テレビの足を自由に動かせるようにする
リビングにある42インチは、大体10キロ。足が両端にくっついていて、設置面積が広いのだが、その台の上にゲーム機とかアミーボ(フィギュア)とか、小型スピーカーとかが置きたいのに、そのモニタの足が邪魔。
上からなんとか手をとどかせて拭く後ろ側や、下のほう…と思うと落っこちるミニスピーカー…という状態になっていたので、これを【モニタアーム】にくっつけて、足がどけられないか…というのが今回の作戦。
通常、20インチぐらいまでのサイズが多いパソコンのモニタを、机に固定しましょう、という感じに使われるものなので、大半のモニタアームの耐荷重は5キロ前後なのが普通で、10キロとなるとちょっと少な目。
うちのモニタはメーカーのサイトで見ると、9.2キロぐらいはあった。モニタアームをくっつけるときの金具の重さとか、モニタアームそのものの重さも一応考えに入れないといけないので10キロの耐荷重では足りないかもしれない、と思うと、もうほとんどこの機種しか残っていなかった。
この製品の耐荷重は20キロ。いきなりそこまで飛ぶ?15キロとかの商品は私が探した限りでは見つからなかった。
台の丈夫さがあとは問題に…と思ったけれども、うちのテレビ台は古くて、とても頑丈だ。私が上にのってもびくともしない。
それはなぜか…というと、このテレビ台、昔プラズマ液晶テレビをのせていたのだ。多分、プラズマ液晶テレビは50キロ以上あったはず。2人で持ち上げてもつらいぐらいだった。
このテレビ台にクランプで留めるのは、問題なさそう。
モニタの後ろを見ると、200ミリのVESA規格だったので、このモニタアームにくっつけようと思うと、左の写真みたいな金具が必要らしい。
この金具をモニタの後ろにつけることによって、100ミリ規格のVESAモニタアームにくっつけることが可能になる。
仕組みは一目瞭然なので、多分出来るだろう…ということで注文。
【VESA変換金具】は、大体3000円前後。
普段なら絶対出せないが、今回私は、ゲーム機コレクションを売り払ったお金を持っているので大丈夫!
コレクションを売ったお金で、現在のゲームコレクションをうまく遊べるように環境を整えるのだ。
これで、リビングの大型モニタで問題なくゲームキューブとゲームボーイプレイヤーと、PSPと、スイッチとPCゲームが遊べて、なおかつ画面を縦に回せるというのが、このモニタアームで実現する。
ちなみに、私の使っているPCのミニディスプレイ端子から、ディスプレイ端子につなげるケーブルは1000円ぐらいでゲットしている。ミニディスプレイ⇔HDMIケーブルはあったのだが、モニタのHDMI端子2つはもうふさがっていて、ディスプレイ端子が2つ余っていたのでそうなった。差し替えなくてもいいようにね。
モニタアームが到着してから、テレビ台の上を全部どけて組み立てた。
なんとかなった…と思ったのだが、モニタが下を向く。
うーむ…。耐荷重20キロと書いてあるんだから、支えきれないはずはない。六角レンチで締めるタイプなのだけれども、もうモニタがくっついた状態でそうするので、結構不自然な格好で下からネジを締めていると、力が入りづらい。
ぎゅーぎゅーに締めているはずなのに改善しない…とおもったら、どうもこれ、アームがいろんな方向にモニタの向きを変えられるようになっているのだけれど、私が締めたと思っている方向に回っているっぽい。ネジが締まってるんじゃないじゃーん!
汗だくになって、両手に持った六角レンチに体重をかけ、モニタのアームが回らない向きにひねっておいてから、締めたら、モニタがうつむかなくなった。本当に「もうちょっとだけ」締めただけなのに、何、この差!初期不良かと思ったよ!
夫はモニタの高さがどう、とか、奥行きが隣のモニタと合っていないとかぶつくさ言っていたが、モニタの真ん中に100均で買ってきた水平器を付けて水平を保ち、モニタアームを慎重に動かして今までとなるべく変わらないように設置したらうるさいことを言わなくなった。
…こんなに彼がうるさいとは思わなかったが、まあしょーがない。気になるところというのはそれぞれに違うものだ。
3軸アームでよかった…。色々な方向へ調整しておけるので、壁際だったけどいい感じになったし、掃除する時も下とか裏とかが簡単に拭けるし、ぐっと前に持ってきて縦に回せば、私がピンボールゲームを遊ぶのにぴったり。
なんと、画面を天の方向へ向けておくのも可能!
ピンボールゲームを、テーブル状にしてプレイも出来るという…。PC画面をミラーさせて、縦画面にピンボールコントローラ、立膝でプレイすると、すごくそれっぽい。
このphilipsモニタ、さすがに大手メーカーなだけはあって、遅延も、ピンボールゲームが問題なく遊べるぐらい少ない。実際計ったわけではないけれども、私の部屋の安い小型モニタとの差は感じられる。FPSとかをやるわけでなし、これで十分だ。
ここまで私用に画面が調節できるのは、はじめてだなあ…。
つまり、16000円も、モニタの設置にお金がかけられたのが初めてだ、ということなんだけど。コレクションを売ったのはちょっと寂しかったけど、やっぱり新しいことが出来るのは楽しい。
*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…
そういえば、元旦ですね。みなさま、本年もよろしくお願いします。
「ぢ」のはなし。
数年に一度、冬になると、なるのが、これ、「痔」。珍しい病気ではないみたいだが、なんせ場所が場所なので、話題にする人が少なく、かかったことある!という人にあんまり会ったことはない。
私がこれに最初かかったのは妊娠中。割とありがちなことなのだそうで、妊娠出産が終わってから、この病気専門に手術する病院というのを見つけて、手術して直した。
夏にはあんまり意識しなくても問題にならないのだが、寒くなるとね…。
確か前回は、5年ぐらい前に違和感を感じて、「肛門科」のある病院へ行って、「ちょっと切りましょうか」と言われて、ちょっと切って、飲み薬と軟膏で治した。
なんせ一度手術しているのであるから、それに比べれば…と思うと、それなりに対処もわかっていることではあるし、これは虫歯とおなじで対処しないで自然治癒は見込めないのがわかっているから、病院に行くのが嫌いでも決心はつく。
今回も、同じ病院に行った。
今回は、切ろうとは言われず、軟膏と飲み薬の処方で終わったので、多分前より軽かったのだろう。
原因としては、やっぱり寒さによる血行の悪さが大きいらしい。
あと、自転車に乗るのもだめだそうだ。
お医者さんによると、「冬に自転車に乗るだけで悪化する人がいます」って。あー。すごく思い当たる。
座る時間が長い生活をしているか、というようなことも割と思い当たる。
近場は自転車に乗らず、歩いて移動するほうがいいのだって。そりゃそうなんだけどね!
これもやっぱり、「なりやすい人とそうでない人がいる」ものらしく、しょうがないですね、と。年齢的なものも、お医者さんは言わないけど、あるんだろうな。やっぱり20代の頃には全然ならなかったことだし、体重が増えるとか、活動量が減るとか、血の巡りが悪くなるとか…というようなことが理由になっているのだろう。
腰にカイロを貼らない日が数日続いて、温度がぐっと下がったときに発症したので、「やっぱりなあ」という感じ。
あったかくしておいて、1時間に1度ぐらいは立ち上がって他のことをしないとね。
寒くなったら思い出せるといいな、ということでメモ代わりの日記でした。
換気口のフタを壊した
一戸建てではあんまり見たことはないが、マンションだったらついているのが、「換気口」。いろいろな形があるけれども、うちにあるのは、【シルファ―】という会社のものだった。各部屋に1つずつ、リビングには2つ、くっついている。
最近ほこりが減ったのに気をよくして、少しずつ掃除する範囲を広げていたのだが、この換気口のフィルタって、もしかして掃除機で吸っておいたほうがいいかもしれない?と思いついた。
確かに、丸いフィルターはほこりで黒くなっていたので、掃除機で吸うのはいいアイディアだった。
が、2つ目の換気口で事件は起きた。
表のフタを外す時、「ぺき」と音がしたのだ。
ぺき…?
フタが外れて落ちる。
これ、実はフタが外れるようになっているのだけれども、部品が、本体側とフタに分かれていて、かみ合うようになっている部品が一部欠けたらしい。
ひゃー。
とりあえず接着剤を試してみたのだが、縦に1センチほど、幅が2ミリ以下という接着面では、プラスチックとはいえ20センチ四方のフタを支えるには無理がある。
そんなわけで、換気口のロゴから調べたのが、上のリンクというわけだ。
一般向けの販売もしていて、じーっと構造を見つめた感じでは、ねじ回しだけあれば、注意深くやれば、全体を取り換えることが出来そうだった。サイズからいくとこの換気口は、3000円ぐらい。
つまり、3000円出せば、私が全体を付け替えることが出来そうだ。ふう、よかった。壊れたにしろ、その程度とプラスのドライバーで済むなら、大したことではない。
…しかし、3000円出すのも惜しいよなあ。ほんと、小さい部品なのだ。
両面テープでもちょっと力が足りない。
針金で部品をこう…と、ひっかけられそうな場所があったので考えてみたが、結構複雑な形になりそうだ。
フタの内側には、8ミリx1センチぐらいの面積で、深さが1センチぐらいはあるくぼみがある。
ここでフタを支えられそうだ。このくぼみに表から穴をあけて、ネジで留める?いや…堅そうだし表から見えるのもなあ…。
このくぼみにぴったりに木を削って、反対側にひっかけられるようにしたら多分行けるけど、そんな技術はない。
もっと柔らかいもので作って、固めたらいけるだろうけど。
あ、そうだ!と思い出したのが、お湯であっためて形をつくるプラスチック。消しゴムになるというふれこみのものが、100均にあった。100円なら、出してもいい。これでだめなら、フタに穴をボタンみたいに2つあけて、針金を通して内側の部品にからめて留めよう。そう思って100均でお湯であっためるプラスチックを買ってきた。
やわらかくなったところで、まず、内側の部品にひっかけて、フタをぎゅっと押し付ける。しばらく押さえて、温度が下がるのを待ってから手を離すと、おお!見事くっついた!
換気口はいつもちょっと開けておくことになっているので、軽くおして開けておいたが、ふたが落ちる気配はない。
まあ、台風のすごいのとかが来たら、吹き飛ばされるかもしれないが、そうなったらその日だけ、ガムテープで貼っておけばいいよね。
今度から換気口のフィルター掃除をする時には、気を付けてフタを上に抜くようにしないと。覚えておく。
鍋ごとラーメン
そういや、最近鍋焼きうどんを食べていないな、と思った。
スーパーマーケットに売っている、アルミの使い捨て鍋のついたうどんは割と好きだったのだけれども、案外高いし、家で作るほうがいいよね、と思って、小さいアルミの寄せ鍋を買ってみたのが、何年前だったか。
土鍋と違って手入れが要らないし、ちょっとしたおかずづくりにも活躍したので、悪くはないのだけれども、鍋焼きうどんをつくると微妙に多すぎてあふれるのが問題。
大体一人分だと、このぐらいだよね?と思う量が入りきらない。
それを調整するのが面倒…というのがもしかして最近食べない理由かも。
鍋は基本、18センチのアルミの雪平鍋と、14センチの、フライパンのおまけだったステンレス片手鍋しかない。
あとは大小のフライパンと圧力鍋でどうにかしているのだけれど、15センチぐらいの両手鍋があったら、鍋焼きうどんっぽくなるかも?と思いついた。
土鍋はどれにしろ手入れが大変。使う前に小麦粉だかなんだかを煮て…とか、熱いまま水をかけない、とかいろいろ注意点があるので、ガサツな私には向かない。「卓上鍋」という名前で、土鍋みたいな使い方をするものを売っている。
こういうので、なおかつ今家にあるアルミのミニ鍋(満水容量700ml)よりは大きいものがあればいいよね!
