イソプロピルアルコールの話
90年代半ばから、アメリカに数年。その時に耳にピアス穴をあけた。
日本のみたいに耳に挟むタイプのイヤリングが本当にどこにも売っていない。子どもがピアスをしているのも普通で、誘拐されたときにカツラをかぶせ、服を着せ変えたとしてもピアスまでは取り換えづらいから目印に、などというあんまり笑えない理由でピアスを赤ちゃんの時からしているのもごく当たり前。
そういう風に小さい時からでなければ、次の年齢は大体9、10歳ぐらい。自分でそういうケアが出来るようになったらやるという話を聞いた。実際私が穴をあけてもらったショッピングモールのアクセサリやさんでは、前の順番の子は9歳だといっていたからなあ。(私は20代後半だった)。
注意点として、「コットンボールと、アルコールを買って、そのアルコールを耳の穴の前でぎゅっと絞って、ピアスをぐるぐる回しておく」のだと説明された。
コットンボールというのはつまり学校の保健室で消毒薬に浸してあって、ピンセットでつまんで使った「綿球」であろう…ということはわかった。
ドラッグストアにいってびっくり。アメリカの「コットンボール」は、巨峰サイズ。すごく大きいのだ。そしてどっちかというとふわふわだった。白がないのか?と一瞬思ったぐらい色とりどりで(探したらあったけど)薄いとはいえほとんどが色付き。グリーン、パープル、ピンク多し。
そしてでっかい袋にいれてあるだけ。個包装とかなし。そのまま手でつまみだして使う。
そしてアルコールはドラッグストアで「新しくピアスをしたので、アルコールが要るのだ」という私に、「ああ!という顔をした店員さんがくれたのが「イソプロピルアルコール」であった。
なんじゃそら…。私はエタノールのことは知っていた。でも、このイソプロピルというものは聞いたことがなかった。
おまけに50%と書いてある。薄い?
でも店員さんはピアスの消毒には一番ポピュラーなタイプだと太鼓判。
そんなわけで、アメリカではしょっちゅう使われているものだということが判明。瓶も山積みだった。
日本で今、エタノールはもう、全然見当たらない。ないったらない。
店員さんに聞いてみると、「朝早く手渡しで並んだお客さんに売ることがあるが、毎日ではない」ぐらいの入荷ぶり。並んでいる人の多さから、そこからクラスター感染になったらどうするんだよぅ、というぐらいのノリだ。
ふと思いついて、このイソプロピルアルコールのほうを検索してみたら案外悪くない値段で買えてしまった。
これはアメリカではふつーに薬局で売ってたよねえ…。
日本だと「毒性が強い」とか言われて散々な感じだが、これを傷の消毒に使っている人もそのあと(アメリカの)大学でこの話をしたときに聞いたぐらいだ。日本でも使える。
飲むな、ということだろうけどそれはエタノールもだ。
アルコールの化学的な組成がほとんど違わないことからも。ただ、植物由来とかではないし、口にはいっちゃうかも、という「キッチン向け」には使わないほうがよさそうだ。
飲むのはま、エタノールだってだめだよねえ。つまりキッチンハイターと同じような感じの注意で使えば大丈夫だと思う。
あと、手荒れは多分する。(エタノールもだけど)しかし、国によって「あたりまえの商品が違う」って、不思議だよね。
アメリカでこれがポピュラーな理由は、多分エタノールより安いから。
精製水で希釈……とおもっても、精製水すらないな(笑)。普段なら100円で買えるものに600円出すのもいやだし。
要は早く使い切ればいいだけさ!
しばらく、うちではこれをドアノブの消毒用にしようか。
日本のみたいに耳に挟むタイプのイヤリングが本当にどこにも売っていない。子どもがピアスをしているのも普通で、誘拐されたときにカツラをかぶせ、服を着せ変えたとしてもピアスまでは取り換えづらいから目印に、などというあんまり笑えない理由でピアスを赤ちゃんの時からしているのもごく当たり前。
そういう風に小さい時からでなければ、次の年齢は大体9、10歳ぐらい。自分でそういうケアが出来るようになったらやるという話を聞いた。実際私が穴をあけてもらったショッピングモールのアクセサリやさんでは、前の順番の子は9歳だといっていたからなあ。(私は20代後半だった)。
注意点として、「コットンボールと、アルコールを買って、そのアルコールを耳の穴の前でぎゅっと絞って、ピアスをぐるぐる回しておく」のだと説明された。
コットンボールというのはつまり学校の保健室で消毒薬に浸してあって、ピンセットでつまんで使った「綿球」であろう…ということはわかった。
ドラッグストアにいってびっくり。アメリカの「コットンボール」は、巨峰サイズ。すごく大きいのだ。そしてどっちかというとふわふわだった。白がないのか?と一瞬思ったぐらい色とりどりで(探したらあったけど)薄いとはいえほとんどが色付き。グリーン、パープル、ピンク多し。
そしてでっかい袋にいれてあるだけ。個包装とかなし。そのまま手でつまみだして使う。
そしてアルコールはドラッグストアで「新しくピアスをしたので、アルコールが要るのだ」という私に、「ああ!という顔をした店員さんがくれたのが「イソプロピルアルコール」であった。
なんじゃそら…。私はエタノールのことは知っていた。でも、このイソプロピルというものは聞いたことがなかった。
おまけに50%と書いてある。薄い?
でも店員さんはピアスの消毒には一番ポピュラーなタイプだと太鼓判。
そんなわけで、アメリカではしょっちゅう使われているものだということが判明。瓶も山積みだった。
日本で今、エタノールはもう、全然見当たらない。ないったらない。
店員さんに聞いてみると、「朝早く手渡しで並んだお客さんに売ることがあるが、毎日ではない」ぐらいの入荷ぶり。並んでいる人の多さから、そこからクラスター感染になったらどうするんだよぅ、というぐらいのノリだ。
ふと思いついて、このイソプロピルアルコールのほうを検索してみたら案外悪くない値段で買えてしまった。
これはアメリカではふつーに薬局で売ってたよねえ…。
日本だと「毒性が強い」とか言われて散々な感じだが、これを傷の消毒に使っている人もそのあと(アメリカの)大学でこの話をしたときに聞いたぐらいだ。日本でも使える。
飲むな、ということだろうけどそれはエタノールもだ。
アルコールの化学的な組成がほとんど違わないことからも。ただ、植物由来とかではないし、口にはいっちゃうかも、という「キッチン向け」には使わないほうがよさそうだ。
飲むのはま、エタノールだってだめだよねえ。つまりキッチンハイターと同じような感じの注意で使えば大丈夫だと思う。
あと、手荒れは多分する。(エタノールもだけど)しかし、国によって「あたりまえの商品が違う」って、不思議だよね。
アメリカでこれがポピュラーな理由は、多分エタノールより安いから。
精製水で希釈……とおもっても、精製水すらないな(笑)。普段なら100円で買えるものに600円出すのもいやだし。
要は早く使い切ればいいだけさ!
しばらく、うちではこれをドアノブの消毒用にしようか。