マスクを作る宿題
ちなみに5教科の宿題は夫が見ている。私に回ってきたのは「家庭科」の宿題の「マスクを作る」というやつだった。
一番簡単な、キッチンペーパーを折って輪ゴムをはさむやつでもいい、という注意書きがあった。まあね、こういうことがあったとき、さっさと作ってつけてしまえ、と思えるのは大事だからそれでもいいか。
でも学校に持って行って提出だというし、キッチンペーパーは破れたりしそうだからちょっとグレードアップして、晒を切って縦横3つに折って作るマスク(2カ所直線縫い)でもいいか…と思ったのだが、息子は「おかーさんが作ってるやつがいい」という。えー。プリーツの?
私はもう作り慣れたけど、息子に教えるのが面倒ー!
レポートを書くというのもあるらしいので、しょうがない、私が家庭科の授業で配られるようなプリントを作成。
要は手順書で、あとで作りながら写真を撮って貼ればいいよね。
布を買いに行ったら、薄い色は全滅。
シーチングのピンク、赤、オレンジ、黄緑なんかはあったんだけど。黒は布のボルトが最後なので全部買ってほしい、1メートル半で720円、と言われたのでやめた。50センチで5枚出来るんだもの、そんなにたくさんいらないし。
エイティスケアと言われる布だと薄い色もあったけど、この布は目が詰まっていて、端っこの方を縫おうと思うと針が刺さらなくてガシュっとミシンの下の送り歯のところに押し下げられて噛むことがある。特にプリーツをたたんで縫うので針がちょっと太めなのもそういう挙動になりやすい。ミシンに慣れた人だと縫い始めの位置を調整するとかしてそういうのは避けることが出来るのだけれど、初心者には無理があるのでそっちの布はあきらめた。
。結局息子のマスクは紺のシーチング製になった。
ダブルガーゼ?そんなものとっくに売り切れ。ゴムは4コールのが1パック買えた。すごい!308円。普通の値段だ、すばらしい。
というわけで布を水に漬けて乾かすところまでは私がやっておいたが、アイロン、カット、折るのからミシンまで、1手順ずつプリントを見てやらせた。
カットに時間がかかった。幅は17センチだといっているのに、片側は17センチで、もう片側を私が目視で「ゆがんでる」と計ったら17センチ5ミリあったりとか!
縫い始めたら早かったのでなんとか1時間半ぐらいでゴムひもを通す直前ぐらいまでは行けた。やれやれだ。
紺のマスク、完成。布を切った残りの4枚は私が縫おう。