おかず作るのにも、もう1つあってもいいと思っていたし、片手じゃなくて両手の鍋なら、片づけるときにきれいに重なるのもいいなあ…とか思いながら、ネットで見つけたのが【16センチの両手鍋】。なんとなくどこかでみたことがあるな…と思ったので、近所のホームセンターへ行ってみたら、やっぱりこれとそっくりなのがあった。
ガス火専用のは1480円だった。安い。IHで使えるものは高いみたい。
帰ってきてすぐ、ラーメンをこの鍋で作って、そのままテーブルに持って行って食べてみた。
おお、なんとなくそれっぽい。
でも、この鍋は、売り場で確かめたところによると、同じ鍋だと重ならない。重なるようなタイプのを買ってもいいなあ…。そして一人分ずつの鍋焼きうどんか、1人用鍋を出すというのはどうだろうか。
誰がどのぐらい食べたか、わかりやすいし、私にはローカロリー版でキノコ多めとか、息子には肉多めとか、夫には魚多めとか出来たらいいなあ。
しばらくどんな鍋にするか悩もう。
季節が寒いうちはこういうものを近所のスーパーでも売っているしね。
鍋ごとラーメン食べるのがお行儀が悪い…のはまあ、うん。わかってるけど、洗い物が減るのがいい。
スイッチで十字キーが使いたい
任天堂の最新のゲーム機である【Nintendo Switch】には、この写真でも見てもわかる通り、十字キーがない。十字キーというのは、ファミコン、ゲームボーイなどの時代からついていた「+」の形をしたボタン。
右を押すと左があがり、上を押すと下があがる…というようなシーソーみたいな動きをするキーで、歴代の任天堂のゲーム機には絶対ついていた。
途中から、斜めにも入力をしたい、というようなゲームが増えてきて、ゲームセンターの筐体のように、スティック状のものを任意の方向に倒して、少なくとも8方向ぐらいは認識できるようになったり、ぐるりと回すような動きを感知できるようになったり…というのが、今のゲーム機で、ソニーのプレイステーションにも、任天堂のゲームキューブのコントローラや、最新のNintendoSwitchにも、方向キーとしてスティックがついている。
キューブや、Wiiのクラシックコントローラや、スイッチでも「プロコントローラ」と言われるものは、十字キーを備えているのだが、あくまで「一応ついている」ぐらいの扱い。おまけにプロコンは別売りで、7000円ぐらいする。
この十字キーがついている「はずの」場所は、さっきのせた写真でいうと、赤いコントローラの下のボタンが4つ並んでいるところ。
今までのゲーム機で十字キーがある場合はそこにあるはずなんだけど、スイッチはコントローラを外して、横長の状態で使うことも想定しているので、その4つのボタンが今までのゲーム機でいう「Aボタン、Bボタン」などのメイン操作ボタンとして使えなくてはならないので、十字ボタンに出来なかったというのが理由だろう。
でも…私は、横長にもって2人で1つずつコントローラをわける、という使い方をしないし、あそぶゲームは、タッチ操作でないなら、昔のパズルゲームの移植版が多い。「ぷよぷよ」とか、「マネーアイドルエクスチェンジャー」とか、「パズルボブル」とか。
「左右とAB」か、「左右下とAB」ぐらいしかいらない。
ピンボールも、肩ボタン2つ、ABぐらい?つまりあんまり複雑な動きをするものを遊んでいないってこと。
十字キーがないのがどうにも落ち着かない。それと、慣れていないからだろう、手触りで上下左右がわかりにくいので、うっかり押したボタンが左右でなく上下のボタンだったりして。
あああ。習慣って…と思っていたが、十字キーがあったらな…と思っている人は格闘ゲームの古いのが好きな人をはじめ、たくさんいるらしく、アマゾンの「これを見ていた人はこれもチェックしています」みたいなリンクをたどるといろいろ面白いものが出てきた。
もちろん、聞いたことのないサードパーティが出したコントローラはある。でも、レビューを見るとやっぱり「当たりはずれ」が大きい。動かない、故障しやすい、クレームをいれたらわけのわからない日本語が…(外国の店が多いから)。
やっぱり定評のあるメーカーから買いたい…と思っていたら、出てきたのがこれ。
【ポッ拳専用コントローラ】。WiiU専用と書いてあるけど、ちゃんとNintendoSwitchで動いた。
スティックなしで十字キーのみ、ホームボタンがないし、スクリーンショットを撮るボタンもない。
肩にあるキーも左右に1つずつ、ZRとZLは、なんと、スタートボタンの隣にあるという謎の配置だが、私が遊ぶような古いゲームにはこれで十分。NintendoSwitchソフトの「ぷよぷよテトリス」もこれで大丈夫だった。
コントローラについている端子は長方形のUSB-Aなので、WiiUの正面のフタをあけたところにあるUSB端子に差して使うものだったらしい。これをNintendoSwitchにつなぐ場合は、大画面に映すテレビモードなら、ドックのUSB端子に差せばOK。テーブルモードの場合は、ちょっと面倒だけれども、【このアダプター】をつけるとうまくいった。
ただ、こういうアダプターはどれでもうまくいくというわけではなく、NintendoSwitchに使えるのと、そうでないのがあるみたい。
これはレビューで使える、と書いてあったので買って試したらうまくいった。
このコントローラの発売元はホリ。たしかスーファミの連射コントローラ、「ホリコマンダー」の頃からお世話になっているからなあ。長年知っているメーカーだし安心。ちょっと大きめのコントローラだけど、まあ、大人なら問題ないサイズだし、値段も私が買ったときで2400円ぐらい、とそれほど高くなかった。
ポッ拳は全然遊んでなかったけど、コントローラだけゲット。
十字キーのあるコントローラで、古いゲームを遊ぶのが幸せ。
古いゲーム機は取っておくのも大変だし、現代のモニタだの、テレビだのに映像を出すのも面倒だからねえ…。
今のゲーム機で出来るのがいい。
実は、新しいゲーム機だと3Dとかのゲームばっかりになるんじゃないか、と思っていたけれども、インディーズとかのゲームはドット絵のものも多いし、2Dのゲームも、パズルゲームも相変わらずあるのでよかった。これからも遊べそうだ。
壊れにくそうな座椅子
床暖の季節、一番座り心地がいいのは、床の上。
あったかいし、掃除はしやすいし、ホコリは少ないし、やっぱりマットとかカーペットを敷かない生活は快適だ。
夏は、床暖なしで、冬用の布団や毛布を筒状に丸めてカバーをかけたボルスタークッションもどきにもたれかかっていたのだけれども、今は冬本番、布団も毛布も、ベッドで大活躍、クッションがなくなってしまった。
ここでクッションを買うと夏に邪魔になる。座椅子があったらいいかな…と思ったのだけれど、私は実は、何年か前に座椅子を買ったことがあった。
合皮っぽいみかけだったのだけれど、数年経つと表面がぽろぽろはがれて、いつでもどこでも細かいくずが落ちるので、カバーをかけたり、洗濯したり…かけたり外したりするたびにポロポロ落ちて、なんかもう、いやになってしまって途中で捨てた。
傷みにくく、洗濯の、カバーの…というようなことを考えなくていい座椅子はあるかな、と思ったとき、思い出したのが旅館の座椅子。部屋に置いてある、ぞうきんで拭けばきれいになるようなのがあったよね?
【旅館の座椅子】と検索をかけたら、出たのがこれ。おおお、旅館の座椅子だ!
重ねておいたら、多分邪魔になりにくいし、夏用のタオルケットをクッションカバーに詰めたら、ちょうどいい座布団になるだろうし…というわけで、買ってみた。
ホコリが出にくそうだし、カバーとかを考えなくていいし、汚れたらさっとふけばOKだろうし、まあこのお値段なら買ってもいい。
息子が、「おれもほしい!」というので、もう1つゲット。
昔だったら、ああいう業務用みたいなものは買えないと思うところだけれど、今はもう、検索さえすれば色々出るからねえ。
変に高いな!と思ったもの(5万円とか)は、10個セットだった。なるほど、これは業務用に買う人もいそうだ。
PCでスーパーファミコンコントローラ
【wiiU用コントローラをスイッチで使う記事】を書いたからだろうか、アマゾンの「あなたにおすすめ」のところに、コントローラ関係の商品が表示されるようになった。たとえば、【PCでWii用拡張コントローラを使うアダプタ】とか。
このコネクタの形を見たら、そのあたりのPC用のUSBコントローラではなくて、Wiiの手に持って振って遊ぶコントローラの端子にくっつけるコントローラ用だということがよくわかる。
wii用のヌンチャクコントローラとか、クラシックコントローラとか、クラシックコントローラプロ、そのあたりは確かに家にある。
面白そうなのでゲットしてみた。
Wii関連のものが入っている引き出しをあさると、昔任天堂のゲームとか本体を買うとくれたポイントをためて、それが年間で一定の点数に達するとくれた、Wii用スーパーファミコンコントローラが出てきた。
もう、昔のスーパーファミコンのコントローラ「そのもの」で(そりゃそうだ、任天堂のなんだから)、バーチャルコンソールを遊ぶのに大活躍したけど、これをパソコンにつなげるってことね?
やってみたら、あっけなく成功。Steamのとか、CDからインストールしたゲーム、GAMEHOUSEのダウンロードゲームでちゃんと使えた。おおお、便利だ…。
ちなみにこれは現行機の「スーパーファミコンミニ」のコントローラでも使えるらしい。【任天堂で部品販売をしている】ので、やってみたい人はおすすめだ。
面白いもの売ってる人がいるなあ、ほんと。侮れない、アマゾンの「あなたにおすすめ」。
取っ手の取れる鍋
20センチと26センチのフライパン、圧力鍋、18センチの行平鍋(多分1000円ぐらいの)、それからフライパンと圧力鍋買ったときのセットのおまけの14センチぐらいのステン片手鍋。
これが、うちのキッチンの鍋だった。
でもこれが、コンロの下の物入れに入らない。フライパン2つは立てる。圧力鍋をいれる。圧力鍋の上から片手鍋をのせたら、もう引き出しが閉まらない。
パズルのように、すごく気を付けて入れればはいらないこともないのだが、もう面倒になってしまって、コンロの上に空の鍋がのっている状態で片付け終了。
でも、そうするとやっぱりごちゃごちゃして見える。
年末に、これが片づけられるようにするには…?と思ったとき、【ラーメンを鍋から直接食べる】話を書いて、両手鍋を1つ、ゲットした。両手鍋は圧力なべにすっぽりはまって収納出来て全然場所を取らなかった。
もしかして…18センチの雪平鍋の代わりに、18センチの両手鍋にしたら、うまく入るよね?というわけで、鍋を片手鍋から両手鍋にすることに決定。まあ、一番小さい片手鍋は割といい鍋なので取っておくにしても、最後に1つ載せるだけならいけるはずだ。
私は、鍋を買う、という行為にあんまりいい思い出がない。私が子供の頃…といっても、もう中学生にはなっていたと思うが、近所に鍋の販売を始めた知り合いがいた。母の「ママ友」だね、今風に言えば。その人が売っていた鍋はステンレスの多層鍋でセットで30万円とかしたのだ。50万円のセットもあったかもしれないが、母はその、「お嫁に行くときに娘にはこのぐらいもたせないと」という言葉にすっかりやられてしまったのだ。
その時住んでいた実家にはもちろんそんな立派な鍋などはなかった。アルマイトの鍋もあったし、バザーで買ったホーロー鍋もあったし、圧力鍋はホームセンターのだったが、だからといって不自由はなかった。ぴかぴかした鍋のカタログを見せられても、私も姉も正直「高すぎる」としか思わなかった。
つまり、「よそいき」は親戚からのおさがり、普段着も小さいころはおさがりが当たり前、何をするにしても、お金がないとか、ローンを早く返したのはすごく大変だったとか聞かされて育ち、自動販売機の飲み物なんかもったいないからと言われて大きくなった私たち姉妹は倹約精神が培われていたわけで、みそ汁も煮物も、テキトウな鍋でいいじゃないか、と心の底から思っていたのだ。
ホームパーティを開き、そこに来た人に、アルミの鍋で調理をするとこうなるが、と白く吹きこぼれる鍋を見せ、ステンレスの鍋のほうを安全に見せる、というような詐欺もやっていた。(ちなみに、鍋の水に重曹をいれておくとそうなる)これに、うちの母はコロッとひっかかるのだ。赤子の手をひねるよう…。
父も私も姉も、必死に止めた。お嫁入先に義理のお母さんがいたらどうするのよ、もっていけないよ?とか、もし外国へいくことになったら、持っていけないよ、とか。なんせ30万50万、ローンまで組ませて買わせようとするのだ、そんな鍋を2セットも。「人並に」嫁入り準備をしてやらなければならない、というプレッシャーもあったのかもしれないが、大迷惑だった。
結局姉と私は、「そういうのを買っても持って行かないからお母さんが欲しければ買って自分で使って」と突き放して、父はお金を出してやらなかったし、祖母にも手を回してお金を出さないように頼んでやっとその話は中止になったのだ。。
そんなわけで…私は別に3重とか5重とかになっている鍋はいらないな…と思ったのだ。熱の回りがよくて調理時間節約とか、保温調理が出来るとかそういうことみたいだけど、そういう料理は圧力鍋で一分間シュッシュとやれば終わってしまって、味がしみこむのなんの、というのは冷ましておけばOKという料理しかしていなければ、いらないんだよね。
それよりは「収納に便利な鍋」がほしい。となると、「取っ手の取れる鍋」かな、と。
ちなみに代表格は多分、「取っ手の取れるティファール」。でもティファールのセットはフライパン込みなので、フライパンが要らないからな…。鍋だけのセットがいい。
こういうものは天井知らずにお値段が高いんじゃあ…と思ったが調べてみるとそれほどでもない…かも?【宮崎製作所の十徳鍋】が、アマゾンでは4つセットが16000円ぐらい。結構長く使えるという評判もあるみたいだ。外国のドイツのゾーリンゲンの鍋のセットでも、2万円ぐらい?
もちろん、2万円は私にとっては結構な額だ。お小遣いでは買えないが、しかし、昔のあの、ローンで買う30万円のセットのことを思えば、ねえ?あれはほんと、なんだったんだろう。技術が当時は新しかったとかなのかねえ。ま、ただの詐欺だったのかもしれないけど。鍋詐欺。
ビタクラフトという鍋はセットで8万円越えみたいだし、鋳鉄のル・クルーゼの鍋はどれにしても高いので、多分こういうのが「高い鍋」なんだろうけど、そこまで料理好きでもないので、このお値段は「へー」と眺めて終わりでいいだろう。
おなじみ、アマゾンの「この商品を見た人はこっちも見ています」のリストで、出てきたのがこれ。【和平フレイズ鍋セット】。一枚仕立てで、底と側面に継ぎ目がないのが売り。底は一重なので保温性はそれほどないが、確かにこの鍋は壊れる要素が見当たらない。鍋の耳の部分と本体も一体成型だ。
強いて言えば、外れるハンドルが壊れるぐらい?
