逆転現象
ダイソーにしてみれば冗談じゃない!という話だろうけれども、これは滅多に見ない不良交換のお知らせだなあ、と思ったのでシェア。
この商品は「びっくりカッター」みたいな名前で売っているもので、道具ではなくおもちゃ。この写真を見てもわかる通り、へこみがあって、そのくぼみに指をはめると、カッターナイフが指に食い込んでいるように見えるというもの。
これに不良品が出た。不良品というのはどういうものかというと、普通のカッターの刃がついているらしい。
おもちゃと思って遊ぶと危ないのね、ということなんだろう。まあ、まさか普通に目視で刃があることに気づかない人もあるまいとは思うが、本当なら商品としては切れなければいけないカッターナイフが、切れるから不良品というところが珍しい。
夕飯の時の話題に出したら、夫はネットでこの話を読んだと言っていた。
多分、カッターの組み立てを請け負っている会社とかがあるんだろうな。そこに特殊な刃を納品して、こういうおもちゃも作ることになったのだけれど、普段と同じような刃を使って組み立てをやって、パッケージしたとかじゃないのかな。
回収代金とか、切れる刃を取り外す…までもなく、多分廃棄だろうし、その経費とか考えたら、こんな値段の商品だもの、赤字だろうなあ…。それとも袋だけ変えて、普通のカッターナイフとして再出荷出来るのか。
いや、別にカッター屋さんに知り合いがあるわけじゃないんだけど、考えさせられる張り紙だった。
コールドフュージョン(磁石キューブ)のしまい方
高いのは8000円とかするが、もちろんうちでそんな高いおもちゃを誕生日でもないのに買うわけはない。1000円ぐらいの安いニセモノを買ったわけだ。まあそれでも、なんとなく触って遊ぶと面白いもので、ハンドスピナーよりはずっと長く遊べる感じがする。
ただ…かなり強力な磁石らしく、PCや電気製品のすごく近くに、長い時間置いておきたくないような物体で、「ちゃんとしまっておいてね!」ということになる。これがね…。
うちへ届いたときの箱は、小さい缶で、中に立方体の穴が空いたスポンジが入っているという形。
そこへテキトーにぎゅっとカタマリを詰めておいたらよさそうなものなのに、息子が「ちゃんと四角くして片づけたい」とか言う。
自分で片付けるときはそうしているのだが、私が片づけるときに面倒だからとぎゅっと放り込んでおくとイヤそうな顔をする。
そんな顔するなら、ちゃんと片づけて置けばいいのに!と言い争いになるのが夫は大変嫌なようだ。
息子も叱られるが私もとばっちり。
というわけで、この際だから、私もじゃあ、ちゃんとまとめて片づけられるようになろうじゃん…と思ってみたが、これが意外と、難しい。
多分だけど、出来があまりよくないニセモノだからということもあるのではないかと思うが、手でテキトウにまとめただけではきれいに整列してくれない。
きっと、安いバージョンを買った人は似たような感じになっていると思うので今日はうまく片付けるには…というコツを書いてみることにした。ちなみにコツを習得するまでに1時間以上かかった。
例は6x6x6(216個)のマグネットボールのキューブを作る時のコツ。
1:全部のマグネットボールを1本につなげる。これは難しくはない。
2:一本につながったマグネットの、両端を隣同士にくっつけて、マグネットボールを2列に並べる。
一番最後、つまり真ん中のところが図のようになることがあるが、くっつけて手でぐりぐりとボールを回転させると割とぴったりくっつきなおすことが多い。(どうしてもだめな場合は1からボールをつなげる順番を変えてやり直し)
3:2列にくっついたボールの端を軽く立てて、2列x6個のところで折り曲げる。
4:これは一度折って、くっつけたところ。
5:次の6個を折る。ジグザグに折るのがコツ。
6:2段の高さで、6個ずつ6列になったところでいったん残りをちぎり取る。1パーツ完成。
7:同じようにして、2段の高さで6個ずつ6列のパーツをもう2回作って、3パーツ完成させる。
一つ目を箱にいれて、二つ目を重ねて箱に入れてみる。箱がない場合は、厚紙でもいいから、枠を作るとうまくキューブにしやすい。
8:2つうまく重なったところ。
問題は3つめを重ねるときで、これがずれて重なる時がある。
9:うまく重ならなかった時は、硬くて薄いものをぐっと間に入れて、分離する。
ちなみにこれは紙のカード。
このマグネットボールは磁力が強いものなので間違っても普段使っているICカードとかクレジットカードとかを使わないこと。
ずれて重なったときは、違う方向に重ねるとうまくいく時がある。
どうしても最後の1パーツがずれるときには最初から作り直さないとどうにもならないことも。
うん…ちょっと時間の無駄かなあ、とは私も思った。でも、慣れたら早くなったし、息子にはありがとう、と言われるようになったしまあ、いいとしよう。
あと、最初あまりにもうまくいかないので、どこかに磁石キューブのうまい片付け方を書いたサイトがないかなあ…と思ったので。こういう情報がいる人は少ないだろうけど…。多分本物のを買うともっとうまく帯状になるっぽいからね…。
かといってすぐ飽きるおもちゃに出せるのは千円ぐらい…だよね。ちょっとそれでも高いかと思ったぐらいだもの。
ただ、ちょっと暇なときにコチャコチャするのに向いていると思う。
私が子供だったときには、ルービックキューブってのが流行っていた。
本物を買ってもらえる子はすごく少なくて、大抵の子はお祭りの夜店とかで買ったニセモノを持っていた。
ニセモノはすぐバラバラに出来て、初期状態に戻すのに都合がよかったので、実は本物よりも人気があった。
本物は作りがしっかりしていたせいで、子どもの力ではバラバラにならなかったのだ。
あとは、ルービックキューブの後発商品だった、スネークキューブ。
今は100均にも、ガチャポンにもあるようなおもちゃだが、当時はまだ新しかったので、ルービックキューブの後はやった。あれも数千円した。完成形を書いた図を見ながら、ああでもない、こうでもないと友達の家でひねくり回した覚えがある。
こういうおもちゃはちょっと楽しくていい。
駅前のお寿司屋さん
ついでにその学校の近所の科学博物館のロボットプログラミング講座、というもう、盛りだくさんすぎて大変疲れる週末。
最寄り駅に降りたときには全員、家に帰りたいモード全開。だが、このまま帰ると、私がごはんを作るのが嫌になるのは目に見えていた。
家のそばの定食屋さん(安い)でいいやね…と思っていたら、息子が、もっと「いいもの」が食べたい、という。
ファミレスや、フレンチレストランもあるし、回る寿司(高いのと安いのと両方)もある。が、ここで息子は、大変機嫌悪く主張した。「後戻りしたくない」と。
駅から家までの帰りに、どこかへ回り道をするのが嫌、ってことね?全くわがままなー。でもその気持ちはわかる。今日はつまりかなり長い間歩いていたのでくたびれたのだろう。私もへとへとだ。
駅の階段を下りて、遠くへ歩くのと、定食屋さん(安くてテキトウ)なのと、どっちが嫌なのよ…という話をしたとき、「あのお店、お寿司だよね?」と息子が指さした。
確かに、お寿司やさんだね。チェーンとかではないお寿司屋さんだ。なんとなく、敷居が高くてはいったことはない。この駅前にきっとずっと前からあるんだろうな、といったたたずまい。
夫が、「入ってみようか」と言った。おっけー。こういう時にお金を出すのは夫だ。ちょっと高いかもな、とは思ったが、夫は自分が入ろうか、と言ったのなら、後から高かった、とかそういうことは言わない人だからね、入って試せばいいってことだ。
最初は、控えめに行きましょう、最初から特上とか頼んでおいしくなかったら残念だものね…というわけで、夫と息子はにぎりの並を。私はちらし寿司の並を注文した。
出てきた湯飲みがびっくりするほど特大。子供には冷たいほうじ茶を、私と夫にはあつい緑茶。とてもおいしいお茶だった。
息子も夫も、ものも言わずに食べていたが、身が厚くて、とてもおいしかったらしい。イクラの軍艦にそえてあったキュウリの切り方の細かさに、「みておかーさん、これすごいよ」と喜んでいた。
私は、といえばちらし寿司なんて久しぶり。マグロ、イカ、蒸したエビなんかが載っている、いかにも、なちらし寿司だったけれども、これがね…すばらしかった。
なんていうのだろう、これは江戸前の寿司ではない。文化の薫り高い、上方の寿司というべきだろうか。
まず錦糸卵がとても細く切ってあって、かかっていた魚のそぼろが、これは多分お店の手作り。着色料のピンクの、あの市販のデンブなんかそばにもよれないお上品な味だった。
ごはん部分にいろいろな美味しい味がするものが混ざっていて…甘辛く煮しめてから細かく切ったしいたけとか、香ばしく炒ってから切ったゴマとかぐらいしか見た目はわからなかったけれども、どこを食べてもしみじみとかみしめたくなるような懐かしい味。
こういう味のするごはんが入った箱入りの押し寿司を、家にくるお客さんが持ってきてくれたことがある。ご飯の上には、薄くアナゴや鱧の甘辛いのが乗っていて、四角いのを二切れぐらい、お皿に乗せてもらってお相伴にあずかった。電車に2時間も乗ってくるような遠いところから来る人だったが、「家のそばのおいしいお寿司屋さんのものだ」という話だったっけ。
実は小さかった私は、お菓子を期待していたので、ちょっとがっかりしたのだが、それを吹き飛ばすようなおいしさだった。
もう30年、いや40年ぐらい思い出していないようなことだったのに、突然そんなことが頭に浮かんだ。
おいしい。ちょっと甘酢漬けのショウガものっていたが、これも、回る寿司や、牛丼チェーン店のテーブルに備えてあるものとは明らかに違う味だ。もしかして、これもこのお店で仕込んでいるのだろうか。多分そうなんだろうな…。
もちろん、スーパーのお寿司売り場で「ご自由にお取りください」と書いてあるガリの袋の中身が、これの真似だということは、わかる。別物というほどには違わない。
でも、ガリとはかくあるべしというのがわかるぐらいには、違う。
息子は食べないのがわかっていたので、息子のにぎり寿司の台に乗っていたのは「これ、おかーさんがたべてもいい?」ともらってしまったぐらいだ。
ちらしずしを口に運びながら、しまった…と思った。
こんなおいしいのを食べてしまうと、スーパーとか、コンビニの398円のちらし寿司が食べられなくなってしまうではないか…。
ごはんの味。のっている錦糸卵や、デンブの味、そしてショウガの味。どれもみんな少しずつ…しかし決定的に違う。
最後の…その90パーセントと100パーセントの違いがあるとしたら、最後の、とどめの10パーセントの部分が行き届いている感じ。
チェーン店のちらし寿司は、魚が90パーセント。デンブと、錦糸卵とショウガが90パーセント、そしてごはんが90パーセントの出来。掛け算したら0.9x0.9x0.9=0.729で、73パーセント。
ここのお店のは、1x1x1=1で、100パーセント。一つ一つはちょっとしか違わなくても、最終結果にぐっと差がつく感じがする。
本当にいいちらし寿司だった。週末なのに結構すいていたので、これはやっぱりお店がなくなる前に食べに行こうね、と、お店の人が聞いたら気を悪くしそうなことを言いながら帰ってきた。
夫は、「あれで並だなんてねえ…。もしかして、初めてだからサービスしてくれたとかじゃないんだろうか」と言うぐらい、おいしかったそうだ。
この街にもうずいぶん住んでいるのに、前を何度通り過ぎたことだろう。
多分だけど、法事の時の仕出しとかもしてくれそうなお店だったから、実はそういうことのほうがメインなのかもしれない。古いお店みたいだしね。
高いほうの回る寿司ぐらいの予算で、ずっと満足度が高い、と夫が喜んでいたので、また行くことになるだろう。次回もちらし寿司にしようか、それとも巻き寿司にしようか。楽しみになってきた。
NHKの料金を払わない…?
