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老後が怖くなくなる本(その1)

【吉沢久子さん】という人の本を読んだ。

 題名が「90歳。一人暮らしを楽しんで生きる」という本だったのだけれども、これが棚に並んでいて、91歳、92歳、93歳……とずらっとならんで96歳まであった(後で見たらもっと後のも下の段にあった。多分100歳まである)そのインパクトに目を惹かれたので手に取った。

 この人はエッセイを書いたり講演会に出たりするような人で、地方の新聞にコラムを書いたりもしているということが何となく本文から読み取れた。職業で行くと、文筆業とか、エッセイストだろうか。

 おいしいものを、びっくりするような高価なものではなく、日常でも手に入るような自分の好きなものを、好きなように調理して食べ、出来ることはやって、出来ないことは手伝ってもらって、鉢植えの世話をしたり、自分の姪やその子たち、孫たちを時にもてなしたり。そんなに遠くに出かけることもないけれども、一人暮らしを自分のペースで楽しんでいることがうかがえて、風流な感じというか、しみじみとくらしているのだなあ……というのがわかってちょっとうらやましくなるような、そんな文章だった。

 私はあんまり人づきあいのある方ではないし、この人みたいに色々な人間関係をうまく構築して、ちょっとしたことが頼めるような親しい人がいる暮らしにはならないと思うけれども、一人でも、それなりに身の回りのことをこなしてやっていけるのではないか…と思わせてくれる。調べてみるとこういう「老後生活の本」と言ったようなテーマの本をかなりたくさん出している。売れるんだろうな…。
 年を取らない人間はいないからねえ。みんなが「自分のこと」として考える問題なので、読みたい人が多いのだと思う。

 なんせ老後に何千万必要とか、年金が破綻するとか、コンパクトシティ構想で田舎の方は人が住めなくなるとか、なんだか将来が怖くなってしまうような話が多い昨今、自分の食べる分だけの簡単料理をして、贅沢しなければそれなりにやっていけるというトーンに安心感がある。

 この人は現役でエッセイを書いているぐらいだから収入もあるだろうけれど……とかまじめに考えてしまうとそこまで自分にあてはまらないかもしれないといえばしれないが、年金破綻にしろ、コンパクトシティにしろ、何千万必要な話にしろ、あんまり突き詰めて考えてもしょうがないのも確かだものね。

 もちろんこんな年齢になる前にさっさと死ぬかもしれないし、それをいうなら明日にいきなり暴走車にひかれて死ぬかもしれないなんて考え始めたら老後のことなんか考えるだけ無駄。

 だとしたら、雰囲気重視でこういう本を読んで、私も、家でご飯炊いて味噌汁作って、浅漬けでもして、後はお惣菜買ってご飯にしたらいいし、鉢植えの世話ぐらいはして、後はブログでも書いたら、楽しいかなあ…ぐらいのことを思っておくのもいいよね。
 手を抜いて、人づきあいは義理でしかなきゃやめて、本当に仲のいい人とだけ連絡とって……。出来ないことは出来なくていい、そういう老後。

 読んでいるとわかるのは、まず「毎日生きているだけでいい」とこの人が思っているところ。社会貢献がどう、とか専業主婦は役立たずだとネットで言われているとか、そういうことを全く問題にしていない。多分、戦争を体験した世代だからだと思う。
 食べ物がなくて死んでいった幼い子供たちや、兵隊に行って死んでいった家族がある人がとても多かった時代を抜けてきたら、確かに毎日ご飯食べて、それなりに元気に暮らせればいいのだと実感できるのだろう。

 それを私が真似してもいいなあ、と思う。毎日ご飯作って、洗濯掃除して、ご飯食べてお風呂入って寝るだけといえばだけ。編み物をしているか、ゲームをしているか、本を読んでいるか……というようなことはあっても、そういう毎日。
 仕事をして社会貢献をしている人を見ていると、自分はこれでいいのか、なんて気分がしてくる私にとっては、「これでいいんじゃないかなあ」と思わせてくれる本で、そして、きっとなんとかなる、と思わせてくれる本だった。

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    まこ

    Author:まこ
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