多分私はこの鍋を買ったら、ハンドルのつけ外しが面倒くさいので鍋つかみでつかんで、普通の両手鍋として使ってしまいそうな気がするけど。
一万円かあ…。十徳鍋の無水調理、無油調理は、ちょっといい…と一瞬思ったけど、うちのフライパンは【アサヒ軽金属のオールパン】。今フライパンでやってるけど問題ないもんね。同じ機能のものを2つ買わなくていい。ここのフライパンは結構深いので、鍋じゃなくても大丈夫。
レビューで読むと、欠点は外側がすぐにぴかぴかじゃなくなること。うーむ、内側はともかく、私は鍋の外側はそれほどぴかぴかじゃなくてもいいと思うので、この欠点は気にしなくていい。壁にかけて収納する人には、そういうことも大事かもしれないけど。
となるとこのセットで9300円でいいわけだ。うーん…4つ。贅沢かなあ…と思ったけど、ここはじゃあ、お金を管理している夫に聞いてみようか、ということで、「鍋をこれに入れ替えたいんだけど、どう思う?」と相談してみた。
「俺は料理には全然だからなあ。使いそうなら、このぐらいならいいよ、年末にボーナスも出たし、買おうか」ということで、鍋はうちに来ることになった。
14、16、18センチの鍋をそれぞれに使って、鍋焼きうどんにしてみた。
うーん、土鍋より雰囲気は出ないけど、いいんじゃないの?というわけで、ラーメンを直接食べる鍋の亜種と認識された。
圧力鍋をいれて、その上にこれが4つ。いい具合に14センチと16センチの鍋の間ぐらいに、ラーメン直接食べる赤い鍋もはまったし、引き出しに鍋が簡単に入るようになった。
味噌汁を作っても、煮物を作っても問題なし。実は22センチはあんまり出番がなさそうな気もするけど、今までだと鍋が足りない時はフライパンを使ったり、大急ぎで2回に分けて調理していたけれど、鍋がたくさんあるのにも利点があることがわかってきた。
こうなるとちょっと、料理が楽しいよね…。ここは、長年やってみたかったけどやらなかった「ごはんを鍋で炊く」をやってみるべきだろうか。
HDMI端子が足りない時に使うもの
ゲーム環境を充実させようと思って、ゲームキューブだの、playstationVita TVだのをリビングのモニタにつなぎ始めたら、足りなくなるのがHDMI端子。
HDMI端子が2つあって、リモコンを使って入力切替をしなくてはいけないモニタもあるのだけれど、それが面倒くさい。
勝手に、切り替えてくれるのはないのか…と思っていたら、夫が「これ使う?」と出してくれたのが【こういう商品】。
HDMIに出力するPCとか、ゲーム機とかブルーレイディスクプレイヤーだとかを、この3つの出力端子につないで、入力端子(1つ)を、テレビの後ろ側のHDMI端子につなぐと、どの機械のスイッチが入って稼働中かによって、映像の入力先を勝手に切り替えてくれる。
一応、切り替えボタンも付いているので、自動切り替えに対応していないモニタでも手動で切り替えれば使えるらしい。
うちのモニタはラッキーなことにどっちも自動切り替えに対応していた。
大体1000円ぐらいで、そういうことが出来るのが便利だ…。
ただし、出力はHDMIでないとだめ。
古いゲーム機とかビデオデッキとかの出力は、HDMI信号ではないため、そういう古い信号をなんとかして新しい出力形式に合わせてくれる機械、「アップスキャンコンバータ」というものを通さないといけない。
あとは、画面のほうが古くて、たとえばプレイステーションVita TVを持っていて、画像出力はHDMIしかないのに、モニタとか、テレビにHDMI入力端子がない!というときは、「ダウンスキャンコンバータ」というものがあって、HDMI信号を、古い信号にして、画面に送ってくれるのだとか。
ここ最近、手持ちのゲーム機を遊べるようにいろいろやってみて、ちょっとずつわかってきた。
信号の種類だけじゃなくて、端子の数まで増やせるものがあるとは知らなかったな。
ただ、これも、似たような見かけに見えても、癖があるらしく、電源を切ると次に通電した時必ず入力が1、2、3とあるうち1を優先する、とか、つないでいるものの電源を先に入れてから接続しないとだめだとか、レビューを読んだほうがよさそう。
(上のリンクのは、私が購入したもので、うちのモニタでは勝手に切り替わったし、電源もなしでつながったけれど、多分つなぐものの環境によって違いが出そうな気がする)
夫が最初に出してくれたものと、私が買ったものは、見かけはそっくり。ただ、ついているロゴの印刷が違うだけで、挙動もランプも、プラスチックの形まで本当に同じで、全部1つの工場で作って配り分けたんじゃ…と思うほどだった。
20代の頃、テレビとか、電気製品を買ったときに、そういうものをセットアップ出来なくて、彼氏を呼ぶ…というようなことを言っていた人がいたけれども、私は自分でやる派だった。
最近は、夫がこういうことが得意なのでついつい任せてしまっていたけれども、今なら多分、大丈夫!だいぶ覚えてきた感じがする。
リバーシブル
それは、「リバーシブル」。
確か覚えにある限りでは、一番昔に私が手に入れたリバーシブルは、小学校入ったか、入っていなかったか…ぐらいの年齢で、服の形でいうと、「ケープ」になるのだろうか。表側がベージュのウールで、裏側が赤のタータンチェック。フードもあって、どちらを外側にしても着られるというものだった。親戚からのおさがりだった。
「よそいき」と言われる種類の服で、滅多なことでは着ない服だった。祖母の家にいくとか、お正月に誰かの家に行くとか…というときに着た。袖がないものだったので、着られなくなるのが案外遅く、2冬ぐらい着たと思う。
赤いほうを表に着ると、赤ずきんちゃんみたい、と言われ、ベージュの方を表に着ると、顔色がよく見える、とほめられる服だった。
小学校の修学旅行の時、親が買ってくれた服も、確か裏がグリーンのチェック、表がベージュのジャンパースカートだった。
あんまり同じものを着ているのはよくない、なんていうことがわかってくる年齢の女子たちの中にいて、一枚でバリエーションが出せるのはいいことだった。
そんなわけで、いつの間にか私はリバーシブルが今でも好きだ。
リサイクルショップで今日見かけたコートがは、表がベージュ、裏が渋めのオレンジの、薄手のトレンチだった。
リバーシブル、という表示だけで目をひいて、1200円だったので買ってしまった。
中にダウンジャケットを着たら、これでも外に行けるなあ…。今の手持ちのコートは紺と茶の2枚。ちょっと明るい色なのがいい。
なんとなく…ちょっとだけ、おしゃれになった気がする。
リサイクルの服を着るのにあんまり抵抗がなくなっているのかそれとも、リバーシブルだったから、なのか。
やったことがない新しいことで、なおかつ好みのものを手に入れた。そんな気がしてうれしい買い物だった。
二万円あったらやりたいこと
2000円あったら、二人でランチが食べられるし、5000円あったら、家族でちょっといい外食が出来る。
100万円あったら、旅行…?
お金さえあれば、とは言わないものの、お金があったら色々なことができる。それぞれ、いくらあったら何がほしい、という望みはみんなにあるだろう。
ただ、私は専業主婦であるからして、滅多なことでは5ケタのお金を自由に使うことはない。
趣味のコレクションを売り払って作ったお金のうち、16000円ほどは、モニタのアームになった。動かせて便利だし、掃除もしやすいので大満足。
残りの2万円ちょっとで、何がしたいか…というのが今回のお題だった。
2万円。これは私にとって結構な額だ。まあ、車だの、バイクだのを趣味にしていたら、吹けば飛んでいくような金額だけれども、これは手芸の材料とか、本とか、CDとかゲームとか…に使う場合は案外、「つかいでのある」金額だといっていい。
こういう時に、細かいものをいっぱい買って、ああ、こんなの普段のお小遣いでちょっとずつ買えばよかった…ということになりそうなのが、私の普段の消費傾向。買える、となるとつい、財布のひもが緩んで、ちょっとずつ使っているうちに結局全部なくなってしまうというような。
でも今回はそれはやめよう、ということで、一万円以上するもので、これはほしいが、一度にたくさんお金がいるために、手を付けていなかったものを買うとしたら、どうしよう?と思ったとき、思いついたのが、これ、【偽トロキャプチャー】(リンクは用語説明のサイト)。
これはどういうものか、というと、ゲーム機で、外部のディスプレイに映像を出す仕様になっていないものを、外部出力が出来るようにする、という改造のこと。
こういうのは、ゲーム開発をしている人なら持っているらしいのだけれども、業務用で一般用には売ってくれない。
そういう開発機材と同じような機能をつける改造というのを出来るようにした人がいる。ネットでそのやり方が広まったのは広まったらしいのだが、そりゃもう、素人では無理な改造が必要で、一応私も調べてみたがともかく精密で細かく、電池をもぎとったりする程度の改造とは段違いに難しそうだった。
私は別に、YouTubeとかでゲームの解説動画とか、実況動画をやってお金儲けを…とか思っているわけじゃない。(大体の人はそういうことをやりたくて改造をやるらしい)単に…ゲームボーイとか、ファミコンとかのバーチャルコンソールで3DSに入っているものを、大きい画面でやりたいだけ。
中年も極めてくると、老眼は切実な問題なのだ。
テレビ画面に映そうと思ったらそれはそれでつまり、信号の変換をする別の機械が必要らしいが、PCの画面で見る、またはミラーリングで別モニタに映すところまではこの改造で大丈夫らしい。
そして…3DSに改造をするのであるから、3DSも必要だとしたら、お値段4万円!
…まあね…。もともと3DSも高いから。…と思ったが、これは、3DS本体を自分で持っているのならば、21000円で改造をしてくれる、という話だったので、今回の予算で。
こういう技術を身につけようと思ったら、2万円では済まないからね…外注が正しい。
もちろん、これは改造なので、任天堂の保証が受けられなくなるらしいが、もうそこは目をつぶるしかない。
私は3DSLLとNew3DSLLの両方を持っているのだから、遊べなくなるのはダウンロード版だけだ。
あやしくなってきたら2DSLLを買って引っ越せばいい。それに…そこまで使えなくなるのなら、ゲームの実況してる人は大変だものね。壊れるものもあるだろうけど、結構ポピュラーな改造みたいなので、技術も割と定着してきてるだろうし。
…というわけで、申し込んでみた。アマゾンで頼んで、返送キットを送ってもらい、送ってもらった箱でそのまま着払いで送り返して改造してもらった。
充電ポートの横に、microUSBのコネクタがついている状態で送り返された。小さいほうの3DSだと、内蔵は無理か…というぐらいぎりぎりなのだそうで、充電ポートをつぶしてUSBがくっつけてあるのだそうだけれども、3DSLLの場合は、いろいろとスキマがあるらしいので、パッと見には全然変化なし。
送り返された箱の中に、マイクロソフトのライブラリからのダウンロードの指示や、ソフトはこれを、というリンクがあったのでダウンロードしてインストール。ビューワ―ソフトを立ち上げて見てみると、おお!ちゃんと映った。
設定を負荷が軽めの設定にしておけば、遅延もなく、上画面だけ、下画面だけ…というような映し方も出来る。
さすが、13インチあればバーチャルコンソールのファミコンなんかばっちりだ。そりゃ…当時は14インチテレビで遊んでたんだからね。
つい、買ってしまったファイナルファンタジーの3とか、ドラゴンクエストの2、3。
ベッドで寝る前にちょっと遊ぶ。目が疲れてきたらそのまま寝て、次の日続きをPCにつないで大きい画面で遊ぶ。
うんうん…操作は手にもった3DSでいいのだし、RPGとかパズルはタッチじゃなくてボタン操作に対応したものがほとんどだしね。
wiiUのバーチャルコンソールで、上画面だけをテレビに出して、手で持ったWiiUパッドで遊んでいる感じとすごく良く似ている。
これで、買ったゲームが無駄なく遊べる…と思うと、いい気分だ。
実際に遊ぶかどうか…というのも大事だが、この「いつでもどれでも、いい感じに遊べる」という気分も大切。
コレクションをしている醍醐味というのは、この気分にあるのだと思う。
しかし、ゲームキューブとゲームボーイ、wiiのバーチャルコンソール、PSPとPSPVitaTV、それからスイッチ。
ちょっとばらつきすぎだなあ…「遊びきった」と言えるゲームを増やして、なるべく一本化しよう。
*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…
しばらく使ってみて、わかったのは、1時間ぐらい遊ぶと3DSの裏側が熱くなっているのがわかること。
ちょっと心配になってくる。1時間ぐらいで切り上げろ、ってことなのかもしれないけど。
そろそろ、取り換え時か…
服は5年をめどに、下着は3年をめどに、だって。
えーっと…服は大体10年から12年ぐらい?15年のものもある。
下着は多分、5年以上経っているものも…。まあ、通年はく下着のパンツはともかくも、冬用、夏用の下着はそれぞれ半年ぐらいずつしか出番がないのだから、年数でいうと倍、もつわけだから、これでいい気もする。
下着なんかものによっては10年選手もいるぐらいだ。
東レのあったか下着は10年越えてる。長袖のシャツ、確か子どもがまだ抱っこするような赤ちゃんで、雪がとてもたくさん降る所に住んでいて外にでられなかった時生協で買った。高いので悩んだが、(多分5980円だった)いい買い物だったと言えよう。
今、はいているグレーのズボン下…とはいわないのかこれは。レギンス?
