあ!!!
責任とってやるけど!
今度は絶対、ちゃんと袋見て買ってくる。
他山の石とされたし(げんなり)
趣味を戻す
こうやって文章にすると、ものすごぅくこっぱずかしいが、本当だ。
英語の詩というのは基本、韻を踏んでいる。どんなに出来が悪かろうと、意味が通らなかろうと、韻を踏んでいればとりあえず詩としての体裁は整っているということになるぐらいには、韻が大事。
日本の短歌とか和歌が七五調になっているかどうか、というのと同じような「最低条件」が韻を踏んでいること。
英語の詩はほとんどが脚韻だけれど、私は頭のところの音が規則的に並んでいるように作って、折句のようなものとか、頭韻詩とでも言えるようなのを作って遊んでいた。
ふと、3行分ぐらい思いついて、書き留めて(というより、PCで打ち込んで)、それをこう、もっと長く出来ないかやってみたら、久しぶりだったからか、すごく面白かった。
こんなに一生懸命合いそうな単語を探したのは久しぶりだし、誰に見せるわけでもないけれど、20歳の私が書き留めておいたものと比べても、割といい感じだと思う。
当時はそういうサークルに入って、交換したりみんなで回覧したりしていたのだけれど…。今は別に誰に見せたいとも思わない。ただ、こういう楽しみがあったことを思い出せたのがうれしかった。
ただ、夢中になりすぎて、ここしばらくブログの文章のストックがギリギリ。何か書けることがないかな、と思っても、その詩の方へ全部考えが取られていた一週間で、何もしてない感じが(笑)。
という訳でこれを日記に書くことにしたのでした。
もう子育てに手が離れるのだもの、こういうお金がかからず、時間がかかる趣味というのはまた、戻してもいいんだよね。
類語辞典と、国語辞典がほしいな。
昔使っていたのなんか、もう時空の彼方に消え失せてるもんね。
そうだ、あれどこにいったんだろう「クロスワード辞典」。高かったんだよねあれ…。
いや、お小遣いをなるべく使わず、行きましょう。今はネットの辞書もある。冬休みの息子の電子辞書もあるし!
有効活用しよう。あれ、高かったんだから。
冬が来た気がする
息子は「おかーさん、手袋出して」と。
いや、その前にあなたはTシャツ一枚に、薄手のシャカシャカしたブルゾン1枚というのをどうにかしたほうがいいんじゃないの?いや、手袋は去年のがあるから出すけど。
息子はコットンのTシャツに、ブルゾン1枚、デニムだけで大丈夫らしい。さすが十代、基礎代謝が高いんだろうな。最近食べる量増えたものね。
こないだなんか、「おかーさん、こんなに食べられないかも」と私が彼の分に盛っておいた皿を見て言っていたので、「食べられなかったら残しなさい」という会話が交わされたのだが、案の定全部ぺろりといったからね。
どうも「自分がおなかに入れる量」と、「頭でこのぐらいが一人前」と思っている量が一致していないらしい。私は大体「息子はこのぐらい食べる」と思って盛っているわけだ。おととしぐらいと比べると倍…とまではまだ行かないが、1.5倍ぐらいは間違いなく食べるし、1.7倍のほうが近いぐらい。
息子に中綿の上着を出し、ネックウォーマー(200円の)を出し、100均の手袋も出し。
私と夫のネックウォーマーとマフラーと手袋を出し。
よし!冬。もう大丈夫。あ、ちがう、まだカイロが買えていない。今のは去年の残りだ。
近いうちに買おう。
今年は失敗
普段の5倍から8倍の値段になる。もちろん豪華で彩もよく、大きいのだけれども、そういう問題ではない。
ふっつーの白いのでいいのに…。そんなわけで今日のうどんにはちくわが載っている。
時々ちゃんと思いついて、高くならないうちにちょっと買っておけたりするのだけれど、今年は全く思い出さなかった。
