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毎日更新!LuckyDuckyDiary

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チポリーノの冒険

図書館で本を選んでいる時にちょっと題名が目に入ったのがこれ見られない場合は画像のリンク切れです【チポリーノの冒険】。頭に歌が思い浮かんだ。
♪タマネギのにおいがきらいな奴は、レモーンたいこう トマト騎士♪
 えー?歌。♪チッポリーノ、チポリーノ、ぼーくーのなーかーまーー♪
……頭の中で歌えてしまった。
しまったけれども、物語の中身が全然思い浮かばないのが不思議だ。

 これは多分小学校の全校集会で歌ったことがある感じがする。学年ごとに違う音楽の教科書ではなく、全校生に配られていたいろいろな歌を集めた小型の愛唱歌集に載っていたのだろう。
 子どものころに読んだことがある本を割と「大体こんな感じ」と覚えていることが多いのだが(その割に大人になってから読んだ本はそれほど覚えていなかったりするけど)、これに関しては全く記憶が残っていない。サクランボ坊やがいたのと、チポリーノのお母さんは出てこなくて、お父さんを助けに行く話だったぐらいの情報は頭の中に出たが、あまりにも情報が少なすぎ。

 しょうがない、読めばわかるだろうというわけで借りて読んでみた。

 見事なまでに全く記憶もどらなかった。ということはこれは「未読」なんだろうなあ。岩波少年文庫はかなりの数読んだはずなので、なぜこれが未読なのかは謎。私は小学校の図書館をかなり網羅して読んだはずだし、岩波少年文庫=スタンダードで有名なことが多いし、1960年から1980年の蔵書が多かったはずの小学校の図書館になかったとも思えないのだけれど。

 ちなみに中身は、かなり風刺が効いていて、小学生では深い意味がわからなかっただろうなあという本だった。
 「ネズナイカの冒険」とか「ムーミンシリーズ」と似た香りのする本で、大人の読者もある程度想定してあるというか、「子供の読み物のふりをして出版したけど」みたいな本。もしかしたらソ連か、ポーランドか、共産圏の本じゃあ…と思わせる感じだと思って調べてみたら、ナチスのレジスタンスにいた人だった。ソ連でも人気のある本だったらしい。ちなみに作者の【ジャンニ・ロダーリ】さんは、イタリア出身だった。



 まず貴族制度が現代に残っていない日本の田舎町ではちょっとわかりにくい権力構造に立ち向かう話だったので単に記憶が残らなかっただけなのかもしれない。今のファンタジー系の話や幼年童話を読みなれていたら、なんとなくこの粗削りな洗練されない感じというか、子供の共感を呼ぶところが少な目というか…大体「児童文学」というものがたくさんはなかった時代の物なのがわかる感じで今の日本の子どもにはあんまりウケない感じが。舞台が狭いのもちょっと問題?

 でも正直いかにも感動しろ、泣きどころはここだ、と言わんばかりの長大なストーリーではないところが好感の持てるストーリーではある。ムーミンのシリーズとの共通点はそこだと思う。彼らなりの冒険とものの考え方というものがあるのだとわかる感じ。

 私たちが生きていく上で必要な心の持ちようであるとか、身の回りにいる人を観察する力であるとか…といったようなものが書かれている本で、「ああ、いるいるこんなやつ」と思いながら読んだら割と面白い本だった。

 ちなみに私はどうも、これの「紙芝居」を見たことがあるっぽい。日本で知名度が高いのは、ちょっと年代はさかのぼるが、「チロリン村とくるみの木」というシリーズもののテレビの人形劇の原作がこれだかららしい。ウィキペディアによると812回分も制作されたそうだから、これは見た人もずいぶん多かったのだろう。
 
 まだまだ読んでいない本がいっぱいある。やっぱり映画や映像作品と違って、文章で書かれたものは今までの積み重ね分もいっぱいあるから「コンテンツが切れない」ところがいい。私が子供の本の新作をあんまり読んでいないということを含めると、私が小学生だったころから30年以上増えているのだと思うと、これは多分一生かかっても読めないんだから、楽しみと言えば楽しみだ。
 
 ただ、とっかかりのなさもあるので、まずは見覚えのある題名からかな、ということで今回はこれだった。
 おすすめか…と言われると、今回はそれほどでもない。
 ムーミンのシリーズか、ネズナイカが好きなら、またはチロリン村とクルミの木が好きならおすすめ、といったところだろう。

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    まこ

    Author:まこ
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