これがそろそろ8年ぐらいかなあ。幅広のゴムと本体のつなぎ目のところが薄くなってきて、いまにも分解しそうだ。
いつも引っ張り上げるときに指をかけるところには穴があいている。確かに、取り換え時なんだけど…。
多分、1980円だった。
厚手のワッフル地だったのだが、ワッフルの柄の、分厚いところだけが残って、網目模様になっている場所もあるというすごさ。
これを売っているお店、ちょっと遠いんだよね…。履き心地がよくて好きなんだけど、店まで行くのが寒い。
これが全部びりびりに破れるのが先か、気温が上がるのが先か、微妙なところだ。
夫のは、気を付けておいて、こんなになる前に取り換えるんだけど、自分のはつい、まだいける、いつでも捨てられる!と思ってしまう。
いかんいかん、やっぱりここは取り換えておくべきだろう、うん。
がんばって出かけよう。
五月の十連休に思うこと
私も会社勤めをしていた時なら、「おおっ」と思っただろうし、友達と旅行にいくとか、遠くの友達の家を訪問するとか、でなければずっと置いたままになっている本とかを読むようなことや、手芸をがっちりやろうとか、そういう予定を立てて楽しみにしただろうと思う。
裏を返せば、カレンダー通りの休みなんか見込めない人にとっては、きつい10日になる。人出がいつもよりぐっと多い、臨時列車だの、臨時バスだのも出ることになるかもしれない。年末年始や、ゴールデンウィークは、いつもより忙しくて大変な、電鉄会社や、バス会社に勤めている友達の顔が思い浮かぶ。
飲食店のサービスをしている人たちも、多分…。観光地のそばに住んでいる友達の、ごみが増えるというグチも思い出される。
しょうがない、しょうがないんだけど…。
それに加えて、まだ息子が3歳ぐらいだったころのことも思い浮かぶ。
子どもってさー。熱が突然出たりするんだよね…。休日診療のある病院は少ない。休みの日の朝早くに、当番病院の待合室で顔をあわせたのが、子育てサロンで出会うお母さん。同じ年のこどもがある人だ。
二人とも苦笑してあいさつしたっけ。なにも、こんな日にねえ…。
でも、風邪かな?ぐらいなら大丈夫でも、中耳炎となると痛みもあるので、3日も4日もほうっておくわけにもいかない。
熱でも、それほど高くなく、遊んだり食べたりしている感じなら大丈夫でも、39度か、というような高熱が出たらやっぱり病院へ診せに行きたいものだと思う。
病院が手薄になったり、休みになったりするのが10日間もあるなんて、正直小さい子供のお母さんにしてみたら、やめてほしいのが本音だよね。
まあ、うちの息子は小学生になってから、かなり丈夫になったので、10日休みがあっても、多分大丈夫だけど、子供が幼稚園以下だったら、心配になっただろうと思う。
あと、これは直接の知り合いはいないが、人工透析している人は、10日も休みがあったら、スケジュール調整が大変だろうなあ。
普段から飲んでいる薬がある人も、ちょっと前からその10日の間に薬が切れないようにしておくような調整をしなくてはならないだろう。
これはつまり、降ってわいたすてきなお話、ではなくて、降ってわいた大変なことというカテゴリになってしまう人が結構いそうだ。
結局、こういうことを決めている人は、役所に勤めていて、カレンダー通りに休める、健康な人ばっかり…だから、こういうことになるんじゃないかね?
日給月給のパートやアルバイトの非正規雇用の人、または正規雇用でも給料が日給月給になっているひともいるだろうし、ひと月の業務量が決まっている人は10日休むことで、そのあとの仕事の量が片付いてない分がたまる。物流業界の倉庫業務、運送業の人たちの運転のことを考えると、ほんと、旅行業界以外は、勘弁して…という話だと思う。
5月の終わりにもらった給料で6月が過ごせなくなる人が出そうな…。
今年だけなら、何とかやり過ごす(しかない)のだろうけど、こういうの、毎年やるのは是非やめてほしい。
ちなみに、うちでは、「めちゃくちゃ混むと思うけど、旅行、いく?」という話になったのだが、うーん、近場でちょっとだけ、後半に入ってもいいかな…でも、わざわざものすごく混むときに行くのはいやだねえ、という大変消極的な反応で終わった。
今行きたいのはヨドバシカメラぐらいだけど、休日が続くとやたらと混む上に、商品も不足するからなあ…。
家にいるにしろ、10日連続で息子と夫が家にいたら、昼ご飯が面倒だな…。
主婦の私でもこうなんだもの、10日も休めない人にはきっともっと大変だと思う。
古いドキュメントが出てきた
1998年?そりゃまた、ずいぶん前だ。
8センチCDは縦に入れるCDドライブには入らない。5年ぐらい前まで使っていたデスクトップパソコンは縦に入れるドライブだったので、これは読めなかったはずで、そのPCを買ったのは2007年で…と記憶をたどると、確かにこのディスクは、かなり長いこと中身を読んでいない。バックアップをなぜ8cmCDに取ろうと思ったんだろう。12センチの当たり前のディスクに取っておけばよかったのに。
中を見ると、98年以前のデータもある。
お目当てのゲーム(英語版)の日本語マニュアルのtxt文書。
ネットで見つけた面白い二次創作小説。
アメリカの新聞のマンガをためたフォルダ。
そして…夫と遠距離恋愛していた時のメールが!!!
うわあ…。つまりこれは、昔ながらのシチュエーションでいうと「若いころのラブレターの封筒が、一束出てきた」ということだ。
ちょっと読んでみたら、とても懐かしかった。
そのほかにも雑多な文書が…。
若いころに書いたポエム(!!)。グループで連作した詩(!)。
ナンバークロス(同じ数字を書いたマスには、同じ文字が入るという条件で解く、クロスワードパズルの亜種)を解くときのヒントをズラズラ書いた文書。
例:「全体が5文字で真ん中が3文字同じ文字の時は「かたたたき」」
なんじゃそりゃ。まあ、たいていそうだけど。人生で知らなくても済むことがいっぱい書いてあった。
当時はウィンドウズではなくてMacを使っていたので読めないファイルもあったが、20年前の自分が好きなものというのは、結局全然変わっていないこともわかった。
色々な人とやり取りしたメールの下書きとか(多分、テキスト文書を作ってメールソフトにコピペしていた)もたくさん残っている。
もう全然覚えていないようなことも、近況報告に書いたりしている。
アメリカで1年目にお世話になった人や、最初の頃に仲良くしていて、そのあと引っ越しして連絡とらなくなった人とかも。
名前をネットで調べてみたら、当時、そういう職業に就きたい、といったそのままの職業について、アメリカでオフィスを構えていることがわかったりして、それも面白かった。
20年経っても、顔はわかるものだねえ…。夫にも見せたら(共通の友人だった)連絡とりたいね、という話に。
でも、ネットで見つけたオフィスの場所はわかっても、e-mailのアドレスがない。しょうがないので、近況報告をしたハガキをアメリカまで送ることにした。こういう方法で連絡を取るのは、久しぶりだ。
バックアップって、しておくと面白いかもしれない。
ファイルもどれもこれもみんな小さくて、今使っているPCのデスクトップにちょいっとフォルダを作って放り込んでおいて大丈夫だった。
昔のメールを読みやすくして、kindleで読めるようにしたら、夫は嫌がりそうだけど…内緒でそうしちゃおうかな。若いころにもらったラブレターというのは、なかなかいいものだ。もう誰も、そんなこと言ってくれるわけじゃないし(そんなこと言う人がいたら怖いし)。
あ、肝心のゲームそのものは見つからず。実はこのゲームはものすごく安い値段でオンライン販売されている。
マニュアルは英語しかなかったから、日本語版のマニュアルはあってもいいし…。出てきたファイルをいろいろ見ていると相当時間が過ぎてしまった。ゲームよりしばらくこっちだな。要らないファイルもあるし、整理しよう。
鍋でご飯を炊く実験
【取っ手の取れる鍋の記事】を書いたときに、ごはんを鍋で炊く実験をしたい話もちょっと書いた。
アメリカにいるときは、大体炊飯器を買って(2000円ぐらいの)いたり、住んでいたところで譲ってもらったりしたので、実は炊飯器に頼っていて、鍋でご飯を炊いたことはほとんどない。
夫は私が一緒暮らしていない時はやったらしいが、私がやったのは、多分数回だ。
アメリカで食べるのなら、たとえそれほどうまく出来なくても「しょうがないやね」と言って終わらせてしまうわけだが、「土鍋でご飯を炊くとおいしい」とか、「一度鍋で炊いておいしいのがわかってしまうと、炊飯器に戻れなくなる」とか聞くと、ほんとかなあ、と思うわけだ。
炊飯器の調子がいまいちよくないのも気にかかる。ここは、鍋でやってみるべきだろう。
というわけで、ラーメンを直接食べる両手鍋で挑戦。
ホームセンターで売っている、なんでもないガラスのフタが付いた鍋で、内側がくっつかないコーティングになっている。
お米1合、水200ml、30分吸水、火にかけて、ぐつぐつ煮えたら弱火にして、水分が大体なくなったな、と思ったところでちょっと強火にして10秒、火を消して20分蒸らす。
食べてみる。固いぞ!うん。少なくともキャンプで飯盒で炊いてこうなったら、「ちょっと固いね」と評する味だ。
食べるのに問題はない。もぐもぐ。
うーん。水が少なかったか?あ、そうだ、フタに蒸気を抜く穴があいてる。これ、だめなんじゃ?
次の日、再挑戦。
水を20ml増やして、吸水時間を1時間に延ばして、火にかけるときには鍋のフタの穴にお箸を差して詰めておくという場当たり的な方法で進めてみた。
食べてみた。
昨日のよりはマシだ。これはフツーのごはん、ちょっと固めのごはんだ。
こういう風に炊く人もいるだろうと思う。でも、夫に食べさせたら、俺はもうちょっと柔らかめがいいかな、と。
チャーハンとか雑炊とか、お茶漬けとか…にしたほうがいいかな、という味。
どこかで、鍋でご飯炊いているのって、みたことあったっけ…と思ったとき、記憶の底の方から、映像が出てきた。
鍋でご飯を炊いている。圧力鍋ではない鍋だ。フタが平らじゃなくて、山みたいな形の。
これはもう、「ご飯を炊く鍋」で検索しかないでしょう!
検索したところ、どうも私の覚えていた鍋は「文化鍋」というらしい。
聞いたことはあるフレーズだ。
ネットで調べると、多孔質アルミの鋳造の鍋で…ということは、鋳鉄のルクルーゼとか、ストウブとかああいう高くて重たい鍋のアルミ軽量版、という理解でいいっぽい。
しかし、お値段は5000円ぐらい。案外するなあ。
でも文化鍋って、かなり昔からあるはずよね?大体、「文化」なんとか、という道具は昭和なグッズに多い。編み物とか、裁縫の世界でも文化なんとかはたくさんあるのだ。そういうのは大体昭和30年ぐらいから50年ぐらいのものが多い。
そんなころからこの値段なわけ、ないよね?
ポケモンGOで歩き回っている時に見かけた、市内の金物屋さんが頭に浮かんだ。
鍋とか、やかんとか、バケツとかじょうろとか、瀬戸物とかを売っているお店がこんなところに…と思ってびっくりしたのだ。
あのお店なら、あるかもしれないな…鍋。
散歩にでかけることにした。
そのお店で、「すいませーん、文化鍋っておいてらっしゃいますか」と声をかけたら、「ああ、どこかにあったねえ」と。
鍋のコーナーを見に行くと、1つだけ、置いてあった。ほかのは、金色のアルマイトっぽい鍋で、実家にこういうのあったな…と思って懐かしく眺めた。私の子供の頃は、合宿所とか、町内会の餅つき大会とかで出てくる鍋は大体こういう鈍い金色の鍋だった。
「文化ごはん鍋」と書かれた、その鍋はちょっと店先に長くおかれていたんだろうなあ…という感じだったが、お値段が2380円。
多分、17センチ?18センチか。「2000円でいいですよ」と、2割引きにしてもらって買ってきた。
2000円なら、私が普段もらっている生活費の中でやりくりできる。
わーい!微妙に古びていたが、そこはもう、目をつぶろう。外側は曇っていたが、内側はきれいだった。(磨いたら外側も復活)
家に帰ってから調べてみると、多分これ。

中にご飯を炊くコツの紙が入っていた。
お米1合に、水200mlは少ないのね…。
冬は、吸水時間は2時間ぐらいと長いほうがいいらしい。
まず、お米の1合170gの2割増しが水の基本量。
お米が無洗米の場合は10パーセント増やす。
お米が古い場合も10パーセント増やす。
そして、炊飯量が少ない場合は蒸発分が増えるので、その分も増やす。
ってことはだな…。米の重量の5割増し?
炊飯量が少ない場合の蒸発分が増える分にどのぐらい増やすとか書いてなかったので、念のためお米の重量の1.6倍でやってみた。(≒270ml)。
ごはん鍋はフタが重い(ふたに穴もない)ので、蒸気が逃げづらくて、圧力がかかる…ということだろうね。火のかけかたも、火をつけてそのままの火力ではなく、最初は弱火で、と書いてあるのでそうしてみた。3分ぐらい弱火そのあとつけてすぐの火力にして、沸騰したら弱火。
食べてみると、ぐっとおいしい。さすが、コツというのはあるものなんだねえ。
これで炊飯器が壊れても安心、ガスでご飯が炊ける。
ちなみに、夏と冬で吸水時間が違ったり、炊け具合が変わったりするみたい。そう思うと、お米をいれてスイッチをぽんでいつでも同じようにごはんを炊いてくれる炊飯器ってすごいよね。
もうちょっと水を増やして(計量しやすい300mlはどうだろう)やわらかめのごはんが炊けるかやってみよう。
今回の実験は、2000円の出費。でも、実用を兼ねた趣味に使う金額としては妥当?今週来週は外食しないで頑張って家で作ろう。多分それだけでこの金額は回収出来る。
全然関係ないけど、文化ごはん鍋のフタは、つまみをもって、たたくとものすごくいい音がする。楽器みたいな音。
同じ鍋でサイズ違いのものを買って、演奏してみたくなった。
降参、マジハームの魔法少女
古いゲーム機をリビングのモニタに映すのは成功したので、寝室のモニタにも出来ないかなーと思ったので、やってみた。
アップスキャンコンバータは1台、家にあったけど、それはリビングのテレビ台で稼働中だ。
もっとないのか、と聞いたら、「いやー、いると思わなくて、こないだ古いのは捨てちゃったよ」とのこと。ガーン。
HDMIの出力をするのは高いのだけれどもD-subに出力するのは安かった。【1200円ぐらいでアマゾンに売っていた】。
届くのにやたら時間がかかったが、届いてやってみたら、ちゃんと映った…のだけれど、音声が出ない。
モニタのの後ろに赤と白の音声端子があるのに…。
夫に、「これ、音が出ないのはなぜだと思う?」と聞いたら、後ろを調べた夫はクスっとなっていた。
モニタの後ろの赤白の端子は、「赤、緑、青、赤、白」という5つセットになっているコンポーネント端子用で、私がつなげているD-sub映像端子の場合は、音声の赤白端子は、2つまとめて3.5φの音声入力端子につっこむしかないのだって。
えー。わかりにくいっ。変換アダプタでつなげて完成。
ちゃんと音も出るようになったし、このアップスキャンコンバータは古いからなのか、4:3の映像出力にも対応していた。
…というわけで、ゲームボーイカラーと、ゲームボーイアドバンスのゲームを遊び始めたんだけど…。
ハムスター物語2、3EX、ハムスター物語4?なんでこんなにハムスターものがいっぱい?
