レゴか、ダイヤブロック、どっち。
この季節になると思い出すこと。
息子がまだ、2歳ぐらいだったころに、このゴールデンウィークシーズンを使って買い物に行ったのが「ブロック」。代表的なブランドは「レゴ」だ。
私が子供だった当時、ブロックといえば、カワダの「ダイヤブロック」を指した。我が家にもあったし、近所の家にも、これがある家は多かった。
創造性がどうのこうのという話は果たして有効だったのかはともかく、このおもちゃはかなり長い間、繰り返し遊んだ。おままごとの家を作り、人形もこれで作って遊んだ。お人形の服を着せ変えるときは色違いのブロックで組みなおし。椅子も、机も、ベッドもブロック。乗り物を作る子もいた。船に、飛行機に…手でもって「ブーン」とやって遊ぶあれだ。動物園も作ったし、「海」とか、「島」とか、見立てて遊ぶことも多かった。
一度買ってしまえば、それだけでかなり遊べるのが当時人気があった理由だと思う。
私は当時珍しかったレゴブロックでも相当遊んだことがあった。なぜなら、隣の家にあったからだ(自分の家でなく、お隣というところが泣ける)。
お隣の家はおばあちゃんがデパートで売っているおもちゃを買ってきてくれる家だった。そこでずいぶん見たことがない外国のおもちゃで遊ばせてもらったものだ。
で…レゴブロックは当時実はあんまり評判がよくなかった。部品がきっちりつくられていたのだろう、子供の力では外せないことがある。今はそれに配慮しててこの原理を利用してレゴを外す道具なども売られているのだが、当時そんな道具はなかった。
「おかーさーん、はずしてー」と持っていくことになる。厚みのある通常ピースは割と大人なら問題なく一瞬で外せるが、薄くて突起付きのパーツは、どちらかというとペンチがあったほうがいい案件であり、薄い、それもてっぺんに突起がないデコレーション用パーツとなるといきなり難易度があがって、大人でも困る難しさ。これはよくうちの父が工具を使って外していた。
うちの父は「器用な人」という評判があったので、持ち込まれたのだ。薄いものをブロックの隙間に入れてこじ開けることが出来ればそれでいいのだが、板状の大判パーツの真ん中にこの薄い、てっぺんに突起のないパーツがぺったりくっついたのは、「無理やりこじあけると割れるかも」という判断がついて、「お蔵入り」になってしまったという思い出がある。
故にしばらく遊んでからは、「薄いのを2枚ぴったりくっつけるのは禁止」とか「薄いデコレーションパーツは下のパーツとずらして(手掛かりを残して)くっつけること」というルールが出来たぐらいだ。
そんな思い出があったものだから、私は「カワダのでもいいと思うんだけど」と意見したのだった。
結局、幼児用ブロックはカワダの、そして3歳越えてから買ったブロックはレゴ、ただし「取り外し用の道具を絶対買う」となった。
家で、最初ブロックをくっつけてみたときのあのうれしそうな息子の顔。レゴは今でも実は現役だが、どちらかというと技術系パーツが多くなって、ロボット組み立てに使われている。色とりどりの普通のパーツはめちゃくちゃたくさん余ったので、この休暇を利用してちょっと片づけた。
…これ、大人が趣味にすることもあるんだよね。もったいないから私が遊ぼうかな。
息子がまだ、2歳ぐらいだったころに、このゴールデンウィークシーズンを使って買い物に行ったのが「ブロック」。代表的なブランドは「レゴ」だ。
私が子供だった当時、ブロックといえば、カワダの「ダイヤブロック」を指した。我が家にもあったし、近所の家にも、これがある家は多かった。
創造性がどうのこうのという話は果たして有効だったのかはともかく、このおもちゃはかなり長い間、繰り返し遊んだ。おままごとの家を作り、人形もこれで作って遊んだ。お人形の服を着せ変えるときは色違いのブロックで組みなおし。椅子も、机も、ベッドもブロック。乗り物を作る子もいた。船に、飛行機に…手でもって「ブーン」とやって遊ぶあれだ。動物園も作ったし、「海」とか、「島」とか、見立てて遊ぶことも多かった。
一度買ってしまえば、それだけでかなり遊べるのが当時人気があった理由だと思う。
私は当時珍しかったレゴブロックでも相当遊んだことがあった。なぜなら、隣の家にあったからだ(自分の家でなく、お隣というところが泣ける)。
お隣の家はおばあちゃんがデパートで売っているおもちゃを買ってきてくれる家だった。そこでずいぶん見たことがない外国のおもちゃで遊ばせてもらったものだ。
で…レゴブロックは当時実はあんまり評判がよくなかった。部品がきっちりつくられていたのだろう、子供の力では外せないことがある。今はそれに配慮しててこの原理を利用してレゴを外す道具なども売られているのだが、当時そんな道具はなかった。
「おかーさーん、はずしてー」と持っていくことになる。厚みのある通常ピースは割と大人なら問題なく一瞬で外せるが、薄くて突起付きのパーツは、どちらかというとペンチがあったほうがいい案件であり、薄い、それもてっぺんに突起がないデコレーション用パーツとなるといきなり難易度があがって、大人でも困る難しさ。これはよくうちの父が工具を使って外していた。
うちの父は「器用な人」という評判があったので、持ち込まれたのだ。薄いものをブロックの隙間に入れてこじ開けることが出来ればそれでいいのだが、板状の大判パーツの真ん中にこの薄い、てっぺんに突起のないパーツがぺったりくっついたのは、「無理やりこじあけると割れるかも」という判断がついて、「お蔵入り」になってしまったという思い出がある。
故にしばらく遊んでからは、「薄いのを2枚ぴったりくっつけるのは禁止」とか「薄いデコレーションパーツは下のパーツとずらして(手掛かりを残して)くっつけること」というルールが出来たぐらいだ。
そんな思い出があったものだから、私は「カワダのでもいいと思うんだけど」と意見したのだった。
結局、幼児用ブロックはカワダの、そして3歳越えてから買ったブロックはレゴ、ただし「取り外し用の道具を絶対買う」となった。
家で、最初ブロックをくっつけてみたときのあのうれしそうな息子の顔。レゴは今でも実は現役だが、どちらかというと技術系パーツが多くなって、ロボット組み立てに使われている。色とりどりの普通のパーツはめちゃくちゃたくさん余ったので、この休暇を利用してちょっと片づけた。
…これ、大人が趣味にすることもあるんだよね。もったいないから私が遊ぼうかな。