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毎日更新!LuckyDuckyDiary

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ママ友の闇

 スーパーで自転車を止めているときに会った人の顔に見覚えがあったので「こんにちは」とあいさつをした。
 このあたりで顔見知りのお母さんというのは大体息子が幼稚園の時に知り合った人が多い。幼稚園は毎日送り迎えをすることになっていたし、バザーだのお母さん向けの活動だのが多くて顔見知りから雑談、グループ活動にランチ付き会議に、またはただのお茶会まで、会う機会がとても多かった。

 そのお母さんは大変にこやかに「まあ!XXさん、息子君は元気?」と、まるで十年来の友達に出会ったような顔をしてしゃべり始めた。
 しょうがない、こういう時は当り障りなく雑談するしかない。
 中間テストがどうだとか、勉強がどうだとか、クラブはどうだとか、まあ中学校生活は相手のお子さんにもあるからして、共通の話題がないわけではないから、適当に相槌を打ったり、うちの息子の近況をだしたりしながら話を聞いた。

 「じゃあね、ごめんね長い間」「いえいえ、こちらこそ、またね」と話し込んでしまったときに定番のあいさつを交わして別れてから、とてもくたびれていることに気が付いた。

 なぜならばあの人は小学校でずーっと無視してあいさつすら返してくれなかった人だったから。
 わけがわからないとはこのことだ。立ち話をこんな長時間するような間柄じゃなかったよね、私たち。

 お受験系で男女の比率が3:7になることもあるぐらいの幼稚園では男児のみの親というのは数が少ない。子供を一緒に遊ばせたりする都合上、男子のお母さんのほうが交流が深くなる傾向がある。加えてバザーの班だの活動グループだのがかぶることが多ければそれだけで「ある程度親しく」なってしまうものだった。

 そんなわけで私は当時その人を「割と仲がいい人」と認識していた。
 私にはそれほど判別がつかないが、化粧の感じと、着飾り具合が「今からどこへ?パーティ?」みたいなお母さんたちと一緒に歩いているのを見るようになったのは息子が小学校に入ってから。そのぐらいから私が挨拶しても、まるで見えていないようにスルーされるようになって、実はその時はショックだった。

 まあ、グループになっているお母さん方のきらびやかさ加減を見れば、カジュアルもカジュアル、化粧っ気もない私と知り合いと思われるのが嫌なんだろうか、ぐらいのことは思いついたのでしょうがないと思っていたのだが、そこの息子君がやたらうちの息子にからむ。いじめられているといってもいいほどだった。
 最初はライバルと思っているのでしょう、ぐらいの話だったのだが、いや、ライバルというのが「好敵手」というのならば、うちの子なんかかすりもしないぐらい。相手の息子さんはやたらと文武両道で、ただ…お母さんが見ていないところで意地悪なことをするというのだけは幼稚園のころから気を付けていないといけない子だ、という話がずっとあるお子さんだった。

 つまり「外面のほうが悪い」子だったので、ちゃんと見ていないと「やられる」ことがある。うちの子だけではなく、ほかのお子さんにもそうで、頭がいいので自分の親にはバレないように動くタイプ。まっすぐで素直といえば聞こえはいいが、単純おバカなうちの子とは相性が悪かったので、途中からあんまり遊ばせなくなった。

 小学校にあがってからもその相性の悪さが全面的に出た感じで、頭のいい子に翻弄されて、結局叱られるのはうちの息子だけ…というような状態に持っていかれることが多く、それが悔しい息子は余計突っかかって泥沼。みたいになるので、「かかわらないように」と小学校低学年の時は言い聞かせ、そのあとはもう、懇談で「どうにも相性が悪いみたいなので、お手数かけますがクラスをわけてもらうわけにはいきませんか」とお願いしたぐらいだった。無事クラスは離れて、そのあとは一度も同じクラスにはならなかった。

 クラスがわかれてからは子供同士は交流が減り、関係性は決着していると思っていたのだけれどねえ…。
 
 中学受験をしたときには、誰がどこに受かったという噂は確かに聞いた。だから私は今回この雑談になったときも「XX高(中高一貫の)に行ったんだって?すごいねえ」と言ったわけだが、まあこれは中受をした人と会えば全部こういう感じに話をするけどさ。
 大体お金を払って私立に行くとなれば、近隣の公立より「いい」のは当たり前。びっくりするぐらい勉強が出来ないと合格しない「超難関」だけでなく、「難関校」にしろ、「中堅」にしろ、「特色ある私立(偏差値が低いところはこう呼ぶ)」にしろ、どれもいいところはあって、公立にない授業が、体験があるからこそ私立に行かせようと思うわけで。だから大体この話題は「ほめ殺し」で問題がない。

 いい学校だね、頭がいいんだね、よく出来るんだね、伝統校だと聞いたことがあるよ、すごく設備がいいんだって?とか、クラブ目当てで入った子なら「XX部は強いんだってね」だし、「進学校なんでしょう、(将来が)楽しみだね」とか。特色のある学校で偏差値が出ないような学校の場合は「いろいろな体験が出来そうな学校でいいね」とかまあ、物は言いようだ。全然知らない学校なら、学校の場所とかを聞いて話題を埋め、相手に話をさせて体験談を引き出して褒められる要素を探すことになるが、このあたりから受験可能な学校は息子のためにある程度リサーチもしたから、立ち話程度の雑談ならまず問題はない。

