腕時計の電池を替えるのに挑戦
私の使っている時計は、カシオのスタンダード、LQ-139BMVという種類のもので、実売価格は大体千円。(画像はカシオの公式サイトのをお借りしています)。軽くて、見やすくて、正確で安いので、これと、それから文字盤が数字になったのとをもう1つ、それから枠が白いのを持っていて、夏には白いのを、夏以外には黒いのをはめている。
ちなみに文字盤が数字になったのは、息子が友達の家に遊びに行くときにつけさせたりとか、模擬テストを受けに行くときに持って行ったりとか…ということが多いので半ば息子の持ち物ということになっている。
正直高級感はないが、どうせ高いものを買ってもうっかり洗濯したり、海外旅行先で落としちゃったりするので、こういうので十分だ。つけているのを忘れそうなぐらい軽いのもうれしい。金属バンドの高い時計とか、機能がどっさりついた大きい時計とかもあったりするのだけれども、夕方疲れてくると、なんだかはめているのが嫌になってくる。これは20代の時には全く起きなかった現象だ。
この時計、実は、普通は黒いのしかない。時計の枠が白いものは「並行輸入品」なのだ。ちなみに大体2000円以上するんだな…。時計の枠と文字盤が両方黒いのとか、文字盤の色が水色なのとか、ネットを見ていると何種類かある。夏には、白っぽいのがいいな、と思ってわざわざ並行輸入品をゲットしたわけだ。
この時計、さすがカシオで壊れたのを見たことはないが、問題は電池切れ。電池交換は、近所の時計屋さんで大体千円。セール価格の時に行っても500円。時計が千円か、二千円で電池交換が千円ではなあ…でも、白いのは手に入れるのが面倒だし…と思っているうちに、ついに白いほうの電池が切れた。
電池交換に挑戦してみることにした。こういうのは高い時計とか、10気圧防水のとかが難しいらしいが、こういう格安タイプのは難しくないらしい。
時計のフタをあける工具もあるらしいが、私は小さいマイナスドライバーを利用した。
隙間にいれてこじあける。
パカっと外れた。時計の電池は、マクセルの時計用電池。逆輸入で5つ400円ぐらいだった。
時計の電池を取り換えるサイトを見ていると、この小さいボタン電池、上と下を普通に指でつまんでしまうと、ショートして使えなくなる…とか書いてある。えーーー。
一応、台所にあるナイロン手袋をはめてみた。
電池を念のため、プラスチックの精密ピンセットの先を使って外してから、新しい電池をいれる。
入りにくかったので最初に撮った写真を見て、どこから入れたらいいかしばらく試行錯誤しているうちに入った。
手袋をしていたとはいえ、普通につまんじゃったし、電池を時計に乗せて、押してみたりしたので、どこかの部品から電気が通ったりしちゃったのかどうか全然不明だ。
そのあと写真を見たりするときに、iPhoneの画面を手袋をはめたほうの手で操作しても操作できたってことは、多分この手袋は絶縁してないな…。というわけで、ショートして使えなくなる説はよくわからなかった。
裏ブタがはめにくいことがある、と書いてあったけれども(時計を閉めるのに使う機械があるらしい)、何のことはない、ぎゅっと押さえると、ぱくん、と普通にはまった。パッキン交換まではしなかったけど、しばらくは大丈夫だろう。
思ったより簡単だったし、安かったし、ばっちりだった。
もう2年、使えるってことだね!