おせちは今日夫が百貨店で見て注文してきたらしい。今年は帰省をしない。まあ、こんなご時世台だし。
長距離移動はちょっとためらわれるし、正直義実家にウィルスを持ち込む危険もバカにならない。
今年は全員で家にこもってぬくぬくお正月。おせち料理はローストビーフとか、肉系のおかずがたっぷり入った、「オードブル何とか」で、今年は夫が自分好みのものを選びたいと言うのでお任せにした。
それはすでにおせちじゃないのでは…とも思うが、つまりおせち料理のうちでの役割は、料理の手間を省く、これに尽きる。日本の伝統?いや、まあ、その。という感じだ。
四角い個包装のお餅買っとけばいいよね。
財布を落として10メートル。
慌てて戻ると、係員の人が、それなら落し物の受付コーナーに…というので、案内してもらって取りに行った。
病院の書類は持っていたので、それとマッチングして返ってきた。危なかった!しかし、さすが日本。これって、外国だと帰ってこないことが多いものね。
日本だとここで、落し物窓口までしか行かなくていいというのがすごくいい。2分間の出来事だった。
ほんと、気を付けないと。
鍋
学校に行っている間はお弁当は時間が早かったとはいうものの、作ってさえおけば息子の昼ご飯のことは全く考えなくても、つまり朝の6時半を過ぎてしまえば「なかったこと」ぐらいのことに出来た。
今は、ご飯になっとーでいいかな…とか思った時、あ、しまった、息子のがあるんだっけ。ってなる。
もう今日は考えるのが面倒になって、適当な鶏肉を買い、冷蔵庫の微妙な感じにしなびていた大根を刻んで、残っていた白菜を入れ、鍋にして煮て出してしまった。
最後にボリュームアップにうどん入れて終わり。
この作戦、割といいのだけれど問題点が一つ。夕飯を鍋にするという選択肢がなくなる。
はあ…夕飯何食べようかな。
髪を切りに行く
コロナが来てから、髪の毛を切りに行くのが1カ月に1回から、2か月に一回にのびていた。最近そういや行ってない。前に行ったのは、美容院のカードを確かめると、なんと9月。3か月いっていないということ。どうりで前髪が邪魔だし、なんだかわさわさした感じがするわけだよ。
15日だし、もうそろそろ行かないと年末に切りに行く人が多いから混むだろうと思って行ったら、もうすでに混んでいた。
待つ。それも、中で待てなくて、店の外。一応室内なのだけれども、自動ドアで外とつながっていてしょっちゅう人が出入りする廊下。寒いって。こんなに待つとわかっていればもうちょっと準備したんだけど…。
カラーリングとカット。美容師さんによると、なぜかお正月にはパーマをかけるおばあちゃんたちが増えて大変らしい。それも、普段は全然かけないのに、「お正月を迎えるから」とかけるのだそう。それはまた、なぜなのか。
そして一年に一回しかカットに来ない人というのもあって、そういう人もなぜかカットは12月で「お正月に備え」ているそうで、どうせ年に一度しかこないのなら何月でもいいだろうに、どうしても12月なので混むんですと。
へえ…。興味深く聞いておいた。私なら混まないほうがいいから、切るのは夏にするだろうけれど。
いや、でも前髪を伸ばして横の方へわけておくのでなければ、1年に1回しか切らないのはつらいだろう。美容師さんによれば、毎月、とか2か月に1回来る人の方が多いそうだけれど。
多分もう、伸ばしたくならないと思うんだよね、髪。短いほうが楽だし、実は自分では短いほうが似合うと思っている。
今度はもうちょっと早めに…つまり来年はもうちょっと早めに済ませようか。
前髪がすっきりして邪魔にならなくなっていい感じ。
私のお正月準備は終了だ。
冬の楽しみ
大体予算が1000円で、ちょっとなんかないかな!