この作業か、夏祭りの露店作業のどちらかに出なくてはならないことになっているのだが、私は役員に当たっているので、どっちの作業もお手伝いというわけだ。
ベルマークというのは、半期で数万円になるのだが、お仕事を休んでまで参加することになるお母さんたちも多く、時給のことを考えたら、お金で寄付をもらうのもありなんじゃないだろうか、という疑問がわいてくる行事でもある。
適当に雑談しながらベルマークを分類していた。NHKの視聴料が高いわよね、という話と、しつこく家にやってくるのがなんとなく嫌な感じが…という話が出た。
「うちは、もう払ってないからねえ…」と適当に相槌を打つと、その瞬間、部屋中のお母さんたちの耳目がこちらに向けられたのがわかった。
「えー?どうしてそんなこと出来るんですかー?」
気さくで、若いお母さんは、去年の役員で一緒だった人だ。
「ああ、うちね、テレビないんだよ。あるのはモニタだけだから、そういって断ってるよ」
「えーーーっ。イッテQとか、見ないんですか?朝ドラも?」
「うん、全然見ないよ、テレビはもう、何年か前から全然みてない」
「朝のニュースも?月9のドラマも?」
彼女は信じられない!という顔をして驚いていた。
イッテQは特に彼女は楽しみにしているらしく、放映日には夕食の片付けもお風呂もうんと早く終わらせて、テレビの前に陣取って待つのだとか。
みんなは、「なあんだ…」という顔だったが、うちはNHKの視聴料はそんなわけで払っていない。
一応言っておくと、子どもが小さくて、Eテレを見ていたころはちゃんと払っていた。当時は家にテレビがあったからね。
「いないいないばあ」とか「おかあさんといっしょ」とか、「ゆうがたクインテット」とか、「ピタゴラスイッチ」とか、小さい子が安心してみられる面白い番組だったと思う。
だが、テレビが壊れて捨ててからというもの、全くテレビを見ていない。それまでも息子の分は見ていても、ニュースもドラマも見ていなかった。バラエティも、情報番組も別に見たいと思うような番組がなかったからだ。身も蓋もないけど。
アニメや、映画が見たいときは、今は有料サービスを使っている。HULUとか、NETFLIXとか、アマゾンプライムビデオとか、ああいうもの。しばらく見たら、解約したりして、一年ずっと取りっぱなしではないので、ちょっと安い。
ニュースはネットと新聞とラジオがあれば困ったことはないし、災害時のニュースは割とラジオだけで大丈夫。
子どもと夫はともかく、私は映像がどうしてもなくては、と思うほうじゃない。まあ、中学生ぐらいまではかなりアニメを見たほうだと思うけれども、今はテレビじゃなくてもアニメは見られるからね…。
時代劇は好きで見てたけれども、今はそういうのもネットで配信したりするし、あのテレビの「この時間にみないとだめ」なのと、「見逃したら再放送するかどうかもわからない」のが面倒になったというのもある。ドラマなら、全部そろってから一気にみればいいし、水戸黄門みたいな「一回で終わり」のタイプはそれこそ、ネットのサービスで好きなときにぽつりぽつり見ればいい。
自分の予定に映像を見る時間をいれるのはよくても、テレビで好きな番組を放映する時間に自分の生活をあわせるのが嫌というわけだ。
今、この文章を書きながら思ったののだけれども、朝ドラ。あれは話題になるけれども、それなら原作小説を読むほうがいいな…。
なんのせいなんだろう、テレビドラマの脚本なのか演技なのか、ドラマは時代劇はともかく、夜のも、昼のもあんまり「これは面白い!絶対見たい!」と最近思ったことがないなあ…。時代劇も、実は小説のほうが好きだ。
そして、3カ月に一度ぐらいずつ来る、NHKの集金係の人は確かに、うっとおしい。うちではこれからもテレビを買う予定はない。だって必要ないから。毎回、「テレビはうちにはないです。テレビを買ったら、その時はお知らせしますから」と帰ってもらっているのだが、その時は来ないことを、どう知らせたらいいのだろう。悩むところだ。
NHKもなあ…不祥事とか聞くとなあ…。使い道を、たとえばEテレ関連だけに。とか決めて払えるならいいのに。例えば「大科学実験」みたいな番組には寄付をしてもいい、と思う。あれは本当に教育的な番組だからね。ああいう教育番組を作るのはやっぱりNHKならではだと思うし、予算度外視でしょうがないところもあるから、そういうところにはNHKの存在意義があるわけだけれど。
見るなら潔く払うし、見ないなら払わない。Eテレはグッズの売り上げとかである程度採算をとる。そういう風になればいいのになあ、と思う。払う人が納得のいくお金の使い方か、というような経営の透明化だって考えてもいいよね。全員、何がどうでも払え!という前に、払っている人には経常収支の表とかも公開してくれて、そして新聞に載っている家計相談みたいに、専門家が意見して、新聞紙面にのったら、面白いのに。
限界点突破
夫は、働きに行って給料もらって帰ってくる。私はずっと家にいるわけだけれども、彼はご飯が出てくるのは、自動だと思っていないだろうか。
トイレットペーパーがいつでもちゃんと棚に一つ、用意してあるのも、下着がいつも洗濯されているのも、そして、シーツがいつでもサラサラさっぱりしているのも、気づいていないのではないだろうか。
外で仕事をしていると、成果は、給料になって、目に見える。自分の毎日の労働が報われるというわけだ。
でも、家での仕事は、給料が出ない。もちろん私が食べている食事や、住んでいる家は、私が家で仕事をしていることによって受け取っているものと言えないことはないが、やっぱりわかりにくい。
私が、夫のベッドのシーツをはいで洗濯機に入れ、掛布団を担いでベランダへ出ようとしていると、「あ、ありがとう、そろそろ頼まないとな、と思っていたんだ」とにっこりしてくれた。
あ?気づいてたんだ?ちょっと記憶をたどってみると、週の半ばに1度、週末に1度、という感じにシーツを取り換えるスケジュールになっているはず…だが、確か先週末は天気と体調が両方悪かったために、もういいや…とあきらめたはずだ。ってことは!このシーツは10日は取り換えられていない。
彼がこういうことには鈍いといっても、多分わかったのだろう。布団を干して戻ってきたら彼が言うには…。
「限界点越えたら大丈夫なんだけど」
それは何の話か、と思ったら、彼が解説してくれた。
シーツをある程度長く替えないで、その限界点を越えると、もうそのままずーっと同じシーツを使い続けても平気になるんだって!なにそれ!ちなみに10日ではまだまだなのだそうだけれども、そんな怖い限界点に到達したくないものだ。
あー。でも、子供だったときのことを考えると、うちのシーツ洗濯頻度はかなり低かった。シーツの方はどのぐらいのサイクルだったか定かではないが、布団カバーの洗濯頻度はシーズンに一度だったはずだ。となると…確かにその限界点は突破していたはず。当時の洗濯機は3.3キロとかだったからね…無理もないところではある。
しかし…ちゃんと気づいてたんだね、シーツの感触。
サラサラのシーツ、好き?と聞いたら、うん、と彼は笑っていた。
いつも、ありがとうね、って。
気づいてたんなら、それでいいんだ…。無駄じゃ、ないよね?誰も気づいてないような、どうでもいいことじゃないよね?
そういう気分は、大切なんだよ…。
お金だって、払ってもらえるなら、絶対NOとは言わない。言わないけど…お金にならない仕事なのなら、せめて…これはどうでもいいことではないのだ、と思いたいのだ。
ずっとこういうことが気にならなくなる限界点があるとしたら…。うっかり突破しないようにしないと、本当に何もしたくなくなって、動けなくなる時が来るかもしれない。評価基準も、成果もほとんど目に見える形にはならないとしたら、自分でこれでいいんだ、と思ってやっていかなきゃいけないということだものね。
彼によると、同じパンツを履いていても平気になる限界点もあるそうだ。やーめーてー。
こまめにケア。いい環境を作るのは、無駄なことではない。特に…彼みたいな人と一緒にいるとしたら。
時々は、確認しよう。
きれいなパンツは、好きか、と。
彼はきっと、「うん、俺もそりゃ、洗濯してあるほうが好きさ」と言ってくれるだろう。
そういって、にっこりしてくれるから。だからやる気が補充されるのだ。そのことに彼は、気づいているだろうか。
お楽しみ弁当?
図書館の本は気を付けて返すようにしておかなくてはならない。2週間もあれば、10冊あっても読めるはずではあるのだが、途中で2冊、3冊とちびちび借りると、いつが期限なのかがわかりにくくなる。
図書館で、貸出本のリストを出してくれるのを片手に、私は本のチェックをしていた。
「編集手帳26集」 面白かった。短く興味深く、これはもっと他の巻も借りてこなければ。
「編集手帳 傑作選」 26集とかぶるのがいくつかあった。もう傑作選といわず、全部読んだほうがいい。
「思い出のマーニー(上下巻)」これは買うに至っていないが、時々読み返す。
「ヒエログリフがわかる絵本」 すごく面白かったけど、覚えるほどじゃないからきっと博物館で見ても読めない。
「ハヤ号セイ川をいく」 この人は「トムは真夜中の庭で」を書いた人。好みだった。
「ミトラの密儀」 これは誰が選んだのか知らないけど、「おすすめ」のコーナーにあったので読んだ。
「海のたまご」
「青い月の石」
「お楽しみ弁当」??料理の本だな…。どこにいったんだろう。料理の本は大判が多い。図書館で借りる料理の本は、早く出来る料理だったり、簡単料理だったりというような本が多い。先月借りた作り置きの本は、料理の写真だけ見て、献立が思いつかない時のヒントにした。お弁当のおかずの作り置きとかは、副菜を作る時の参考になるのが多い。簡単、早く出来て、材料がむずかしくないものがいいんだよね。
うーん。「お楽しみ弁当」がどんな本だったかあんまり覚えてない。息子が借りている本にまぎれているわけでもなし、寝室にも自室にも持ち込んでいないはずだし…。
あまりにも見つからないので、他の本だけでも返そう、と積んであった文庫本や、新書をなんとなく数えながらそろえる。
あれ?10冊あるぞ?貸出冊数の上限は10冊だから、これで全部あるはず?
チェックしなおした。あ??【吉田健一著、「お楽しみ弁当」】は、なんと文庫本であった。
この本は、そういえばパラパラっと中身を見て、ぱっと借りてきて帰ってきたとたんにパーッと読んでしまったのだった。題名を見ていない、覚えていなかった本だと思う。
私は、本を借りた人が返却手続きをした本をのせるワゴンから本を選ぶことがある。ちょっと目を引く題名だったりするか、なんとなく面白そうだったらその場で手に取って、中をのぞいて借りてくる。「誰かが借りたばっかりの本」というのは、ずっと本棚に入ったままの本より面白いことがあるからだ。
この方法は、自分では選ばないようなジャンルの本や、知らない作家さんの本を、手間を取らずに選べるので、実はかなりいい方法だと思っているんだけど、本当に題名を覚えていなかった。
この人の本を読んだのも多分初めてなんだけど、とても面白かった。裏表紙の内側を見ると、この人が書いた本がずらっと並んでいる。ちょっと楽しみだ。
今回の教訓。
図書館で自分が借りた本の題名は、返す日ぐらいまでは、ちゃんと覚えておこう。
時計のベルト交換
実のところ、専業主婦というのはかなり手が抜けてしまう職業でもある。まあ…手を抜かないにしても、ちょっと油断をすると、洗濯、掃除、ご飯だけ作って気が付いたら夜ー。ということになってしまう。
意外と長いのが、PCを見ている時間。
ブログを毎日読んだり書いたりしている時間も長いし、ニュースを読む時間は新聞を読み始めてから減ってはいるものの、やっぱりある程度はある。
これがもうちょっとメリハリがつかないかなあ。
息子がダラダラしている時は、15分とか、30分とかタイマーをかけてTVを見るなりなんなりしろ、と注意をいれているのだからして、大人だってそうするのは有効…かもな、と思いついた。
やらなきゃいけないことが決まっていても、なかなか腰があがらないというのは、ある。
タイマーか…。確か、私はそういう時計をどこかに一つ、もっていたはずだ。電池がまだあるかどうかはともかくも。【カシオの安いデジタル、LA-670WA】(左写真)は、確か買ったときは1000円前後だったはずだが、デジタルで、タイマーとか、アラームとか、カレンダー機能とかがついている、意外なほど多機能な時計(画像はカシオのものをお借りしています)。戸棚から発掘、こじあけて電池交換。慣れたものだ。
これを使わない原因は重たいから。ネットを見てみると、逆輸入のもので、皮ベルトのモデルがある。ってことはこれ、もしかして金属バンド外せるんじゃ?
近所のリサイクル店で400円ぐらいの革バンドをゲット(13㎜)、家にあった先が二股になった金属ツールで、イチかバチかやってみた。普通の革バンドの時計と違って、金属バンドは隙間が狭くて、外しにくかったが、仕組みは革バンドのものと同じだったので、無事、外せた。
家のはかりで計ってみたら、金属バンドの時は32gと出たが、合皮のバンドに付け替えると、おお、10g。このぐらいなら私が愛用している軽いプラスチックフレームの【シンプルなLQ-139BMV】と1gしか違わない。
うむ…これでいいだろう。ちなみに、タイマーはプリセット。1分、3分、5分、10分、15分、20分、30分がある。
これを使い慣れて、PCをさっと15分で切りあげて、他のことに取り掛かれるようになれるかどうか、試してみよう。
ちなみに、目覚まし時計のようなアラームと、毎時間正時になる機能もついている。
アマゾンでチェックしたら1300円ぐらいだった。それとおもしろいことに、全く同型に見えるのだが、「ダイヤモンドを埋め込んだ」という、高価なバージョンがあった。こういうのは安くて多機能なのが面白いのに…と思ったけど、シンプルな見かけに、ちょっと宝飾っぽさを出そうと思ったのかなあ。ダイヤモンド2粒埋め込まれていても、5000円ぐらいだってのがちょっとかわいい。
初めてステーキを焼く
夫の誕生日があったのだが、その前の2週間ぐらいというもの、夫の仕事はとてもたてこんでいたのだ。
疲れているのが目に見えてわかる。朝も早いし、夜もいつもより遅い。
誕生日の外食は、しなくてもいいや…と彼が言うのだ。珍しい。大体、誰かの誕生日が来た時には、外食が基本の我が家。
特別メニューを作らなくてはいけないかも、というプレッシャーを私が感じなくていいように、そうなっている。
ちょっと高い外食で、豪華なものをデザート含めて食べるのが通例だったが、彼は疲れている日に外に出たくないらしい。
まあね…。この場合、私の場合はおさしみがいい。多分息子の場合も、「オレ、いくら丼がいい」とかいうだろう。もしくは「ピザ!」と来るかもしれないが。夫は…魚よりは肉…だろうなあ。
付け合わせはもやしをゆでたのと、ニンジンの煮物と、トマトぐらいでいいや。
問題は肉。
まず、ネットで「ステーキの焼き方」を検索だ。
250グラムのステーキを焼く動画などを見て、大体の手順を覚える。
うむ…だめなら刻んで焼き肉のたれをかけて食べちゃえばいいか…
肉の専門店で、ステーキ肉を選ぶ。なんたって今日はお誕生日、特別予算で肉に4000円と、ケーキに1000円ってとこで。普段なら月末までとっておく「予備費」と、この際だ、まだ使っていなかった「日用品費(洗剤とかを買う)」の封筒から3枚ずつ1000円札を抜いて出かけた。
ピンクのミル付きの岩塩と、あらびきコショー、それから小びんのニンニクの香りつきのオリーブオイルも買う。
うーん、カルビステーキ半額330円。100グラム。息子のはこれでいいかな…?いや、もうちょっとほしがるか。750円の半額とか、680円の半額とか…豪州産カルビだのハラミだの…を300グラムぐらいゲット。そして国産ステーキ1500円ぐらいのサーロイン1枚。
250グラムのステーキ肉ってどこに売ってるんだろう。どれを見ても大体150グラム。
息子と私は豪州産でいいし、今日は主役の夫だけ霜降りかな…。合計3000円。あ、思ったより安いかも?半額バンザイ。
焼く前に室温に戻す。
焼く直前に塩コショウ。
あつあつのフライパンに、ニンニクオイル。焦げ目が軽くつくまで片面焼いて、ひっくり返して、火を止めてフタしてしばらく待ってから出す…という方式だった。厚手のフライパンで、と書いてあったが、うちのフライパンはアサヒ軽金属のやたら高くて分厚い多孔質アルミ。料理は下手だが、道具は上等だ。余熱料理に向いている。
まだ中がちょっとピンク…という状態で出すのに成功。
夫は、「俺だけ違うなんて、そんなさびしいこと言わないでよ、全員で分けようよ」というので、焼けたはしから夫がカット。
私ももぐもぐ食べながら次々焼いた。
息子も大喜び。全員揃って「いただきます」という感じにはならなかったが、楽しかった。
2枚目に焼いたサーロインは、柔らかすぎて、とけてなくなるねえ…となった。
「俺ね、こういう柔らかいのじゃなくて、1枚目とか最後に焼いたのでも十分だから、今度からそういうの出して」と夫。
「半額のがあったら、買ってくるね!と約束した。
街のフレンチレストランのステーキにはもちろんかなわないが、「家でこんなのが食べられれば十分」と言われたし、「こういうの、苦手だと思ってやっていなかったまこが、がんばってくれたのがうれしいよ」とほめてもらえた。
量も、もっと少なくてもいいかもしれないということで、3人で半額600円分ぐらいあればいいのでは…という試算で、あー、それなら多分、気を付けておけば買えるね、と相談しながら、カットケーキを出して、3人で食べた。
夫がお気に入りのケーキ屋さんのいちごショート。ホールは余るからやめておいた。(一切れ400円)
誕生日っぽい気分になってくれたようなので、よかった。
やっぱり、家で食べるののいいところは、3000円にしてはたくさん食べられるところだと思う。
外食で焼いて出してくれるってことは人件費がかかってるってことだもんね、そりゃそうなるってことなんだけど。
ちなみに、夫も息子も、ソースがかかったステーキより、シンプルに塩と胡椒(息子は胡椒すらほとんどいらないぐらい)だけでいいらしいので、その点も評価が高かったっぽい。
今度は、私は大根おろしとしょうゆで和風にしてもいいな。
出来なかったことが、出来るようになるのってうれしい。
シャツの節約
近所の、ホームセンターとかで買ってくるものだ。
彼は自分の服を買うのが大嫌いときているし、高いシャツを買っても喜んでくれるわけでもなく(高すぎると叱られるし)、私が選んで買ってくるよりほかないが、一番高いものでも、無印良品のダンガリーボタンダウン3980円ぐらい。
ホームセンターのは、季節の変わり目に980円ぐらいで売っているのが最安値。
今回はホームセンターで、たぶん1780円ぐらいで買ったシャツの話。
なにがどうなっているのかしらないが、彼はこのシャツがとても気に入っていたらしく、他の物より登場回数が多かった。
そうなると、ダメになるのも早い。
今年になって、襟の首にあたるところがすれて破れてきた。
まあ、見えにくい部分ではあるので、人前で着たり脱いだりしない限りは大丈夫かとも思うけれども…。
袖口のところは次にだめになるところなのだが、まだ大丈夫。ということは夫はこのシャツを捨てたら「えー」という。絶対言う。
はあ…なんかいい方法ないかなー。と思ったとき、私は本で読んだことを思い出した。
そうだ、シャツの襟は「裏返す」んだっけ。
そう…お金のない主人公の家族は、服を「持たせる」のにすごく気を遣うのだ。当時は今と違って既製品が少ない時代。服というのは手作りが多かった。布だって高いし、店は遠いし、というわけで、ドレスは日に焼けていない内側を外にして縫いなおして、「まるで新品」と言って着てしまうというがんばりぶり。
シームリッパ―で襟と台襟がくっついているところの縫い目をそーーっとほどいてみた。
…いけそうだ…。
すり切れたほうを外側にして、台襟にはさみなおして、かるくしつけ糸でなみぬい。
細かめの縫い目にして、ミシンでゆっくり縫ってみた。
おおお!それっぽい、それっぽいよ!ちょっと縫い目がよろけているが、襟の裏側になって見えないし、体に当たるほうももちろん内側だから見えないので、これでオッケーだ!
