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毎日更新!LuckyDuckyDiary

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田舎へ弔問にいく。

伯父がなくなったという話を聞いたのが二日前。
昨日がお通夜でお葬式は近親者で家族葬だと聞いて、姉と出かけた。

新幹線だの、飛行機だのを乗り継ぐ強行軍で、朝6時過ぎに家を出て日帰りというスケジュール。
こんなことでもないとイトコだとかおじさん、おばさんに会う機会なんてないぐらいの親戚づきあいの薄さ。祖父は私が赤ちゃんの頃に亡くなっていて、祖母が亡くなったときは私は外国に長期滞在中で行っていなかったものだから、前に訪ねて行ったのは高校生の頃か、大学に入ったときだったかというぐらい。

 道…覚えてないかもしれない、という心配はあったのだが、さすがのグーグルストリートビュー。家を建て替えていなかったので大体の場所の見当をつけて、わかったのがすごい。
 幼稚園の卒業だの、小学校の入学だのにきていった黒いフレアロングのスカートをはき、人前に出ることになったときに、カーディガンやパーカーではない上着が必要になったときに買った9800円ぐらいの安っぽいグレーのジャケットを着て…黒い合皮の靴をはいて、こんなものでしょーがないだろう、ということで出かけた。中にはグレーのシャツを着た。
 喪服はあったのだが、お通夜のはじまる前…つまり昼頃にお邪魔して、3時には電車に乗って帰ろうと言うぐらいのスケジュールなのだ。参列用ではないもので、平服だろうなあ、ということにしたわけだ。

 この場合喪服ではないのが大事らしい。つまり「用意してたから!」という感じに見えたらいけないということよね。
 姉も黒いフレアパンツと、チャコールグレーっぽい(子供が大きくなって再就職するときの面接用に買った、安いやつだそう)スーツの上着だけ転用してきたらしい。

 正直私のグレーの上着も一度か、二度しか出番がなくて、捨てようかと思っていたけれども、いや、こういう機会のためにとっておいてよかった。息子が幼稚園の卒業の時に着た上着もあったのだが、銀糸がところどころに織り込んであって、チャコールグレーの霜降りなのだけれど、ちらちらと光る点が見えるのでやめておいた。

 駅前の和菓子屋で箱に個包装の和菓子を詰めてもらって、お葬式のある家と、本家に挨拶に行くのも一応やることにしようか、というので2箱…と思っていたら、姉が「まあちゃん、おみやげいる?」と聞いてくれたので地元の和菓子交換に。こっちは袋に入った5個入りとかにしておいた。
 落雁とかだともっと軽いのかもしれないけど、地元のあんこがみっちり入ったお饅頭は結構重たかった。

ゴールデンウィークに切符を取るのはやっぱり大変で、ネットを使って予約したのだけれど、必要事項を入力している間にどんどん満席になっていって、電車を変えること数度。ちなみに長距離バスもあったのだけれども、これも入力している間にわずかに残っていた座席が埋まってしまって取れなかった。
 帰りの電車なんか、グリーンではない座席指定を取って帰ろうと思うと、行きと全然違うルートになったりして、えー、こんな乗り換え方があるの?みたいな感じに。

 朝6時過ぎに和菓子が詰まった袋をかついで出発。飛行機、新幹線、特急、どれもぎっちぎち、ホームもコンコースもみっちみち、トイレは大行列。そりゃそーなるよねー。東京経由だったのだが、やっぱりすごかった。

 ついたら、30年近くあっていなかった従兄弟が迎えの車を出してくれた。
 「すぐわかったよ」って。変わってないねえ…と笑いあった。こんなときでなければ、もっと楽しかったのにね、と。

 ご挨拶して、亡くなった伯父と対面。
 今のイトコと顔がそっくりすぎ。
 あと最後に会ったときに中学生だったイトコが、めちゃくちゃマッチョになっていた。ガッチガチの筋肉質。
 どちらかというとやせた子で、3人兄弟そろってシュッとした、いうなればスケートの羽生選手みたいな体形だったんだけど。「そういうのがコンプレックスだったので鍛えた」そうだ。上のふたりはあんまり変化なかったので、ちょっとびっくり。
 
 結婚したのは年賀状で知っていたけれど、イトコの奥さんも初対面。お茶をいれてもらい、電車の中でおにぎりなんか食べてから行ったのだけれど言い出しそびれて、お昼ごはんが出されてしまった。ああああ、失敗した…。

 もっと湿っぽい空気になってもよかったのに、子どもの頃の思い出話に花が咲いてしまった。
 おじさんがくれたものとか、好きだったものとか…こんなことを言う人だった、とかそういう話も。
 伯父は、彫刻をする人で、私に木で出来たしおりをくれたことがあった。小鳥の形が上についていて、アイスクリームのスティックぐらいの薄さ。
 
