今更?USB音楽プレイヤー
何年前だったか…4、5年前に、父に渡した音楽プレイヤーがこれ、MP330。
胆石の手術をするのに入院したときの暇つぶしにということで、私がもっていた落語とか朗読とかをいれて渡した。ついでにヘッドフォンをつないでおけば、それをアンテナ代わりにFMラジオまで聞けるという優れもの。
【トランセンドのMP330】は、iPodだの、ウォークマンだの…といった製品とは違うが、音声も録音出来たり、再生速度も変えられて、パソコンにUSBでつなげばファイル転送も簡単、音楽ファイルだけでなく、ただのUSBメモリとしても使えるという便利な代物だ。
お値段は3000円台。ファイル形式はMP3、WAV、WMAにしか対応していないのがちょっと旧式だが、必要十分。
父は年の割にはパソコンが使えるので、ファイルの持ち運びや、小型の持ち出しラジオとして便利に使っているらしい。
こういう「ちょっと旧式で単純」で、機能がわかりやすいものはいいなあ、と思う。
ipod shuffleで、いつも面倒なプレイヤーリスト再生をしていると、ふと、確かあの音楽プレイヤーはフォルダごとに再生っていうのがあったな…と思い出したのだが、私が持っていたはずのMP330はどこに行ったか不明だ。
ううう。かなり長い間見ていない。下手をするとアメリカに置いてきたかもしれない…ぐらいのことだ(2年前)。
多分これはアメリカに行ったときに、日本に置いていくパソコンのデータのうち、これだけはほしい…と思ったものを持っていくのに使った…かもしれない、という気がうっすらする。
データをいれた順番に再生するプレイヤーを何か買おう、と思った。これと別に同じプレイヤーじゃなくてもいい。いまのiTunesは音声データをデフォルトでAACで作成するので、AACデータに対応したのにしよう、と思った。
思ったんだけど、ぱっと決められない。
値段と、ほしい機能と、端末のサイズがかみ合わないのだ。
あんまり大きい画面なんかいらないんだけど、「操作しやすい大画面」のものが多い。(消しゴムぐらいしかない液晶だけど、大画面なのね)
動画再生機能もいらないなあ…。
大体、安い音楽プレイヤーは注意事項が多すぎる。「AAC対応」とかいてあるのに、「AACはブルートゥースでは再生できません」という注意書きはどうなのよ?MP3とWAVが再生出来るのになぜ?仕組みが不明だ…。
横4センチしかない液晶で、電子ブックなんか読まないって。TXT形式なら読めます、ってなんか無駄だ。
3000円台の音楽プレイヤーをアマゾンで比較しているうちに2時間ぐらい経ってしまった。
画面が大きいプレイヤーは壊れ物っぽく扱わないとダメだし、画面がいるような、たとえば動画視聴とか、電子ブックとかの場合はもっと画面が大きいもののほうがいいし、乱暴に扱っても壊れなさそうなのというとこの形のかなあ、やっぱり。
ま…。同じのでいいか。
これと同じのを売らなくなったら、また考えよう。そう思ってこのMP330を注文してしまった。
ちなみに、決め手は、充電がUSB直差しなところ。ケーブルなしなのがいい。
しかし、音楽プレイヤーって結構値段が下がっている。4000円ぐらいで買える、結構いい感じのプレイヤーがあるのに、ソニーのは似たような機能で14000円とか。そりゃ…音はいいとか、そういうことなんだろうけど、私の耳なら4000円で十分だ。
色はちなみに、ピンクにした。電気製品の常というか、ピンクのだけ、ちょっと安かった。
男性はピンクを買わない人が多いからなあ。黒、白、シルバーは多分無難な線なんだけど、安くて色がピンクなだけなら、私にとっては全然OKだ。
注文してからちょっと思った。
気を付けないとな…。前に使ったことのある製品しか使えないというのはまずい。こういうものはどんどん新しいものが出るんだから。脳みそ停滞というかガラケーしか使えない、スマホは無理だと言っているようなタイプのひとにはなりたくない。
次回、こういうものを買うときはもうちょっと新式のにしよう。