手ピカジェルもどき、自作
昔…まだ子供がいなかったころ、化粧品とせっけんの手作りに凝ったことがある。
つまり、原材料を買い、自分で加熱したり混ぜたりして作るクリーム、化粧水、ジェル、それからせっけん。
市販の物との違いは保存料が入っていないことで、もたないのが特徴。
冷蔵庫に保存して一週間で使い切りましょうというようなものが多いので正直不便だが、お菓子作りみたいなもので面白い。せっけんはさすがに1カ月とか水分乾燥させるのでそれよりは持つが、1年以内に使い切ったほうがいい感じ?でも保存料に敏感で、肌が荒れる人にはものすごく喜ばれた。
原材料にお金をかけるので、市販の物よりいい匂いになったり、材料費だけだとそういう高い市販品と似たような感じになる割に安かったりというのが、つまりお菓子作りと意外と共通点がある。
アルコールの入ったハンドジェルを作った後、これってもっと安くならないかな?と思った。
材料に書いてあった市販のジェルが案外高かったのだ。
これには理由があって、家でテキトーに混ぜて作っちゃうと、保存料が入っていないため傷みやすい。
市販のジェルには保存料が入っているので長持ちするから、その機能を手作りのジェルに足したいがためにそうなっている。途中まで、つまり保湿機能、扱いやすい粘度、それから保存性を備えたものを企業に作ってもらって、必要なアルコール部分と、ハーブオイル部分を足す…という仕組みになっていたわけだ。
都合材料があって市販品が出来ている以上、それが自作出来ない理由はあんまりない。高圧をかけて…とか電気を通して…とかそういう工程がないのなら大抵自作可能。問題は時間がかかる、量が都合のいい量で出来ない、計量が難しい、体力(たいてい混ぜる力)が要る…。そういう不都合を除けば、服でも靴でも帽子でも、ソーセージやチーズのような加工食品でももちろん家で作れる。
そう思うとアルコールジェルだって自作してやろうじゃないか…という気分になってきた。
水は精製水にするのは、長持ちするかどうかと、細菌が繁殖しないようになので、買えれば買ったらいいけど品薄らしいので、まずは沸騰させようか。
要はトロトロになればいいんだよな…。こぼれにくく、どこかを拭くときもふきんにしみこみにくくするってことだし。
手ピカジェルの空き瓶でいいだろう。化粧品用のアルコールいれてもいいようなビンで作るか、怖ければガラス瓶なら絶対問題ない。
水をいれて、食品用のとろみつけ剤をいれる。キサンタンガムがはいっている、常温でぐるぐる混ぜたらいろいろなものがとろとろになるという(果汁とか、みそ汁とか、お茶とか)粉。飲むのに適した量とされている袋の裏の説明の倍の濃さでいれた。飲むんじゃないからいいだろう。
あっという間にゲル化。すごいぞ。
そこに無水エタノールを水の4割ぐらいはおまけしておいた。テレビで水とエタノール混合のスプレーがいい、ということになっていて、スプレー瓶が売り切れたという話をレツゴーさんに聞いたので、2割ぐらい入っていればいいのかもしれないけど、そこは雰囲気で。ちゃぱちゃぱ振って、そのあとにグリセリンを小さじに半分ぐらいに、ハーブオイルを数滴たらしたのをいれて、振って混ぜて完成。
使って見たら確かにそれっぽかった。この際気にならないなら、香料とグリセリンは飛ばしてもいいと思う。手はあれるけど。
手ピカジェルの成分をネットで調べると、PH調整してあると書いてあったから、そういうのがわかる人はクエン酸とかいれちゃえばいいのではないかな。
とろみ剤を使ってフルーツジュースをとろとろにした飲み物を飲みつつ、これを書いている。めちゃくちゃたくさんある、このとろみ剤。夏にスポーツドリンクをゼリー飲料にして飲むとか、そういうことをしないと多分なくならない。
グリセリンが380円、とろみ剤が600円。エッセンシャルオイルは昨日使った残り。
エタノールが手に入りにくいのが難か…。家に買い置きがあった人用だけど、エタノールが使いやすくなるという話でした。
これを手につけてから、例によって猛烈に手が洗いたくなって、手を洗って。実は私もちょっと参っているんだよね、今の状況に。私は品物がなくなったりして、探し回るとか、それが手に入らないことで心配するとかと言うのがイヤなんだと思う。そのぐらいなら、ちゃんと自分で作れるから!と思いたいということのためだけに、これを衝動的に1000円も出して作ったわけだから。
実用ということでいえば結局手をせっけんで洗えばいいだけなんだからねえ。
あ、一応これも書いておかないと。あくまでこれは自家製なので自己責任で。
アルコール度数が高ければなんでもいいのなら、あのアルコール99パーセントぐらいあるお酒、あれどうなんだろう。昔楽器を習っていたころ、先生(男性)が、楽屋見舞いはそれがいいというので、何度か買ったことがある。99.6パーセントアルコールってどうなんだよ、と思いながら買ったけど。あの瓶にこのキサンタンガムを混ぜたら?