このシーズンはまだ、着られる!300円ぐらいは得したな!
夫はお気に入りのシャツがもう1シーズンいける、と聞いてご機嫌だったし、いうことなし!
…下手したら彼はもう2年ぐらいこのシャツを着てしまうかもしれないんだよね。
次に襟がだめになったら、襟を取って、台襟だけにして襟ナシにして着てもいいかも?仕事用じゃなければいいわけだからねえ、襟なしでも。
1920年、大恐慌の頃の物語、あれ、題名なんだったんだろう…覚えてないので、本が紹介できないのが残念。
たしか…カフスも前後入れ替えるんだっけね?あ、でもそっちは難易度が高そう…
21世紀にこんな節約、している人はすごく少ないだろうなあ…いいんだ、私は赤毛のアンも、大草原の小さな家のローラも大好きだから。村の生活のミス・リードも、リンバロストの乙女も、みんなお金持ちじゃなかった。倹約、節約、工夫。
こういうことに頭を使って、手を動かして、ボケないようにがんばろう。
ちょっとダマされそうだけど!
今日、新聞を読んでいたら、靴の宣伝があった。
幅広で4Eとか5Eなどの靴が宣伝されていて、足の幅が広い私は、ちょっとその広告に注意を払った。
画像がこの左の。
で…ね?これは、嘘じゃないと思う。多分この靴は水に浮かべたら浮くんだろう。
そういう靴はあるよね。そりゃゴムぞうりだって浮くし、子どもにはおぼれたときには長靴でもない限り、浮力がつくから靴を脱ぐな、と学校で教えるぐらいだから。
最近の運動靴は特に、底から4センチぐらいは防水なんていうのも多いから、素材が大体そういう水のしみこまないものだ、というのも大きいだろう。
私がこの広告に、ちょっとまてと言いたいのは、浮くから軽い…というのならば、石油タンカーは重いので沈むのか…ということだ。
石油タンカーが海に浮かんでいられるのは、その形と材質によるんだよね。水がしみこまないもので出来ているとか、水がはいりこまない形をしているとか…。
この靴だって、つまりこういう形だから沈まないという要素が十分にあると思う。
そりゃ、鉄板の入った安全靴は沈みそうな気がするけどね?あとはゴム長靴とかも。でも…ウォーキングシューズなら沈まない靴のほうが多いんじゃないの?
確かに、軽いということを見せたいのはわかる。
でも、なーんとなく、たばかられたような気がするなあ。
「水に浮くぐらい軽量」じゃなくて、他の物との比較ぐらいでなんとかならなかったんだろうか、これ。
広告はインパクトが命…なんだけど、でも、こう書いても疑問に思う人がいるということぐらいわかりそうなものなのに。
水をいっぱいいっぱいまで入れても、絶対沈みません、とかなのかな?
それならこの書き方でいいのかもしれないけど。
…とか考えてる時点で、これはつまり印象に残って広告としては正解ってことなのか。
スバラシティを遊ぶ
このゲーム、iPhoneのアプリにも、アンドロイドのアプリにもあったのだけれど、実は遊んだことがなかった。【スバラシティ】というのは、パズルゲームだということを知ったのは、ゲーム関係のブログで紹介記事を読んだから。
実は、てっきりこの絵から察するに箱庭ゲームだと思っていたのだ。
農園経営とか、生き物育てるとか、マインクラフトみたいにブロックで建物を組み立てるのとか…。
そういうゲームは時間がかかるし、育てるとか経営とかはちょくちょく遊ばないといけないのが多いしと思って敬遠していた。
パズルゲームはプレイ時間が短いものが多いからね、さっとあそんでさっとやめるのがいい。
これは、昔Macでは「まきがめ」、windowsでは「さめがめ」と言われていた「SameGame」(ハドソンがゲームボーイのも出していたと思う)落ちモノ系パズルとちょっと似ている。
ブロックが数種類あって、升目状のフィールドにびっしり配置されていて、2つ以上同じブロックがくっついていると、クリックで消えて減っていき、縦一列が全部なくなると左詰めになっていって、すべてを消すのが「さめがめ」のルール。
このスバラシティは、2つ以上同じブロックがくっついているとクリックで「クリックしたマスにまとまる」ようになっている。
消えた分は上から降ってきて、またフィールドが埋まるのだが、さめがめと違って、まとまる方向が上とか、横とかでも、クリックした位置に向かって「吸い込まれる」のが違う。
加えて全部消えるのではなくて、1マスは残るところが落ちもの系とは違う。
ここからが「シティ」のネーミングの理由なのだけれども、同じブロックを吸収したブロックは「育つ」。つまり最初にレベル1ブロックだったのが、レベル3とか5とか…とだんだん上がって行って、レベル10になったところで、普通に出てくるブロックとは違うブロックになって、固定されてしまう。(下に落ちる以外の動きが出なくなる)
レベル10とレベル10は、統合出来るが、統合のあと、何もできないブロックになる。
レベル10+レベル10はレベル11。3つ統合するとレベル12、4つ統合するとレベル13、と上がっていくが、統合したら最後、そのマスは「死に」状態で普通のパズルには使えなくなるので、どんどん盤面が狭くなっていく。手詰まりになったら、終了。
レベルの高い建物がどのぐらい出来ているかで、評価が出る。
普通のパズルゲームは、手詰まりになると「Game Over」とか「You Lose」とかの表示を出すことが多いのだけれど、このパズルは手詰まりになると、シティ完成ということで、紙吹雪が出て祝ってくれるのがいい感じ。
全然うまくいかなかった時でも、初々しいにかけて「ウイウイシティ」という評価を出してくれる。
2段階目は「タノシティ」。ちなみに私はまだ全然うまく出来なくて、スバラシティ評価は数度しか出せていない。
この画像の「S」のところにあるバベルの塔みたいなやつを建てたのが最高峰ぐらい。後のマスは全然まとまらなくてバラバラ。
ネットで見てみるともう盤面全体にすごい建物をびっしり建てている人が…。こんなのどうやってやるんだ!
ちなみに要らないマスを消すというのも、ゲーム中で何度か使えるのだが、(Nintendo Switch版はノーマルモードで2回)その回数を増やすのが難しいし、簡単モードだと1回しか使えないので(ただし、ブロックは3種類しか出ない)まだまだ、戦略が発見できていない感じ。
なんせ5x5の25マスしかないフィールドなので、勝負は早い。じっくり考えるもよし、パパっとさわってすぐ終わらせるもよし。
最近のカジュアルゲームの傑作だと思う。
アンドロイドとかiPhoneのモバイル版では課金もあるようだが、Nintendo Switch版は500円で買い切り。
タイルの絵柄違いは到達レベルによって使えるようになるみたい。。
モバイル版は、課金すると「要らないマスを消せる」ポイントが買えるらしい。
えー。それ、買っちゃったら実質、手詰まりを永遠に回避出来るってことではないのか??
うーん…パズルとしてよりも、「理論上最高の得点は何点か」というようなチャレンジをやるのにはいいだろうけど…。
パズルっぽさも一気に減る感じがする。
私はとりあえずパズル要素重視と節約で買い切りが好きだ。
オンラインゲーの課金は、楽しいのはわかるけど、たとえばずっと楽しめる要素の課金は、私もしたことがあるけど、こういう1ゲームごとに消えてしまう課金はもったいない気がしてあんまりやらない。
一応ここまでレビュー書いたんだし、ちょっとは比較も、と思ってiPhoneでダウンロードしてみた。
普通に遊ぶだけなら、無料のようだ。ただ、広告が下のほうにずっと出っぱなし…と思ったけど、1度、ブロックを消す「市長マーク」を120円で5つ買うと、広告が出なくなるらしい。
なるほど、一度だけなら買ってもいいな。つまりこのゲームの広告なし版は120円ってことだ。広告なしで遊べる方がいいもんね。
Nintendo Switch版の方は、最初からやり直すとためておいたポイントはなくなってしまうが、モバイル版の方は持ったままいけるっぽい?ってことは、そのうちたくさん貯めておいて一気に使って高得点とかも出来るのかも。
しばらく遊べそう。
ソフトバンク前の攻防
ポケモンGOの中では、その建物が「ジム」となっており、その場所にモンスターを倒しに行くと、抽選で特別なモンスターを捕りにいける戦闘に参加できるチケットが手に入る。
もちろん、抽選に外れるときもあるのだが、これはもう運で、参加するしかないわけだから、公園や、公共の建物がジムになっている場所よりも、人がたくさん来る。
スポンサーになっている企業はつまり、そうやってお客さんを呼べる効果を期待してポケモンGOのスポンサーになっているというわけだ。
今日の戦闘はソフトバンク前。戦闘開始から1時間戦えるのだが、一人でやったら負けることもある。人数がいるほうがいい。参加の上限人数は20人で、それを越えると越えたメンバーで別のグループが作られるのだけれど、そこまで人数が多くなるバトルはあまりない。レベル5だと、多分最低人数は5人か、6人はいないとキツイ。
しかし、平日のお昼過ぎなんていう時間に、わざわざソフトバンク前まで散歩に出て来られる人が少ないのも確か。
だから、戦闘開始直後を狙うのが一番、人が集まっている確率が高いため、戦闘開始まで、あと5分ぐらいでその場に到着するのが一番いいわけだ。
ソフトバンクの前には、店員さんが宣伝をしている。機種変更しませんか、またはスマホを買いませんか…というようなものだ。
最新機種を持っている人には、機種変更とか、新しいスマホとかがもちろん売れないわけなので、店員さんが狙うのは、スマホを持っていなさそうな人、それから最新機種を持っていなさそうな人だ。
「すいませーん、今スマホ使っていらっしゃいますかー」
(ポケモンGOやってるからねー)
「今発売中のiPhoneXはいかがですかー」
「いや、小さいスマホが気に入っているのでSEが使えなくなるまで使います」
「お得なセットプランもありますが。ギガたりなくなりませんかー」
「動画は見ませんし、通信容量は足りているので大丈夫です」
(大体通信容量が多くなる時は家のWi-Fiしか使わない!)
…そう。私は絶対「ギガは足りているので」とは言いたくなかったのだ。なんだその言い回し!「ギガ」はデータの単位だからね!なんていうのか、自分が結びたい紐のサイズが足りない時に、「えー。センチが足りなーい」とか言わないでしょ!若い子が使うならかわいいかもしれないが、中年のおばちゃんが使うとバカっぽいだけだ。
本当ならこんなところにぐずぐず立ち止まって、客引きの相手なんかしたくないのだが、戦闘開始まであと3分、そのあと戦闘が始まるまでの準備が2分、戦う間の5分は、私はここにいないといけない。
次にはじまったのがカメラの説明。
(あー、はいはい、デュアルカメラね、次に買うときはついてるかもだけど)
「インスタグラムとか、どうですか?楽しいですよ」
「いや、もう面倒なのでSNSは必要最低限にしてますから」
「えー?スマホ使いこなせてます?スマホにされてからどのぐらいですか」
「最初に使ったのはiPhone3GSでしたからね、7年前ぐらいですかね」
(多分君は当時成人前だな(笑))
店員さんは一瞬言葉に詰まった。
だよねー。まだ、若いもんねおにーさん。
こういうところではさりげなくでもあからさまにでもこういうことは知っていますよ…という感じを演出しておかないと、勧誘がうるさいんだよね…。Ymobileで料金は多分最低限だし、必要なもの以外何も取っていないし、おまけにこないだAppleショップで電池交換したときに、端末全交換になったからねえ…
「アップルがOSのアップデートからSEを外したら、その時は考えます」
戦闘終了!急いでポケモンを取って、その場を離脱した。
夫は、ソフトバンク前でポケバトルをしても、そんな勧誘されたことがないそうだ。そのやり取りを聞いて、私が「知っている感じを演出した」というと爆笑された。
なんか、ちょっとこう、もやもやするなあ。中年女性はそんなことわからないだろう、と侮られているっていうかさ!
