授業参観
子どもの学校の授業参観と、学年懇談、クラス懇談、個人懇談。
今年はコロナでやらないのかと思っていた。毎年なら2度だか3度だかある懇親会も全部中止だと聞いていたし、運動会は中止、文化祭は学生だけで保護者は呼ばずに行い、キリスト教系の学校なのだけれど礼拝も放送に切り替えだし、つまり各種行事は全部ないも同然だったので、まあ、授業参観なんかなくなっても当然と言えば当然といえた。
…と思っていたら、やることになったと連絡が入ったのが先月。個人懇談は希望者だけだが、私のところは希望することにして、学校まで出かけることになった。
息子の通学時間は長い。かなり遠い学校なので、息子が行きたいと言い出した時は遠いからやめておいたら?と言ったぐらいの学校だが、本人が絶対そこがいいというので、通う本人の希望を通した形になった。
私が行ったら、遠いのなんのって。そして駅から結構坂道。山奥とまではいわないが、息子によると、時々虫が入ってくるとか。
学校に着いたら、熱を測って名札をつけ、学校内へ。
教室の場所がわからず往生する。
さすが私立。吹き抜けとか、ホールとか、オープンテラスとか、礼拝堂とか、謎の小部屋とか、構造が複雑!
例えばこないだまで通っていた息子の小学校なんか、単純だった。東校舎と西校舎があって、それが全階で渡り廊下でつながっているという形になっていただけ。
私が昔通っていた高校はコの字に近い形だった。3階しかない校舎と4階まである校舎があったが、つながっているところははっきりと「廊下」としての機能しかないことがわかる作りで、見ただけでどの階もこうなっているのだろうと推察できるような造りだった。
それが息子の学校は、もう…いけそうでも半地下の階はつながっていない(1つ階段を上がればつながっている)とか、2、3階がぶち抜きになっていて、1階はラウンジみたいになっていて、横切れるけど3階はつまりそこは空中なので通れなかったりして、大回りしないとだめとか、ややこしいったらない。
特別教室は高校生と共有なので、入学式の時には入ったこともない棟まで行かなくてはならなかったのも敗因か…。方向音痴の本領発揮で、どうしようかと思った。
授業参観のあとの学年懇談はホールで、と書いてあるけど、ホールが2つ…?結局人に聞きながら行くしかなかった。2つのホールは見取り図上では両方「ホール」だけれども、一つは高校が使っているホールで、中学校で「ホール」といったらこっちなんだとか、わかるわけないからー!
そのあと、息子のホームルームまで戻って、クラス懇談。35人のクラスで、20人ぐらいは参加があった。これは中学の懇談会にしては多い参加じゃないだろうか。クラスの現状は特に問題なさそうで、みんな楽しくやっているらしい。
文化祭の時のクラス写真などを見せてもらい、15分ほどで解散。
そのあと、個人懇談。ひとり10分ぐらいということだったのだけれど、私の順番は8番。
つまり70分待ち。しょうがないから、廊下で同じように待っている人としゃべりながら待つ。
すでに4時半。話を聞くと、2県ぐらいまたいで通っている人が案外多い。この学校は進学校ではなく、「特色ある学校」なので、どうしてもここがいいという人がいるからか、すごく長いと思っていた息子の通学時間もちょっと長いかな?ぐらいなのだということがわかった。学校がまた、田舎の山の上にあるからなんだろうけど、つまり都会とか、中規模都市の便利なあたりに住んでいると、「全員遠い」になってしまうということらしい。
行先だけは見たことがある電車でまず終点まで行き、それから路線を乗り換えてさらに10分。お弁当は朝4時半に起きて作っているとか聞くと5時半すぎで文句言っている場合じゃないな。
そして懇談が長引くことったら!こんな長い10分、初めて見た、というぐらい。
そりゃね…みんな1時間半とかかけて、ここまでもう一回来たくないよね?そして学校…特に私立の学校というところは、いろいろなことをなるべく学校内で済ませるところであって、よっぽど問題がない限り家には電話がかかってこない。学校での様子を先生から聞き出そうと思ったら、こうやって個人懇談をやるしかないわけだ。子供たちも、もう素直にべらべらしゃべってくれる年齢でもないしね。
わかる、わかるんだけど…。
1番、2番、3番…と進んでいくけどどの人も時間が10分より大幅超過。
特に先生も切り上げ具合がうまくないらしく、隣のクラスの8番めの人が入っていった時、うちはまだ5番の人がしゃべっているぐらい。