小さじに1杯、無水エタノールを取ってそこにとろみ剤を混ぜたらザラザラして混ざらなかった。
あ、だめなんだ?
最初に水と一緒にしてゲル状にしてからだったらアルコールもそれっぽく混ざるみたいだけど、アルコールととろみ剤は相性が悪いみたい。多分チューハイの缶ぐらい水分が多かったら混ざるかもしれないけど。
しばらくは家で手ピカジェルもどき作って遊ぼう。
消毒効果はないけど、匂いとしてはティーツリーよりラベンダーとかオレンジオイルのほうがいいかも。
いっそ料理用のバニラエッセンスでもダメな理由は考え付かない。
それを考えると手ピカジェルって、高いんだなあ。付加価値をつけてエタノールを売って、あのお値段なんだもの。
調べてみると大体6割はアルコールのほうがよさげ?
はあ。どっちにしても、品不足か。厳しいなあ。
つまり、原材料を買い、自分で加熱したり混ぜたりして作るクリーム、化粧水、ジェル、それからせっけん。
市販の物との違いは保存料が入っていないことで、もたないのが特徴。
冷蔵庫に保存して一週間で使い切りましょうというようなものが多いので正直不便だが、お菓子作りみたいなもので面白い。せっけんはさすがに1カ月とか水分乾燥させるのでそれよりは持つが、1年以内に使い切ったほうがいい感じ?でも保存料に敏感で、肌が荒れる人にはものすごく喜ばれた。
原材料にお金をかけるので、市販の物よりいい匂いになったり、材料費だけだとそういう高い市販品と似たような感じになる割に安かったりというのが、つまりお菓子作りと意外と共通点がある。
アルコールの入ったハンドジェルを作った後、これってもっと安くならないかな?と思った。
材料に書いてあった市販のジェルが案外高かったのだ。
これには理由があって、家でテキトーに混ぜて作っちゃうと、保存料が入っていないため傷みやすい。
市販のジェルには保存料が入っているので長持ちするから、その機能を手作りのジェルに足したいがためにそうなっている。途中まで、つまり保湿機能、扱いやすい粘度、それから保存性を備えたものを企業に作ってもらって、必要なアルコール部分と、ハーブオイル部分を足す…という仕組みになっていたわけだ。
都合材料があって市販品が出来ている以上、それが自作出来ない理由はあんまりない。高圧をかけて…とか電気を通して…とかそういう工程がないのなら大抵自作可能。問題は時間がかかる、量が都合のいい量で出来ない、計量が難しい、体力(たいてい混ぜる力)が要る…。そういう不都合を除けば、服でも靴でも帽子でも、ソーセージやチーズのような加工食品でももちろん家で作れる。
そう思うとアルコールジェルだって自作してやろうじゃないか…という気分になってきた。
水は精製水にするのは、長持ちするかどうかと、細菌が繁殖しないようになので、買えれば買ったらいいけど品薄らしいので、まずは沸騰させようか。
要はトロトロになればいいんだよな…。こぼれにくく、どこかを拭くときもふきんにしみこみにくくするってことだし。
手ピカジェルの空き瓶でいいだろう。化粧品用のアルコールいれてもいいようなビンで作るか、怖ければガラス瓶なら絶対問題ない。
