簡単すぎる栗ご飯
秋の味覚、栗ごはん。
おいしいんだけど、あれは作るのは大変だ。
特に大変なのは栗の皮をむくところで、キノコやタケノコやエンドウ豆のごはん、五目ごはんや、サンマごはん等、色々炊き込みご飯はあるが、実家では準備の大変さでいえばぶっちぎりのナンバーワン……ということになっていた。
20年以上前、アメリカで学生をしていたころは、栗が出てくるのは「暖炉でクリスマス頃にローストする」というような感じになるため、12月に入ってから。
必死で皮をむいて、作って留学生のパーティにもっていくと、他の国の人は「別に……」という反応だが、日本人留学生にだけは「うわあ♪」と喜ばれたものだった。
最近作り方を知った「簡単栗ご飯」は、こういうのだった。
コンビニとかでスナックとして売っている「むき甘栗」の袋をかってくる。
お米をちょっと塩味に水加減する(白だしとか、塩で)むき甘栗を2つに割って、放り込んで炊飯。
……あまりにも予想外であり、なおかつとても分かりやすく、言われてみればそうなるよね……としかいえないそのレシピに感銘を受けて、作ってみた。
栗は100均で買ってきた中国製だが、たまのことだし、夫と2人で休日の昼ご飯に食べる分ぐらいはまあ、いいだろう。
結論。おいしかった。
生の栗を使う栗ご飯なんてもう何年も作っていないから……といってしまえばそれまでだが、ちょっと塩気がたりないと夫が言うので夫はごましおをちょっとかけて、わたしは「ええー?こんなものじゃないのー?」とか言いながら食べた。
栗ご飯だ、間違いない。「あんなに大変だったんだもん、おいしいはずよねえ」という気分がしない分、「こんなに簡単でここまで出来ちゃっていいんだろうか」という味だった。
また作って、と言われても「ええー。大変なんだよぅ」とか思わなくていい。「そうだね!」と請け合えるところがいいな。
息子は炊き込みご飯が嫌いなのが残念。何を炊きこんでも「オレは普通の白いご飯のほうがいい…」とぽつりとつぶやかれてしまうから、これは夫と二人の時のにしよう。
おいしいんだけど、あれは作るのは大変だ。
特に大変なのは栗の皮をむくところで、キノコやタケノコやエンドウ豆のごはん、五目ごはんや、サンマごはん等、色々炊き込みご飯はあるが、実家では準備の大変さでいえばぶっちぎりのナンバーワン……ということになっていた。
20年以上前、アメリカで学生をしていたころは、栗が出てくるのは「暖炉でクリスマス頃にローストする」というような感じになるため、12月に入ってから。
必死で皮をむいて、作って留学生のパーティにもっていくと、他の国の人は「別に……」という反応だが、日本人留学生にだけは「うわあ♪」と喜ばれたものだった。
最近作り方を知った「簡単栗ご飯」は、こういうのだった。
コンビニとかでスナックとして売っている「むき甘栗」の袋をかってくる。
お米をちょっと塩味に水加減する(白だしとか、塩で)むき甘栗を2つに割って、放り込んで炊飯。
……あまりにも予想外であり、なおかつとても分かりやすく、言われてみればそうなるよね……としかいえないそのレシピに感銘を受けて、作ってみた。
栗は100均で買ってきた中国製だが、たまのことだし、夫と2人で休日の昼ご飯に食べる分ぐらいはまあ、いいだろう。
結論。おいしかった。
生の栗を使う栗ご飯なんてもう何年も作っていないから……といってしまえばそれまでだが、ちょっと塩気がたりないと夫が言うので夫はごましおをちょっとかけて、わたしは「ええー?こんなものじゃないのー?」とか言いながら食べた。
栗ご飯だ、間違いない。「あんなに大変だったんだもん、おいしいはずよねえ」という気分がしない分、「こんなに簡単でここまで出来ちゃっていいんだろうか」という味だった。
また作って、と言われても「ええー。大変なんだよぅ」とか思わなくていい。「そうだね!」と請け合えるところがいいな。
息子は炊き込みご飯が嫌いなのが残念。何を炊きこんでも「オレは普通の白いご飯のほうがいい…」とぽつりとつぶやかれてしまうから、これは夫と二人の時のにしよう。