カルチャーブレーンというところのもののようで、1本のカートリッジに2本ゲームが入っているものが多い。
単に、何かゲームが買いたかっただけだなあ。DS発売直前ぐらいで、GBAのゲームがあまり出なかったころだろう。
ハムスター物語/マジハームの魔法少女の2本組が多分一番古い。ゲームボーイカラー。
多分1本は育成ゲーかな?魔法少女の方はRPGっぽい。
魔法少女の方をチョイス。ありがちな設定で、この世界から勇者として別世界に招かれて…まではいい。
ハムスターをお供に冒険に…。これもいい。
途中で山を越えることになり、なぜかアクション系ミニゲームが始まった。
えーーーーっ。無理ー。
マリオが樽を飛び越えるドンキーコングってのがあるけど、あれだ。転がってくるのを飛び越えるんだけど、むーりー。
アクションが遊べないからRPGを遊んでるぐらいだっていうのに!!!
「私が助けてあげましょうか」という魔法使いさんが出てきた。
あー、この人はプレイヤーをこの世界に召還した人だ。「5回だけ、助けてあげることが出来ます」って言ってたね。
はい、を選ぶと唐突にミニゲームは終了、山越え成功となった。
ものすごい序盤なんだけど。それで5回のうち1回使っちゃったんだよね。
クリアできる気がしない!
積みゲーをクリア…と思ったけど、これは降参だ。これは終わったこと、にしよう。もう遊ばない、というか、これは長く持っていても遊べない。サイズ違いの服とか、一度やってみたくて買ってはみたけどいらないスポーツギアみたいなものだ。捨てよう。
フグ鍋
えー。フグなんて、家で食べるもんじゃないよー。と思ったが、夫は、デパートの広告を持っている。なるほどー。つまり、高い食材を売っているところへ行けばあるんだな、きっと。
もちろん私は自力でフグ鍋なんか出したことはない。
「どうやって作るのか、見当つく?」
「普通の鍋みたいに、ダシで煮ちゃえばいいんじゃないの?」
「一度やってみようか」
…ということになって、さすがにフグ鍋セットは日常の食費では無理、ということで、「フグを食べにお店に行くことを考えたら半額だよ」という夫が出資してくれることになった。
昆布だしでいいかね?ということで、私は昆布を水につけて、昆布だしを取り、そのあとあっためて鰹節などをほうりこんで一応混合ダシに。ちょっとだけ醤油をいれて、うすーーく味をつけておいた。
煮立てたダシに、千切りの人参、大根と、白菜をいれて煮てからテーブルに持っていき、フグを夫と二人で煮てみた。
うむ…おいしいフグ鍋になった。おお、いけたねえ!と喜んだ。
すごくたっぷりあったし、皮もパックに入っていたので、それだけダシで煮てから切って食べた。
私はこの皮が好きなんだけど、フグ鍋を食べに行ったら、ポン酢で味付けした湯引きフグ皮というのは別料金のこともあるからねえ。
フグの身より皮のほうが好きなぐらいだが、これは夫と息子には好まれないので、全部私が独り占めした。
うーん、家でフグ鍋、いいかもしれない。
寒いからねえ…夜に出ていかなくていいし、後片付けが大変だけど、家でやってくれたらうれしいなあ、というのが夫の感想。
こういう、家では作っていない料理に、夫は挑戦したいんだって。
一応、作るのは主に私なので、そのあたりちょっと気を付けて発言してくれているみたい。これが食べたいから作って、と丸投げにはしないで、一応、協力してくれるっぽいので、私も付き合うことにした。
そう…。彼が作ったことがない、家で食べたことがない場合は、もちろん私に作った経験なんかない。そして私は、初めての料理がぱぱっと準備できるほど、料理の腕なんかない。やったことがない、ということは、もちろん失敗の可能性は考えておかなくてはならないのだ。そのあたり、理解してもらっているのが助かる。
また食べたいというので、「材料さえ買ってきてくれれば出来るよ」といっておいた。
つまり、鶏肉の鍋との違いは、材料の値段の差にあるのだから。
近所のスーパーに行って、よくよく眺めてみたら、「アンコウ鍋セット」とかがもっと安い値段で売っていた。
こういうのでもいいなあ…。
待合室で聞く漫才
内科と外科、ついでに肛門科、という看板をあげているそのクリニックは、まあ、なんていうか昔ながらの個人医院、という感じで、インフルエンザの予防接種とか、健康診断とかもやっているので、割と人気がある。
この日も結構混んでいて、さすがに今更インフルの予防接種でもないだろうが、「風疹の抗体検査できますか?」とか駆け込んできた中年男性がいたぐらいだ、割と検索にもかかりやすい病院なのだろう。
昔ながらの…ということは、診察室と待合室の距離は近く壁は薄く、中で話されていることが時々待合室まで聞こえてしまう。
「水分補給はコーヒーでは出来ませんよ、他の物も飲まなきゃあ」
…と先生の声がする。
高血圧とか、肝臓とか、それから痔とか!水分補給に注意をされる症状は結構ある。痔の場合は、便秘よけ、高血圧の場合は、塩分との兼ね合いになるっぽい。
先生の声が大きく、患者さんの声が小さいので、患者さんは「何となく話している」ことしかわからない。
「紅茶?だめですよ、紅茶にもカフェインは入ってますから!カフェインを摂ると、おしっこが余計に出ますからね、体の水分が減るんです!」
あー。まあね…。それは確かに聞いたことがある。
「緑茶?あれにもカフェインがはいってますから、だめです!」
紅茶とかコーヒーより多いケースがあると聞くねえ、たしかに。
「抹茶?余計ダメですよ!あれはとてもカフェインが多いんです」
ちょっと笑えてきた。まるで漫才。どんどんカフェインが多い方へ質問が動いていくのが面白すぎる。
抹茶は、がぶがぶ飲むものではないので、わかりにくいが、量との割合で行けばかなりカフェインが入っているはずだ。
「ああ、麦茶?麦茶ならいいですよ」
「全然飲むな、といっているんじゃないです、コーヒー以外にも、カフェインが入っていないものを飲みましょう、ということなんですよ!」
…と先生はまだ、ガミガミモードだったが、確かに、この無知っぷりではガミガミいいたくもなるだろう。
この男性は、多分、独身だなあ…。
女性は、割とどのお茶にカフェインが入っているか把握していることが多い。カフェインは摂りすぎると美容によくないと言われているし、妊娠出産したことがあれば妊婦さんにはカフェインだめだし、子供のお世話をする立場となれば、子どもにもカフェインは取らせないほうがいい、ということになっているからだ。
だから、自分でお茶をいれることが日常であれば、カフェインは控えめに、とお医者さんに言われたとしたならば、麦茶、ルイボスティ、ハーブティでもカモミールやペパーミント、ローズヒップティを選ぶだろうし、紅茶売り場には、カフェイン抜きの紅茶や、カフェイン抜きのインスタントコーヒーがあることを知っている人が多い。
どうしても日本茶がいいなら、せめてカフェイン少な目のほうじ茶だ。
でも…誰か他の人が買い物をして、誰かほかの人がお湯をわかして飲み物を作ってくれるか、でなければお店で買う人なら、そういうことにはあんまり気を配らないものだ。
…というわけで今日の男性みたいなことになるのであろう。
ちなみに、「アルコールが入った飲み物も、水分補給にはなりませんからね!」と先生にくぎを刺されてから、診察室から出てきたところを見ると、多分50代ぐらいの男性であった。
中高年になれば、体に不調も出てくる人も多い。独身男性の方が早死にだ、というデータはあるらしいが、こういうことも関係しているのかもしれない。
ちゃんと調べよう。ネット、本、なんでもいい。水分補給のコツ、とかそういうことを検索すれば出てくるんだから。
*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…
…とここまで書いたところで、本当にカフェインが入ってるとダメなのかなあ…と思って、ちょっと調べてみた。
カフェインに耐性のない人は、確かに差が出るらしいけれども、ものすごくたくさんでないなら、脱水症状とまではいかないし、カフェインの入っていないもので水分補給をするのとそれほどは差がないっぽい。
あれだ、目が覚めたりするような、カフェインが多いのが売りみたいなエナジードリンク。多分あれはたくさん飲むとまずいかもだけど、紅茶や日本茶ぐらいなら大丈夫みたいね。
昔はもっとうるさく言われていたらしいので、今日かかったお医者さんの中の情報が古いということも考えられる。
まあ、真夏にアイスティ飲んだら水分不足で倒れた、という話はなさそうだったので安心。
窓の結露を拭くコツ
これがね…。結露を拭くのが苦手だ。
そんなものに苦手も得意もないだろうよ、と思うだろうが、これがぱっと、手が出ないんだな…。
かといって、密閉度の高いマンションのこと、これを拭かないとカビが生えたり、壁紙のほうまで侵食して隅がはがれたりとか、いろいろと不都合が出る。
めーんどーくさーーーーい。 <要はこれ。
私のブログを読んできた人にはわかるだろう。毎日掃除をするだけでも「快挙」ということになっているのだ。結露を拭くのは冬だけだが、習慣になっていない分、これが出来ない。
だが!せっかくある程度は掃除の出来ている家になってきたのだ、ここはがんばるほうがいいよね?
ちなみに、雪の降る寒いところに住んでいた時はとても結露が顕著だったので拭かないという選択肢はなかった。
水が吸える卓上掃除機で吸っていたんだけど…(多分壊れて捨てたと思う)。掃除機は数千円するし、置き場所とかのことを考えると、この狭いマンションには限界がある。冬限定で、そこまで買うのはなあ…。
ちょっと考えてみた。
朝、起きてまだパジャマのままでカーテンを開けたとき、拭くのはどうだろう。
勢いがついたところで、リビングへ移動、リビングの窓も拭いて、終了。
始めてしまえば出来る作業は多い。要は始めるまでの手間を省くのが大事なのだ。
やってみて損はない。古いタオルをたたんで5枚ぐらい、ベッドの頭のところに積んでおいた。
一枚使って拭く。結露が激しくて、1枚でもうびしょびしょの時は2枚目も使う。
ぬれたのを洗濯機前を経由して洗濯機に放り込み、2枚目を持って移動、リビングの窓も拭く。
オッケー、多分いける。リビングの窓枠にある手すりにも、古タオルをひっかけておいた。カーテンを閉めたらタオルは見えないし、ここにもう1枚あって取りに行かなくてはならない…とはならないのが大事なのだ。
1:結露を拭こう、と決意。
2:タオルを取りに行く
3:拭く
4:タオルを洗濯機に入れる。
この4つの工程のうち、2を省くだけで全然違う気がする。
そんなのでー?と思う人はものぐさではない人だ。すばらしい。
でも、ものぐさな人に、必要なことをさせるためにはこういう見直しがいるんだよな…。
結露がしみこむ窓に貼るテープとかもあるのは知ってるんだけど、あれって、サッシの結露は対処できないからなあ。
今年はちゃんと拭くぞ、という決意をしたのでした。
NintendoSwitchのスタンドの最適解
11月半ばに買った、Nintendo Switchだが、これが意外と、電池がすーーーっっとなくなるゲーム機だった特にテーブルモード。
もちろん、ドックにがちゃっと装着して、テレビで遊べば電池の心配はほぼ、ないのだが、いつでもそうやって遊べるわけではない。
タッチ操作のほうが遊びやすいゲームもある。そして、小さい画面でも大丈夫で、十字ボタン付きコントローラで遊ぶ方が楽しいソフトも。
…となると、スタンドがほしい。【任天堂の純正充電スタンド】は、これ。充電はこれで出来るし、小さい割には安定性もあるらしい。お値段も高くはない…のだが、これが残念なことに、USB-Cのコネクタがふさがってしまうため、外付けコントローラが使えない。左右のJoy-Conを外して、手に持って遊ぶ場合はこれでいいんだけどね。
あと、プロコンとか無線に対応したコントローラを使うなら問題ないんだけど。
そこで狙いを付けたのがこれ、【HORIのハブ付きスタンド】。
これが便利そうだった。まず、任天堂の純正スタンドと同じく、充電が出来る。そして、別にUSBハブがついていて、Switchドックと同じように、長方形のUSB-Aの端子のコントローラが使える。端子は4つまで。
ただし、HDMIの出力はないので、あくまでテーブルモード用だ。
これが欲しいな、と思ったのだが、11月の時点で品切れ。アマゾンでも売ってはいるが、4500円ぐらいして、プレミア価格。
(多分、定価は3980円ぐらいではないかと思う)
しょうがないのでアマゾンで買うのはやめて、ヨドバシドットコムで「おとり寄せ」となっているのを買っておいたのが12月の頭ぐらいだった。
届いたのでレビュー。ポッ拳コントローラはUSB-AをUSB-Cに変換するアダプタを付けて使っていたのだけれども、アダプタなしで使えるのがいい。充電もするし、角度も3種類ぐらいしかない…といっても、そのぐらいあれば十分。ドックの代わりに充電スタンドとしても使えるし、装着する時のガイドも純正ドックと同じようについているので装着ミスから端子が歪んだりしないように気を配ってある。
純正ドックは、装着した途端に画像が本体に映らなくなるので、テーブルモードでは使えないから、これが最適解だと思う。
純正充電スタンドはちょっと、小さいからね…タッチして遊ぶものには向かない感じもする。
このハブ付きスタンドは書見台のように、ちょっと奥があがるようにしてテーブルにある程度平らに置き、充電しながら遊ぶのにちょうどいい。
問題点は高いこと。
コントローラ接続とか、充電とかが要らないのなら、100均のスマホスタンドでいいんだけどねえ…。どっちか片方、つまり充電か、コントローラのうち、1つだけでいいなら、スマホスタンドとかタブレットスタンドと、USB-Cの充電ケーブル、またはアダプタ付きコントローラでいい。両方使いたいとかいうから、4000円かかるわけで。
そこに価値を見出せるかどうか…がこのスタンドを買うかどうかの判断基準になると思う。
これで、どうぶつの森を環境ソフトのように流しておくのがやりたい。本当言えば、ポケモン牧場みたいなのがあればいいんだけど。あれはぼーっとテレビに映しておくのにいいソフトだった。
ラブレターの文面ちょっと公開
年末の大掃除で見つけた8cmCDに入っていたラブレター。なんと、夫とお付き合いしていた時のものだ。
かなりの長距離恋愛で、電話代はうなぎのぼり、二人で自制しようと話し合って、連絡はもっぱら電子メール。
紙の手紙も交換したが、そっちは残っていない。
電子メールも、当時はまだまだ珍しかった。私はそれを、メールソフトからコピペして文書ファイルにして、ひとつずつ、パソコンに貯めていた。印刷して読み返したりして。
そのファイルが全部出てきた。
今読み返してみる…。
世界中の幸運があなたのそばにありますように。そして、私の愛と
誠実とがあなたの助けになりますように。
たとえ、地球の裏と表にいても、お互いを隔てるものは何もない。そう信じて。
最愛の人へ
私は貴方のことが本当に大好きで、いつも心に抱いていて
貴方の声を耳に響かせているのだと思い出して下さい。
愛をこめて
どうよ、これ。青文字の方は彼が、緑の文字の方は私が、メールの結びに書いたのよ!