クッキーでも買うかな、それとも、本をなにか1冊買うとか…と思ったら、普段使っている無料版のSpotify、音楽サービスの広告が、3か月980円だと書いてあった。
よし!これに決定!広告なしで音楽を聴きまくる!息子が家にいるので、どうしてもこう、息子好みの音楽がおおくなるから、自分だけヘッドフォンで違うのを聞けるのは悪いアイディアではない。
なんせ息子の好きな音楽の中には、かなり電子的にエフェクトをかけて歪みをかけた音が多かったり、ものすごく繰り返しが多くて、1時間ぐらい途切れない音楽とかがある。飽き飽きするんだよね、あれ。本人的には気にならないらしいんだけど。
加工された音で、とても耳障りなのがあったりするしね…。
普通のCDになっているようなのとか、クラシックのアレンジだとかジャズで、まあちょっとは加工がしてあるのだろうけれど、スタジオで録音したみたいな感じになっている楽器演奏や、バンドのパフォーマンスがいいとなると、息子がかけている音楽とはあんまり共通点がない。
そういう音楽を結構聴かせて、コンサートにも行ったのになあ、好みというのはそうはうまく世代間では伝達されないようだ。
かわいいブルートゥースのヘッドフォンで、好きな曲を聞く。これは絶対1カ月たつ頃には飽きるんだけど、最初の1週間ぐらいはすごくいい。千円分間違いなく楽しめる。
「きっと君はこない ひとりだけの クリスマスイブ」
これ、クリスマスの歌にしては、ものすごくさびしい歌なのに、毎年聞いてしまうのはなぜだ。
結構高そうなレストランに行く前に、歩いた街の大きいツリー
これを聞きながら乗った、車の助手席。
冬の繁華街の、イベントの合唱団(すごく寒いやつ)。
私の、一人暮らしの部屋。
電車の駅から見た、ネオン。
100万ドルとはいかないけど、10万ドルぐらいはあるね、と見た、バイクに載せてもらってついた、夜景スポット。
この歌がかかるころの思い出がよみがえるから…。だから毎年私はこの曲を聞くのだと思う。
寒いなあ
この毛布は、まだ息子が2歳だったときに、同じベッドで寝ていた時に布団代わりにたたんでスキマにおちないようにしていた時のもので、今家で寝ている時に使っている分ではない。つまり「あまり」。
もう巻きつけるのが面倒になってきたので、輪に縫って、ゴムでも入れようかな。あったかくていいだろう。
ちょっと重いけど。
家を出て行くときに、帽子をかぶって、マスクをしようと思ったら帽子が邪魔で。
ヘッドフォンは…ええと。
ヘッドフォンをする。マスクをかける。帽子をかぶる。この順番か。
小編成のアンサンブルでクリスマスの歌だけを集めたのを音楽リストから聞く。
ホワイト・クリスマス、ジングルベル、もろびとこぞりて、赤鼻のトナカイ、きよしこの夜、サンタが街にやってくる、ウィンターワンダーランド、そりすべり。
こういうのを聞いて、クリスマスっぽい雰囲気にひたろう。おでかけはしない。スーパーだけ。
きっとこの冬が、「あのときはねえ…」と思い出話になる日が来る。
ひとりでも、暖かく、楽しく、家で過ごす。こういうことが出来るかどうかが、大切なんだろうな。
コロナ鬱とか聞くとね。
みなさま、いいホリデーシーズンを。
見たことないものを見る
または、もし見たこともないものがあっても、気が付かないとか。
今日お友達の家でお茶の時間に出してもらった桜餅が、ピンクのと、白いのの2色あった。
ピンクのは、まあ、普通の桜餅だけど、白いのは初めて見たなあ。
味は普通の桜餅だった。
こういうことがこれからも経験できるだろうか。ちょっとしたことなのだけれど、それに心を動かして、ちょっとうれしくなりたい。
子どもの頃は…そして20代ぐらいまでの頃は、まだまだ新しいことがたくさんあって、目新しいさに心うれしくいろいろなものを見て歩いた。
でも、今はもう、みんなどこか見慣れたような気がしてしまう。
そんなことを考えながらこれを書いていたら、朝日新聞の記事に94歳になってから、ひ孫と小学校に入学した女性をドキュメンタリー映画にとった、というのがあった。