あんな店員さんが生まれる前からPC使ってた世代だっていうのに。
飲食店でのトラブル
お店で大声でクレームをつけているおじさんを見ると、「あそこまで言わなくていいのに」と思うし、「こういうところで文句言わないと損よ、言えば色々くれるんだから」という人を見たときには、「そ…そういうものなの?」とびっくりしたこともあるし、大体そういう意見をはっきりと…いや、意見というよりはクレームを、はっきりと誰かに告げることに、なんとなくしりごみしてしまう。
そんな私の、珍しめの体験談。
息子と二人で、安い中華料理を出す店に行った。
ここは、出てくるのが早い、中華料理のファーストフードと言ってもいいようなお店で、1人千円以下どころか、700円もあれば割とおなかいっぱいになる、そういうお店だ。
この時間ならもう混んでないだろうと思った13時についたのに、やっぱり前で人が待っていて、10分、15分ほど待っただろうか。カウンター席が空いた。
カウンターでももちろん大丈夫だったので、一品ずつ注文して、息子は本を読み、私はスマホでニュースを読み始めた。
あんまり時間のかかるものを頼んだ覚えもなかったのだが、隣の人が食べ終え、新しい人が座って、その人の食事も運ばれ、食べ終わって帰って…
大体、そこで25分ぐらい経過していた。
私はそこでいくらなんでも長すぎる…と思って、お店の人に、
「すみません、後から来た人が食べ終わって帰っちゃった、というぐらい待ってるんですけど、注文はどうなってますか?」
…と聞いた。なんとなく気まずかったがしょうがない。
これが、もっと高いレストランなら、そういうメニューもあってもおかしくないかもしれないけど…。込み入ったメニューというのはあるものだ。でも、早い、うまい、安い!のが売りのこのレストランで30分もかかる料理なんてないはずだ。
注文票を見なおしにいった店員さんは、すみません、すぐ作りますから!と焦った声で私たちに告げたので、つまり魚だったら「海に魚釣りに行っている状態」だということが判明。
…これだったら、家に一度帰ってスーパーのお弁当のほうが早かったかも…と一瞬頭によぎった。
夫だったら、この時点で、「まだ作っていないなら、もういいです、帰ります」といって、帰るだろうな…と思った。
でも…そう思っても、「すみません、ほんと、急ぎますから」と、調理の人にまで言われてしまうと、帰りますと言えず、私はそこで、もう10分、待つことになった。
おなかがすいているとなんとなく気が短くなる。
ちょっとイライラする。時間を無駄にしたような、なんだか損をしたような。
息子は夢中で本を読んでいるし、私だって帰ったところでやるのは夕飯の支度だけなのだから、損をしたとはいえないだろう。でも…。
遅くなりました、すみません、と持ってこられた料理をとりあえず、食べた。
息子は、「こういう風になるの、普通?」と聞いてくるぐらいにはのんきなものだったが、いや、息子よ、多分これは普通じゃないよ。
はあ…おなかはふくれたので、もう忘れよう、帰ろう。と思ったら、お店の人が、「あの…これ…よかったらどうぞ」とお菓子の袋をくれた。このレストランでキッズセットを頼むとおまけにくれるものだ。原価多分50円以下。
はあ…これ、はねつけるほうが失礼…かなあ。と思って、「ありがとうございます」と受け取ってしまった。
こういうのってさ、受け取ったからには、もう文句を言うな、ってことだよね…。
なんとなく、ため息が出る。
これは、私がもっと早く…せめて30分でなく、20分ぐらいで、確かめてもらうべきだったのか。
たかが50円ほどのお菓子セットで懐柔されたような気分になるんだったら、もらわないで、「いえ、結構です」と言って帰ってきた方がよかったのか、それとも、もっとクレームをこう、勢いよく入れるべきだったのか。
こういう時に、どうするのがいいのか、これだけ年月を重ねても、わからない。
穏当に、と思うばかりに、こういうもやもやした気持ちを持っているのが損なのか、それともこのぐらいのことは飲み込むものなのか…。
他の人がどうするのか、ちょっと聞いてみたい。
紛失防止グッズ
ケータイが、見当たらなくなったら、誰かに頼んで鳴らしてもらう。
それはまあ、割と常識というか、大抵の人がやったことがあることだと思う。iPhoneには一歩進んで、PCなどの他のアップル端末から、どのあたりにあるか…ということが地図でわかったりする機能がついている。「iPhoneをさがす」という名前のアプリで、その機能を切るほうに特別な操作がいるぐらいで、大抵のiPhone使用者は使っているはずだ。
この機能が便利なのは、音が切ってあって、バイブレーションのみになっていても、「iPhoneを探す」をやったときには音が鳴ること。
家の中なら、かなり見つかる。ベッドの下に落ちていたりとか、座布団の下になっていたことがあるが、見つかりやすい。
だから、ケータイはいい。わかりやすく、探し出しやすい。問題は、財布とカギ。
うちのマンションでは、かぎをかけずに玄関を出てごみを捨てると、帰りにドアがあかない仕様になっているので、カギは必須だから、カギは毎回持って出る癖がついているので、まあ…大丈夫。でも、財布がなあ…。
おしゃれじゃないくせにカバンを2つも3つも持っていたりするし、ぽん、と置いたところがキッチンの電子レンジの前だったりして、見失うことがある。そのたびに、「財布も鳴ればいいのにな」と思っていた。
最近、それをどうにかするものを発見!それがこれ、【Tile(電池交換可能版)】。実はもう出てからしばらく経つみたいなのだけれども、前に出ていたのは電池が交換出来ない使い捨てタイプ(高いのにね)。これは3000円以上するが、電池交換版らしい。
これはどういうことが出来るか、というと、これを財布にぶら下げるなり、いれるなりしておくと、iPhoneのアプリ(アンドロイドもあり)から、音を鳴らして探せる。それだけではない、財布に入っているほうのTileの真ん中の丸い部分をダブルクリックすると、iPhoneが鳴らせる。
もちろん、事前にアプリに「これが財布についています」とタイルを登録しておかなくてはならないが、それは買ってすぐやればいいだけの話。双方向で鳴らせるところが便利だ。
ただ、常時位置情報を使う設定にせず、使っている時だけ位置情報を使います、とかにしているので、時々iPhoneがうまくならないことがあるが、それはもう電池の持ちを気にしている私が悪いのであって、iPhoneを鳴らす、をパソコンから使えばいい。
ただ、iPhoneでこのTileアプリを立ち上げて、「財布はいまどこにー」というボタンを押せば、家の中にあるのが鳴る、その機能が大事。
あとは、ずっとアプリを立ち上げたままにしておけば、時々今のタイルの位置(とスマホの位置)をトラックしてくれるので、家の外で落とした!という時にも、「最後の位置情報は、ここ!」と教えてくれるらしいので、見当がつけやすいという機能もあるらしい。
タイルアプリを持っているもの同士、タイルを持っているもの同士で近くにあるタイルの位置情報をおおもとのサーバに送っている機能もあるらしくて、「落としたものはこのあたりにあるかも?」というような、ことも出来るとか。
そんなアプリ使う人がいっぱいいるの?ということについては、Tile本体を持っていなくても、iPhoneを探すと同じような機能をiPhoneじゃないスマホで使えるようにするという機能をアプリ自体につけて、アプリの使用者を増やして、位置情報の特定に使える端末を増やしているっぽい。
何社か競合しているみたいだけれども、こういうのはつまり、人数が多いものが一番うまくいく仕組みになっているので、割とポピュラーなのに乗っておくのが吉であろう…ということで、見比べて決めた。どうもソフトバンクが推しているのがこれっぽい。
グーグルホームとか、アマゾンのアレクサとか、ラインのスピーカー(名前忘れた)にも対応しているらしく、うちのグーグルの登録は夫なのでやらないけれども、私が登録していれば、「ねえ、グーグル、タイルを使って財布を探して」とか頼むと、鳴らしてくれるらしい。おもしろーい。
財布を探し回る手間が省けるし、私はきっとこれから、もっと忘れっぽくなるのだ。
こういう便利グッズは、使い慣れておくのがいいよね、きっと。ちなみに高いのさえ我慢すれば、いくつも登録できるらしい。
問題点は、まあ、ちょっと大きめなことかなあ…。ま、昔ケータイを持っていた時にみんながジャラジャラぶら下げていたストラップに比べれば、なんてことないけど。
細いヒモをつけて、それを小さい安全ピンで財布の外側のポケットに留めて、財布のポケットに入れているが、思ったより邪魔になっていないので、これからも愛用しよう。
ああ、周辺機器が買いたい
Nintendo Switchを新しく買ってしばらくたった。
周辺機器が買いたくてしょうがない。たとえば、コントローラを本体から外して手でもって遊ぶときに、手に持ちやすいようにする「ジョイコングリップ」の飾りである【グリップカバー】なんていうのは、本体の機能に全く変わりが出ない、ただかわいいだけの物体なのだが、近所のゲオで安売りになっていたのでつい、買ってしまった。
自分のグリップにつけるか…と思ったが、息子が、「俺の?俺の?」と喜ぶので、息子のグリップに装着。
そして、【任天堂純正、充電グリップ】まで買ってしまった。これは、ジョイコングリップなんだけど、USB端子がついていて、コントローラを本体に戻さなくても、グリップにつけたまま、ドックのUSB端子から電源を取って充電しておける…というもの。
これが本体に付属していればいいのに…というぐらい便利だ。これも、私はドックに入れたスイッチにコントローラを戻しておくことが出来るのだが、息子のコントローラはグリップにつけたまま充電がいつの間にか切れる…というのを防ぐため…というわけで、息子のグリップは充電機能がついた上に、スプラトゥーン版になって、大喜びだ。
まあね…。目が悪くなるから、携帯モードであそんではいけないよ、と言っている手前、しょうがないかな。
おかーさんが長時間プレイする時は貸してあげるね、じゃないよ、ほんと。おかーさんのおこづかいなんだからね!
とか言いつつ、実は「買いたいだけ」だったりするので、有効活用でいいんだよね。
こういう周辺機器を買うのが好きだ。
初代ゲームボーイにがばっとはめるスピーカーとレンズのセット。
ゲームボーイカラーのケーブル差すところにくっつけるLEDライト。
ゲームボーイライトの画面を大きく映すためのレンズアタッチメントとか。
初代ゲームボーイアドバンスの電池フタがグリップになっているのとか(2枚セット。純正の電池フタをなくした甥とわけた。今でもくっついている)、ケーブル端子につなぐFMラジオ(周波数がアメリカ版だったのでほとんど入らなかったけど)
GBASPの下にくっつけて、3つソフトを差しておいて、切り替えて遊べるめちゃくちゃ大きいグリップ。
初代DSのゲームボーイアドバンススロットに差すインベーダーゲームコントローラ―。
3DSのフタにくっつけるソフトをいれるケース。
買って、つけて、やめて…今思い出したものの中で、役に絶対立って、長く使ったのは多分、GBAの電池フタグリップと、3DSのソフトのケースだけだと思うけど、こういうの買うの、大好きなんだなあ、やめられない。
今も、ジョイコンをはめるハンドルコントローラとか、ジョイコンスティックにはめるキャップとか、携帯モード専用十字コントローラアタッチメントとかがほしい。いらないんだけど、ほしい。
靴も、服も、アクセサリーも、全然いらないくせにねえ…。こういうのだけは、ほしいな。
ほしいものがある、というのが、実はちょっとうれしい。
本当に気持ちが落ちている時というのはなーんにも欲しいなんて思わないからね…。
ヘッドフォンを使いたくない時
部屋で過ごす時、音楽が聴きたい…と思った。音楽プレイヤーはもちろんiPhoneで大丈夫なのだけれども、iPhoneのスピーカーはまあ、サイズなりで、ちょっと聞き心地が悪い。
家にあるサウンドコア2というスピーカーは、大きめの筆箱ぐらいのサイズはあるので、携帯には邪魔だし結構重い。
軽いのがいいな…ということで、ネットで買ったのがこれ。(画像はメーカーさんのものをお借りしています)
Audio Technicaというメーカーの【AT-SPP30】というこの商品は、単三乾電池2本をいれればアンプ付きのアクティブスピーカーに、電池をいれなくても、出力さえ大きければ一応聞こえる、パッシブスピーカーになるというもの。
アンプのオンオフのスイッチもあるし、ぱたんと折れば持ち運びにも邪魔にならないサイズ。
これがいい仕事をしてくれて、とてもリラックスできた。
もちろん、大きいスピーカーとは比べ物にならないし、高いヘッドフォンと競争が出来るわけでもないけれど、旅行に持っていくならこれで十分。ちなみにipod nanoでもパッシブでちゃんと聞けた(ただしipodのボリュームはかなり上げないとダメ)。
そして、電気製品独特の、「ピンクの魔法」がかかっていたので、ショッキングピンクのスピーカーの値段は、大体の実売価格より1000円安い、1480円だった。このぐらいなら、出してもいい感じ?
なんとなくヘッドフォンを付ける気分にならない時に気楽に使える。
サウンドコアは低音がすごく響くし、小さい割には迫力サウンドなのは確かなのだけれども、bluetoothを使うからということもあって電池切れが早い。しょっちゅう充電している気がしているけれど、こっちのピンクの折り畳みスピーカーは迫力はないが電池はよく持つ。3.5φのヘッドフォンと同じ端子なのでわかりやすいし、どのプレイヤーでもタブレットでも設定とかなしで、ヘッドフォン端子さえあれば使えるのがいい。
夫は、もっといい音で聞きたいとかいうので、夫がいるときはこれで音楽は聴けないけれど(部屋にはもっと大きい据え置きのスピーカーがある)、こういう軽い感じのでいいんだよねえ…。私の耳は軽薄短小でOKだ。
割と、安上がり?
ちなみに、メーカーではもう色によっては廃盤っぽい。今じゃ、bluetoothじゃない接続のものは少ないからね…。発売年次も6、7年前のようだ。でも、ブルートゥースのスピーカーって、たとえばPCとiPhone、両方を覚えてくれればいいのだけれども、まだまだ1つしか覚えておいてくれないことが多いからなあ。キーボードは3つぐらい覚えてくれるものがあたりまえに買えるのに。
こういう、使い方が単純でわかりやすいものはいいよね。あ、でも!iPhone7からあとはヘッドフォン端子ないんだっけ?
iPhoneSEが使えなくなったら、また考えよう。
任天堂スイッチ、ドックを小型化?