7番目の人が入った時にはもう真っ暗だし、教室の窓から漏れる明かりだけで廊下の照明はオフ。だんだん寒くなってくる。
腰にカイロを念のため貼ってきた私、グッジョブ…と思いながら待つ。
やっと自分の番が回ってきて、先生に大まかな話を聞き、まあちょっと授業態度がだらだらしていることを除けば、クラスメイトとも仲良くやっているらしいという話で、こないだあまりにも態度が悪いので呼びつけられて個別指導をくらってからは(初耳)、先生の気配を感じるとちょっと取り繕うぐらいにはなっているそう。
ただ、態度が悪い割には、テストの成績は結構いい点数をたたき出すので、実力はそれなりにある、という評価だった。まあね…家で夫がうるさく見ているからね。点数がいいのは息子のというより、夫の功績だろう。
家で勉強を見ているというのはばらしておいた。
懇談が終わったらもう7時のほうが近いぐらい。校舎から出るのに、「そこを左に曲がって、階段を下りてください」と言われて、階段を下りたら、行きたい方角がいきなり締め切り。もしや…と思って、階段を2階分おりたのをもう1階上がってからみたら、廊下がちょうど、玄関ホールの2階に着くように伸びていた。
真っ暗で非常灯しかついていない校舎の中を歩くって怖いね!よかった、すぐ出口が見つかって。
学校から駅までがまた、田舎で建物が少ない。うすら寂しい道なんだよねえ…。多分下校時刻にみんなでぞろぞろ通ればなんでもないんだろうけど。
朝早くに夕飯は作って冷蔵庫にいれてあったので、連絡して夫と息子には先に食べてもらって、片付けもある程度してくれるというので頼んで、私は乗換駅でうどんを食べて、家についたら8時。お風呂に入って、やれやれ…となった。片づけの残りをやって、落ち着いたら、もう次の日のお弁当の準備をして、就寝。
昨今コロナで全然でかけていなかったので、これもお出かけと言えばお出かけだろうか。
ええ、心行くまで外出したといえばした。もうしばらくいいや。
来年は一度に全部はやらなくていい。2度ぐらいにわかれているといいんだけどねえ…。
ちゃんと行ったぞ、ということでブログで記録に残しておく。
今年はコロナでやらないのかと思っていた。毎年なら2度だか3度だかある懇親会も全部中止だと聞いていたし、運動会は中止、文化祭は学生だけで保護者は呼ばずに行い、キリスト教系の学校なのだけれど礼拝も放送に切り替えだし、つまり各種行事は全部ないも同然だったので、まあ、授業参観なんかなくなっても当然と言えば当然といえた。
…と思っていたら、やることになったと連絡が入ったのが先月。個人懇談は希望者だけだが、私のところは希望することにして、学校まで出かけることになった。
息子の通学時間は長い。かなり遠い学校なので、息子が行きたいと言い出した時は遠いからやめておいたら?と言ったぐらいの学校だが、本人が絶対そこがいいというので、通う本人の希望を通した形になった。
私が行ったら、遠いのなんのって。そして駅から結構坂道。山奥とまではいわないが、息子によると、時々虫が入ってくるとか。
学校に着いたら、熱を測って名札をつけ、学校内へ。
教室の場所がわからず往生する。
さすが私立。吹き抜けとか、ホールとか、オープンテラスとか、礼拝堂とか、謎の小部屋とか、構造が複雑!
例えばこないだまで通っていた息子の小学校なんか、単純だった。東校舎と西校舎があって、それが全階で渡り廊下でつながっているという形になっていただけ。
私が昔通っていた高校はコの字に近い形だった。3階しかない校舎と4階まである校舎があったが、つながっているところははっきりと「廊下」としての機能しかないことがわかる作りで、見ただけでどの階もこうなっているのだろうと推察できるような造りだった。
それが息子の学校は、もう…いけそうでも半地下の階はつながっていない(1つ階段を上がればつながっている)とか、2、3階がぶち抜きになっていて、1階はラウンジみたいになっていて、横切れるけど3階はつまりそこは空中なので通れなかったりして、大回りしないとだめとか、ややこしいったらない。
特別教室は高校生と共有なので、入学式の時には入ったこともない棟まで行かなくてはならなかったのも敗因か…。方向音痴の本領発揮で、どうしようかと思った。
授業参観のあとの学年懇談はホールで、と書いてあるけど、ホールが2つ…?結局人に聞きながら行くしかなかった。2つのホールは見取り図上では両方「ホール」だけれども、一つは高校が使っているホールで、中学校で「ホール」といったらこっちなんだとか、わかるわけないからー!