20年以上経ってから読み返しても、なかなかにすごい。確かにかなり、照れくさい文面だし、20代で恋愛初期症状真っ盛りだったのだから、こういう風になる物なんだろうけど…滅多に出会えず、電話が時々…という状態だと、後は文章だけが頼りなので、頑張って書いたんだよね。
ラインでいろいろなスタンプを送りあうのもいいけど、こういうのも、捨てがたいな…。と思ったのでした。
友達に不倫の話を聞く
浮気を平気でする相手との生活を20年続けるというのは、並大抵のことではないだろう。お子さんが20歳になったのを機に、ふんぎりがやっとついたといったような感じで、実はさっさと別れろ、と前からすすめていた友人も1人、2人ではなかった。
家事と料理の腕は大変すばらしく、家に遊びに行く友人にふるまってくれることも多く、友人みんなにとても親切で、独り者の友達が急病で倒れて救急車で運ばれて、彼女にかけつけてもらった、なんて話も聞いたことがある。みんなが、「いざというときには、たすけてくれるかも」と思えるような、頼もしさがある人なのだが、それが、つまり…一途にダメな男にも発揮されるとどうなるかというと、つまり、ダメな男はのらりくらりと、彼女を利用することになる、という、そういう結婚相手だった。
正直、仲間内での彼の評判は悪かった。
そりゃそうだろう。いつも親切で気のいい私たちの友達を裏切り、浮気をするのだから。
そして、この冬、久しぶりに私はその友人と会った。
そして…離婚して雰囲気が変わり、きれいになった彼女が、熱をあげている相手が、妻子のある人である、という話を聞いた。
なぜ、そこでフリーの人を選んでこないんだ!!!
聞けば、離婚してからフリーの人に申し込まれたこともあるそうなのだが、その人たちには心惹かれず、運命を感じた相手は、小学生の子供がある男性。(最初は妻子持ちだとばらさなかったらしい)
彼は、奥さんはパートでほとんど主婦というようなスケジュールで働いているにもかかわらず、家ではろくにごはんも用意してもらえず、アイロンのかかっていないシャツや、膝にアイロンがかかっていないのがわかるズボンをはいており、それなのに社内でも1、2を争う好成績で営業をしており、大変モテるのだとか。
ちょっとアイロンをかけてあげたり、合う服を選んであげたり、おいしいご飯を作ってあげたりしたい、のだと。
その人の奥さんは、ママ友とランチに出歩き、朝は起きてこず、夜は先に寝てしまって、10時過ぎに帰る彼を出迎えもしないのだといって、「子供には責任があるから、別れられないけれども、一緒にいたい」と言われて、彼に安らぎを与え、自分もしあわせを感じているのだと言っていた。ここまで夫のことに気を配らないなんて、奥さんは絶対外に男がいる、とも。
友達は言うのだ。ずっと待つと。
そして、自分が都合のいい女をやっていることも、彼の話が、話半分に聞いておかなければならないことなのだということも、わかっていると。
ちなみに写真もみせてもらったけど。確かに、悪くない見かけだとは思ったけどさ…さわやかな営業職のおじさん、という感じだ。そういう職業についている人には、ありがちな外見だし、多分モテるというのも、営業成績が大変よくて、いいお金を稼いでいるというのも嘘ではないのだろう。
かといって!!!私は思うのだ。すごくいいひと、がさあ。
独身者向けの出会いの場に、妻子持ちだということを隠して登録するものなの?
そのひとは、すごくいいひとではない。かなりずるいひとだ。
バツありだ死別だ、というなら私だって彼女のために喜べたと思う。でも、私は素直によかったねえ、とは言えなかった。
彼女はとても幸せそうだったのだけれども…。
でも、波風のあんまり立たない結婚をして二十数年、苦労をしていない私としては、すでに自分で都合のいい女になることも、彼の話が一方的な(うそかもしれない)話なこともわかっているというのなら、彼女を止めることは出来ない。
または、止めるべきではない。私は彼女に、つかの間の幸せさえも、あげられないのだから。
毒が入っていても食べたい。それで幸せなのだ、という人を、力づくでとめるのはとても難しい。
タバコが体に悪いとわかっていてもやめられないように、独身で、一緒になれる条件がちゃんと整った人よりも、たとえ条件付きでも、今だけでも、目の前の幸せが手に取りたい…ということなのだろう。
結婚生活と、子どもと安定と、そして別の女がほしい。なんてずるい考え方だろう、と私は思ってしまう。ちょっと同情をひいて、君が俺の安らぎだ、なんてセリフぐらい、まるで赤子の手をひねるような簡単さであろう。自分で「結構モテるんだよ」なんてセリフが言える人は自分が、独身の、優しい言葉を欲しがっている女性にどんなふうに見えるか、なんてわかっているからだ。
私は、浮気をされている奥さんの方にも同情したい。
自分が結婚した人が、独身女性に「俺、結構モテるんだ」なんてアピールする人だってことはよ?絶対に、私の友達が1人目じゃないと思うのだ。100人単位、とまではいかないだろうが、奥さんに一筋、というひとではないだろう。
外で浮気をしてくる人に、かいがいしく世話を焼こうなんて思うだろうか。彼のシャツに毎日アイロンをかけ、スーツが古びていないか時々点検し、毎日おいしいご飯を用意して、帰る時間に温めておこう、なんて思えるだろうか。
私なら無理だ。すごく腹が立つと思うし、報復したいと思うだろう。自分がどんなに不満に思っているか、思い知らせようぐらいのこと考えるかもしれない。子どもはかわいいし、離婚して独立するだけのキャリアがあるわけではないので経済的自立は貧困とともに…ということになるとしたなら、離婚は嫌だろう。でも、誠実ではない彼と、顔をあわせてなじらずにいられるだろうか。
朝起きてくるのが遅いのも、寝室は別で早く寝てしまうのも、会いたくないからではないのか。
自分の浮気が、冷たい奥さんの理由なのだとしたら、それは自業自得というやつなのでは?
別れてから、私のともだちに手を出してくれ。本気なら出来るよね。そういいたい。
まあ…離婚だ、慰謝料だってなったときのために、お金を貯めておくしかないね、というしかなかった。
あんなものにも相場はあるものだからねえ、と。
案の定、私の他の友達にも、「すごくおこられた」らしい。そうだろうねえ…。
私も、「本当言うなら、やめろといいたいよ」とは表明しておいた。
でも、もう40代。わかってるんだよね、全部。
それでも、その人がいいんだよね、きっと。はあ…。
私は絶対の絶対に、浮気をする人は嫌だ。フタマタかけられたとわかった瞬間、別れは決定だ、と思っている。
それがどんなにつらくても。慰謝料ふんだくって離婚だ。
きっとこれは主義主張の違いというやつなのだろうね。それがどんなにつらくても、この人だと思ったらそれを貫く、というポリシーのひともいるってことなんだろう…とは思うけど、飲み込みにくいなあ、ほんと。
既婚者が独身者を口説く、というのは、本当にマナー違反というか、ルール違反というか…。
自分では絶対味わいたくはないが、恋愛の初期の、あの甘さを、より素晴らしいものに思わせる苦さが、不倫には、入っているのかもしれない。
…ということで納得しておくしかないな。もやもやしたので、書いて発散。
掃除と家事とやる気
これなら、はがしてかけなおしたほうがマシ。
私のは昨日取り換えた。夫のはだから、あと数日…多分3日ぐらいで1週間になるはずだから、その時取り換えればOKだ。
でもなあ…。今、やってもいい気がする。シーツをはがして新しいのを敷くのは、面倒と言えば面倒。そして、私のやる気にはすごくムラがある。
更年期のホルモンのせいなのか、それとも元々そういう性質なのかはともかく、体調と気力と気分には、ものすごく上下があるので、たとえば今日はやる気があって出来ることでも、それが2日後に出来るか…というとそうでないこともある。
今やっとけば、あと1週間はやらなくていい。1週間のうちになら、まあまた元気がある日が割とある。
…というわけで、シーツと枕カバー交換。
今日はあまりいい天気ではなかったので、洗濯に回すのは次回でいいや。洗濯して干すだけなら、毎日出来るからね。
今日は多分、やる気がある日に分類していいと思う。
脱衣所とトイレの換気口のフィルターを掃除機で吸う。(脚立がいるので普段はやらない)
いつも通りトイレ掃除、廊下と部屋にモップをかけて…。
やる気がない日はトイレ掃除だけやって終わりだけど、今日はお風呂の掃除までやる気が出た日だった。
こういう日が時々あるからこそ、やっていけるんだよねえ…。
やる気がない時のためにも、頑張れるときは頑張って、やる気がないときは開き直ってゆっくりする。
今年はそうしよう。
変なルール
私は社会人だった当時、そんなことを全然知らなかった。
もちろん、ハンコというものは、「逆さにとか、横向きにとか押したりするものではない」ことは確かに常識として知っていたが、字で上下がわかるものなのだし、上下ぴったり、まっすぐに押していたと思う。どっちかといえば「傾けないようにまっすぐ押す」ものなんだと思っていたよ。
三文判とかには、「こっちが上ですからね」ということがわかるようになっているものも多い。ちなみに実印は「ゆっくり確かめて押せるように」なっていて、上下の印がないということだったけれども、実印って…持ったことがないからなあ…という程度。
傾けるのがマナーと言われてもなあ…。大体、学生の時にハンコ日常的にいらないのだから、使い慣れていないところへ、そんなルール、知らないよね…。2000年以前の、私が新入社員の時の研修ではそんなことを言われた覚えはない。
飲み会に行ったとき、女性が料理を取り分けるのがマナー、なんていう話も最近ネットで知ったぐらいだ。テーブルがとても大きくて、横に細長い形で、場所が全体的に誰も動けないほど狭く、料理の皿が動かせないほど重い…時ならやるかな…ぐらい。それでもやるとしたら、親しい友達の時に限られるだろうし、「ねーまこ、そっちのそれ、食べたい」ということになれば皿ごと回すほうが断然当たり前だろうと思う。
例外としては、滅多にやったことはないけど、たとえばかなり人数が多くて、受け入れ先が居酒屋さんぐらいしかない…ぐらいの時に、誰かが連れていた子供が混ざっていたら(または自分の子が混ざっていたら)子供には取ってやると思う。小学生までだろうな。でも、飲み会エイジの大学生とか社会人なら、取り分ける意味がわからない。
これは、最近では「家庭的です」ということのアピールに合コンなどで行われるらしい。
あとは、徳利についている注ぎ口からお酒を注ぐのはマナー違反、という謎のルールも。
じゃあ…なんのためについてるの、注ぎ口って。
毒をね、その注ぎ口のところに塗っておいて、注ぎ分けることで暗殺を謀るケースがあった…ってねえ、それどんな時代小説なわけ?忍者出てくる?ってなもんだ。
こういうことが出来ないと「今どきの若い人は」っていわれたりするのだろう。
大丈夫、昔の若い人たちも知らないから!