もちろん、任天堂はアップデートとかでそういう不具合を直しているので、今のスイッチはそれほどは熱くならないが、長時間「コンビニであっためてもらったお弁当ぐらいあったかい」なんていうのを読むとちょっとドキドキする。
全体をカバーするドックに差して、テレビ画面でプレイするとそうなる…ということだが、今のところそれほど熱くはなっていないのでいいかと思ったのだけれど、面白い商品が目に付いた。
【NintendoSwitch換装用小型ドック】。これは、どういうことをするものか、というと、純正のスイッチドックをばらばらにして、このドックのガワに詰めて、小型ドックを作りましょう!というキット。
こういうことをやるのはむーりー。という人のために、組み立て済みで中に基盤が入ったバージョンもあるが(それは4000円ぐらい)、基盤は任天堂純正のものではないので、Switchがアップデートしたときに使えなくなるかもしれないわけだ。
うーわー。やってみたい…。でもせっかく今回買ったときのドックはイーブイとピカチュウの絵入りだし…と思ったので、中古の純正ドックを買って(4600円だった)挑戦してみた。
…細かい。
色々なサイトを参考にさせてもらった。(特にわかりやすかったところはリンクさせてもらおうかなと思って、連絡したのだが、返事が一週間経っても返ってこないので、しょうがない、リンクはあきらめた)
ついているドライバーがとても小さくて、ネジが結構固い。バネが入っているところをゆるめようとするとネジをなめそうに…。
しょうがないので、【ネジのすべり止め液】をちょっとねじ回しにつけた。
バラバラにするのは簡単…と思ったら、LEDが本体からうまく外れなくて、LED部分?と基盤部分がはずれてしまったので、もういいや、と思ってLEDの配線はひっこぬいたまま組み立てた。
わかりにくかったのは、帯状のケーブル。基盤側を抜いて組み立てる人と、USB端子側を抜いて組み立てる人がネットの記事には混在していたのだけれども、私が持っていたのは基盤側はそのままでよくて、USB側を抜くタイプ…だったこと。
USB端子側のケーブルの端は、上になるほうに「>」のマークがついている。基盤側は、端子を起こして差す時に青くなっている方が上。(もう一回組み立てるときのためにメモ)
LEDはうまくつかなかったのだけれども、次回試すとしたら、本体をじーーーっと見て、どの向きにどうついているか確認して、こっちも直せそうならやってみようかな…。ねじと部品はまとめてとっておいた。
小型ドックに乗せると、出力している画面に切り替わって充電マークは出るから、LEDなくてもいいや。
ちなみに、このドックは、本体をのせる部分をまるごと移植するので、ばねが利いていて、本体をのせるところがびょんびょんするのが特徴。
下のフタは、パチンとはめるタイプだったので、次に開けたくなったらどーするんだ…こじあけるの?という感じだけど多分薄いものでじわじわやるしかないか。ああ、もう一回やりたい!そうしたら絶対すごーくうまくいくのにー。
結局6000円ぐらいかかってしまったので、本末転倒だとは思う。6000円出したら小型ドックが丸ごと買えておつりがくる…んだけど、純正の部品を使ってこういう風にする、というのがどーーしてもやってみたかった。
息子は、私が、机の上にミニタオルを置いて外したネジを並べているのに興味津々だった。
夫は、熱くなるなんて、心配しなくていいのに、前よりずいぶんマシになってるよ?と、「物好きなんだから…」という顔をしていた。
のせてみたら、ちゃんとHDMIに出力したし、充電も出来ているし、USBから充電もちゃんとしたし。LEDがなくなった以外は文字通り詰め替えただけなので、失敗する要素はないはずなんだけど、それでもやっぱりちゃんとうまくいっているのがわかるとうれしい。
ちょっと、こういうことをやるスキルも上がった気がするし!
純正ドックのほうが使いやすいか、長時間プレイのことも考えてこっちを出しておくか、しばらく考えよう。
それと、夏暑いときは特にこっちのほうがいいとかあるかもしれないし、旅行に持っていくとしたら、小さいドックのほうがいいし。
こういう作業をやったら、なんとなく「周辺機器が買いたい熱」は引いた気がする。
古いゲーム機を使う
積みゲーが家にたくさんある。古いものがたくさん。さすがにファミコン、スーファミ、ゲームボーイ初代とゲームボーイカラーには積みゲーはほとんどない。積んでおけるほどお金がなかったからだ。このあたりのゲームは、遊びつくしたといっていい。初代プレステもそう。
積みゲーになっているのは、ゲームキューブ、プレイステーションポータブル。
ゲームキューブ版はディスクが何枚もあって、PSPはダウンロード版のパズルゲーと、乙女ゲーが…。
寝室に、死蔵してあった24インチディスプレイを置いて、Nintendo Switchが使えるようにしたので、ついでにゲームキューブとPSPもつながらないかな…ということでやってみることに。リビングの40インチにはかなわないが、24インチだって十分大きい。
1人暮らしの時には14インチのテレビでスーファミをやっていたんだからねえ。
ディスプレイの後ろ側を見て、入力形式をチェック。ゲームキューブは赤白黄色+S端子、PSPはこれなんていうんだっけ、台形の端子、D端子?と赤白音声ケーブル。
モニタにはどっちの入力端子もないからー!!のっけから挫折?
ちなみに、赤白黄色ではなくて、赤青緑白赤という入力端子があったので、赤白をつないで、黄色を緑の端子につっこんでみたら、音声は出ず、映像が白黒で出た。うーむ。違うっぽいけどちょっとだけ出るのがかわいい。
台形の15ピン端子はあるが、これはえっとD-Sub…?だっけ。形がD端子と似てるけど違う。
S端子って、いつの間に滅んだんだ…。私の部屋の10インチモニタ(小さい)にはS端子あるんだけどな…。
たーしーか、こういう時につかう機械が夫の部屋にあったはず!
夫は、こういう時に使うものをプラスチック5段引き出しに山に貯めている。私があけてもいいことになっているので、探索に行った。
片側がD-subで、もう片方が赤緑青?うーん、確かこの色の端子はリビングのモニタにいたような…
片側がD端子で片側が赤緑青なら、使えるかもしれないのにー。
片側が赤白黄で、もう片側がD-sub?うーん、ちょっと違うよね…。
片側が赤白黄で、もう片方が3.5φプラグ?これ何用?ビデオカメラ?
プラスチック引き出し3杯分のごじゃごじゃしたケーブル。S端子ケーブルを何かに変換するケーブルは見つからなかった。
そして下の引き出しから出てきた機械が、多分…アップスキャンコンバータ、だと思う。
これは、古い機械の映像出力を、この装置の中で変換して、モニタとかに映し出してくれるもの。テレビにしか出ないゲーム機の映像を、パソコンのモニタで見るのに使うので、一応私も使ったことがある…んだけど、セットアップを自分でやることがあんまりないので、イマイチわからない。
出力側にD-subがあったので、それをまず、モニタにつなぐ。
入力側にS端子と赤白黄色のセットがあったのでそれをつないで…
おお、表側にD端子の入力もあった!あっちこっちのボタンを押したり、PSPをつないで外部出力ボタンを操作したりして、なんとかPSPとゲームキューブの画像をD-sub端子からモニタに出力するのに成功!音は、このコンバータのヘッドフォン端子に小型スピーカーをつなぐことでなんとかなった。
ゲームキューブのゲームボーイプレイヤーで大画面でゲームボーイが遊べる!
最近ゲームボーイアドバンスSPの充電池も切れてきたしな…。乾電池をいれるタイプのゲームボーイアドバンスは多分長く動いてくれるだろうけど、画面が暗いんだよね…。3DSに慣れたら、初代GBAの画面の暗さにびっくりだ。
息子は、「ゼルダ、出来る?」と大喜び。うんうん、あるよ、風のタクトとかね、ゼルダコレクションとか、4つの剣とかね。
時のオカリナもあった…かもしれない。
ドンキーコンガ(3枚)と、ジャングルビートとコンガコントローラだってあるのさ!
3D酔いして微妙に遊べていないゲーム史上最弱の主人公と言われるRUNEとか、傑作と言われる割には売れなかったバテンカイトスとか、あまりにも上達しないので投げ出したミスタードリラーとか!
190円という価格に負けてつい買ってしまったミッキーマウスの不思議な鏡とか、ミニゲーム(アクション)が出来なくてクリア出来そうなあたりまで行っていたのに嫌気がさして辞めたギフトピアとか!!
積みゲーを消費しよう、うん。正直なところ、積みゲーを消費するだけで10年ぐらいかかりそうなぐらい、あるといえば、ある。
面白そうだけど向いてなかったゲームは数えないとしても、全く取り掛かってないものもあるんだよねえ…。
息子が赤ちゃんだったときに、ゲームをプレイする時間なんかないのに買いたくて買ったのとかが結構ある。他の人が服とか、靴とか、バッグとかアクセサリとかをストレス解消に買うのと同じように、私はゲームを買っていたといえるだろう。
まあ、息子は「新しいゲームがいっぱい」と喜んでるし。私はゲームボーイアドバンスのソフト、「スーパーマリオボール」で1時間ぐらい遊んでちょっとすっきりした。
PSPの縦画面で遊べるピンボールがうまく映るように、縦に画面を回すのも考えよう…。確かこのディスプレイ、縦に回ったはず。ってことは、そうだ、スイッチの縦画面も遊べるっつーことだよね?というわけで、明日の課題はディスプレイを縦に映すことに決定。
画面を縦に回す?
PSPとか、スイッチも、画面を縦に使ってピンボールを遊ばせるのが多い。もともと、ゲームセンターにあるピンボールマシンは縦にながいのでそういうことになるんだけど、これが意外と、簡単じゃない。
私が持っている24インチモニタは、横から縦に90度回る機能がついている(ピボット機能という)のはいいのだけれども、スイッチのピンボールソフトを縦にしてから映すと、どーやってもまっさかさまにしかならない。
ソフトによっては、ボタンを押すたびに90度ずつ回転してくれる(Pinball FXはそうなっていた)が、縦横が1種類しかないのは、ああ、反対側に倒れないかな、画面…と思いながら見つめるほかない。
うーん…。【画面の足を外して、ピンボールマシンぽくしてみた】時のことを思い出すと、どうもこのモニタの後ろ側の部分、正方形の頂点部分にネジがついてる感じが…。
…ってことは、ええと…足を外して、角度を考えてくっつけなおしたら、縦に回したときまっさかさまに映るソフトが、正位置に見えるように出来るんでは?
ドライバーを持ってきて、モニタから足を外して、回転させてからくっつけて…ええと…。
2、3回トライしたらちゃんと見えるようにくっついた。やったー!投資額ゼロでうまくいった。
ちなみに、ネットで調べてみたら、こういう「モニタのアームが回転しても大丈夫なように」正方形の形にネジがはまるように出来ているのはVESA規格という名前がついていて、一辺の長さが7.5センチ、10センチ、20センチ…とか決まっているらしい。
えー?知らなかったし―。ということは、この規格のものでもっと大きいモニタを買ってきて、今持っているモニタの足にくっつけたら、使えるってことよね?面白いこと聞いた。
昨日映るようにしたPSPも縦画面でちゃんと映るようになった。台とかに工夫して、30インチぐらいの大きさのモニタが縦に設置出来ないかなあ…。いや、リビングのモニタが回るなら、それがいいよね?あれは40インチなんだから。
足だけ取り換えるとかさ!
…と思ったけど、テレビの設置位置がかなり高くないと、回して縦にしたときに高さが足りない。
地震とかのことを考えたら、あんまり背が高い位置にあるのも危ないか。
今のリビングのモニタは、両端に足がついていて設置面積がとても幅広い(左図)。これが、「⊥」この形の足がつけられたら、もっと設置面積が減るよね。実はテレビ台の上に、板を置いて設置しているぐらい、テレビ台の幅が足りていないので、足を取り換えられるなんて考えたこともなかったけど、いいアイディアかも?
リビングのモニタの後ろ側をのぞいてみると、確かに20センチ角にネジがある。
VESA規格だ!200ミリ。
テレビの足だけって、売ってるんだな、これが!壁に穴をあけて設置するのはちょっと難しそうだけど置く用の足なら、私がやってもいけるはずだ。
思っても見ないリビングのモニタ改造になりそうだ。
…夫は資金を出してくれるかな。やっぱりこれは、予備費から出すべき?それとも小型の電気製品が故障したときのために貯めてある積立金から出してもいいかな…。
ゲームのことはちょっとおいておいて、テレビスタンドの選定だ。
夫は、大工道具を使うことは全然やらないからなあ…こういうことは私がやってみないとだめなんだよね。
この板が乗ってるテレビ台、板が塗装とかしてないから拭きづらいものね。予算は3000円ぐらいまでか。
人気なのは【こういうの】らしい。
モニタが大体9キロらしいので、耐荷重10キロ以上ないとだめだよね。
99Lbって書いてあるってことは99ポンド…っつーと(なんで日本のアマゾンなのにポンド表記なんだ)44キロ半ぐらいだよね?
余裕だな、これに決まり。1980円なら、まあ…出したっていいだろう。
届いたら工作だ。
テレビの足を取り換える利点
こういう感じの【取り換え用のテレビの足】をうちのリビングの「テレビ」にくっつけた。正確に言うとうちにあるのは「液晶モニタ」であって、テレビではないが、まあ似たようなものだ。
モニタの両端に2本足がついていて、設置面積がとても広かったのだが、一本足にしたら、設置面積はかなりせまくなった。
背面のネジを外して付属のネジで付け替えるのは難しくなかった上に、テレビが扇風機のように左右に首が振れるようになった。
こういうスタンドには、上下の―首でいうとうなずくような―動きをさせることが出来るようなアームもあるらしいが、さすが、1980円ではそういう芸当は無理。
ただ、左右に揺れると、何がいいって、画面の後ろ側の掃除がしやすい!台に乗っている40インチモニタというのは案外背が高い。手を後ろにまわそうにも、幅もあるし、画面の後ろの下に腕がぎりぎりはいるぐらいしか下もあいていなかったので、ふわふわモップをつっこんで、ほこりを払い落すのは出来ても、台とモニタの後ろまで体が入らない(横に2台並べてあるから)。
それが、画面の首を振って、ちょっと横を向かせると私がモニタの後ろに体を突っ込んで拭くという動きが出せるようになった。
夫は「お金を出してまで付け替える意義が分からん」と言っていたが、そりゃそうだろう…そのあたりを掃除するのは私だけだものね…。
電気製品はどれもみんなほこりが寄り付きやすいので、気を付けておかないといけないのだ。毎日床を拭くようになって、減ったとはいえ、なくなったわけじゃないからねえ、ホコリ。
うまくいったので、もう1台の液晶モニタも、スタンドつけようかな。ちなみにお金は夫からは出なかった、残念。
やりたければやってもいいけど、家のお金として私がもらっている分で、「余れば」使っていいと。
小型家電が壊れた時用に積み立てている分を使ってもいいだろう…。こういう時のために1カ月3000円ぐらいずつためて、今年一年貯めた分がもう、36000円になってるもんね!今年はドライヤーとかアイロンとか、電気ポットとか掃除機とか、電気座布団とかが壊れなかったので、支出なしだったもんねー!