そのあと、息子のホームルームまで戻って、クラス懇談。35人のクラスで、20人ぐらいは参加があった。これは中学の懇談会にしては多い参加じゃないだろうか。クラスの現状は特に問題なさそうで、みんな楽しくやっているらしい。
文化祭の時のクラス写真などを見せてもらい、15分ほどで解散。
そのあと、個人懇談。ひとり10分ぐらいということだったのだけれど、私の順番は8番。
つまり70分待ち。しょうがないから、廊下で同じように待っている人としゃべりながら待つ。
すでに4時半。話を聞くと、2県ぐらいまたいで通っている人が案外多い。この学校は進学校ではなく、「特色ある学校」なので、どうしてもここがいいという人がいるからか、すごく長いと思っていた息子の通学時間もちょっと長いかな?ぐらいなのだということがわかった。学校がまた、田舎の山の上にあるからなんだろうけど、つまり都会とか、中規模都市の便利なあたりに住んでいると、「全員遠い」になってしまうということらしい。
行先だけは見たことがある電車でまず終点まで行き、それから路線を乗り換えてさらに10分。お弁当は朝4時半に起きて作っているとか聞くと5時半すぎで文句言っている場合じゃないな。
そして懇談が長引くことったら!こんな長い10分、初めて見た、というぐらい。
そりゃね…みんな1時間半とかかけて、ここまでもう一回来たくないよね?そして学校…特に私立の学校というところは、いろいろなことをなるべく学校内で済ませるところであって、よっぽど問題がない限り家には電話がかかってこない。学校での様子を先生から聞き出そうと思ったら、こうやって個人懇談をやるしかないわけだ。子供たちも、もう素直にべらべらしゃべってくれる年齢でもないしね。
わかる、わかるんだけど…。
1番、2番、3番…と進んでいくけどどの人も時間が10分より大幅超過。
特に先生も切り上げ具合がうまくないらしく、隣のクラスの8番めの人が入っていった時、うちはまだ5番の人がしゃべっているぐらい。
7番目の人が入った時にはもう真っ暗だし、教室の窓から漏れる明かりだけで廊下の照明はオフ。だんだん寒くなってくる。
腰にカイロを念のため貼ってきた私、グッジョブ…と思いながら待つ。
やっと自分の番が回ってきて、先生に大まかな話を聞き、まあちょっと授業態度がだらだらしていることを除けば、クラスメイトとも仲良くやっているらしいという話で、こないだあまりにも態度が悪いので呼びつけられて個別指導をくらってからは(初耳)、先生の気配を感じるとちょっと取り繕うぐらいにはなっているそう。
ただ、態度が悪い割には、テストの成績は結構いい点数をたたき出すので、実力はそれなりにある、という評価だった。まあね…家で夫がうるさく見ているからね。点数がいいのは息子のというより、夫の功績だろう。
家で勉強を見ているというのはばらしておいた。
懇談が終わったらもう7時のほうが近いぐらい。校舎から出るのに、「そこを左に曲がって、階段を下りてください」と言われて、階段を下りたら、行きたい方角がいきなり締め切り。もしや…と思って、階段を2階分おりたのをもう1階上がってからみたら、廊下がちょうど、玄関ホールの2階に着くように伸びていた。
真っ暗で非常灯しかついていない校舎の中を歩くって怖いね!よかった、すぐ出口が見つかって。
学校から駅までがまた、田舎で建物が少ない。うすら寂しい道なんだよねえ…。多分下校時刻にみんなでぞろぞろ通ればなんでもないんだろうけど。
朝早くに夕飯は作って冷蔵庫にいれてあったので、連絡して夫と息子には先に食べてもらって、片付けもある程度してくれるというので頼んで、私は乗換駅でうどんを食べて、家についたら8時。お風呂に入って、やれやれ…となった。片づけの残りをやって、落ち着いたら、もう次の日のお弁当の準備をして、就寝。
昨今コロナで全然でかけていなかったので、これもお出かけと言えばお出かけだろうか。
ええ、心行くまで外出したといえばした。もうしばらくいいや。
来年は一度に全部はやらなくていい。2度ぐらいにわかれているといいんだけどねえ…。
ちゃんと行ったぞ、ということでブログで記録に残しておく。