職業は助産師さん。つまり経験を積んで、仕事をした人なのだと思う。ひ孫が50人以上いるらしい。
ケニアの人らしいけれど。こういう話を読むたび、受けた教育というものがあるのだから、本を読み、音楽を聴き、手を使っていろいろなものを作れるなら作って、あんまりぼんやりしないほうがいいな、と思う。
ぼんやりしている時って、気持ちが暗くなりやすい。
そして駅前を歩いていたら、道端にショーケースを置いた、即席和菓子やさんみたいなのがあった。
三食団子の色が、緑、オレンジ、白。
うーん。何味なんだろう。つい買った。
いいよね、こういうのでも。見たことがないものを気を付けて探そう。そして手に入れて楽しむ。
音楽サービスの音楽も、まだ聞いたことがないものがいっぱいだ。
一枚一枚、自分の考えていることを裏返してポジティブに。
この際だし、さっき紹介されていた映画、見ようかな。
動画サービスに出てからみるのでもいいけど。
セーターをもらった
なぜそんな話になったのか、という経緯が面白かった。
彼女はそのセーターに一目ぼれをしたらしい。かわいい!と思ってその場でゲット。まあ…そういうこともあるとは思う。
そして、次の日に着てみたら、鏡の中の自分に違和感ありあり、自分の体を見下ろしておなかや腕を見ても、似合わないのがはっきりわかったのだそう。
2時間着て、あきらめがついたのだとか。
そりゃまた、えらいお高いセーターになったのね…。
生成りの地(かのこ編ぽい地編だった)に、5色の編みこみパネルが2種類が交互にならんで、違うパターンの列が3つ。
このパネルがまた、凝った柄で、6種類がきれいに並んでいるのをみたら、絶対高いとしか言いようがないセーターだった。
これ、高かったでしょう!とつい、突っ込んだけど。
手編みなのかな?と聞かれた。
これを機械で編めるとしたら、それは工房にある、手で柄をデザインする、PCにつながった2千万もするようなマシンで、ついでに誰かがびったりついて見ていなきゃいけないような奴だと思う。一色でチューブに編むとか、そういう単純な「工場」にあるのとは別物だろうな。
だって、編みこみだよ?それも4色の。それが6種類。地の色と合わせて、こんなものを編んでいくと思っただけで技術力が全く足りないのがよくわかる、そういうセーター。もしこういうのを編んだら、どれだけ後ろが絡むか、考えたくもない。ねじる位置の数を裏返して数えてみたら、パネル1枚に20か所では済まなかった。これをねじり忘れて穴が開きそうとか考えると、いや、もう見ているだけで十分、ごちそうさま。
このパネル1枚でも編めるかどうか、微妙なところ。
このセーターはカントリー調で、彼女はカントリー調のものが大好きなのだそう。
でも、着ると、「誰のを借りてきたの?」と言うぐらいになってしまうらしい。
あれだ、お忍び。お忍びで出かけてきたお姫様が、田舎で目立たないようにと思って、村人の服を着たら、違和感で普通のドレスより目立つ、というやつでは、と笑いながらつい、突っこんだ。
だって…普段から、優雅な感じの服を着ているのだもの。
ジーンズをはいていたら2度見しそうな人なのだ。
大好きな服と、似合う服って、違うのよね、わかっているんだけど時々やるのよ、と言っていた。
まあね…。これは好きな柄だ、絶対好きだ、と思って布を買ってきて、ブラウス作って着たら「なぜこうなった?」みたいな結末になることはある。
カントりー調かあ。ちなみにもらって帰ってきて、着たら厚手のウールで、大変あったかいセーターだった。
夫には「珍しく派手なのを着てるね」と言われた。そうさ、派手に見えるようなセーターは、まず私の被服費では買えない値段だからね、着たことがないのだよ。
こういうのって下手すると2万円では済まないからなあ。
タイプライターとキーボード
私がまだ1ケタの年齢だった頃に、うちの母親が外国語を習い始めた。サークルの機関誌に全員文章を書くのだけれども、そこの原稿が「タイプで打ったもの」という指定があったらしい。