水をいれて、食品用のとろみつけ剤をいれる。キサンタンガムがはいっている、常温でぐるぐる混ぜたらいろいろなものがとろとろになるという(果汁とか、みそ汁とか、お茶とか)粉。飲むのに適した量とされている袋の裏の説明の倍の濃さでいれた。飲むんじゃないからいいだろう。
あっという間にゲル化。すごいぞ。
そこに無水エタノールを水の4割ぐらいはおまけしておいた。テレビで水とエタノール混合のスプレーがいい、ということになっていて、スプレー瓶が売り切れたという話をレツゴーさんに聞いたので、2割ぐらい入っていればいいのかもしれないけど、そこは雰囲気で。ちゃぱちゃぱ振って、そのあとにグリセリンを小さじに半分ぐらいに、ハーブオイルを数滴たらしたのをいれて、振って混ぜて完成。
使って見たら確かにそれっぽかった。この際気にならないなら、香料とグリセリンは飛ばしてもいいと思う。手はあれるけど。
手ピカジェルの成分をネットで調べると、PH調整してあると書いてあったから、そういうのがわかる人はクエン酸とかいれちゃえばいいのではないかな。
とろみ剤を使ってフルーツジュースをとろとろにした飲み物を飲みつつ、これを書いている。めちゃくちゃたくさんある、このとろみ剤。夏にスポーツドリンクをゼリー飲料にして飲むとか、そういうことをしないと多分なくならない。
グリセリンが380円、とろみ剤が600円。エッセンシャルオイルは昨日使った残り。
エタノールが手に入りにくいのが難か…。家に買い置きがあった人用だけど、エタノールが使いやすくなるという話でした。
これを手につけてから、例によって猛烈に手が洗いたくなって、手を洗って。実は私もちょっと参っているんだよね、今の状況に。私は品物がなくなったりして、探し回るとか、それが手に入らないことで心配するとかと言うのがイヤなんだと思う。そのぐらいなら、ちゃんと自分で作れるから!と思いたいということのためだけに、これを衝動的に1000円も出して作ったわけだから。
実用ということでいえば結局手をせっけんで洗えばいいだけなんだからねえ。
あ、一応これも書いておかないと。あくまでこれは自家製なので自己責任で。
アルコール度数が高ければなんでもいいのなら、あのアルコール99パーセントぐらいあるお酒、あれどうなんだろう。昔楽器を習っていたころ、先生(男性)が、楽屋見舞いはそれがいいというので、何度か買ったことがある。99.6パーセントアルコールってどうなんだよ、と思いながら買ったけど。あの瓶にこのキサンタンガムを混ぜたら?
小さじに1杯、無水エタノールを取ってそこにとろみ剤を混ぜたらザラザラして混ざらなかった。
あ、だめなんだ?
最初に水と一緒にしてゲル状にしてからだったらアルコールもそれっぽく混ざるみたいだけど、アルコールととろみ剤は相性が悪いみたい。多分チューハイの缶ぐらい水分が多かったら混ざるかもしれないけど。
しばらくは家で手ピカジェルもどき作って遊ぼう。
消毒効果はないけど、匂いとしてはティーツリーよりラベンダーとかオレンジオイルのほうがいいかも。
いっそ料理用のバニラエッセンスでもダメな理由は考え付かない。
それを考えると手ピカジェルって、高いんだなあ。付加価値をつけてエタノールを売って、あのお値段なんだもの。
調べてみると大体6割はアルコールのほうがよさげ?
はあ。どっちにしても、品不足か。厳しいなあ。