まあ…布団乾燥機は結局買ってないけどさ!(そういえば、ホースを使わない布団乾燥機を買いたいと思っていたのだったっけ)
モニタアームは180度回転が出来たり、高さが40センチぐらい変えられるようになったり、面白いものも多い。
こういう全くタッチしていない分野のものを見て歩くのもいいな。
比べるとなったら、断然ネットのほうが便利だ。
うーん…リビングのモニタ…。縦に回せるようになるかも?ちょっと高くつきそうだけど。15000円ぐらいかかりそうなのが難だ。
そこまでださなくても、もう1つ同じのを1980円で買ってもそれなりに便利そうだし…。いや、これは迷うのがきっと楽しい。
来年も悩もうか。
売るか売らないか
私は悩んでいる。といっても、生きるの死ぬの…というような問題ではない。問題は私のコレクション。
宝石だとか、車だとか、楽器というような高価なものではない。私が悩んでいるのは、ゲームボーイのコレクションなのだ。
初代の弁当箱サイズの大きいの。
私が最初に使ったゲームボーイはこれだった(友達が貸してくれた)。任天堂って、すごく丈夫な機械を作るよね…。
半分焼け焦げて動いているゲームボーイが博物館に展示されているというような話があるし、ヒマラヤの山の上で遊んだ人がいるというぐらいだ。
私のも、中古で500円ぐらいで買ったが、もちろんまだ動く。大人の手には、いい感じにフィットする。ああ…懐かしの初代。
キティちゃんバージョンのゲームボーイカラー。
キティちゃんのキャラゲー(イマイチだった)と抱き合わせ販売になっていたものだと思う。
ただかわいい、というだけで買った。これはちょっと高かったはず。2000円ぐらい出したかな、秋葉原で。
稼働時間がかなり少ないのは、私がレギュラーのゲームボーイカラー(青紫の)を持っていたから。しかしそっちの青紫の方は見当たらなくて、こっちだけ残っている。
電池の残量をライトの明るさからなんとなく推量しなきゃいけないのが意外と難しい。
ゲームボーイライト、ゴールドの。
これが点線付きなのは理由がある。
これ、が今回の悩みの原因でもある。これは、ゲームボーイカラー直前ぐらいに出されたもので、発売期間がものすごく短かった。つまり、市場に出回っている物が少ないので、買取価格がかーなーり高い。
私のは本体のみのものだが、箱説付きなら、5000円越えだ。白黒で、バックライトなので、白黒のゲームボーイ、小型の白黒ゲームボーイポケットが暗いところでは遊べないのに、これはバックライトで布団の中にもぐっていても遊べるというもので、当時ポケモンキッズだった人たちは、これで親に隠れてポケモンを遊んだというエピソードをよく聞く。
これね…コレクションに全機種揃えたくて、秋葉原で500円で買ったのよ。2004年ぐらいにはそういう値段だったんだよね。
ゲームボーイアドバンス初代、2台。
一台は普通の白いので、私が発売当時買ったのはこれ。もう1台は新古品で1000円で買った、「ちょびっツ」というアニメキャラのもの。多分だけど、ゲームボーイのプレイ層と、ちょびっツのファンの年齢層が合わなかったんだと思う。
これはゲームボーイファミリーの中でも乾電池で動くものの最後の機種。画面が暗いのが欠点だが、乾電池で動くので、電池劣化とかの電源周りの心配が少なく、すべてのゲームボーイソフトを動かせるという、最強機種。実は発展途上国でも需要があり、意外と息の長い人気があって、これをバックライトに改造して売っている人も。
ゲームボーイミクロ、3台。
とても小さくて、画面がきれいな宝物みたいな機種。ただし、ゲームボーイ、ゲームボーイカラーのカートリッジは動かない。
パープル、ブルー、シルバーを所持。シルバーに至っては、箱まで残っているという…。これも買取価格がとーーっても高い。箱説ナシでも、割といい値段、4000円ぐらいいくことがあるっぽい。
これ、結構好きで、かばんに入れて持ち歩いていた。
GBASP3台。こないだ、もういいや、と思って2台捨てたんだけど(売ればよかったかも)、もう3台出てきた。
これは、今ゲームキューブの「ゼルダの伝説4つの剣」を遊ぶのに使っているので、しばらくおいておいてもいい。
…とまあ、山になっているのは確かなんだけど…。
確かに、白黒のゲームボーイ、今遊ぶか…と言われると多分、遊ばない。
ゲームボーイライトは、ゲームボーイより遊びやすいだろうけど、でも多分遊ばない。
ゲームボーイミクロ…も、最近、なんとなく老眼も入っている以上、遊ばない…だろうなあ。
なんせ、ゲームキューブの「ゲームボーイプレイヤー」があるのだ。あれでもって、大画面で遊べるというのがあるから、本当に遊びたければそうすればいいだけの話。
そして、ゲームボーイソフトも…今になって「ペコとポコのダルマンバスターズ」とかあそぶか?
私の愛用ソフト、「四川省」は、つまり「二角取り」。もっと大画面で遊べるソフトがある。携帯機がよければDSにもある。
大好きだった「銀河」は、ゴルフソリティアとか、モンテカルロ(昔はトランプ占いと言っていた)なんかのちょっとしたゲームが楽しかったんだけど、今、そういうのはスマホにあるしなあ…。もちろんPCにもあるし。
これを遊んでいたころは、PCのソリティアソフトもかなり少ないぐらいの頃で、携帯電話もないぐらいで、ソリティアソフトなんてゲーム機にはほとんどなかった。あんな地味でチマチマしたゲームを、ゲーム機でやろうという人が少なかったのだ。
「上海」とか「ソリティア」とか、私が好きと思うゲームって、変わってないんだな、ということがよくわかる。
こないだスイッチの上海refreshの体験版を買ったらとても面白かったので、そっちを買ってもいいし…。
まあ、やろうと思ったらゲームボーイアドバンスもあるということを思うと、ゲームボーイ系は、全部始末してもいい。
ついでに言うとミクロもね…。
ソフトはどうするか悩んでいるのだけれども、ファミコンと、ゲームボーイ系全部と、スーファミの互換機があるので、それを買おうかな…と。ファミコンは、ソフトだけ何本かあって、本体がない。スーファミもそう。それをHDMIでテレビに映して遊べるというのがあるみたい。メガドライブとか、PCエンジンとかにも対応しているみたいだけど、さすがにそのあたりは散逸して残っていないな(持っていたのか!というツッコミはなしで)。
問題はその互換機が大体2万円はする、ということだけど、そうだ、ゲームボーイ売った代金がいくらかで考えよう。
でもなー。コレクションを売り飛ばすのって、なんとなく嫌だよね。本当言えば大事にしてくれる人がもらってくれるのが一番いいんだけど…。
ソフトなんか、売ることを考えていなかったから全部箱説なしだし、買いたたかれるだろうからなあ。
でもテトリスはファミコンのが一番好み。あんなものに美麗なグラフィックなくていいし。版権の問題でテトリスは多分バーチャルコンソールには来ないだろうし。
これを書いたら、なんとなく気持ちが決まった。
ゲームボーイ、ゲームボーイカラー、ゲームボーイライト、ゲームボーイミクロは売る。
うまくいけば5ケタ。うまくいかなくても4ケタ後半で売れたらいいなあ。
コレクションを売る
ゲームボーイ初代、ゲームボーイカラー、ゲームボーイライト各一台。
ゲームボーイミクロの箱説なし2台
ゲームボーイカメラ北米版と、ゲームボーイプリンタ(ロール紙付き)
ゲームボーイミクロのケーブル
ワイヤレスの通信アダプタがミクロ用2つ、GBA用4つあるのはなぜだ(全部箱説なし)。
それから、ゲームキューブ用のGBA接続ケーブルがなぜか、新品が3本…?箱入り。
任天堂プラチナ会員の景品
リモコン型のテレビリモコン
金のハンドルアタッチメント
マリオのTシャツ(未開封)。
初代ゲームボーイ用かな?の電源ケーブル
GBA初代用のACアダプタ変換キット(電池が入るところにはめるやつ)。
初代ゲームボーイ用ヘッドフォン…?こんなのあったっけ(箱入り)。
ゲームボーイSP用ヘッドフォンアダプタ(ヘッドフォンがケーブル端子にくっつくもの)。
ゲームボーイSP用ソフトスイッチャー(ソフトを3つ差しておいて、切り替えて遊べる)。
ゲームボーイミクロ用フェイスプレート、全面プロテクトカバー、保護フィルム…?えー。
ポケモンミニ、1台は北米版のチコリータグリーンだ。2台はブルー。
テトリスミニ、ピンボール、ポケモンパーティ、パズルにカード大作戦、そだてやさん。確か1つは手に入らないソフトがあったっけ…
どさくさに紛れてデジモンまで出てきた。デジモンのこれなんていうんだっけ。ペンデュラム?それとワンダースワンと通信するアダプタ。
このあたりまでは売ってもいいな…。
カゴに拭きながら放り込んだ。
ゲームボーイミクロの箱説あり、付属ポーチありのシルバーは、メルカリに出したほうが高く売れると夫が言うのでそうすることに。
相場は大体15000円ぐらいらしい。ってえー?私新品を9800円ぐらいで買ったよ?(発売当時は不人気機種だった)。
ブルーとパープルはさんざん使ったし、たしかブルーは中古で4800円ぐらいでどこかのゲーム屋で投げ売りだったのを買った。もしかしたら3900円ぐらいだったかもしれない…というのに。
まあ、ゲームボーイミクロは画面がとてもきれいだし、ミニチュア的なかわいさがあるからねえ…。好きな人は好きだと思う。
GBAはソフトも豊富だし、面白いゲームがいっぱいあるからね…。
眺めていると売りたくなくなってくるので、さっさとまとめた。
私のゲーム歴は長いが、今までソフトもハードもほとんど売ったことがない。売るつもりもなかったので、大体の物は箱とかとっておかない。でもゲームボーイミクロのだけはとっておいたのはなぜなんだろう、当時の自分、グッジョブだ。
私が、ゲームボーイミクロを売る理由は、ああ、言いたくないが、老眼だ。
そろそろ、その気配がする。今ははっきり見えるけど、近いうちに多分小さすぎてみるのが嫌になると思うんだな、2インチ液晶。
ここはやっぱり、老眼にふさわしく、大画面で遊ぼうと思う。
それに、いまそんな値段で売れるとしてだ。あと10年たったら、そんな値段ついていないかもしれないし、動くかどうか…あ、でも任天堂の機械だしなあ…多分動くけど、そっちではなくて、私がこんなものを売りに出すというような面倒なことをやる気力が減っているような気がする。
駿河屋に見積もりに出した。
多分これを見積もる人には「マニアだ…」と思われそうな品ぞろえだ。自分でもこんなにあると思わなかった。
一応ゲームボーイアドバンスSP3台と、ゲームボーイ接続ケーブル1本、ゲームボーイキューブとGBA接続ケーブルは4本か5本はまだ残っているから、遊ぶには困らないし、こんなものでしょう…。
見積もりには1週間かかるということで、家に帰ってきたら、なんだか、売らなきゃよかったかも…と、遊んだ時の思い出がいっぱいよみがえってきた。甥とポケモン交換にいそしんだゲームボーイカラー。ドラクエ3に何時間かけたか…。
ゲームボーイはテトリス。電池を使い倒すので、もったいないからと充電ケーブル買ったんだよね…。
そういや、途中からスーファミでゲームボーイプレイヤーを使って遊んで。
ゲームボーイミクロ…。かわいい機械なんだよな…確かに高く売れるけど、あれでテイルズオブファンタジアとか、スーパーマリオボールとか、ポケモンとか…一体何時間遊んだろう。
はあ…コレクション売るのって、なんだかこう…落ち込むというか、さびしくなるというか…。
お年寄りが、終活とかいって、コレクションの処理を考えるというけれども、売るとか考えずに持っていた方が楽しいかもしれないな、と思った。それを眺めて気分よくすごせるなら、コレクションのことがわからなくなるまでは…。
私は頑張って気力をだして、若いうちにある程度まとめておこう。雑多なものを売って、少数を残す感じで。
ま、ゲーム機は売れるだけマシか。需要があるうちに売るのも大事。
夫は大量のかごの中身を見て、「いやー、悪いけど何がいいのかさっぱり…」だって。
ちなみに、私のゲームボーイミクロのシルバー箱説付きは、メルカリに15000円で出してみたら、3分で売れてしまった。しまった、もっと高く売れたのかも(笑)。ACアダプタと専用ポーチは箱の中に入ったまま(ほかのACアダプタがあったから)だったし、コレクターに売れたのかもしれない。大事にしてもらってね…。
ソフトは残しておいて、読み込んでテレビに映して遊べる互換機買おうかな!20000円ぐらいする機械なので、高いから躊躇していたのだけれど、ミクロが15000円で売れたし…。残りも多分5000円ぐらいにはなるだろうから。
コレクションを売ったさびしさを、新しいマシンを買って埋める。
うーん…これはちょっと、断捨離としては微妙か。
コレクション売却総額は…
ちなみに昨日早速売ったゲームボーイミクロの箱説ポーチと電源ケーブル付き美品は15000円でメルカリで3分間で売れてしまった。
早!多分、値段設定的にはもうちょっと高くてもよかったのかも。
残りは駿河屋で売った。
箱説なしでACアダプタも1つしかないミクロ(もう1つのACアダプタはどうしたんだろう)2つは、4300円と3940円で売れた。
ゲームボーイ初代は裏側が相当変色していたのに2600円、ゲームボーイカラーのキティちゃんのは2800円、そしてゲームボーイライトも2800円。意外に高いな…。2003年とか2004年に500円で買ったゲームボーイライトなのに…。ゲームボーイ初代は500円ぐらいだったかなあ…。キティちゃんのは2000円ぐらい出したはずだ(90年代に買ってる)。
キティちゃんは割ときれいだったが、ライトはもう、いかにも中古品ですね!という感じだったのに、いい値段だった。
意外に高かったのはポケモンミニ本体の説明書とソフト1本付き、1400円。ポケモンミニのソフトは箱ナシ説明付きが多かったのだけれど、それがどうも1つ、高いのが混じっていて1400円(多分、そだてやさんか、トゲピ―の大冒険のどちらか)。ショックテトリス400円、パズルコレクション2が300円、ポケモンピンボール200円。
ポケットプリンター350円、紙2ロール100円。カメラは北米版だったのに日本語版と同じ値付けだったがめんどうなのでそのままに。10円。
ゲームキューブ用のGBAケーブルは新品箱入りでも150円ぐらい。
なぜか同じのが3本あったはずなのに1本だけ80円、謎だ。
ゲームボーイSPのゲームを3本差しておいて選べるゲームボーイセレクタ、500円。高かった。
あとはまとめて1つ10円13個で130円とか、ひどいのは4つで20円とか。
まあ…そんなものだろう。5円10円買取りは、お店側のサービスだ。メルカリで売る手間を省けば、こんなものと思うしかない。
クラブニンテンドーの景品は、新品テレビリモコン100円。むきだしで箱説なしのゴールデンハンドルは50円。
そして1つだけ、「えっ」ってなったのが、デジモンディーアーク。750円!マジで?いったいいくらで売る予定なんだろう。
ちなみに、確か私はこのディーアークを250円だか、300円だかで中古屋さんで買ったんだよね。うーん。もっといっぱい箱に山になってたのに…まあ、でもディーアークは色というか、バージョンで人気のあるなしがあるからなあ。きっと人気のバージョンだったのであろう。(これは、ワンダースワンのゲームと通信したかったので買った)
そんなわけで合計額はいろいろあったけれどメルカリが15000円、駿河屋が22850円で合計37850円。
うーん、案外あったなあ。駿河屋でゲームキューブを1000円で(本体とACアダプタのみ)買ってきた。これはゲームボーイプレイヤー予備機として活躍の予定。まあ、ゲームキューブはあんまり壊れない機械だけど、内臓電池交換とかにも挑戦したいし、1000円なら、アマゾンで中古買うより安いし、AVケーブルとコントローラは家に予備もあるのでいらないから、このぐらいの値段で買えるならいいや。
よし!この分で、リビングのモニタの足を油圧式かなにかのアーム式に取り換えに決定。
他に売れるものがないか、と思ったら、ポケモンミニがもう1台と、ポケモンミニソフト(箱説ナシ)が3種類も出てきた。
あとはワンダースワンの本体とソフト。うううむ。これは、あんまり高くなさそうだなあ。
ポケモンミニは久しぶりに遊ぼう。ちょっとかわいいし。ワンダースワンはグンペイとスリザーリンクがもうDSに出たからいらないよなあ…。もうちょっと考えよう。全部売っても1000円とかだろうと思うと、イマイチ労力出す気にならない。
真っ白のエプロン
電車の駅から、用のある場所まで歩くのはわかるのだけれど、あんまり寄り道したことはなく、いつもまっすぐ帰っていたので、ほとんど知らない街。
あんまりにもいい天気だったので、ちょっと、駅の反対側へ行ってみた。
アーケードの商店街がある。古そうだ…。
こういう商店街には、おいしい漬物屋さんとか、和菓子屋さんとかがあることが多いので、ちょっとプラプラすることに。
手編みの帽子を売っている店がある。
それと、結納用品と書道用品を売っているお店が…。うーん。こういうものにまだ需要があるんだな、すごい。
タバコ屋さん。スーパー、コンビニでタバコが買える昨今、タバコ屋さんはちょっと珍しい。昔はもっとあった気がするけどねえ。
…と、その店先に、ワゴンが出ていた。
ワゴンの上のもの、全部100円、と段ボールに字が書いてある。つまり100均だな。
ふむ…台所用スポンジ。これはわかる。大体100円もあれば買える。
ミニサイズみたいに見える手袋「大人用です、のびます」…ってあー。そういうのあったね!なんか最近みないぞ、なつかしい。アクリルとポリエステルの混紡だ。
これ本名なんて言うんだっけ卓上ほうき。やたら手の込んだ、上等のやつだ。これは、絶対100円じゃない。これは私が子供の頃のことを思い出すとするならば、荒物屋さんで奥さんが出してくれる「手帚」だ。1000円じゃだめかもしれない。職人さんの作品っぽいにおい。
なんだか、ありえない値段だ。100円では絶対買えない。見回すと、確かにかなりやけくその値段付けだ。
昔の…まあ、今にもあるんだろうけど、本格的ブリキの特大、3.5リットル入る湯たんぽ。うーわー。これ高いはずだよ!100円て、本当なの?
