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毎日更新!LuckyDuckyDiary

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「農場にくらして」 復刊

 

今年、見られない場合は画像のリンク切れです【岩波少年文庫は70周年】だそうだ。
 子どもの頃から岩波少年文庫にはさんざんお世話になった。どれだけ読んだことか数えきれない。ハードカバーの本ほどは高くなく、なおかつ名作ぞろい。今でも大好きな本がたくさんある。
 プーさん、長靴下のピッピ、メアリーポピンズ、ふたりのロッテ、ドリトル先生、ナルニア物語、借りぐらしの小人たち、ツバメ号とアマゾン号のシリーズ。かなり完訳版が多かったし、抄訳でも、それを感じさせない訳が多かった。

 いつの間にか、あれ?少年文庫に入ってたの?という本だった1冊が、この本、「農場にくらして」。
このアリソン・アトリーさんは実は絵本の「グレイラビットシリーズ」の方が有名なのだけれど、「時の旅人」と「農場にくらして」はターゲット層はもっと上の方。
 「時の旅人」はティーン向けでフィクション。タイムトラベル物の傑作で、イギリスの、いや、ブリテンの昔の雰囲気がとてもいい。実はこれは英語版のほうが読んだのが先で、渡米したときに読んだ。そのあと「農場に暮らして」も英語で読んだ。ミス・リードの「村の生活」を英語で買った時に「これを買った人はこれも見ています」の欄で見て、手に入れた。

 故に英語版はあるんだけど、日本語版がない。買おうと思ったらびっくりの岩波少年で、ついでに買おうと思った時には絶版品切れ、高騰していた。さすがに図書館では読めたものの、ほしいなあ…と思って早何年。(ちなみに2000年刊行だった)

 岩波書店の本は、他の出版社の本と違うところがある。
 それは、本屋さんで買い取りにする方式だ、ということ。

 ほかの出版社の本は、本屋さんにあるのはあるのだけれども、その本はいつでも返品出来る。つまり置き場所が本屋さんなだけで、本の持ち主は売れるまでは出版社さんだ、と考えたほうがわかりやすい。でも、岩波書店の本は本屋さんが買い取って、お客さんに売る、他の商品と同じ方式になっているのだ…ということを教えてくれたのは誰だったかなあ。
 多分、高校の時の国語の先生だったと思う。

 そんなわけで岩波書店の本は田舎の本屋さんが、売れなかったら損になるから置かないらしいという話だった。
 私はその話を聞いてはじめて、なぜ岩波少年文庫や、岩波文庫は近所の小さい本屋さんにはなく、一番近くても電車の乗換駅があるところまでいかないとダメなのか…ということがわかったのだった。

 品数を置かない本屋さんが多いということで、そうなると売り切れが早いことが多い。
 岩波書店の本はよっぽどの本でないと、見たら瞬間、捕まえておかないと逃げられてしまう、私的にはそういう感じなのだ。
 
 復刊した7冊全部そろえるのに苦労したファージョンの全集、そろえたときにはなぜか背表紙がきれいにそろわなかったゲド戦記。下巻だけ手に入って上巻がなんとしても見つからず、繁華街の本屋をはしごする羽目になったのもあったっけ…。

 少年文庫70周年記念復刊の記事を見つけたのが10月13日、復刊予定日は15日。(これを書いているのは17日)。
 絶対早めにいく!と決心して、土曜日の朝から本屋さんへ行った。
 確かこの本屋さんは児童書に力をいれていたはずだ。

 そう思って行ったら売り場にはなかった。ありゃ…だめかな。
 昔ならここでほかの本屋にいくか…と思っただろうが、そこは年齢とともに図々しくなっているので、レジの人に、岩波文庫の70周年記念復刊の本はありますか、と聞いてみた。

 ちゃんとスマホで岩波文庫の特設ページを見せてである。
 うーん、便利!こういうことが出来ると「そんなの、ありましたっけ」とか言われなくてすむ。
 エプロンかけたおじさんだったのだが、「ちょっと、見てきます」とバックヤードへ行って、そのあとニコニコしながら「ありましたよ!」と持って出てきてくれた。

 おお!じゃあ、これください。と見せてもらった本からこの「農場にくらして」を買うのに成功。
 この本には特別なカバーがついているということだったが、思ったよりずっときれいな、箔押しできらきらする飾りのついたカバーだった。カバーが普通のと2枚重ねになっている。

 おお、両方ついているとは、サービスがいい。ほかの岩波文庫と並べたとき、きれいに見えるほうがいいという人も多いだろうし、かといって特装版カバーがいい人もあるだろうから、両方というのはいいアイディアだ。
 ひとしきり喜んでから、ゆっくり読んだ。

 これを読むと、田舎の農場に遊びに行ったような気分になる。キッチンが家の中心にあるような農家で、暖炉があって、井戸もあって、羊や、牛がいて…。自分では想像できないような細かいことまで描写してあるから、いつだって楽しめる旅行みたいな本。

 ちょっと嫌な想像ではあるが、またコロナで自粛になってしまう冬が来るとしたら、この本はいいのではないかな、なんて。
 こういうものはたくさん用意しておこう。あって困るものでなし、冬の夜長にちょうどいい本なのは確かなんだから。
 次は「氷の花たば」が復刊しないかなあ。「西風のくれた鍵」のほうはあるんだけど。なんなら電子版でもいいんだけどなあ。

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    まこ

    Author:まこ
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