LuckyDuckyDiary

里帰り、またはお盆の帰省

大体八月に入ったぐらいから、今頃までのママ友さんのランチの話題に出るのが、「帰省」。ちなみに自分が生まれ育った実家とか、実の両親のところへ行く場合には、それほど問題ではない。こっちは「里帰り」だ。

 問題は「帰省」。これはつまり結婚相手の実家に行くかどうか、ということをさしている。「嫁」という立場になって、「孫」を連れていくという行事のこと。

 これがね……。ちなみに、私も子供が小さいころは、行った。大体夫が転勤になるまでは同居していたということもあるし、息子が小学校低学年ぐらいまでは「おかあさんも」と息子が言うので行っていたわけだ。

 うちの義母はとてもいい人で、小説やドラマに出てくるような嫌味を言う人ではないし、かなり気を使って迎えてくれて、こっちも恐縮するぐらい。私は義理の両親には恵まれたと思う。出産の時にもお世話になったし、何年も同居していて困ったことはないし、おしゃべりも出来るし、手芸の腕も相当だ。

 でもね……。やっぱり「行ってとても楽しいか」と言われると、そうでもない。
 部屋を一つ、貸してもらって居候という状態になるわけだが、冷蔵庫を開けてお茶を飲むだけでも気を遣う。洗濯は一緒にやっておくから、と言われるけど、下着まで洗ってもらうのもさすがになんだから自分で手洗いして部屋に干しているが、義母が気を使ってくれるのがわかるだけに、なんとなく気まずい。

 料理なんかも、お手伝いはいらないらしいし、一応お皿洗いは志願してやっておくけれども、こういうことにはお互い自分のやり方というのがあるものなので、義母は義母で落ち着かないだろうな、と思うし、私は私でどうにも、これでいいのかなあ、という感じが抜けきらない。

 夫にとっては自分の家だから、全然遠慮がないものなのだろうし、息子も何にも考えていない、通常運転。結局気を使っているのは血のつながっていない私だけで、息子のイトコも、義妹もあそびにくるが全員血縁があるわけだからしてつまり、一人だけアウェイ感が半端ない。私にとっては「よその家」でしかない。くつろげないし、なんとなく気づまり。

 ……とまあ、私がこういう話をすると、「わかるーーー」と、ママ友さんたちには言われる。

嫁なんてものは、テキトウに好きなときに呼び出せるタクシーの一種としか思っていないお姑さんとか、お盆で帰省するとやたらいい格好したがって、ご主人がお金をホイホイだして全員分の外食のお金を払ってしまい、あとで家計に響いて大変、とか、または「こういう時は息子が出すのが当然」ぐらいのことしか考えていない義両親とか、愚痴られる話を聞いていると、なかなか大変そうな家もあることを思えば、うちはまだ私が居心地よくない程度で済んでいる分、マシ。

 ひと昔前の、「うちの名字になった=嫁にきた」からには、従属物として扱う……というような、それいつの明治時代?みたいな考え方の人が時々残っているのか?みたいな話も聞く。

 いい義母を持っている私としては、そういうグチは聞いておくべきかな……なんて思って食べた今日のランチだった。

 さあ、お盆も終了、夏休みも、あとは消化試合といったところか。

 だいぶ暑さに体も慣れてきた感じがする。
 

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    まこ

    Author:まこ
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