いちいちハンコを傾けて押す、とかそういうことを言う人に限って、仕事が出来なくて、ハンコ押すだけのポストにいたりすることもあるからなあ…文句を言われそうだ。そんなことを気にしている暇があったら、もっとどんどん書類作成をしましょう、というようなところにいた(忙しかった)から、そんな上司に当たったことはないけど、こんなものをマナーにしてたら、そりゃ仕事がすすまないわけだよ。
効率が悪いというか。たかが5分、10分でも積もることを考えたら、残業がそれで増えるんだよね。
ちゃんとしなきゃあ…と思って本を読む社会人一年生、学生の皆さんは気の毒だ。社会人の常識マニュアルはきっと、20世紀よりもずっと分厚くなっているのだろう。
こういうマナーをどこかで生み出している人がいるんだろうけど、迷惑だ。だんだん複雑化している気がする。
五円のチョコレート
みなさんは多分、チロルチョコレートが「10円」だったころを知っているのではないだろうか。
今は、袋に詰めて売っているのでないばら売りのチロルチョコは大型化して20円だが、当時はばら売り10円で、「チッロッルは ♪ じゅーえん!」というCMもやっていた。十円玉ひとつ、というのは割と手に入る子供も多かった。
近所の駄菓子屋さんでは、10円で買えるものを思い出すとこういう感じ。
四角いフィリックスのガム(あたりつき)
袋入りの粉ソーダ(緑のと、コーラのがあった)
とても大きい飴 (オレンジ、レモン、コーラなど)
紐付きの三角いちご飴(ひもを引っ張って取る。サイズに違いがあった)
きなこ棒(5センチぐらいの1本)
ラムネ(ちょっと大きめで2つがセロファンにひねってある。粉っぽい)
ミニサイズのゼリー(スーパーで袋入りで売っているのよりさらに小さい)
カレー味のおせんべい(プラスチック瓶にはいっているのをつかみ出して買う。パッケージなし)
…つまり、これ以外のものを食べようと思うと一気に20円、倍まで金額があがる。
チョコはチロルチョコレートだけ。20円出せば、チョコレートのかかったスナックもあったと思うし、ボールの形の中が中空のボールチョコレート(バレーボール、野球ボール、サッカーボールのチョコだった)マーブルチョコのニセモノみたいなのも20円の小型版があった。30円出せば、メガネの形をしたマーブルチョコがあったし、アーモンドチョコの小さいのとか、チョコレートサンドのウエファースなども買えた。
チョコレートというのは、値段が上がる…というのは嫌でも体感するよりなかったわけだ。
ちゃんとしたチョコレートなどというものは、駄菓子屋さんではなく、「お菓子屋さん」にあるもので、特に私が子供の頃はまだ、「板チョコを子供が丸ごと食べると鼻血が出る」とか言われていたものだ。
鼻血が出るほど食べたことなどは一度もなかったし、近所でそういうことになった…という子供も見たことはなかったが、ともかくそういうことになっていた。(真相はどうなんだろう)
私の家では板チョコというものは、細かく割って分けて食べるもの。ふたかけらも、もらえればいいほうであろうか…という状態だった。
そこで出てくるのがこれ!【ごえんがあるよ】チョコレートはなんと、五円。五円玉のかたちをしているが、中身のチョコレートは五円玉より大きい。
本当に一口分しかないが、5円なので文句は言えないところ。前はばら売りをしていたのだけれど、最近はしていないらしい。10円で2個入ったのがあったし、50円出せば10個というところが実に素晴らしいチョコだった。今は袋入りが主流のようだ。
【五円チョコのインタビュー】をネットで読んで、面白かったので買ってしまったのが、メガ五円チョコレートパック。
メガといっても、チョコレートがメガになって直径30センチに…というのではなくて、一袋に300個ぐらい入っているという袋。
縦34センチ、横44センチという巨大な袋だった。
味はえーっと…ポッキーみたいだ、という印象。この値段にしてはおいしいチョコレートだと思う。もちろん最近の、生クリームを使用、とか、カカオ何パーセントとかの高級路線にはかなわないが、そういう商品とは別の方向で勝負をかけているので問題ないのだろう。
薄くて、パリッと口の中で二つに割って食べるか、そのまま溶かすか…。薄さのせいなのか、くちどけがいいチョコレートで、これはあれだ、四角い個包装のチョコレートが20枚ぐらい入って300円ぐらいするナントカショコラ。あれっぽい。まあ、そっちの高級路線を開発した人は一緒にされたら怒るだろうけど。
あの四角いチョコは、箱入りで、割と箱の面積が小さかったので、数人集まる役員のミーティングなどでテーブルにだして、全員で話しながらつまむのによかったので結構使ったが、自分で食べるだけなら5円チョコで十分だ。
高くてもいいものを、と言うだけなら簡単だが、資金がそうそう簡単に増やせない以上、安くて(値段の割には)おいしいものを、というのも戦略としてありだと思う。
一つずつプラスチックの袋で個包装なので、持ち歩くのにも便利だし、たとえ溶けたとしても、紙に包んだ高いチョコより被害は少ない。それと、受験の時期が近付いてきたお子さんがある人に、ちょっと小袋にいれて渡したら結構ウケた。
もらってもお返しを考えるほどの値段でもなし、いい学校にたくさんご縁がありますように、という気持ちは届く。
ちなみに、絵馬などを印刷したパッケージに入れたそれ用の商品もあるらしい。
チロルチョコレートがふっと食べたくなって、お菓子屋さんを見に行ったら、3つつながった元祖チロルが…。
長年、お世話になります。と思いながら100円で3つ買って食べたら、おいしかった。
私が子供の頃も30円だったということを思えば、すごい企業努力だよね。物価も上がっているのに…。これからも買おう。ちなみに息子はヌガーが入っているのよりも、ビスケットとか、ゼリーが入っているのが好きみたいだ。
夫は「アーモンドときなこもちなら食べるよ」とのこと。
私はミルクとアーモンドと、ビスケットと、ヌガーはOKだが、ゼリーはダメだ。
袋入りのバラエティパック買えば全員OKだろうし、ごえんチョコが終わったら買うかな…と思ったけど、さすが300個。
そうそうなくなりそうにない。
ゴミトラックの音楽
でも、月曜と木曜の朝8時ぐらいに外から聞こえてくるオルゴールのメロディにはドキッとする。
「あ!ゴミ!!出すの忘れた!」
…という気が一瞬するからだ。
今住んでいるマンションのゴミ捨て場というのがあって、そこにはいつでもゴミが出せる。
屋根も壁もある場所なので、カラスが来たりするわけでもないので、何曜日の何時でも、そこに置きに行けば、ごみの日には管理人さんが道路に面したほうの扉を開けて全部収集しやすいように並べなおしてゴミ収集車を待ってくれる。
これはマンションの利点。もちろんこれは管理費に含まれていて、何万円か毎月払っているのだから、ただではないが、意識しないで済んでいるということでもある。
ゴミ…特に生ごみは、カラスが「なんか、食べ物は入ってないのか」と探しにくるので、当日に出さなくてはいけないとか、住んでいる場所によってはゴミ捨て用のステーション組み立て(ゴミをいれる檻みたいなので、底は台車付き。町内会の物置からひっぱりだして、壁部分にあたるところを開いて土台にはめる作業がいる。結構重たかった)の当番が時々回ってくるとか、黄色いネットをかけることになっていて、ごみの日には早朝外へ出て、近所の人とゴミステーション(という名前の金網のかこい)にネット掛け作業するとか…というような手順があることが多かった。
引っ越しが多かったから、各種経験したがどれにしても面倒だったので、このマンションのごみの処理についてはとてもありがたいな…と思う。
それでもまだ今朝も、オルゴールのメロディで「あ!」となった。
面白いことに、このメロディは私が子供の頃に長く住んでいた町のものと同じ。違うメロディの街もたくさんあった…というか、同じの場所に住んだのが初めてかも?この「あ、ごみの日だ」という気づきが子供のころからのものなのだとしたら、もう一生不可避かもしれない。別にいいんだけどさ。
あのメロディって、どこに仕込んであるんだろう。カーステレオ…じゃないよね?多分、車の外側に音が流れるようになっているのだと思うから、車を作る時に、なのかなあ。でも同じ音楽を流している土地ばっかりじゃないということは、車を納入する時に変更できないとダメなわけだからねえ。
ネットで「ゴミ収集車の曲 変更」と検索をかけたら、横須賀市のページが出て、ごみ収集車の曲を、昭和42年に制定した横須賀市歌(オルゴール曲)に替えた、というお知らせが出た。おもしろーい。横須賀に住んだことはないけど。
…市歌ってあるのかなあ、ここ。
ネットで調べたら、あった。
えー。昭和20年代?古っ。ちなみに譜面と歌詞が出てきたが、見た感じ、聞いたことは一度もなかった。
ドラゴンファングZ レビュー
Nintendo Switchのダウンロードゲーム、【ドラゴンファングZ 竜者ロゼと宿り木の迷宮】をちょっと遊んだので、第一印象と序盤のレビュー。
これは、「ローグライク」という分野で、「風来のシレン」とか「トルネコの大冒険」とか、「チョコボの不思議なダンジョン」とか、「ポケモンダンジョン」とかと同じ種類…って全部同じ会社が開発してるソフトだね、この4つは。(チュンソフト関連だ)
チュンソフトのではないだけでも、珍しいといえる。
このチュンソフトの不思議なダンジョン系のゲームを参考にしただろうな、と言うぐらいにはシステムが似ていて、どれかを遊んだことがあれば大体のシステムはすぐ理解できると思う。
実際、トルネコ2と、チョコボ初代と2をかなり遊んだ私はこのゲームを「そのつもり」で買った。多分似てるよね、と。
年末に出るということになっていたチョコボの不思議なダンジョンシリーズが発売延期になったのでつい、買ってしまった1本だった。
始めると、いきなりダンジョンに放り出される。えー?その、説明とかは?(50秒で瞬殺されて終了)
ちなみに説明は、一緒にいる案内キャラクターが出すことが多いが、メニューからコツを見るのも出来た。
トルネコ、シレン、チョコボはあんまり同じ階に居座ると風が吹いてくるとかして、そろそろ下りないとダメ、と教えてくれるが、この宿り木ダンジョンはもっとシビア。500が上限初期値(道具で増やせる)のタイマーが出ていて、一歩あるくとか、1動作すると1減る。
1階進むと150回復する。足もとに結界がある状態で戦うと、ブレイブマークが点灯して、敵に攻撃し続けるとタイマーは減らないのだけれども、戦っている間しか続かない(歩くとブレイブマークが消える)ので、よっぽどモンスターハウスとかで戦うとき以外、それほどブレイブマークのタイマーストップの恩恵は感じられない。
タイマーは、ゼロになると、HPが1動作または1歩で、1減るのでシレントルネコチョコボにおける「空腹度」みたいなものだと考えればOKだが、空腹度は食べ物で簡単に回復するけど、このタイマーを回復させるアイテムはなかなか出ない。
ちなみに途中で中断して帰ります!という時に使うアイテムはでない。
えええー…。あとでネットで調べたけれど、運悪く出なかった、のではなく、「存在しない」らしい。
倉庫にアイテムを送る箱は出るらしいので、それでなんとかアイテムを送り返して、次回は持って入りましょう…というのが1つ目のダンジョンの正攻法のようだ。
ちなみに1回目はわけもわからず50秒しかもたなかったが、2度目は全30階のうち、20階まではたどり着いた(所要時間1時間10分)。
ただ、10階ごとかな?に出てくるボスとモンスターハウスが厳しい。
特に歩数がぎりぎりなので割と12階から先は飛ばして階段降りをしたので、レベルが微妙に足りず、1回目だったのでモンスターの特殊技能と魔法とかがつかめていなかったのでじりじり追い詰められてやられた感じだった。
ある程度武器と楯を取ったら、最初の方で階段を下りたほうがマシ…かも。
モンスターハウス内に、壊すと体力全回復出来るタマゴがあったり、武器のチャージがたまる鉱石があったりするので、そういうものも上手く使わないとだめみたいだけど、せめて序盤はチョコボのテレポートのしおりみたいに自分で中断したらいろいろ持って帰らせてくれればいいのになあ…。
この手のゲームは全滅したらお金も道具も武器も防具も全部パァ、レベルも1から!というのが、初心者泣かせ。しつこく遊んでいるうちに、キャラの…というよりも、プレイヤーのスキルが上がって、手ぶらでレベル1でダンジョンに行っても、まあ、割と進める…ようになってくるものなので、経験値はプレイヤーの方にたまるゲームだと思ったほうがいい。
シビアならシビアなほど燃える!というプレイヤーもいるらしいのだけれど…
特に風来のシレンシリーズはちょっとシビアで、私は初代を遊んで投げ出した覚えがある。
その次に難しいのがトルネコ、トルネコよりは甘めなのがチョコボとポケダン、という感じだろうか。
私はそこまでシビアなのはつらいから遊ばないので、まあ、ほとんど初見でも20階までは行かせてくれた…ということは、多分風来のシレンよりは、敷居が低いと思う。
多分、こっちが出す攻撃は外れない(相手の攻撃をサラッと避けることも結構あった)し、混乱と眠りとワープの効果がランダムで出る杖が必ず名前だけはわかる状態で出てくるのが大きかった(回数は鑑定されていない状態で出る)。とりあえず正面の敵がぎりぎりの強さだったら、この杖を振ってから考えよう、みたいな余裕がある。
武器攻撃貫通も割と早い時期から出せるし、矢は1種類で必ず貫通攻撃。
敵の矢も貫通ぽくて、どこかから飛んできた矢が隣のマスに落ちた、みたいなことも。
トルネコ、シレン、チョコボ、ポケダンなどを遊んでいない人には、これでも最初はかなり苦戦すると思う。
くわーーーっなんで全部なくなるんじゃあ!!と思うこと請け合いだが、経験者なら、割と軽く遊べる。
ただ、シレンジャーを自認する人には軽すぎる、そういう難易度。
ダウンロード用ゲームだけあって、細かい調整とか、バグを直すのとかもちゃんとされているようなので、気楽に遊べるローグライクを1本、というときに。チョコボもどういう感じになるかわからないしなあ…。