 ないんだけどさ。でも雑談に至ってしまったのはなぜかが今回はわからなかった。
 家に帰って、そんなわけで、気分的に疲れた。という話を夫にしたら、「なあんだ、そんなことすぐわかるじゃない、あっちの息子君がいい学校に入ったのが自慢したかったんだよ」と言われた。
 あ?そうなの?
 息子さんは、難関校の進学校に合格していた。すごく長時間拘束される、超難関狙いの子が行くような塾に行っている話は噂で聞いたなあ。
 あれだけスポーツも勉強も、というタイプだったのだし、結果に意外性はない。
 あの子にうちの息子が勝てるのは英語だけだ。うちは途中で海外赴任もあったし、大体その予定は幼稚園の時にはわかっていたから、幼児の時から英語はやらせていた。

 大体うちの息子は勉強は嫌いだったし、ああいう長時間行かせる塾で勉強出来るとも思えなかったから、英語が受験科目に入っている入試を受けた。英検2級相当で、入試に加点してくれる(学校によっては50点とか、準1級で100点とか加点がある学校もある。100点加点ってそれ、なに?と思った)学校だってあったから、そういうところを中心に受験校を決めたんだから。

 夫によると、「ずっと負けたくないと思っていたが、中受で「絶対勝った」と思ったので、勝利宣言的に話しかけに来たのでは」と。
 なにそれ…。勝手に障害物を自分で置いてから用意ドン、と走ったみたいな話ってこと?
 
 同じ幼稚園だったお子さんのある仲良くしてもらっている友達にも話を聞いてみた。なんと夫と同意見。
 「大体あの人は、車で幼稚園に迎えに行くと車をねっとりと見分するのが気に入らなかった」とのこと。人の持ち物や、服装、車、それから旦那さんの仕事などで人をランク分けする人だと。

 服装だとか化粧だとかで「格下認定」間違いなしの私が「海外赴任」だとか、「英語が親子そろって話せる」とか、年収が高そうな旦那さんだとか、そういうところが妬ましく腹立たしく、敵認定だったのだろう、と教えてくれた。
 それで、今回は偏差値で難関校に行った息子さんがいるので、勝利宣言に来たんだって!!

 正直なところをいうと、私は格下認定でちっとも構わない。化粧をあまりしないのも、服装がダサいのも今に始まったことではないし、そういうことで競う気持ちは全然ないからだ。車の種類なんて「バス」「トラック」「乗用車」の区別はついてもその程度で、外車かどうかの判断は…うーん。ベンツは多分マークでわかるけど程度。友達が乗っていた「アウディ」は外車だっけ?いやあれは日本車?となるぐらい。さすがにコルベットとかガルウィングのランボルギーニとかなら子供のころに図鑑で見たねぐらいなんだから、そんなものを知り合いの属性としてカウントできない。大体車の良しあしってどこで決まるの?値段?だとしたらトップはクレーン車とか、ブルドーザーとかじゃないんかねえ。いや、そうじゃないんだろうけどさ…。大体会社は関税が高いからこそのあの値段ってことだってあるんだし、そうするとただの値段での比較は無意味だったりしない?

 自分の職業は社会的にはニートと同列で語られることだってある専業主婦で、底辺なのはわかっているが、夫の職業が妻のほうまで侵食してそれでランク分けっていうのはちょっとどうかと思う。夫の仕事が一緒いるだけの妻に出来るなんていう話はないからだ。

 あ…でも思い出した。幼稚園で知り合ったママ友さんが、「挨拶も返してくれない人がいる」と言っていたこと。その人の旦那さんは大工さんで、それが原因であいさつさえしてくれない人がいると。そういう人は旦那さんがお医者さんだ、というような人にすり寄っていくのだと。
 私はそれを聞いたときについ、「そういう人たちって、自分が家を建てたくなった時、誰に頼むつもりなんだろう、ばっかじゃないの?」と突っ込んでしまって「全員がそういう考え方ならいいんだけど」と苦笑された。

 なるほど、そういう人だ、ってことかあ…。

 人生の楽しみ方はいろいろなんだと思うけれども、自分で勝手に敵認定して、一人でシャドウボクシングのように全方位に受け止められもしない攻撃を繰り出し、代理に勝たせてもらって勝利宣言を出して、むなしくならないんだろうか。
 ならないんだろうなあ。絶対あの人、体力気力が余っていると思う。

 かかわりたくねえ…。
 一応「良識ある社会人」であろうと思っている私としては、相手が何と思っていようと会ってしまえば挨拶だけはすることにしているから、挨拶はこれからもすることになると思うけど、なるべくなら会いたくないなあ。

 ママ友ってこういうところが多分、普通の「友人」とは違うんだよね。ただ「気があうから」という理由で一緒にいる関係ではないけれど、子どもが小さいうちはどうしても会う機会が多くて、少なくとも「まだ小さくて純粋な子供の目から、または周りから」仲良く見えないといけないという制限がある。この「ママ友」という呼称から、友達の一種だと思ってしまうと時々足元をすくわれるんだよなあ。

「まこさんはね、こういうことわかんなくていいのよ、そういうところがいいんだから」と慰められたけどね…。
絶対褒めてるんじゃないよね、うん。わかるけどもう、どうしようもないな。あきらめよう。

 もう同じ学校に子供を通わせているとかでもないし、かかわらなくてよくなったのがせめてもの心の慰め、というところ。あの人とは是非疎遠になりたい。

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    まこ

    Author:まこ
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