雨の日の散歩
家の中になるべくいましょうキャンペーンで、頑張っているところで、買い物にも行かず、運動がてら、散歩にだけ出る。
駅前が多分一番混むのは、スーパーとかドラッグストアとかが全部そのあたりにあるから。
なので駅とは違う方向へ歩かなくてはならない。
そんなわけで河原に…と出かけていたのだが、これが意外と人出がある。みんな考えていることが同じなんだよね。堤防の上を歩く、走る人たち。桜の季節だから(このメモを書いたのは10日位前)なおのこと週末は混む。平日も人とすれ違うことが結構ある。
朝はやーくとか、夜のほうがいいかなあ、と思っていた矢先、雨が降った。
結構な雨で、ついでにもうあったかくなったと思っていたのにイヤに寒い。カイロをごそごそと探して腰に貼ったぐらいには寒かった。
あ…。今日、人が少ないんじゃあ?ちょっと河原へ行ってみようか。
上下セパレートタイプのレインコートにレインハット、ゴムのレインブーツという重装備。風がかなり強かったので傘はさしづらくて、置いて出かけた。
ジップロックのスマホを持ち、一応レインコートのポケットにタオルをねじ込んで、堤防まで行った。
見事、誰もいない。
そりゃそうだよね、こんな吹き降りの日には家から出たくない人も多いだろう。
それで撮った写真がこれ。
これがアップ。雨は降っていたけど、一人しかいなかったのですごくゆっくり堪能した。
あずまやのベンチはもちろん水でぬれていたが、上下セパレートのレインコートのパンツだったので問題なく座れた。
とってもきれいだった。
雨の日には、堤防を歩こう。晴れの日には、あんまり大きくない裏道を歩いたほうが人通りが少ない感じ。
この街は古い街らしく、細くて曲がりくねった道がある。
湾曲して、これは一体なんで?というような感じになっている道や、細くて、これは何?街中にけものみちというものがあるとしたらこれ?みたいなのがあったり、これは誰のおうちの裏なんだろう…というような自転車で通ると右側が水路、左側が全部背の高い塀で、幅は自転車1台でぎりぎりみたいな道があったりする。
そういうところを歩くのが多分いいよね。普段歩いていてもほとんど誰とも会わないもの。
いつでも家から出られた時はそれほど出たくもなくて家に引っ込んでいることもあったのに、自由に歩けないとなったら突然「ただの散歩」でいいから出たくなるなんてねえ。
あんまり深く考えるとストレスがたまりそうだったので、「桜がきれいだった」ことだけ、覚えておく。