その横に、いい感じのフランネルキルティングの湯たんぽ袋が…。ドーナッツ状プラスチック湯たんぽはお気に入りだが、袋はあってもいいな…今1枚しかないし、洗えたらいいよね。
透明の袋に入った、布製品。これは…あ、エプロンだ。
真っ白で、裾の方がちょっと、コットンレースが縫い付けてある。
こんな真っ白なエプロン、しばらく見ていない。目の詰まったコットン(多分。半分ぐらいポリエステルかも)で、青みがかった白さ。こういう感じのものは、学校の給食のエプロンにはあっても、最近してる人みたことない。
でも、私が子供の頃、かっぽう着と言えばこれで、着物を着ている人はそういうのを着ていたなあ。
お正月の母とか、近所の、友達のお母さんにいつも着物を着ている人がいて(今考えるとすごい)、その人はこういう真っ白なのを着ていた。
祖母の腰から下に結ぶ「まえかけ」と言っていたが、つまりサロンエプロンも、確か真っ白だった。
そういや、昭和の頃はこういう「真っ白」なものが結構あったと思う。
枕カバー。これは、後ろをひもで結ぶようになっていて、なぜかそれも真っ白け。左右に共布のフリルが無駄についていた。
糊のきいた、真っ白のエプロン。学校の給食当番のではなくても、そういうのがあった。
真っ白のハンカチ。薄いコットンで、織りで線が表現してあったが、基本真っ白。父が持っていた。
ビニールコーティングの布のテーブルクロス。なぜかふちがレース。
生成りとかじゃない、本格的に真っ白で、そういや、「真っ白の物だけを洗うとき」というのがあった気が…。
多分漂白剤をいれて洗ったのだと思う。
ひもを結ぶ枕カバーは嫌いだった。
白い座布団カバーも、ちゃぶ台でご飯を食べるときがあると、まず汚れやすいし、まだ小さい時だったので食べこぼしも多くて、怒られるので嫌いだった。お正月にしか出てこない、金ぴかの座布団にこぼすよりましではあったが、もうちょっと汚れが目立たない色柄というものがあるだろう、と子供心に思っていたものだ。
【今でも売ってるんだね】真っ白の座布団カバー。
この端っこのなぞのヒダが、なんだか懐かしい。
懐かしいけど…。でも多分真っ白のエプロンは汚れも目立つし、シミが取れないと困るから使わない。
湯たんぽ袋は2枚あったので、両方買ってきてしまった。あのぴかぴかしたブリキの湯たんぽも引き取ってくるべきだっただろうか…。いや、湯たんぽ袋は使うけど多分湯たんぽはいらない。
2リットルで十分だ。
突然のタイムスリップのような、商店街だった。また行きたいな。
キラキラしない
八ミリ映写機や、夏祭りのこども映画会でもいい。
明かりを消し、暗い中、白いスクリーンに映像が浮かぶときの、あのわくわくした気持ち…。
まあ、お勉強の映像の場合はそこまでわくわくはしなかったが、それでも教室で先生の話を聞いているよりはずっと、「これから知らないことを見るのだ」という期待はあったように思う。
そして年月は経ち、私の家の南側の窓のカーテンの隙間からもれる、朝の光の中に、きらきらとホコリが…。
まあ、そういうものなのだと思っていたのだけれど、最近気が付いた。
そういえば、キラキラしない。
毎日掃除機をかけ、なんとなく、フロアモップ用に、床拭き用のウェットペーパーや、ぞうきんをくっつけて拭いておくとか、気が向いたら電子ピアノにのったホコリや、モニタの裏側についたほこりをそれっぽく拭いておけるようになったからだろうか。
11月末にカーテンも洗濯したしね…。
つまり…掃除の成果が出てるってことだ。年末掃除も実はやってないんだけど、去年、一昨年よりずっとずっと、ほこりが少ない。
これはなかなかに快挙なのだ。誰もほめてくれないから、自分で達成感を味わっておく。
正直毎日掃除しなくてもいいんじゃ…と思う日も結構ある。
でも…掃除機かけたら毎日ほこりが掃除機にたまるし、モップかけたら、フローリングワイパーの紙にはうす黒く汚れが付く。
電子ピアノは毎日毎日、ほこりがのる。液晶モニタの裏にも。
結局、ずーっとおいておいて、死ぬ気で掃除する羽目になって、疲れ果てるか、毎日15分頑張れるかの2択なのだ。
そしてずっと放置しておいてほこりだらけになった場合は、とてもじゃないが全部は取り切れない。
きらきらしなくなったまま、いきたい。
掃除したら絶対ホコリは減る。減るったら減る。
目にはそれほど見えなくても、やっぱり減るのだ。確かにそうなった。だから、記録にこうやって残しておく。
成果が出たというのがわからないと、掃除ってホント、やる気が出ないもんね。
丁寧でない暮らし
朝、起きたとき計量カップで作る紅茶。紅茶のティーバッグ1つにたいして、お湯は500ml、ひどいといえばひどい紅茶だ。
「丁寧な暮らし」?うん、聞いたことはある。
でも、意外と私はこういう紅茶に牛乳いれて、甘くして(ラカント愛用中)飲んでしまうのが好きだ。
ちなみにティーバッグはこれ、【BPLセイロンティーガーデンズ ピュアブラック 2g×100P】。アフィリエイトとかをやっているわけではないので、クリックしても別に誰が儲かるわけでもないのだけれども、これをおすすめしたい理由は、ティーバッグのタブのところに3-5分、と書いてある紅茶で、お湯をそそいでから、そのぐらい待って飲むと割とおいしいということ。
これは、黄色いティーバッグとか、赤白のパックの近所のスーパーの、よくあるブランドのを使うとすると、あんまりやらないほうがいい飲み方で、しぶくなったり、苦くなったり、ちょっと嫌な感じの味になりやすい。
子どもが小さいころは、「ままーーあ」と呼ばれたり、泣いたりしたときに息子のところへかけつけて、はっ!と気づくとものすごく濃くて苦くてぬるい紅茶がマグカップに出来ていたものだった。
でも、この紅茶だと、5分か、それ以上待ってしまっても、それほどいやな味がしない。
しょーがないな…と電子レンジであっためて飲めてしまう。
そりゃもちろん、ポットでいれた茶葉を使った本格…には負けているが、そういう問題じゃない。
ティーバッグ1つでたくさん作れて、5分(以上または気がついたとき)たったらティーバッグをどけて、常温ででもとっておき、午後になったら、電子レンジであっためて、牛乳いれて、甘くしたら、コンビニで買ってくるあったかいペットボトルの紅茶ぐらいにはおいしい…ということなのだ。
値段も450円以下だし、黄色いティーバッグのが100袋近所のスーパーで税込み427円だということを考えると、それほどは違わない。
ただ、レビューによると、この紅茶は小さいカップで、お湯を入れてすぐ!飲むとおいしくないらしい。これはやっぱり3分から5分は置くものなんだね。
ていねいでない暮らし。もうこれでいいな…と思うのだ。お金を2倍、時間を3倍かけて、気を付けて紅茶をいれたところで満足度は6倍にはならない。私はこういうものにこだわらないほうだし、とてもおいしい喫茶店に行って入れてもらった紅茶でも、わあ、おいしい…とは思っても、それにかかる金額のことを思うと、「そりゃ、そうだよね」という気分になる。
おまけにおいしい喫茶店はお菓子もおいしいのだ。お菓子と、雰囲気と、誰と行くか、そういうようなこともカウントする。
ああいうのは総合点評価なのだ。
となると、意外とこのティーバッグの点数は高いのではないだろうか。
こういうのを、簡便で簡素な暮らし、というのだ、きっと。
あー、えーと、言い方を変えよう。
「シンプルライフ」。
ほら、なんかいい感じになった。
女性のていねいな暮らしで、儲かるのは台所用品を売っている人と、ぜいたくな嗜好品を売っている人と、そういう雑誌を売っている人だからね。
普段着で、普段っぽいものを、簡単に、いい加減に楽ちんに。誰ももうからないけど、楽しい…ってことで。
こういう生活って、雑誌の記事にしたとき見栄えがしないだろうからね、誰も特集しないけど、でも…。
意外と、気分だけはこういう感じ(左絵)なんだけどね!(画像はフラゴナールの「エチュード」。ちなみにこのカードはアーモンドピークというチョコレートのおまけだった)
部屋で、暖かくして本を読む。割と優雅ではないだろうか。
あとは想像力で。
古いゲームボーイソフトを復活させる
これ…どうしようか。多分、私がゲームボーイソフトを遊ばない原因は、画面の大きさ。最近スイッチを買ってわかった。ちょこちょこっと遊ぶときには画面は小さくていい。でも、じっくり遊ぶときには、画面は大きいほうがいい。老眼ってさーあ!!!まあ、しょうがない。コレクションは20代の頃からしていたのだ。そのころと体の状態が変わってきているのは確かで、コレクションもそれにあわせていくしかないだろう。
…というわけで、リビングにこの前つないだゲームキューブにゲームボーイプレイヤースタートアップディスクをいれて、立ち上げてみた。多分今はこれが一番大画面で遊べる。2万円ぐらいだせば、ソフトを読み込んで、カートリッジは保存しておいて、大画面のHDMI接続で遊べる互換機もあるらしいけれども、ゲームボーイプレイヤーは家にあったからね。
アップスキャンコンバータを介してではあるけれども、ちゃんと家の42インチで遊べる。(遅延はパズルゲーム程度ならわからないぐらい)。使っているモニタは縦横の比が16:10なのだけれども、モニタの設定で「自動」にしておくと、入力される映像のタイプによって16:9に直してくれる。
そのあと、ゲームキューブ側のほうが左右に黒い帯を出して、4:3に合わせてくれるので、ゲームボーイ画面はちゃんと正方形に映る。
うーん…。電池が切れてるのが多い。あとは、多分だけど、10年ぐらい前に、ネットの記事を見て電池を力づくで引っぺがして、テープで電池を張り付けたようなのが結構出てきた。まだ動くけど、これ、もうちょっとなんとかならないかな。
電池がなくても遊べるもの、たとえば「カービィのピンボール」とか、「ヨッシーのクッキー」とかはいい。「四川省」とか、「ソルダム」とかも電池が入っていないカートリッジだった。
私が持っているものの中では案外レアなのが、「モンスターメーカーI」「モンスターメーカーII」「ONI」のIからV全部…とかそのあたりで、このあたりが電池切れ。
ネットを調べてみると、この前参考にしたのと同じようなやりかたの、金具だけ残して電池を力づくで取り外して、新しい電池を挟んでテープで留めるほかにも、電池の取り換えがしやすいように、【電池ソケットを付けて、その代わりに小さめの電池が入るようにする、という改造をしているブログ】が…。
うわあ、おもしろそーうーーー!!
そう…わたしは【ピンボールコントローラ自作】とかをやっているうちに、はんだ付けが最近出来るようになったのだ。これも、なんとなく出来そうな気がする!!
