毛糸湯のし器 購入!
【毛糸湯のし器自作】の記事を書いたのが2017年12月。
この前見に行ったリサイクルショップで見つけたのがこれ。なんと、200円。有名メーカーの物ではないし、かなり古そうだが、200円なら買ってもいいなあ、と思って購入。
ちなみに、今調べてみたらオークションとか、メルカリだと有名メーカーのものが新古品だと3000円から5000円ということが判明。2017年に調べたときは3500円ぐらいが多かったので、ジワジワ値段があがっている感じがする。
箱を見ると「新案回転式 毛糸ゆのし器」とかいてあって、「特選」というぴかぴかしたシールが貼られていた。製造元は「常盤金属工業所」というところらしい。
実用新案の番号が書いてある。箱の裏の説明はこんな感じ。
回転式毛糸ゆのし器の使用法(図解参照)
(1) 先づ添付した針金の穴へ毛糸を通してください。ゆのし器の一方のパイプの口から針金をいれてください。
毛糸はたやすく内側へ通ります。次ぎに針金を毛糸からはづして下さい。
(2) 内側へ通った毛糸のはしを指先でつまんで出口のパイプのつけ根の所で手前へ引くように矢印の方向に、三角穴の四つ開いたドラムへ毛糸をそわしながら三回巻きつけてください。それからドラムへ巻き付いた毛糸のはしを再び針金へ通し針金の先を出口のパイプのつけ根へ通し、毛糸を外側へ引き出します。
(3)これで用意ができましたからヤカンの蓋と取換えて御使用下さい。
(4)先づ添付した皿をヤカンの口へのせて、その上へゆのし器をよく合せてのせてください。
蒸気がパイプの口から出たころが最もよろしいから毛糸を引っぱることを始めてください。するするとしわが取れて、つやが再現します(継目も心配御無用です。石油コンロの炎はテキトウに小さくしてください)
又毛糸を二條にしてドラムへ二回巻いて使用されると時間が半分で終ります。
糸類はなんでもできます。
(1) 先づ添付した針金の穴へ毛糸を通してください。ゆのし器の一方のパイプの口から針金をいれてください。
毛糸はたやすく内側へ通ります。次ぎに針金を毛糸からはづして下さい。
(2) 内側へ通った毛糸のはしを指先でつまんで出口のパイプのつけ根の所で手前へ引くように矢印の方向に、三角穴の四つ開いたドラムへ毛糸をそわしながら三回巻きつけてください。それからドラムへ巻き付いた毛糸のはしを再び針金へ通し針金の先を出口のパイプのつけ根へ通し、毛糸を外側へ引き出します。
(3)これで用意ができましたからヤカンの蓋と取換えて御使用下さい。
(4)先づ添付した皿をヤカンの口へのせて、その上へゆのし器をよく合せてのせてください。
蒸気がパイプの口から出たころが最もよろしいから毛糸を引っぱることを始めてください。するするとしわが取れて、つやが再現します(継目も心配御無用です。石油コンロの炎はテキトウに小さくしてください)
又毛糸を二條にしてドラムへ二回巻いて使用されると時間が半分で終ります。
糸類はなんでもできます。
レトロ極まりないな…。
アルミで出来ていて、なんだかへっこんでいるところもあるけれども、十分。なんせ200円だからねえ。
昔付属していたであろう「針金」はないけれども、長めの毛糸針で代用可能だろうし。
箱もきれいに残っている。しかし最近はこういう「箱に説明書を印刷」とか見ない気がする。大抵中に説明書が入っているものね。印刷の料金が下がっているということなんだろう。
飽きて要らなくなるかなーとは思うけれど、ちょっと使って、うまくいくようなら、編み物が趣味の人に要らないか聞いてみてもいいな。しかし、面白い道具だよね。
見た感じちょっとピンがさびているところもあるけれども、作りを見たら簡単だし、今他の部品を使って修理するのは難しくない感じ。こういう「壊れても修理できる」ような道具って面白い。
参照図の順番が右から左に並んでいるのが時代を感じさせるなあ。