春には出る、ということになっているけれど、PSのチョコボシリーズは結局バーチャルコンソールになってPSPとかPS3とかPSVita TVとかで遊べるようになった時にもかなりひどいバグが残ったままだったし…新作も評判が定着するまでは買わないつもりなので、私はしばらくこれで遊ぼう。
折り紙のおひな様
子どもだったころ住んでいた、とても小さな町の図書館は、蔵書が少なく、市民の寄付の本の割合も高かった。
その中にあって、私が何度も借りて読んだのが、これ、【折りびな】の本。
私は次女だったので、自分のおひなさまがなかった。田舎ではあたりまえのことではあったが、華やかな7段飾りがうらやましかったものだ。自分だけのおひなさまが欲しい。そう思っていたが、子ども用の折り紙の本にあるおひなさまは正直なところちゃちだった。折り方は簡単で、紙も一枚で折るもので、赤や青一色のおひなさまに鉛筆で目鼻を描くというそのつまらなさよ…。
でも、この本のおひなさまは、顔なんか描かなくてもなんとも雰囲気があり、美しかった。
折り紙というものは、割と手に入るものだった。今みたいに100均とかはなかったから、自分で買うという選択はお金がなかったので選べなかった。でも、無地のいろがみだったら教室においてあることもあったし、工作で「学校の授業でどうしても必要」なこともあったから、倹約一番のうちの親でもさすがにそういうものは買わないとは言わなかったので、その残りもあった。
祖父母が何か、買ってくれるというのは、「あまやかして」と親が嫌がることも多かったが、高いおもちゃではなく、箱入りの千代紙ぐらいなら、OKが出たこともある。
それでこのおひなさまを折るわけだ。意外と、10枚は同じ紙がなくて、五人囃子の服がそろわなかったりしたのを想像力で補うおひな様だが、そんなことはかまわなかった。きれいに並べて、うまく出来たな…と喜んだものだ。家にとってある包装紙の赤っぽいのを探して空き箱に貼ったり、引き出物の箱を解体した金ぴかの紙を折って屏風にしたり。昔の小学生は暇だったなあ。
この本、あんまり見かける本ではなかったので、絶版で寄付だったんだろうな、という解釈だったのだけれど、どうも復刊しているみたい(2012年刊)。折り紙の本をアマゾンで見歩くと候補に出てきた。2300円、薄い本で、ちょっと高めだが、折り紙(材料)もついているので、買ってみた。
ついでに【友禅千代紙】も買ってみた。無地が10色x2枚ずつ、柄が20柄x1枚ずつ…ってあらら。これでは三人官女がおそろいにならないけど。
100均で見てくるか…。折り紙というのは、大体初めて折る時はよっぽど慣れた人でないときれいに折れない。
練習を少なくとも1回はやると、2つ目からの完成度は上がるものなので、まずは練習!いい感じに折れたら、収納用たとう紙ケースも折ろう。
しかし…きれいな模様付きの千代紙だなあ。子供の頃は、こういうのもひっくるめて「折り紙」と呼ばれていて、折り紙は持ってくるのを禁止とか言われないから、学校で何年かに一度、爆発的に流行った。お友達同士で取り換えっこするわけで、全く持っていない場合は参加できないから、ある程度は「資産」が必要だった。
大勢が持っているものは取り換えレートが低いし、田舎の店の商品展開は狭く、人気がある物は売り切れで余計にレートがあがるという、割と需要と供給を学ぶ機会になるものだった。男子の場合は牛乳キャップ、女子は折り紙。祖母がくれるクラフト材料の残りはカッターで正方形に切っておくと割と珍しい柄が多かったから、「高く売れた」ものだったが、いかんせん弾数が少なく、小遣いが出せなかった私は結構苦労した。
そんな私が袋にいっぱいの20柄の千代紙を買うと、私の中の子供が、「うわあ…」と言って喜ぶのだ。
あー。一つも折らないうちから、もう1パック、折り紙が買いたくなってきた。
でも、折り紙は気を付けないとな…。
厚手のつるつるした紙で折るといいもの、薄い紙で折るほうがいいもの、ちぎれないように和紙素材で折らないと印刷柄が折り目のつけすぎで剥げるもの…とか折るものによって最適な折り紙が違ってくるので、まずちょっと折ってから考えよう。
付録の紙は、ちょうどひと揃いしか折れないみたいなので、取っておくとして。
…こうやって「きれいだけど、もったいなくて折ってない」折り紙というものがでてしまいそうだ。子どもの頃もそうだったんだよね。でも、正直あれは多分、ごみに捨てられたんではないかと…。今、あのコレクションが出てきたところでほしいかと言われるとそうでもないから、やっぱりもったいないとか思わないのが正解なんだろうな。
牛乳キャップの話
牛乳ビンの紙のフタは、学校で集めるのが流行った。メンコみたいにたたきつけてめくりっこする遊びや、高く積み上げておいて、前で手をたたいて風を送ってめくれた分だけ取れる遊びや、親指と人差し指の間に持って、指に力をいれて遠くへ飛ばす遊びもあった。
これは給食で全員がビン入りの牛乳を飲むので、クラスの人数分、毎日出てくる。
「牛乳のフタ、オレにくれ」と飲む前に隣の席の男子に頼まれたものだ。
女子は、これを集める子があんまりいないので、女子の分は大体男子全員に流れた。これを給食後に水道で洗って資産を増やしていくわけだ。
カードゲームでいうと、「ノーマル」なのが普段の給食の牛乳の。
「レア」は、家に牛乳を配達してもらっている子が持ってくるもので、何人かいないわけでもなかったが、数が出ないのでこれはノーマルのびんのフタの3枚分ぐらいの価値があった。
「スーパーレア」は、「いちご牛乳」とか「フルーツ牛乳」で、これは確かにほとんど見ないものだった。ノーマルのフタ10枚ぐらいと交換だったはずだ。
その上のSSRクラスは、遠隔地に親戚のある子が持ってくるフタで、これは「観賞用」。みんなで取り囲んで、「へーえ」と見る。仲良しにこういうフタが手に入る子がいたら、1枚、コレクションに入るかどうか…というようなものだった。
当時、私が5年生だったとき、一学年下の男の子がやったことが面白かった。
学校給食に出てくる牛乳の納入は、「タカハシ乳業(仮名)」だった。牛乳のキャップにそう書いてある。
彼はJRの窓から見える「タカハシ工業(仮名」という工場を見て、「あ、これ牛乳の」と思ったらしい。
よく、壁に大きく、「山田工業(株)」などと書いてある工場が田んぼの真ん中に突然出てくる、そういう田舎の路線は結構あるものだ。
彼は、その会社に宛てて、自分が牛乳キャップを集めていて、もっとほしいこと、もし工場に余っていたら送ってほしいこと…などを書き、自分の住所とお年玉をいれて、手紙を出したらしい。
ちなみに、そのタカハシ工業(仮名)は、タカハシ乳業とはなーんの関係もなかったそうなのだが、その工場の人たちはその手紙を読んで、大変ウケてくれたらしく、従業員さんたちが牛乳キャップを集めて、送り返してくれたそうだ。
うちの母は、その男子のお母さんからその話を聞いたらしい。びっくりしただろうなあ、そのお母さん。
その会社の人たちも、すごく親切だと思う。
その男子はあっという間に「牛乳キャップ長者」になったそうな。
私はその話を聞いたとき、本当にすごいな…と感心した。そういうことを思いつくところ、それからその手紙を出してしまう行動力にも。住所は電話帳で調べたそうだから、相当だ。
でも…それならタカハシ乳業の方を調べてもよかったような、と今だから思うけど、でも当時は、すっごいなあ!と思った。
まあ、牛乳キャップのブームは長続きしない(インフレが起こるから)ので、その子もそんな巨大コレクションがあっても、だからなに?ということになったと思うけど、今、その子はどうしているのかなあ。名前は忘れたので調べられないけれども、起業とかしていそうだよね。
練り消しゴム、折り紙、牛乳キャップ、かわいいメモ帳、シール、あやとりに、コマ。時々流行ったなあ…。今の小学校はどんなものが流行るんだろう。
輪のついたビン
お好み焼き屋さんのマヨネーズとか、ホットドッグ屋さんのケチャップとかマスタードが入っているようなボトルだというとわかるだろうか。
ダイソーに買いに行ったら、売り場に並んだボトルの中に、3本ぐらい、ちょっと違う感じのが混在していた。
細口のボトルの先にキャップがついているものが何種類か。
手でひっぱると取れるもので、キャップ本体とフタがつながっているもの。
上下逆に立てて置けるように、細口のびんのキャップにねじ式の花の形のフタがついているもの。
ネジで外れるフタが細口の上についているもの(これはハチミツのと同じ感じ)
そして、ネジ式キャップにプラスチックの輪がくっついているもの。(左の写真)
うーん…。この輪が付いたキャップのボトル、お風呂のタオル掛けにフックでつるせるかも?
お風呂には、棚が1つ。それからタオル掛けが1つ。この棚の上には、シャンプーのボトルとか、泡で出るせっけんのボトルとかが置いてあるのだけれども、このボトルの底が黒っぽく汚れてくる。毎日拭けばいいのだろうけれども、それが面倒。
ちなみにタオル掛けには、S字フックがかけてあって、ブラシ、洗面器、掃除用スポンジがひっかけてある。
ここにリンスのボトルもひっかけたら、黒くなるビンが減るというわけだ。
やってみたら出来た。重たいからキャップがすっぽぬけてボトルが落ちるかと思ったけれども問題なかった。
こんな形のビン、見たの初めてだ。しまった、もう一つほしい!
100均の商品は「今日あっても明日はない、入荷するかどうか未定」のことがあるからなあ。
近いうちにもう一回見てこよう。
中毒パズルLEVELs攻略
今日のゲームはこれ、【中毒パズルLEVELs+】。これは、Nintendo Switch発売後半年以内に発売されたソフトだったのだけれど、地味な見かけだったので、実は今まで買っていなかった。(iPhoneとアンドロイド版もあり)
これ、地味だけどかなり面白かったのでレビュー。これは、「2048」とかなり似ていると思う。2048というのは、数字をくっつけて大きくしていくゲームで、1を2つで2、2を2つで4、4を2つで8、8を2つで16、と倍に、倍にしていって2048までたどり着きましょう、というソフトだった(3DSにもある。スマホには多分無料のもある)。
割と中毒性があるソフトだが、コツがわかるまでにはどーやっても2048どころか、1024まででも行きつかない。
このレベルス+もそう。2と2をくっつけるとレベルアップして3に。3と3をくっつけると4に…となるのだが、盤面に加わってくるのが通常は「1」。数値が大きければ大きいほど動けるのだが、自分の味方は飛び越えられない。
つまり、将棋でいうと、自分で進みたいところに、自分の「歩」があって動けない…というような状態になる。
なるべく周辺部で数字の小さいコマのレベルを上げて、真ん中には小さい数字をもっていかないのがコツになってくる。
自分の戦士のレベルを上げるにあたって、どんどん上がるだけあげれば…というのはダメで、たとえば最初はレベル3とか4のコマをたくさん作らないといけない。
なぜなら、レベル7から8にするときには、レベル7が2枚もちろん必要だし、レベル8から9にはレベル8が2枚…ということは、レベルの高いのが1つだけあっても残りがちまちましたのばっかりだと頭打ちになりやすいからだ。なんせ25枚しか場所がないわけで、モンスターは増えるし、黄色パネルもレベルをあげながら取っておきたい…となると、ゆっくり2枚目を後から育てるのは難しい。
点数が入るコマは黄色だけで、正直青パネルの自分の戦士のレベルを上げるのに必死になっているとちまちまと黄色いパネルをとってしまって点数があがらない…。
これには実はちょっと変な回避法があって、たとえば、青パネルのレベルが、8、7、6、6、5、4ぐらいに枚数とレベルが散っていると、レベル5とかの赤パネルも出てくる。これが、「8、7、6」で残りが4とか3とか2とか…だと、赤いパネルは8、7、たまに6ぐらい…と高いのしか出てこないので、詰まりやすい。
いかに中層ぐらいの青パネルを作って(なおかつぱっとランクアップ出来る状態に待機しつつ)低いモンスターを出してそれをレベルの高い戦士で倒しながら動くか…ということを考えるとそんなにさっさと動かせなくなる。
まあ、さっさと動かしてテキトウにやっていても、青パネルを周辺部でレベルあげをすることを忘れなければ(つまり、どまんなかにレベル1とかが来ないように)3000点ぐらいまではなんとかなる。
アンドロイド版とiOS版は、赤パネル7枚を問答無用で黄色のパネルにしてくれる「雷」が、特殊ピースに隠れていたり、ムービーを見ることで3回まで使えるそうだが、スイッチ版は使えるタイミングは任意になって、赤から黄色へ「全交換」で、「一回こっきり」という違いがある。
3回使えれば相当点数があがるだろうなあ…と思うけれども、ここはNintendoSwitch版の特性ということで、しょうがない。
雷を使うと、ほぼその時点から「パネルが強くて初めから」みたいな配置になるので、前半戦と後半戦になる感じ。
コツは、結局、レベルの低い新規参入パネルを、いかにレベル上げするか=全体のレベルを底上げすること。
レベル1とか2の青パネルは、レベルの高い黄色パネルを踏めないので、にっちもさっちも…という状態になるので、最初はレベルの高い黄色を作るのが難しい。レベルの高い青パネルで黄色を回収して、なんとか次のレベル1青パネルを出して、レベル2にして…と結局端っこの方でチマチマやるほうが点数があがる。
2、3日触ってみただけ…というにはずいぶん時間をかけて遊んだので、メモ代わりにこれを書くことにした。
しかし、スバラシティといい、LEVELs+といい、小粒だけど長持ちするパズルがたくさんある。スマホでゲームをしている人と共通なのがうれしいところ。マッチ3ではないけれども、実はこのパネルをくっつける感じがそういうゲームが好きな人向けだと思う。
ZOOO!とか、パズドラのパズル部分、Cradle of Rome、ジュエルマッチ、Bejeweledあたりのゲームが好きな人にもおすすめ。