フルメタル・パニック
長い連休に、ちょっとまとめて本を読みたいな…と思ったとき、アマゾンでゴールデンウィークセールをしているのを見つけた。
大体半額。これは大きい。つまり、300円前後で1冊買えるというわけだ。
セールになっているシリーズを見渡して、聞いたことのある題名の小説を買うことにした。
この【フルメタル・パニック】は、確かコミック化していたし、アニメ化していたはずなので人気もあるし、2000年より前に噂だけは聞いていた…ということはこの小説は長生きしているということ。
マンガ化、アニメ化、長期間販売。大体この3つの条件にあてはまるものは傑作が多い。映画化…まで行くともっとすごいだろうが、まあそこまでは無理としてもだ。
まず、12冊ゲット。ちなみに長距離移動の時に読み始めたのだが、スピード感があって次々読めるし、主人公が魅力的。
今のライトノベルにありがちな、主人公がなぜか理由もなく何人もからモテモテ…というのではなくて、主人公ひとりに、基本ヒロインひとり。まあ、片思い的な人はもうひとりあるものの、主人公はその人には、そういう気はないとはっきり断るところがいい感じだった。
主人公に感情移入して読む人には、モテてモテて…という状態がいいのかもしれないが、私はやっぱり、恋愛は一対一がいいなあ。たまにはハーレム系もいいかもだけれど、今回は王道の恋愛だったので(レートは多分R15でキスまで)昔ながらの…というとなんだけれども、安心して読める感じ。
もちろんライトノベルなんだからして、ご都合主義といえばそうなんだけれど、物語として楽しめるぐらいにはご都合主義であり、かといって「いくらフィクションといっても、これはないわー」というほどではなく。
結局寝る時間も惜しんで2日で12冊読み終え、番外編(9冊)とか短編集(3冊)まで買いまくって(これも大体半額)全部読みつくして、結局3日半かかった。合計24冊を12冊分のお値段で。ゴールデンウィーク10連休の出費として妥当だろう。
主人公が強くて痛快…なのはまあ、ライトノベルの王道として、でも極端な環境で育ったため、日本の環境になじんでおらず時々とんでもないことをやるスラップスティックコメディになっているのが面白くて、電車の中で読んでいるというのに何度かふきだしたぐらいだ。カルチャーショックを経験したことがあれば余計面白いと思う。
こういうのを全速力で読んでいると思うのが電子書籍のありがたさ。3時間で6冊なんて、持ち歩こうと思ったら重たいからね…。 これは多分時々読み返すと思う。
この本の作者さんが監督をして、違う人が書いた、同じ世界の小説があるらしいのだけれど、そっちはどうするかなあ…。あんまり登場人物は同じじゃないらしい。(パラパラとは出てくるらしいけど)ので、ちょっとネットで調べながら悩んだけど、アマゾンを見に行ったら、半額じゃなかった。あ、残念、お小遣い切れ。
また次回にしよう。
しかし楽しかったなあ…。傑作だった。中高生でもないのにライトノベルが大好きというのは、実は悪癖なのかもしれないが、やっぱりやめられない。