あんなものいきなり素人が触って打てるものでもなく、当時はまだワードプロセッサ(専用機の)もなくパソコンなんか影も形もなく。案の定、母は挫折。
ブラザーかどこかの、小型タイプライターは私のおもちゃになったのだった。小型とはいえ活字が金属で出来ている、アナログのタイプライターは大変重たいもので、私はタイプライターのケースに同梱されていたタイプライターの打ち方の薄くて小さい冊子を頼りに、このタイプライターを使ったのだった。
とはいえ、そんなもので何を書くの?というぐらいで、私は文字を使って、アスキーアートみたいなのを紙に打って遊んだ。
FとJに人差し指を置くのがわかったのは、この時だと思う。
高校生になったら、ワープロを使うようになった。こっちは父が買ってきた。
面白いので、結局手書きの代わりにいろいろ使った。タッチタイプのちょっと手前ぐらいかな。
高校生の時パソコンを使うようになって、そこにキーボードとか、テンキーの練習をするソフトが入っていた。
それをあほか、というほど遊んで、タッチタイプ完成。
タイプインして話すオンラインゲーを遊ぶことでタイプの速度が鬼のように上がり、仕事でもPCでワープロを打つようになったら、またこれ、早さが上がり。
アナログのタイプライターは、実はあんまり早く打てない。打つ人が、ではなくて、機械の方に限界がある。
ワープロみたいにキーをたかたかたかと打つと、活字がついた棒がからみあってにっちもさっちもいかなくなる。あれはリズムよく、一定の速さでたたくもの。だからワープロを初めて触った時、早く打てるなあ、と思った。
QWERTY配列って、確かに言われてみればどうしようもないけど、機械式タイプライターの文字が絡みにくいようになっているんだよね。覚えちゃったらもう、この配列でしか打てなくなるけど。
ふと、タイプライターがちょっとほしい?と思って調べてみたけど、さすが、オークションやメルカリはともかくあんまり新しいいのがある感じでもない。
そうだよね、いらないよね。
アナログのタイプライターの話を読んだら、ふと、指先にあの、がっちり押さないと字を打たずに戻ってしまうあのキーの感覚がよみがえっただけなのだけれど。
そんなことを思いながらネットをみていたら、古いタイプライターのキーと同じような形になったPC用キーボードがあった。これ、音するのかなあ。あのがちゃんがちゃんという音。さすがにないか。
好きな曲をヘビーローテーション
着ぐるみの人が楽器を演奏するという、ビジュアル的にインパクトがある金管アンサンブルと、同じく着ぐるみのオーケストラだとか、木管アンサンブルだとかがある。
コアの金管の人たちはずっと同じ人たちみたいだけれども、残りのメンバーは多分、固定メンバーじゃないと思う。
音大の学生さんとかかなと思っているのだけれど、つまり着ぐるみを着ちゃうと、誰でもそのバンドの人にしか見えないという利点を利用して、人件費がかからないようになっているのでは、という感じ。
これがもう、幼稚園児だった息子に大ウケで、かなりCDも買ったし、音楽が入ったダンスのDVDとかも買ったし、コンサートにも行ったしで、生の音楽を聞かせるのによかった。
そしてもうトランペットがもう、ぱっりぱりの高音がかっこいいったらない。最初は出てこない人がいて、そろそろつらいだろうな、という後半を過ぎたあたりに、もう一人、客席からトランペットを吹きならしながら登場するというのもお約束。
すっかりファンになったのだけれど、さすがに中学生になると、それほど行きたがらない。
久しぶりに音楽サービスで聞いた。そしてもしかしてと思ってアマゾンプライムの方もチェックしたら、いくつか聞けるようになっていた。
トゥーランドットの「誰も寝てはならぬ」がめちゃくちゃかっこいい。
何回か聞いたら、こういう感じのをどこかで聞いた気がしてしょうがない。
頑張って思い出してみたら、アメリカにいたとき映画で見たSingという映画の初めのところの…と思い出したら、なんだ、Golden slumbersじゃないか。ビートルズの。歌う人が違うと違う曲のように聞こえるなあ。