まあ…ソフトが使えなくなったら、もうあきらめてしまえばいいだけの話なのだ。電池を力づくで引っぺがして、基盤のパターンが微妙になった時点で、すでに売れる状態ではないもので、自分で使えればいいだけのコレクションになっているのだから。
ONIシリーズは名作だと思う。モンスターメーカーも流行った当時は好きだった人は好きなキャラものゲーだったし、私は楽しんだけど…だめになったら、もうあきらめがつく。【CR1220用の電池ソケット】と、ボタン電池を購入して、やってみることに。
商品がつくまでの間に、ゲームボーイのカートリッジを開けて、古い電池をはがすことにした。
はんだを吸い取る時に使う道具、「はんだ吸い取り線」というのがいる。これは近所のホームセンターでゲット。
換気扇をかけて、匂いよけにマスクまでして、はんだごてで、はんだ部分に吸い取り線をあてて、はんだごてを当てたら吸い取られるはず…だったんだけど、吸い取り線がはんだ部分にくっつく。
うーん、うまくいかないぞ?
これもネットで検索。
多分、温度が足りない?こういう作業をするときは、普段より熱量が出るはんだごてで溶かすのが常道らしい。
うちにははんだごては1つしかないからなあ…。もしかして、と思って温度を上げて、先が細いこてなのだけれど、ちょっと倒すように持って、接触する面積を増やしたらうまく溶けて吸い取れるようになった。
注意点は、ゲームボーイのカートリッジをあけたら、プラスチックの外側と、基盤部分はわけて、作業すること。
カートリッジの半分に、基盤がのっているままで作業したら、プラ部分がはんだごてと接触してちょっと溶けた。
カービィのピンボールはハイスコア保存のため、電池が入っている。こういう、「どっちでもいいもの」とか、「バーチャルコンソールで持っているからいいや」というものから作業を始めた。10個ぐらいやったら、コツがつかめてきて、電池の金具を取り外すのはうまくなったと思う。
電池と、ソケットが到着したら、今度は電池取り付けだね。ちょっと楽しみ。
ゲームをやるより、こういう作業が楽しい感じがする。
やったことないことで、役に立ちそうなことをやる…というのがうれしいんだな、これは。
本当は最初は、ずっと置いておいた古いゲームを遊んでレポートとか書こうと思っていたのに、全然違う方向へ着地して終わった。
まあ、これも一種のレトロゲーの楽しみ方ってことで。
ヨッシーのクッキー
ヨッシーのクッキーというのは、任天堂のパズルゲームで、ファミコンと、ゲームボーイと、スーパーファミコンと…といろいろに出ているが、私的には、長く遊んでいる割にはうまくならないソフトだ。
ゲームキューブの「ニンテンドーパズルコレクション」に、パネルでポン、ドクターマリオ、それからこのヨッシーのクッキーが入っているのが最後の発売だと思う。
私が昔最初にかったのは、落書きだか、シールだかのくっついた中古のファミコンソフト、そのあと、スーパーファミコンを買ったときに、ゲームボーイ版をスーパーゲームボーイで遊んでいたのが一番長いはず。「うまくならない」とはいっても、これはある程度…大体6割ぐらいまでなら、テクニックはあまりなくてもどうにかクリアできるソフト。
テクニックが身につくと、ぐんと上達が実感できるパネポンや、ドクターマリオと違って、ボタンを押す速さとひらめきだけでかなりのところまでいけてしまうので、「テクニックって、あるの?」となりやすいソフトではある。
故に人気がないのか、ドクターマリオとパネポンはバーチャルコンソールにもあるのに、なぜか、【ヨッシーのクッキー】 は、今見たらない。(2013年ぐらいまではWiiにあったようだが今WiiUのバーチャルコンソールにはないらしい)。
私はこれのクローンと言われるそっくりソフト、(ただし、白黒ではなくて、ゲームボーイカラー)「ハローキティのビーズ工房」も持っている。ちなみにそっくり、といわれるが、実はちょっと違って、ハローキティの方は、枠内のマスが全部埋まってしまっても、その後から動かして消せるので、ちょっと簡単になっている。多分、ハローキティのビーズ工房は、小さい女の子向けなのでパズルが簡単なのだろうね。
バーチャルコンソールがないと言われると何となく気になって、ゲーム屋さんを見に行ったらパネポンとドクターマリオが2本セットのゲームボーイアドバンスソフトが。うーん、ヨッシーは仲間外れ?
WiiU、3DSにもパネポンとドクターマリオはあるのに、なぜ…?
ネットには面白い情報もあるもので、どうも、パネポンとドクターマリオは任天堂が独自に開発したみたいなのだけれども、ヨッシーのクッキーはどうも、原案は別の人がいたらしい。(ヨッシーのクッキーのファミコンソフトとかGBソフトとかにはちゃんとクレジットされているらしい)…ってことは多分だけど、これは権利関係だな…。こういうのって、何年間とか、時間を区切って買うとかもあるだろうしね。任天堂に売り切りにしなかったんだろうな、原案者は。
そのあたり、整理されて、スイッチで遊べるようになるといいなあ…。それまでは、私のゲームボーイソフトは現役ってことで。
必死になってクッキーを入れ替えたけど、真ん中ぐらいまでしか遊べなかった。
昔は8面とかまではいけたんだけどなあ。当時はこればっかりやってた時期があったからね…。
息子は、「えー?」みたいな反応。パズルは面白くなるまでにちょっとかかるからね。
夫は、「なぜ、ゲームボーイ版?ゲームキューブのがあるんでしょう?」となっていたが、なんとなくこう、昔やっていたこの、懐かしいのがいいのよ!
いまだに、ATARI2600とかがいい人がいたり、NEOGEOがやりたかったりする人がいるのと同じ。
こういう話が出来る人がほかにいたらいいのになあ。
ま、そんなわけでブログに書いておくのでした。
のびる手袋
滅多に行かない街の、タバコ屋さんの前のワゴンセールで買ってきた手袋がこれ。
大きさは幼稚園の子供の手袋ぐらいしかない。
でも、この手袋、大人がはめても大丈夫なぐらいのびるのだ。
いつ頃流行ったかなあ…。息子に見せたら、最初は「なぜそんな小さい手袋を?」という顔だったが、息子にはめさせ、もう片方を私がはめて見せたら、「おおお!」という顔になったので満足だ。
これはなんていうか、手品みたいなものなのだよね、最初の1回のインパクトが大きい。
小さく作ることの利点は、多分ポケットに入れたときかさばらない、ということなのだと思うが、そういえば、最近見ないので、「懐かしいグッズ」としてブログの記事にしておくことにした。
そして、面白いのがこの商品名!「Star Pilot Magic」。スター、パイロット、マジックですよ!!この商品名から「毛糸の手袋」を想像できる人は多分いない。宇宙飛行士が使うようなハイテクで、まるで魔法のようでしょう、と言いたかったのだと思う。
息子は今朝、スターパイロットマジックをはめて、出かけて行った。うんうん。
これは多分、小さくしておく意義がイマイチ感じられないため、わざわざこういう伸縮性のあるものを作らなくても、ふつうのでいいや…ということで廃れたんだろうなあ。
やっぱり、もういっこ(赤いのもあった)買っておくべきだったか?同年代の人に見せたら、「うわあ、なつかしい!」と話題になっていいかもしれない。
年末のいろいろ
これは、確かに昭和の時代なら、やっておかなくてはならないことだった。
お店は大晦日と、三が日ぐらいは休みになってしまうものだったからだ。
ミカンは、箱で買っておくものであったし、お餅はつまり、少なくとも27日ぐらいについて、年末、年始の、一週間ぐらいは食べられる量、ストックしておくものだった。おせち料理はどーーっさり用意しておくものだったし、ハムや、カマボコや、チーズや、ちょっとしたおつまみになりそうなものはお酒を飲むお客さんに出すので、普段と違うものを冷蔵庫にいれておかなくてはならなかった。
なにもかも、30日までに用意しておかないと、コンビニなんかなかったし、スーパーによっては30日から休み、というところだってあったぐらいだ。ともかくたくさん、必ず足りるように…と、うちの母親はどっちかというと多すぎでは…という感じに買っていた。
私も、おせち料理の作り方は一応知ってはいる。でも、夫と息子には、田作り、数の子、黒豆、なます…とか考えると、栗きんとんはともかく、他のものはそれほど喜ばれない。伊達巻でさえ、「食べないでもない」ぐらいだろう。お煮しめは、多分かなり余るしなあ。手間をかけ、時間をかけ、材料費をかけて不人気な料理を作る気にはならないんだよねえ。
一応、息子に、伝統とか、文化とか…というのも見せたいので、おせち料理は買う。31日にお店に受け取りに行く。
おせちを作らない。お餅は袋入りで長持ち確定。そしてお店は31日まで開いていて、3日まで休むスーパーもないではないが、1日から営業します、というスーパーもある。おまけにコンビニはずっとあいている。ちょっとぐらい、ないものがあっても心配ないのだ。
それでも普段は食べないようなカタマリのハムなんかつい、買っちゃったり(お正月に消費しなかったらあとで切って炒め物にいれちゃえばいいのだ)、年末に食べるお蕎麦だって生めんを買ったりして、気が付いたら冷蔵庫がいっぱいだ。
ヨーグルトとかも必要ないのにもう1パック買ったり。ミカンも箱ではかわなかったが、まだ家に3つぐらいあるのに1袋買ってきちゃったり、普段は買わない大袋入りのお菓子なんかも買ったりして。
別に、昨日と、今日と、明日と…となんの変化もなくつながっている日常のはずなのに、やっぱりちょっと違ってしまう、それがお正月。せっかく買い物したから、1月3日位まで家から出ずに過ごすというのはどうだろうか。
気を付けて買いすぎないようにしないと、今月分の予算がぎりぎりだ。
その分、来月の予算が浮く、というのもあるけど(確か去年はそうなった)。
しみじみと、考えること
その人は、古い友人なのだけれども、今は外国に移住した人で、会う機会がものすごく少ない。今はSNSなどで連絡を取れる時代ではあるのだが、かなり長く会っていないので、チャットなんかをしていても、共通の話題が少ない。
それが何だかさびしくて、私の方から「こういうの書いてて」とこのブログのことを教えた。
ちょっと照れくさいとはいえ、つまりお互いの10代、20代を知っているから、たとえば結婚前のことだとか、付き合っていた人のことだとか、通っていた学校のことまで知っているとなれば、もう何がばれたところで今更…という感じで、今私が考えていることなどを知ってもらうには、いいアイディアではないか、と思ったのだ。
彼女は、自分の力で夢をかなえてきた人で、いつもすごいな、と思っていた。
その彼女が、一度チャットをしたときに言っていた。
「もう、何でも出来るわ、なんて思わなくなったわね」と。
実のところ、自力で夢をかなえるなんて考えたことも感じたこともないことだった。
私はどちらかと言えば、なんとなく…その時に目の前にあったことをこなしてきただけ、といったような感じの人生を送ってきている。試験を受けたら合格しそうな学校を選んで入り、就職はいくつも受けては断られて、内定をくれたところになんとなく入り、プロポーズしてくれた人に「こんなチャンス、もうないかも」と思って結婚して、身の回りの条件がなんとか整ったところで妊娠して、子育てをとりあえずしてきたら今になった…という感じなのだ。
自分がやりたいことを決めて、その目標に向かって、自分が今何をしなくてはならないのか、というようなことを考えてきた彼女とはそういうところが違う。だからこそ、彼女はすごいな、といつも思っていたわけだからね…。
でも、最近、なんとなくわかってきた。かなり消極的なわかりかたではあるけれども、実感がある。
それは、ゲーム。
私は、ゲームをコレクションしてきた。
「いつか、時間が出来たら遊ぼう」と思っていたものもある。昔に遊んだものが違う筐体に移植されたのとかも、「あれは楽しかったな、また遊べるといいなあ」と思って、時間がない時も、体力がない時も、買ってきたものがある。
それと同じで手芸の材料とかも、結構買っている。
「いつか、時間が出来たら」
「また、こういうことをやりたくなる機会もあるだろうから」
とかそういう感じ。すると、たまっていくんだな…。
多分だけど、私の手芸材料で出来るかもしれない手作り品の量と、遊んでいないがたまっているゲーム全部をクリアする時間を考えると、多分私はもう、新しいゲームを買わなくていいぐらい持っていると思う。
新しいゲーム機で発売されるゲームを遊ぼうと思ったら、古いのはもう、一回軽くクリアしたら捨てるぐらいのことをしないと、ゲームがあまり買えなかった時のように、全要素遊びまくって、周回プレイとかやっていたら多分時間が足りない。
なるほど…もう、「どれでも遊べる」じゃなくなってるんだね。
そう思ったとき、彼女の言葉が思い出されて、「あー。なるほどー」と思ったのだった。
ゲームボーイのゲームをなるべくクリアしたら、次は3DSのダウンロード版のバーチャルコンソールとか、移植版だ。
バーチャルコンソールとか、移植版はタッチパネルを使わなくて、ボタンで遊べるものもあるから、外部出力を考えてもいいかもな…。
厳選!移植ゲーか…。
ファイナルファンタジーと、ドラクエかなあ。あとはロマサガ…。
シレンとか、トルネコとかもあるしなあ…。
ちなみに、スイッチに出るというので楽しみにしていたチョコボの不思議なダンジョンは、どうも発売延期になったみたいだ。
シレンは難しくて挫折したこともあるし(シレンのゲームボーイ版)、シレンはあきらめるかな…。
電池入れ替えたONIシリーズも一度はやりたいし…(まだ電池のソケットが届いていない)。
ヨッシーのクッキーはふっと気づくと1時間ぐらいやっちゃってるしな。
やっぱり、「やりそうなの」と「もってるだけ」のは、区別をつけて、整理しよう。
そして、違うゲーム機で持っている同じゲームもまとめようか…。こういう時に、図書館みたいに、「本の寄付を受け付けます」のような、ゲームの寄付を受け付けるのとかがあればいいのにねえ。
20代の頃は、「始めさえすれば、いつでもゲームの1本ぐらい遊べる」と思っていたものだけれども、やっぱり趣味というのは、厳選して選んでいく時期に来ているのだろうと思う。
図書館の本を手当たり次第に読めた10代の頃…。
暇つぶしに、レンタルビデオ屋さんの床の箱のなかから1本100円のビデオをテキトーにつかみ出して帰って、友達と批評しながら見た夜。ひたすら、暇だった。
でも、今は。
そうだね。やっぱり本も、映画も、選ぶことになるんだと思う。そして、ゲームも。
厳選。新しいものを遊ぼうと思ったら、古いのは遊ぶ時間、ないもんね。
古いものを遊ぶなら、新しいものは遊べない。悩むところだ。
*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…
今年一年、お世話になりました。来年もよろしくお願いします。
うちのブログは、年末年始も、淡々と毎日更新です。