 本好きだったのとしおりコレクターだったので大事にしていたのだけれど、いつのまにかなくした、という話をしていたら、いとこが、まだいっぱいあったぞ?と探してくれた。
 鉛筆立てにそれが、何本も入っていて、「まこちゃん、一つ持って帰る?」って。ありがたくもらってきた。
 実は自分で作成しようとチャレンジしたこともあったのだが、意外と難しくて断念した経験がある。

 なつかしいな…12、3歳の頃だったと思うけど。
 自分を「ちゃんづけ」で呼ぶひとたちと久しぶりに話した感じがする。
 小さいころの思い出をシェア出来る人は少ないからね…。親戚そろって温泉とか観光地に旅行にいったこともあるから、そういう話も盛り上がってしまった。

 結構きつい冗談を言う本家のおじさんが、めずらしく「お前、全然かわってないなあ」なんてお世辞を言ってくれて、「いや、貫禄つきましたよ、ゴムのスカート履いてますからね!」とウケを狙いつつ、近況報告なんかして、ご当地のお菓子だの、名産だの、ごちそうになるだけなって、「これ、持って帰りな!」と名産のお菓子をカバンに入れてもらって帰ってきた。

 …えーっと。結構楽しく話をしてしまったんだけど、これって弔問だったんだよね?
まあ…伯父さんは芸術家な雰囲気があって、自由でマイペース、楽しいことが好きな人だったからね…私たちが楽しく話をしたことを、喜んでくれそうな方ではあるけれども…。

 ついつい、気づまりだからと遠ざかりがちな親戚づきあいだけれど、もうそんなことを気にしなくなってしまうほど、時間があいていて、物理的な距離が離れているということなのだろうね。
 「本家の方を優先したほうがいいかね」なんていう話が、この現代にまだあるということをすっかり忘れていた私も姉も、「あ」ってなったぐらいだが、まあ、そこはそれ…。もうよそへお嫁に行ったということで「よその人」扱いで勘弁してもらうよりない。
 私と姉の結婚が、「旦那さんはやさしくて、うまくいっている」ということを確認して、伯母は、よかったねえ…と喜んでくれた。

 まあね…イトコは四捨五入すると20人、というほどいるのだが、結婚しなかった人も、結婚して離婚した人もいるからね…。
 東京通勤圏へ出ているイトコたちも多いらしいし、さすがにゴールデンウィークが長かっただけあって、外国に旅行中だったり、人が足りない中、絶賛仕事中だったりして、会えた人は多くはなかったけれども、懐かしかった。

 ちなみに伯父の家はそのままだったが、本家がばーーんと建て直されていた。敷地は広いし、家も特大!
こんな大きい家、私が住む街にあるのかなあ…というサイズで(いや、お金持ちの住むエリアにはあったかも)元の家と間取りは大体同じらしいが、すごくデラックスだった。

 えーっと、これは旅館?というような玄関(まあ、もともと広かったけど…)と、昔ながらの梁を再利用した吹き抜け天井の立派なこと…。
リビング…とはいわないな、和室だから座敷の天井の板がまあ、立派な柾目の板がずらずらと…新建材とかのパネルじゃないんだよ。天井も高いし、軒のひさしが深くてつばめが来て困ると言っていたが、そりゃ…こんな居心地のよさそうな軒が縁側にあるとね…。もう、建売のマンションに住む身には目の毒だね、というような家だった。
 昔は藁ぶきの上にトタンかぶせて、傷まないようにしてはあるものの、つまりは由緒正しい古農家、というたたずまいだったことを思えば、これはぐっと現代和風な感じの立派さ。

 土地の高い東京通勤圏だったら、いくらするか考えたくもないような家だった。思いっきりほめておいた。このローン払うこと考えたら、称賛に値すると思ったよ、ほんとに。

 夜の8時過ぎに家に帰り着いて、入れてもらった和菓子の包みをあけたら封筒が出てきて、交通費の足しに、と。
 あっちゃあ…これ、もらっちゃってよかったのかなあ…。
 そりゃあ交通費かかったけど、こういう冠婚葬祭費はしょうがないからねえ…一応積み立ててあったしさ…。(1カ月に3000円ずつぐらい、別にしてある) お土産のお菓子は子供の頃もよく食べたおいしいものだったので喜んでもらっちゃったけど、お金まではなあ…。遠慮しておけばよかった。これ、やっぱり気づくべきだったの?
 悲しいかな、いい大人になってもなかなかそういうところに気が回らないんだけども…。
 
 黒字、とまではいかなかったけど、もらったお金で半額以上補填出来てしまった。お昼ごはんに寿司なんかたべさせてもらい、地域の名産を出してもらい、お土産にお菓子もらってついでに交通費まで。何しに行ったんだかねえ、ほんと。
 ごちそうになって帰ってきてしまった感じ。

 伯父さん、ありがとう…なんか、お別れに行ったのに、楽しんで帰ってきちゃったよ…。
 「わっはっは、そりゃいいや」と笑う伯父の顔が見えた気がした。

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    まこ

    Author:まこ
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    ゲーマーで、本好きで、クラフト好きです。

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