いろいろなバージョンを聞いたら面白かった。多分和音の解決の仕方が似てるような気が?音楽のそういうのはあんまり詳しくないけれども、実際に同じかということより、私の脳みその中では「似ている」と分類されているのだろう。
しばらくゴールデンスランバーと誰も寝てはならぬばっかりを聞いた。
自分の好みでも、なぜ好きなのかはわからないんだなあ。
今払っているおかねの分でちゃんと聞けるんだから、堪能しよう。
二学期の息子の成績
家では夫が勉強を見ているが、テスト前の勉強をちょっとやってはyou tubeを見、30分勉強してはゲームをやり、勉強したんだから、と言いながら断然ゲームに気持ちが行っていて、見ていて本当に、どうなんだろうと思っていた。
本人は、別にいい成績が取りたいとかそういう気持ちもなく、点数が「取れない」ということもあんまり考えていない。
数学はだまっていても5が取れるもの、と思っているし、苦手の国語は3取れればまあいいと言ってはあるし、音楽や美術はさすがに一学期が2だったのには苦言を呈しておいたが、まあ3程度で十分ぐらいのことしか考えていない。
私も夫も子どもの頃は成績が良かったので、どこがどうなって3がオンパレードで平気なのかわからないのだが、まあ、これもしょうがないと思っていた。これも、彼の人生よ、と。
で…今回の成績は、なんとびっくり、数学のテストは8割しかとれず、成績が4。だーからいったじゃないのさあ。
聖書の授業は「2」だし。興味がないのはわかるけど、そういう学校に行ったんだからしょうがないでしょう??せめて3だよ、本当に。
音楽と美術は3と4だったのは、いいとして。理科4、社会3、国語3は想定の範囲内。
問題はやっぱり数学の4。これだけは得意、という分野だったのに。
数学5、理科4、国語3、社会3。これを切ったら、次回の定期テストの時に、テスト前一週間はゲームはなし、動画は視聴制限が出るという約束を夫はしていた。
なるほど、大体わかってたんだな、彼は。
お説教ぐらいはされることになるかもしれないけど、しょうがないよね、これでは。
ちなみに数学は証明問題の書きようが悪くて、言葉が抜けているところが直されて部分点が減ったよう。
これもすごく言われてたものね、ちゃんと書けと。
「わかってるからいいじゃん」ではない、というのを覚えたほうがいいよ、そろそろ。
証明問題というのは要は決まったように書かないとダメな定型もの。
ちょっとはショックを受けて、次回は頑張れるといいね。
つまりこれは、私がいろいろ意見を息子の目の前でいうと、喧嘩になりそうだからという、そのはけ口になった日記でした。
明るく、華やかに
でも、そういう時に何を聞くかとなると、意外と思いつかないというか、音楽サービスのセレクションが多すぎて絞れない。どれをとっても大丈夫、というリストは案外少ない。
いろいろな作業をするのに歌詞はないほうがいいけれど、そんな重厚長大なクラシックが聞きたいわけでもない。
オペラとか、組曲もあんまり要らない。
全然知らない曲じゃなくて、「ああ、あの曲」とわかる曲が多くて、なおかつ軽くて、明るくてわかりやすくて…と思っていたのだけれど、おすすめのところに出てきたのが「Boston Pops Orchestra」。あー。
スタートレックの曲をまとめたCDとか、アメリカンポップのとか、何枚かが自分のCDにある。
なるほど、ディスコグラフィーを見てみたら、相当枚数があった。映画音楽とか、クリスマス用のシーズン用とか、ジャズっぽいのとか。
何とも華やかで、明るく、気分がそれほど暗くないときに聞くのにぴったり。
この編曲が好きなんだよね。そういうのを聞き分ける能力はないけれども、多分、メロディが浮き上がるようにチューニングしてあるのではないかと思う。特に華やかに聞こえるように。
同じような編成のオーケストラがないわけではないけれど、特にここは響きが独特だと思う。
クリスマスは終わったけど、でも雰囲気でこうね。
何も聞きたい音楽がないや…ってなった時に思い出せるように、ここに書いておく。